RICOH GR II
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年6月16日撮影)
「なんて画になる方なんでしょ」
昨日、心斎橋の"W cafe"で開催されました『GR meet』の大阪会場へ行ってきました。
早いうちから驚きの「満員御礼」、GRの人気ぶりに混じってきた様子を載せておきます。
RICOH GR II
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年6月16日撮影)
「なんて画になる方なんでしょ」
昨日、心斎橋の"W cafe"で開催されました『GR meet』の大阪会場へ行ってきました。
早いうちから驚きの「満員御礼」、GRの人気ぶりに混じってきた様子を載せておきます。
SIGMA 105mm F1.4 DG HSM | Art with Canon EOS 6D mark II
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年6月6日撮影)
カーラジオで「梅雨に入った」と聴いたのは一昨日、奈良の山奥へ撮影に向かっているときでした。
朝一番から土砂降りでしたので、この日はほぼ天気予報どおりの展開です。
こんな日に撮影へ出かけるなんて"どうかしてる"と思われがちですが、この時期の風景写真家なら撮影意欲がグッと増すはず。
まぁ、僕もそのうちのひとりなんですけどね。
こんな日に試撮するのもアレなんですが.....
いきなり「BOKEH-MASTER」という素敵な愛称を与えられた SIGMA 105mm F1.4 DG HSM | Art の出番です。
SIGMA 105mm F1.4 DG HSM | Art(2018年6月14日発売予定)
キヤノン用:https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/28941
ニコン用:https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/28942
シグマ用:https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/28943
現物を手にしたのはもちろん、目にしたのも試用日前日。
どん!と開いた大口径(105mm径!)がこのレンズの特徴であり、ある意味での"美"でしょう。
驚きの12群17枚のレンズ構成による質量1,645g、レンズにカメラボディをくっ付けたかのような容姿。
ところが手にすると意外にしっくりくるのは、最近のSIGMAレンズに慣れたからなのかも知れません。
三脚座(TS-111)を外した後にはめる「Protective Cover(PT-21)」も同梱されていますので、手持ち撮影時は大いに活用できるかと思います。
ところが絞り開放で撮る際の激的なピン浅、現場でつい三脚を使いたくなるシチュエーションがめくるめくやってくるのですよ。
その圧倒的存在感を無視してでも気軽に使ってみたい気持ちがあって、今回は全て手持ちで撮影いたしました。
手持ち撮影だったのは他にも理由があるのですけどね.....
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary with SIGMA MOUNT CONVERTER MC-11 with SONY α7 II
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年5月30日撮影)
街の生活に溶け込む鉄道景。
若いころは至るところで見かけたもので、むしろ当たり前すぎて気にも留めなかった日常風景のひとつです。
日本列島各地、毛細血管のように伸びていた鉄道も、やがてモータリゼーションの煽りを喰らい減少。
現状がちょうど廃線(廃止)のピークではなかろうかと勝手に思っており、むしろこれから小規模の鉄道こそが脚光を浴びるのではないかと期待もしています。
毎年何かと理由つけて撮りに出かける滋賀県大津市。
ここに京阪(京阪電気鉄道)の大津線(京津線と石山坂本線の総称)が敷かれており、中心になる浜大津駅付近では、自動車と一緒に走行する「併用軌道」が今もなお残っています。
1997年までは京阪三条駅~蹴上駅~御陵駅間にもここと同じような併用軌道(路面電車)があり、現在の石山坂本線を走る同じ規格である2両編成の車輌がゴトゴト音をたて急坂の峠を行き来していました。
その併用軌道を含む地上路線が廃止され、京都市営地下鉄東西線が山科御陵駅まで開通。
同時に地下鉄乗り入れ用の大型4両編成車輌が新造された訳ですが、直通する京阪山科駅以東の京津線は浜大津駅まで従来のまま運行開始となりました。
これが1、2枚目の"車輌規格の大きい路面電車"が走ることになった.....という訳です。
以前は近鉄や名鉄にも併用軌道があって、大型の路面電車が自動車とともに走る光景が見られました。
記憶に新しいのは名鉄犬山線の犬山橋付近、ちょっと古いところで近鉄奈良線の油坂駅~近鉄奈良駅付近ですかねぇ。
こういったシーンでは望遠レンズを使いがちでして、中でも軽量コンパクトな SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary は重宝します↓
ちょうど SIGMA MOUNT CONVERTER MC-11 がやって来ましたので、チョイとお試しに選んだのがこの京津線でした。
このSIGMA MOUNT CONVERTER MC-11を使うことで、Canon FE-E マウントのSIGMAレンズが、これでソニー E マウントへ装着し使用可能となります。
AF-C は(いちおう)使えませんが、AF-Sや一部レンズを除くD.M.F.(ダイレクトマニュアルフォーカス)は使えるとあって、Canon機とSONY機を併用されている方から一定のお問い合わせはございました。
マウントを交換してしまうとCanon機では使えなくなってしまいますからね。
これはちょうど良い機会です、結果は「十分に使えますえ♪」と申し上げておきましょう。
ちなみにSIGMA MOUNT CONVERTER MC-11にはUSB接点があり、SIGMA USB DOCK同様にパソコンのアプリ「SIGMA Optimization Pro」でアップデートが可能。
唯一残念なのが簡易防塵・防滴構造を採用していない点でして、今回のように雨天時の撮影は雨粒が付かないよう注意する必要がございます。
SONY α7 II with SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Art (E mount)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年5月30日撮影)
緑の中に点在する紅色、雨の庭園はじつに美しいものです。
「グッ グッ」「コッ コッ ココッ」、タゴガエルの可愛らしい声と雨降る音がBGM。
毎年この季節になると、癖の様に訪れたくなる名所のひとつです。
愛用者も多い SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Art の SONY E マウントが発売されましたので、今回しばらくぶりに使ってみることにしました。
広角側は SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art (Canon EF-E) を SIGMA MOUNT CONVERTER MC-11 介して装着試用、併せてご覧ください。
Canon EOS 6DmarkII with SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年5月22日撮影)
何とも懐かしい(と言うほどでもありませんが)銘玉「シグマ 70mm マクロ」、本日復活です。
シグマ 70mmF2.8 DG MACRO | Art 【キヤノンEF/EF-S用】
「カミソリマクロ」だなんて異名もございましたので、10数年前からマクロ撮影を好まれていたなら、一度くらいは耳にしたことがあると思います。
写りはあとからドカッとご紹介いたしますが、先ずは外観の見た目から。
現行主力デザインらしさが満載。
このデザイン、個人的にも好きなんですよねぇ。
前モデルに比べると僅かに軽量化、ちょっとスリムになったぶん、前後に10㍉ほど伸びた感じです。
フルサイズ機でも小型な部類に入る Canon EOS 6D Mark II に装着してもこのサイズ。
手軽に持ち出そうとさせるサイズはとてもありがたいのですが、これで手振れ補正機能を内蔵していたら完璧だったかな.....
とは言いつつも、販売価格をご覧いただくとそこは納得!
便利機能を省いても写りを考えればある意味バーゲンプライス、初めてのマクロレンズとしてもオススメなのです。
PENTAX K-1 Mark II with HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR(70mm・30.0sec・iso1600・F/2.8)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年5月19日撮影)
今年も行ってきました、名古屋城のヒメボタル撮影!
数日前から天気予報が「雨」になり、何と撮り頃であろう深夜0:00~4:00が雨のピークだという.....
高速道路を使えば2時間程度の近さですが、ガソリン代と高速料金を考えると、「雨で全く撮れなかったらどないしよ」という不安がまとわりつきます。
過去に何度か撮影経験のある複数の方に聞いてみると、「雨では飛ばない」「雨でも結構飛ぶときがある」の真っ二つ(笑
まぁ行くと決めていたのですから、訪れずに諦めることよりも訪れて「あー、やっぱ駄目だったかー」のほうが精神的には善ろし。
ホタルが駄目でも、帰りに立ち寄る予定の麦畑が撮れたら損はしないだろう.....
はい、あくる日は天気予報どおり晴れました^^
多少雲があるのも良いスパイス、やや強めの風も黄金の波にちょうど良い、ベストコンディションです。
でもね、ベストコンディションは名古屋到着時にもあったのですよ。
1枚目は「まぁそう簡単にあきらめるなよぉぉ~~~」とて、飛び去るヒメボタルに迎えられます。
Canon EOS 6DmarkII with SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年5月16日撮影)
奈良に数箇所あると言われているスズランの群生地。
他の場所は知りませんが、何となく通ってしまうのが吐山(はやま)と向淵(むこうじ)の群生地です。
奈良の写真家ならよくご存知だと思いますが、現場でお会いするのはたいてい地元の方々。
付近の住人に愛されているのですねー。
吐山ですれ違った地元のご夫婦が、付近の国道369号線に「香酔峠」や「香酔山」という名称のことを教えてくれました。
過去にはスズランがもっとたくさん群生していて、花咲く頃には付近一帯で良い香りがしたという名残が「香酔」なのだそうです。
香酔という呼び方がうまく聞き取れず、あとで調べてみると「こうずい」というのですね。
香酔峠を何度も通り抜けているのに、今さらながら知りました。
PENTAX K-1 Mark II with HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited(40mm・1/1000sec・iso6400・F/2.8)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年5月13日撮影)
スタジオ撮影絡み等々と何やかんや忙しく、ブログちょっと疎かしています。
一昨日の日曜日は奈良方面もどしゃ降りでして、それはもう撮影どころではありませんでした。
.....とか言いつつ、前夜から日本海へ出動したのですけどね。
夜光虫(赤潮)の情報があったので、深夜の山陰道を北上。
竹野へやって来ましたが、潮の流れや陸からの強風が影響するのか、青く光る海は視れずじまい。
強風吹き荒れる中、漁り火と空翔る雲を1枚撮って終了です。
PENTAX K-1 Mark II with HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WR(34mm・1/80sec・iso400・F/8.0)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年5月2日撮影)
奈良南部のお写ん歩な旅、後編です。(前編は こちら )
午後から降雨予報でしたので、案の定あたりの景色が美しいのなんのって。
レンズをどこへ向けてもファインダーの中にはグッとくる風景が展開されています。
この日の総撮影数 350 枚、二度の篩にかけて約半分、最終的にボディ内現像は 120 枚.....w
背面の操作ボタンがタフでありますように^^
PENTAX K-1 Mark II with HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WR(28mm・1/15sec・iso800・F/8.0)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年5月2日撮影)
奈良県十津川村、玉置山の9合目に位地する玉置神社の石楠花が見頃を迎えました。
近年パワースポットとして知られていますので、ご存知のかたも多いのではないでしょうか。
早朝の厳かな雰囲気をと、前夜から十津川の道の駅で車中仮眠。
今年の開花はやや早めでしたが、見事な咲きっぷりに感動でした。
PENTAX K-1 Mark II with HD PENTAX-D FA★70-200mm F2.8ED DC AW(150mm・1/20sec・iso100・F/8.0)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年4月25日撮影)
奈良の山々に霧雲がかかると、それはそれは神秘的な様子に。
早朝の雨が小止みになると、山に掛かる霧雲は急に駆け出しました。
山桜で賑わったこのポイントも、花びらが散り去ったあとはずいぶんと静かになります。
ここまでやってくる途中は予報外の強雨で、規制による通行止になるかと思いましたが難なく到着。
天川村側が今も通行止になっているので、帰りは登って来た上北山村側へ戻らねばなりません。
※ 現在の国道308号線、天川村側の崩落による通行止は解除(全区間通行可能)されているそうです
ちょっと不安気に書いてしまうのは、この撮影中に来た道で崩落でもあると帰れなくなるということ。
自家用車を置いて行者還岳の登山道を歩けば帰れますが、万がいち崩落が酷いと自家用車が放置されたままと化します。
そんな状況ですから他に誰も居ません。
たいてい独りでの撮影ですが、さすがにこの日は.....といったところです。
写真が霞んで見えるのは雲霞と小雨の影響なのですが、この1枚でリアルレゾリューションシステムをONにしました。
風も吹いていますし雲も流れているので「動体補正ON」を選択、等倍の画も載せましたのでその利き具合をご確認ください。
("動体補正ON"は効果を保証するものではなく、動体の動き方によっては補正できない箇所も発生します)
PENTAX K-1 Mark II with HD PENTAX-D FA★70-200mm F2.8ED DC AW(200mm・1/320sec・iso100・F/2.8)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年4月25日撮影)
前回の更新で「万葉植物園」の藤を載せましたが、引き続き雨上がりの日に撮った春日大社の藤を載せます。
朱色の社殿と組み合わせる藤の色が絶妙であり、雨上がり艶々の新緑も相まってじつに素晴らしいタイミングでした。
ややアンダーで撮って、雨上がりのそれっぽく.....と思っていましたが、撮像後の画を眺めていると藤の色が微妙に抑えられしまい、ボディ内RAW現像時に増感しているものがほとんどです。
それでもあえてややアンダー、そんな感じでご紹介。
PENTAX K-1 MarkII with HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR(16mm・1/20sec・iso100・F/13.0)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年4月28日撮影)
昨日訪れた奈良春日大社「万葉植物園」に咲く藤がとても見頃でした。
せっかくですので他のデータよりも先にご紹介しときましょ。
pm2.5の影響で抜けるような青空という訳ではありませんが、晴れの陽射しが藤や新緑を華やかに演出してくれています。
RAW現像時に白飛びになりそうなところをうまくコントロールしたいところですが、Capture One Pro 等の汎用高性能RAW現像ソフトのようにダイナミックレンジをめいっぱい使い切ることはできません。
しかし PENTAX K-1 Mark II 付属のRAW現像ソフト「Digital Camera Utility 5」の"覆い焼き"と"増減感"を使い、うま~くコントロールしてやればそこそこそ良い感じで現像できます。
加えて華やかさをなるべく損失させぬよう、ここはあえて白飛びはそのまま飛ばし気味でRAW現像してみました。
つい先日「Digital Camera Utility 5」が「5.8.1」へとバージョンアップされています。
Digital Camera Utility 5アップデータ Windows版 (バージョン5.8.1)
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/download/digital/dc_utility5_win.html
Digital Camera Utility 5 アップデータ Macintosh版(バージョン5.8.1)
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/download/digital/dc_utility5_mac.html
開発者のお話ではかなりの項目で見直しがされているとのこと、実際の操作感(特にレスポンス)が向上していますので是非お試しください。
ボディ内現像のようにカメラエンジンを使う本来の忠実な現像とまではいきませんが、パソコンの操作に慣れ親しまれている方なら「Digital Camera Utility 5」現像も十分"あり"です。
PENTAX K-1 MarkII with smc PENTAX FA 77mm F1.8 Limited(77mm・1/1000sec・iso100・F/2.0)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年4月18日撮影)
そろそろ石楠花のシーズンが一部を除き終盤を迎えようとしています。
開花(見頃)が早かったとは言え、せいぜい1週間から10日ほどですから「こんな年もありますわな♪」と言ったところでしょう。
奈良に比べて京都の石楠花は僅かに早く、先週の頃合を見計らい京都大原へ行ってきました。
1枚目はあまりにも有名な「わらべ地蔵」さん。
いつもなら苔の美しさを表現するところですが、今回はカスタムイメージ「ほのか」でふんわり感の表現です。
ふんわりを表現するにあたり、レンズの助けがあるとさらに効果が上がる訳でして......
フィルム時代からずっと使い続けていらっしゃることも多い「FA Limited」3本。
ボディに比べてやや小ぶりなレンズですが、手にしてズシリとくる「塊り感」は、只者ではない雰囲気が全力で伝わります。
PENTAX 初のフルサイズ機 K-1 が発売される前の APS-C機全盛期に購入された方は、「デジタルのフルサイズ機で使ってみたいなぁ.....」と呟かれることも多く、我慢しきれない方がマウントアダプターを介して他社機に撮り込まれることも.....
そんなこんなで、K-1 が発売されたときは嬉しさひとしおでしたよねぇ。
フィルム時代の設計ですから収差云々は仕方無いにしても、キリリと描く合焦部と滑らかにぼけゆくなだらかな諧調の画を見たらホンっと涙もの。
今でもこの3本は人気の的であり、今もなおよく売れていることなどから、ここで改めて「PENTAX K-1 Mark II」に組み合わせて使ってみることにしてみました。
PENTAX K-1 MarkII with HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR(15mm・25.0sec・iso6400・F/2.8)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年4月21日撮影)
深夜1時。
東の空に天ノ川が現れるころです。
ダム湖の映り込みに期待して南下したものの、あまりにも強力な管理灯に撮影を断念。
映り込みの条件としては抜群なのですが、光害にはさすがに勝てませんでした。
ここまで来たら大台ヶ原へ一気に戻るのも勿体ない話。
暗闇の山間部をうろちょろ彷徨いついで、いくつかのポイントでそれっぽく撮ってみることに。
今回更新分の画すべて(1~10)、RAW撮り⇒ボディ内現像です。
現像時にホワイトバランスのパラメータや、カスタムイメージ(今回もほぼ"雅")の詳細設定(コントラスト/ハイライト調整/シャープネス)も微調整しています。
リサイズと文字入れ、明るさの微調整のみCapture One Proへ橋渡し編集しました。
PENTAX K-1 Mark II with HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WR(28mm・1/60sec・iso800・F/13.0)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年4月18日撮影)
本日発売日を迎えた PENTAX K-1 Mark II 、ご予約いただいた皆さんの手元に届きましたか?
これから暖かくなりつつある夜間撮影が、もっと身近に感じることでしょう。
キットレンズでもある HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WR を中心に試写していますが、ぜひ大口径の明るいレンズを手に入れていただき、美しい星空撮影もご体験いただきたいと思います。
京都の長岡京市に位置する「長岡天満宮」では、名花「キリシマツツジ」が見頃を迎えているとのことで再訪してみました。
ちょうど雨上がり(厳密には小雨でしたが)、濡れた石畳に映るキリシマツツジ色がとても美しい朝の画です。
小型軽量ズームの HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WR は簡易防滴のWR仕様、小雨のこの日は大活躍でした。
PENTAX K-1 Mark II with HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WR(105mm・1/250sec・iso100・F/5.6)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年4月14日撮影)
奈良市内の春日大社に咲く藤の花はどんな具合だろうかと、ちょっと気になるので覗いてみました。
ごらんの様にまだ少し早いものの、新緑とコラボる色合いは大変美しゅうございます。
撮影機材は引き続き PENTAX K-1 Mark II 。
画像はすべて HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WR のレンズキット組み合わせです。
今回は「ボディ内RAW現像」を積極的に使い、その画ばかりでの更新。(リサイズ、文字入れ、濃度微補正を Capture One Pro へ橋渡し編集)
ホワイトバランスはほとんどオート(オートが結構優秀なので)、カスタムイメージは好みの「雅」設定です。
PENTAX K-1 MarkII with HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR(15mm・20.0sec+80.0sec・iso6400・F/2.8)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年4月14日撮影)
高感度で撮る夜空の星。
10年ほど前なら iso6400 なんてエマージェンシーな設定だと感じていましたが、最近では当たり前に使える高感度設定となりました。
ノイズに埋もれない無数の星、尖っていないニュートラルな色再現、リコーイメージング社のフルサイズ1号機「PENTAX K-1」や最新のAPS-C機「PENTAX KP」撮影で感じた率直なイメージです。
正直言うと「PENTAX KP」のほうがより優れている感があり(個人的な意見ね)、フルサイズ「PENTAX K-1」でも「PENTAX KP」並かそれ以上の画質を望みたいところ。
ファームウェアで何とかならんのか?と思っていたら、ここにきて「PENTAX K-1 Mark II」としてリニューアルされるという発表がございました。
見た目は「PENTAX K-1」そのもので、「Ⅱ」の文字が無ければ見分けはつきませんが、中身はグッと性能アップ。
高感度画質に加え解像感や色の再現性までもが向上、オートフォーカス(シングル)の精度が上がり合焦速度もアップ、オートフォーカス(コンティニュアス)の動体予測性能までもが向上しているとされています。
実際使ってみるとオートフォーカス(シングル)のピタッと感が抜群であり、オートフォーカスを再作動させても止まったまま。
すなわち迷い無く完全に合焦しているということなんです。(HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WR 試用時の所感)
手に馴染む使用感はそのまま、APS-C機からのステップアップをお考えでしたら「PENTAX K-1 Mark II」の登場は朗報に違いないでしょう。
ここでちょっと面白いサービスが始まるとのアナウンスもございました。
面白いと言えば語弊もございますが、「PENTAX K-1」の基盤を交換して「MarkⅡ」仕様にしてしまおうという、何ともリコーイメージング社らしい親近感あふれる素晴らしいアップグレードサービスです。
受付は2018年5月21日からで気になる料金は54,000円(税込)、現在このサービスを受ける予定のユーザーが予想受付数を大きく上回るそうなので、アップグレードサービスをお考えの「PENTAX K-1」ユーザーさんはリコーイメージングホームページをこまめにチェックしていただきたいと思います。
細かいことはこのへんまで。
より詳しい情報は、世界で一番詳しいと言われている当社S氏ブログ「PENTAX K-1 Mark II ご予約開始 ペンタックス K-1 マークⅡ 新発売」をご覧ください。
僕は実写を貯めつつありますので、順次載せていこう思てます。
FUJIFILM X-H1 with FUJINON XF16-55mmF2.8 R LM WR
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年4月7日撮影)
奈良県内で最後に見頃を迎える桜といえば曽爾村の屏風岩公苑。
厳密に言えば大峰山脈や台高山脈など高所のヤマザクラが県内最後でして、屏風岩公苑が満開を迎える頃の少しあとです。
これは「一般的に」という表現の中での話しですが、ここ屏風岩公苑で今春の桜を名残惜しむ感覚は何とも心地よいもの。
訪れた者でしか解らない心地よさ、壮大な風景の中で迎える桜の気持ちにしてみれば「有終の美」といったところでしょう。
昨日2018年4月7日の時点で四分咲き程度ですが、陽当たりの良い部分はそれ以上にも感じました。
昨年撮った屏風岩公苑のデータと比べると10日は早い気がします。
しかしここでの見ごろ(撮りごろ)は幅広く、五分咲きの頃から葉桜になるまでずっと綺麗なんです。
屏風状の険しい岩肌に咲く色鮮やかなミツバツツジ(総称)を楽しみにしておられる方も多く、なにも桜が全てという訳でもございません。
昨日訪れた理由のひとつは現状の偵察でもあった訳ですが、一昨日が雨天でしたので、屏風岩と愛称の良い霧雲が出るだろうと目論んでいました。
夜遅くには雨も上がるだろうし、運が良ければ星も撮れるだろうと踏んで前夜に現着。
結局明け方まで雨は降り続け、自家用車内で悶々としていました(笑
PENTAX K-1 with HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年4月3日撮影)
1枚目は吉野山上千本から見下ろす桜景、陽が昇る前の青い時間が美しい午前5時半ごろの様子です。
既にご存知かもしれませんが、吉野山の桜は一気に満開を迎えました。
例年ですと下千本から順に見頃を迎え、長い期間桜を楽しめる吉野山。
少し前に下千本の開花宣言があり、ちょうどその頃は早咲の枝垂れ桜が満開になりましたが、その後あれよあれよと全山満開です。
下千本から上千本に至る全域で見頃を迎えるのは、僕が撮影に興味を持ち始めてから初めてかも知れません。
前夜、店頭勤務を終えてからやって来て、到着の 23:00 頃からずっと撮影です。
月の明かりに照らされる吉野山桜を撮りたかったのでね。
運悪く大気中の塵が邪魔をして月の光量はやや半減、露光時間稼ぎとやや上げ気味の感度に任せてしまいました。
当然街灯は明るくなってしまいバランスこそ悪くなるものの、これはそれなりに良かったんじゃないかと自分に言い聞かせています(笑
この写真は午前1時ごろ、一番月が明るかった時間、感度800で絞りは頑張ってF/8.0、露光時間も1分半ほどです。
RAW撮影ですが、これ以上の露光はハイライトが完全に飛んでしまい、復元不可になってしまうので断念。
到着直後、午前零時前の下千本です。
これも月明かり狙いでしたが、街路灯に助けられた感がいっぱいですね。
今週末は葉桜が多めになっているかも知れませんが、この山桜の葉こそが美しいという事も知っておいてください。
このような全景では判り難いと思いますが、桜の木の横から逆光で撮る山桜色の美しさは何とも言えませんよー。