タムロン TAMRON 16-30mm F/2.8 Di III VXD G2 Model A064 SONY E レビュー / 奈良 橿原市 醍醐町 藤原宮跡の蓮華 2025

| トラックバック(0)

7RV06568,16 mm,F16,1-125 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F16,1-125 秒,iso100(JPEG)

八百富写真機店・ECサイト.png 八百富写真機店 Facebook.png X.jpg Instagram_YAOTOMI.png

いつもお世話になっています、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。(2025年7月9日撮影)

 

毎日とんでもなく暑くてどうしようもございません

せめて早朝の撮影地で涼を感じる撮影をしようにも、日の出直後から猛暑のはじまりです

そんななかではありますが、この時季美しい風景花写真が撮れるのは奈良の藤原宮跡でした

東側に広がる蓮畑にはいろんな種類の蓮の花が咲いていまして、今ごろなら期間中頃に咲く区画も見頃なのではないでしょうか

この撮影は前半に見頃迎える北側の区画ですが、葉の多い画は中頃に見頃迎える区画のものです

蓮は葉の姿も撮り応えがあり、中には葉だけを撮ってらっしゃる写真家さんも居られるほど

そんなのも交え、熱中症と睨めっこしながら撮影してきました

 

今回の機材はと言いますと.....

TAMRON 16-30mm F2.8 Di III VXD G2 Model A064_002.jpg

TAMRON 16-30mm F/2.8 Di III VXD G2 Model A064 SONY E

ご注文はこちら https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/46304

 

TAMRON 16-30mm F2.8 Di III VXD G2 Model A064_004.jpg TAMRON 16-30mm F2.8 Di III VXD G2 Model A064_005.jpg

ミラーレスカメラ用の第2世代として位置づけられている「G2」シリーズ、本日発売を迎える超広角レンズの16-30mm F/2.8 Di III VXD G2を試用してきました

先行されていた28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 Model A06370-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2 Model A065を合わせ、3本が揃ったことになります

G2シリーズと謳うなら3本揃うことになるだろうと予想できますが、何れも軽量コンパクトなのでまとめて持ち運びしやすいことが最大のメリット

3本の総合計重量を計算してみると、1,835g(SONY E)ということで2kgを切っていました

カメラバックの重さは撮影行動時に重要なポイントですから、これはかなりの朗報と言えるはずです

TAMRON 16-30mm F2.8 Di III VXD G2 Model A064_006.jpg TAMRON 16-30mm F2.8 Di III VXD G2 Model A064_007.jpg

進化前のレンズに比べてワイド側は17mmから16mmへ、テレ側は28mmから30mmへとズーム域が僅かに拡大しています

特に1mm拡大のワイド側は「たった1mm?」と言われるかも知れませんが、同じ位置で撮影する際の1mmは絶大な効果がありました

最近の新しい広角レンズはパキッと写る傾向にあり、周辺までしっかり繊細な画を楽しむことができます

この最新16-30mm F/2.8 Di III VXD G2もご多分に漏れず安定の写りですが、個人的に「ほほぅ♪」と感じたのは合焦部の繊細な写り

絞り開放時の暈けへ続く諧調がじつに素直で優しい感じすらございました

そう感じてしまったらその特徴を生かすような撮影にばかり傾いてしまいますが、ずっと飽きることのない楽しさを味わうことができます

 

写りのほうは既にサンプルが出回っていますので、今回もお写ん歩らしくいつもの場所でいつものように使ってみました

優しい感じとシャープさを両立しているところをぜひご覧ください

きっと欲しくなります

アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。

7RV06305,16 mm,F16,1-125 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F16,1-125 秒,iso100(JPEG)

前夜は日の出撮る気満々で早めに就寝したが、全力で二度寝してしまいました

予定というのは余裕があると油断してしまうのであきませんね

早朝撮影のカメラマンは順次帰って行かはりました

 

7RV06252,16 mm,F2.8,1-1000 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F2.8,1-1000 秒,iso100(JPEG)

蓮の葉に雫、これは大好物です

絞り開放F/2.8ですが、合焦部の抜けるような透明感がじつに素晴らしい

 

7RV06260,20 mm,F2.8,1-2000 秒,iso100(JPEG).jpg

20 mm,F2.8,1-2000 秒,iso100(JPEG)

前暈けも優しいので、こういう肉眼で見る雰囲気の画も良い仕上がりです

 

7RV06295,16 mm,F2.8,1-1250 秒,iso100(JPEG).jpg 7RV06298,16 mm,F2.8,1-640 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F2.8,1-1250 秒,iso100(JPEG)/16 mm,F2.8,1-640 秒,iso100(JPEG)

真上から覗き込み、花弁の透過光を楽しみます

 

7RV06331,16 mm,F2.8,1-2000 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F2.8,1-2000 秒,iso100(JPEG)

この距離で飛ぶミツバチにピント合わせるのは至難の業(笑

カメラやレンズの性能だけではなく、忍耐力も必要です

 

7RV06343,16 mm,F4,1-1250 秒,iso100(JPEG).jpg 7RV06346,16 mm,F2.8,1-2500 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F4,1-1250 秒,iso100(JPEG)/16 mm,F2.8,1-2500 秒,iso100(JPEG)

16mmらしい綺麗な伸びある広角の周辺

絞り開放ですが綺麗に滑らかな暈けを楽しめます

 

7RV06349,16 mm,F2.8,1-2500 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F2.8,1-2500 秒,iso100(JPEG)

大きくして視ていただくとフルサイズセンサーならではの暈けがございます

被写体の何を主張させるのか、こういう明るい大口径レンズは写真家の度量を試されている様にも思えました

ど真ん中構図を選択しましたが、主役として引き立たせるような効果も楽しめるのがF/2.8超広角レンズです

 

7RV06372,16 mm,F2.8,1-2500 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F2.8,1-2500 秒,iso100(JPEG)

向に見えるのは橿原神宮の畝傍山、大和三山のひとつです

近代化された建物の向こうに見える山ですが、このぐらい引くとその場の雰囲気として良い塩梅に収まります

 

7RV06430,16 mm,F14,1-125 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F14,1-125 秒,iso100(JPEG)

普段は中望遠レンズの出番多い蓮畑ですが、この日は超広角レンズ一択です

工夫も楽しい撮影が大好きです

 

7RV06453,16 mm,F2.8,1-2500 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F2.8,1-2500 秒,iso100(JPEG)

しゃがみこみ可動式液晶モニターで蓮を撮ります 

 

7RV06468,16 mm,F11,1-160 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F11,1-160 秒,iso100(JPEG)

絞ってシャープな写りも楽しめます

 

7RV06232,30 mm,F2.8,1-2500 秒,iso100(JPEG).jpg

30 mm,F2.8,1-2500 秒,iso100(JPEG)

花弁表面の繊細な雰囲気がきちんと再現されています

まるで裸眼で観ているような、眼鏡を新調して観ているような新鮮な気持ちになります

 

7RV06514,16 mm,F16,1-50 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F16,1-50 秒,iso100(JPEG)

ちょっと意地悪な逆光ですが、何てことなくヌケの好い写りです

 

7RV06532,30 mm,F2.8,1-1000 秒,iso100(JPEG).jpg

30 mm,F2.8,1-1000 秒,iso100(JPEG)

もうちょっとしゃがみ込んで

 

7RV06613,16 mm,F4.5,1-200 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F4.5,1-200 秒,iso100(JPEG)

まるでガラス玉を置いたように見えます

 

7RV06637,16 mm,F16,1-50 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F16,1-50 秒,iso100(JPEG)

絞って撮る逆光

何かと写り込むところですが、じつにスッキリ

 

7RV06651,20 mm,F2.8,1-2500 秒,iso100(JPEG).jpg

20 mm,F2.8,1-2500 秒,iso100(JPEG)

 

7RV06688,28 mm,F8,1-400 秒,iso100(JPEG).jpg

7RV06688,28 mm,F8,1-400 秒,iso100(JPEG) 1.jpg

←等倍画像 28 mm,F8,1-400 秒,iso100(JPEG)

当然のような説明ですが、解像感は抜群です

 

 

 

7RV06697,23 mm,F4,1-2000 秒,iso100(JPEG).jpg

23 mm,F4,1-2000 秒,iso100(JPEG)

撮影開始からそろそろ1時間、陽射しも強いのでそろそろ切り上げ時間です

 

涼をとるため、すぐ近くの"おふさ観音"さんへ

7RV06720,26 mm,F2.8,1-1250 秒,iso100(JPEG).jpg

26 mm,F2.8,1-1250 秒,iso100(JPEG)

遠くから風鈴の音が聞こえてきます

 

7RV06767,30 mm,F2.8,1-2000 秒,iso100(JPEG).jpg

30 mm,F2.8,1-2000 秒,iso100(JPEG)

風鈴まつり、もう何度訪れたことでしょうか

この風鈴まつりで夏がやってきた!と思えます

 

7RV06781,16 mm,F10,1-30 秒,iso400(JPEG).jpg

16 mm,F10,1-30 秒,iso400(JPEG)

先ずは観音様に手を合わせお線香しましょう

本堂前の鉄風鈴がツーンと綺麗な音を発します

 

7RV06800,16 mm,F2.8,1-200 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F2.8,1-200 秒,iso100(JPEG)

 

7RV06826,16 mm,F16,1-40 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F16,1-40 秒,iso100(JPEG)

いつもと違って超ワイド撮影

ある意味新鮮で、ちょっと間夢中になりました

 

7RV06837,16 mm,F10,1-160 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F10,1-160 秒,iso100(JPEG)

 

7RV06883,16 mm,F2.8,1-800 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F2.8,1-800 秒,iso100(JPEG)

はっ!

あなた様はおだてられると木に登ってはりませんでしたか??

 

7RV06888,18 mm,F2.8,1-1600 秒,iso100(JPEG).jpg

18 mm,F2.8,1-1600 秒,iso100(JPEG)

この先にあるカフェ「茶房 おふさ」さんでかき氷を戴くことができますが、営業時間は10:00からなのでご注意ください

 

7RV06918,16 mm,F9,1-160 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F9,1-160 秒,iso100(JPEG)

 

7RV06941,16 mm,F2.8,1-1600 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F2.8,1-1600 秒,iso100(JPEG)

 

7RV06961,16 mm,F2.8,1-1600 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F2.8,1-1600 秒,iso100(JPEG)

真昼間も綺麗なんですが、こう暑いとねぇ

 

7RV07016,16 mm,F11,1-50 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F11,1-50 秒,iso100(JPEG)

自撮り

 

7RV07031,16 mm,F2.8,1-1250 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F2.8,1-1250 秒,iso100(JPEG)

いろんな風鈴が飾られていて、見るだけでも楽しい

 

7RV07045,16 mm,F9,1-40 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F9,1-40 秒,iso100(JPEG)

 

7RV07056,16 mm,F9,1-160 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F9,1-160 秒,iso100(JPEG)

薔薇もたくさん咲いていて良い香りが広がります(7月9日撮影)

 

7RV07102,16 mm,F16,1-80 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F16,1-80 秒,iso100(JPEG)

大きな花にグイグイ寄ってみました

 

7RV07131,27 mm,F2.8,1-1250 秒,iso100(JPEG).jpg

27 mm,F2.8,1-1250 秒,iso100(JPEG)

ここおふさ観音さんは不思議なところで、よそが無風でもこちら境内は時々でも風が抜けていくんですよ

短冊がふわふわっと揺れると硝子の風鈴がチリリンチリリン

 

7RV07161,16 mm,F2.8,1-1000 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F2.8,1-1000 秒,iso100(JPEG)

涼しげな風鈴ですが、気温が高いとどうしようもありません

そろそろ帰ることにします

 

7RV07165,16 mm,F2.8,1-640 秒,iso100(JPEG).jpg

16 mm,F2.8,1-640 秒,iso100(JPEG)

塀の向こうからたくさんの風鈴の音が聞こえてくる古き懐かし小房町です

 

空気感も写せる16-30mm F/2.8 Di III VXD G2は如何でしたか

自分は「文句つけよう無く綺麗に撮れていますよー」と回答しました

0.19mというワイド端の最短撮影距離はかなり楽しめたかも知れません

ちょっと試せていなかったところもあるので、次回はもう少しステップアップしてみようかと考えています

 

さて、お昼ご飯は近場で済ますことに.....

20250514_123240,5 mm,F1.8,1-750 秒,iso25(JPEG).jpg

乗換駅前ですが、久しぶりに徒歩でうろうろしました

夜はそこそこ栄える駅前ですが、昼間はちょっと閑散気味で、昼営業されているお店も臨時休業されることが度々

こちら「中庭」さんは元気いっぱい昼営業もされていて、ランチ諦めようかというハートをくすぐりました

お昼ごはんど真ん中な時間帯でしたが意外とゆったり、おススメのランチ定食を注文です

20250514_130257,5 mm,F1.8,1-60 秒,iso800(JPEG).jpg

なかなかの充実度であり、居酒屋さんだけあってお魚がじつに美味い!

焼き物で時間がかかったみたいですが、かかった以上に美味いのです

意外だったのは真ん中のコロッケ、何だかほくほくで美味しかったんですよね

ランチとしてはハイクオリティ、お魚好きさんなら満足できる内容かと

20250514_123846,5 mm,F1.8,1-60 秒,iso800(JPEG).jpg 20250514_130311,5 mm,F1.8,1-60 秒,iso1000(JPEG).jpg

昼飲みも推しているお店、注文直前に「お飲み物はっ!!」ってツっこまれました

が、このあとハンドル握るので遠慮したらジョッキいっぱいのお水がやって来て見た目は昼飲みです

焼き立てのお魚も美味しかったので、また行こうと決めたのでした

ごちそうさまでした^^

 

TAMRON 16-30mm F2.8 Di III VXD G2 Model A064_003.jpg

TAMRON 16-30mm F/2.8 Di III VXD G2 Model A064 SONY E

ご注文はこちら https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/46304

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。 

 

お写ん歩・- fecebook_お写ん歩.jpg

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.yaotomi.co.jp/mt/mt-tb.cgi/1619

この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2025年7月31日 10:00に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「Panasonic LUMIX S1II with Sigma 28-105mm F2.8 DG DN | Art / 奈良 宇陀市 室生 室生寺の大和あじさい重ね色巡礼 2025」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 6.0.1