12 mm,F2.8,iso3200,TAMRON 12-20mm F2.8 A084 E
いつもお世話になっています、八百富写真機店 高槻駅前店 のKです。(2026年8月14~15日撮影)
花火撮影なんて何年ぶりでしょうか
この場所での設定を思い出すため、過去に撮影した自身のデータを掘り返し、それとなく勉強し直すという.....
今回は星景撮影が主なる目的だったのですが、しばらく撮れていなかった花火大会へもちょこっと寄っておこうってとこです
熊野灘に面する黒潮の港、くじらの町としても有名な太地町、お盆になると太地浦勇魚祭が行われ、花火大会も開催されます
今季は花火大会だけの開催となりましたが、港の風情いっぱいのなかで打ちあがる花火は、抜群の美しさを放っていました
そう言えば8年前にも今回と同じタムロンレンズで撮影していましたね
TAMRON 12-20mm F2.8 (Model A084)
【E】https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/48171
【Z】https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/48172
今回の太地町花火大会は超広角ズームレンズで撮らえてみました
空を丸ごと切り撮るような新製品、TAMRON 12-20mm F2.8 (Model A084)の出番です
既にレビューやレポートはweb上に散乱していますので、ご紹介はざっくりとさせていただきましょう
「散乱しています」と書きましたが、これは新レンズとしてワクワクさせてくれそうだと感じるレポーターが多い証しですね
超広角レンズの最適解である理由として、「もっと広い世界を写真に収めたい」&「夜空や建築のダイナミックさをそのまま表現したい」、そんな思いを抱く写真家にとって、見過ごせないレンズ「TAMRON 12-20mm F2.8」が登場しました
フルサイズミラーレス用として圧倒的な視野角(ワイ端 12mm)のスペック、持ち歩きやすさと高い解像力を兼ね備えたレンズです
一般的な14mmや16mmスタートのレンズと比較しても、2mmの差は大きく、E.V.F.から覗く広さは別世界!
目の前にある空間全体をまるごと包み込むような、圧倒的なパースペクティブが得られます
巨大な建造物の内部や、見上げるような大自然のダイナミックな表情も余すところなく描写可能
さらにF2.8の明るさがあるため、光量の少ない屋内や夜間でもISO感度を抑えたクリアな撮影を実現できます
←等倍 12 mm,F2.8,iso3200,TAMRON 12-20mm F2.8 A084 E
超広角レンズで気になるのが「画面周辺部の歪みや解像度の低下」ですが、タムロン社独自の光学設計により、画面の隅々まで高シャープネスを維持
特に凄いのは夜景や星景撮影で発生しやすいサジタルコマフレアがしっかり抑えられている点です
開放F/2.8で星空を撮っても、四隅の星までしっかりと「点」として描写されていました
精密な点が撮れるため、たった10秒シャッターを開けただけなのに、被写体である星は、短いハイフンで動き写っていていることが鮮明に解ります
(等倍写真はRAWからほぼストレートで現像していますが、ちょっとデータが大きすぎたので少こーしだけ圧縮しています)
前玉は凸レンズなので、横からの強い光線には気を付けねばなりません
固定式のレンズフード形状は優秀ですが、これ以上は求められない範囲とも言えます
1枚目の花火写真は僅かにゴーストが入っていますが、この立ち位置でこの画角は譲れなかったので善しとしました
この辺りは他社凸レンズ同様であり、「手でハレ切りする」か「気をつける」か「写り込んで善しとする」か.....の3択です
(手でハレ切すると、手のひらが盛大に写り込みますので、特に暗いところでは十分ご注意ください)
誤操作でピントがずれるのを防ぐ「MFロックスイッチ」や、リアフィルターホルダーも搭載されており、本格的な星景写真を撮りたい人への配慮がしっかり行き届いています
今回はこの「MFロックスイッチ」が重宝いたしました
大口径の超広角ズームといえば「重くて大きい」が世の常でしたが、TAMRON 12-20mm F2.8は長さ約119.3mm、重さ約570gと、驚くほどコンパクトに収まっており、登山や旅行など機材をできるだけ軽くしたい現場でも負担にならないはずです
手に馴染みやすい質感と洗練された新デザインも所有感を満たしてくれるポイント
12 mm,F2.8,iso100,TAMRON 12-20mm F2.8 A084 E
広角端12mmでの最短撮影距離はわずか0.18m。レンズ先端から被写体まで約5cmという距離まで接近できます
手前の被写体にグイッと寄って背景を広く取り込むことで、超広角ならではの迫力あるマクロ風なフォトを狙うことも可能
F2.8の明るさと12枚絞り羽根が生み出す自然で滑らかなボケ味も魅力の一つです
(スマートフォンで撮影後、補正しました)
午前4時過ぎ、夜明けの串本潮岬、当時のの内陸は曇天優先でしたが、本州最南端は良い天気でした
夜間は気温も抑えめ、自動車の冷房も必要が無いほど快適
蚊には刺されましたが、TAMRON 12-20mm F2.8はとても好い仕事をしてくれたと思います
夏の紀伊半島で試用してきましたので続きをご覧ください
