PENTAX K-3II "review" (2) / 和歌山,串本 橋杭岩 日の出 2015

橋杭岩,日の出(K32_0080,35-mm,F8,Top)2015yaotomi_.jpg

 _今日の始まり_

橋杭岩,日の出(K32_0080,35 mm,F8,FULL)2015yaotomi_.jpg

和歌山県東牟婁郡串本町 橋杭岩(はしくいいわ) 吉野熊野国立公園 日本の朝日百選
南紀串本観光ガイド_http://www.kankou-kushimoto.jp/index.html
35.0mm(52.5mm) 1/100sec iso100 f/8.0 RAW/PEF Digital Camera Utility 5.4.0 (文字入れ、リサイズ Capture one Pro 8)

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いつもお世話になってます、八百富写真機店 大阪駅中央店 です。 (2015年5月21撮影)
フェイスブック「お写ん歩」.jpg
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PENTAX,K-3II_2015yaotomi_02 1.jpg

PENTAX K-3II レビュー、2回目です。

HD PENTAX DA 21mm F3.2 AL Limited と、バッテリーグリップ"D-BG5"を装着しています。

※ 装着のストラップは同梱品ではありません(フィルム機時代のものです)

 

深夜、日付が変わって間もなくの頃、写友T氏が奈良まで迎えきてくれました(いつもありがとう!)

晴れ予報だったにも拘らず、その前日の宵から近畿各地は雷雨に見舞われ、「日の出はアカンかなぁ...」と半ば諦めモード。

まぁ、そんときはそんときの事で、撮影手法(大げさか^^;)を考え直すだけのことでしたが、阪和自動車道を南下するフロントガラスの向こうは次第に星空へ。

ちょっと久しぶりの撮影プチ旅、移動中の車内では近況をたっぷり語りまくる、そんな話しに花咲くおっさん2人です。

...話しに夢中なってると、あっという間に到着(笑

もうこの時期になると朝のグラデーションタイムは早く訪れる訳で、空は既に明らみ始めており、そそくさと三脚を組んでおもむろに撮影開始です。

 

PENTAX K-3II「リアル・レゾリューション・システム」の解像感を知ってからというもの、実機であれこれ試しておきたかった訳です。

一部特有なる写り(動き部のモザイク状)が全体像にどのくらい影響があるのか、また気になるのかならないのか。

結果的にはリアル・レゾリューション・システムのことを知らされていなければ、そこは「気付かなかった」という反応が一般的なのかも知れません。

自然界で完全な静止物を求めてばかりでは撮影が面白くないし、かと言ってせっかくの超解像「リアル・レゾリューション・システム」の出番を減らしてしまうのも勿体無い。

「ならばとて、どのくらいまでが許容範囲なのか」という線引き、これを自分なりに探すことがPENTAX K-3IIと上手に付き合う方法のひとつだと思っています。

ちなみにリアル・レゾリューション・システムのON/OFF一発切替設定は出来ないようになっています。

僕の場合モードメモリーのリアル・レゾリューション・システム(Real Resolution)のチェックマークは外して、使いたいときだけONにする状態にしています。

と言うのも、通常のRAWデータなら1データあたり25~30MB程度ですが、リアル・レゾリューション・システムONのRAWデータは1データあたり100MB前後になり、僕みたいにRAW+JPEG設定していると、とんでもない容量を持ち帰らなければならなくなるんですよ。

PENTAX,K-3II_2015yaotomi_05.jpg PENTAX,K-3II_2015yaotomi_07.jpg PENTAX,K-3II_2015yaotomi_09.jpg

カードスロット設定は No.1=RAW、No.2=JPEG で、No.1(RAW)の残枚数が149枚から37枚へと激減していることがお判りなるでしょう。

JPEGの撮影枚数が変わらないということは、JPEG撮って出し画像はSDカードへ書き込み終えるまでに、カメラ内で合成処理がなされていることになります。

Real Resolution RAW は、イメージセンサーユニットを1画素ピッチずつ移動させ4回撮影している為、このような残容量の変化になる訳ですね。

 

Real Resolution RAW は、ボディ内現像ができますし、パソコンへ取り込めば、付属の Digital Camera Utility 5 (Ver.5.4.0)でTIFF及びJPEG現像もできます。

以下、余談ではありますが、利便性は Digital Camera Utility 5 での現像でも、ボディ内現像の画ほうが今のところ好みですなぁ...

(個人差ありますので、それぞれでお試しください)

今後、Capture One や Lightroom 等のRAW現像も、Real Resolution RAW に対応してくれるかが今後一番気になる要素。

JPEG 撮って出しも大変綺麗ですが、サードパーティ製のRAW現像ソフトで出力する画はもっと凄いですからね。

どうかお願いします! (誰に言っとんの)

 

追記

Real Resolution RAW は、本体(カメラ)内現像時にのみ、 Real Resolution 設定のON⇔OFF切替が出来ます。

せっかくの画に特有のノイズ状見受けられ、Real Resolution 現像には向いていない場合、OFF設定 (Real Resolution ではない) RAW現像が可能。

気に入った画像を涙のんでボツにする必要はなく、きちんと作品として残せますのでご心配なくです。

 

  

続きはこちら⇒http://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/2015/05/pentax-k-3ii-review-2-2015.html#more

アップした画像は全てサムネイルです。
ウスポインターを重ね、
指マーク.jpg ポイン(カーソル)変わればクリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。

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橋杭岩,日の出(K32_0047,21 mm,F6.3)2015yaotomi_.jpg

2↑ HD PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited (F/6.3) 「リアル・レゾリューション・システム」

午前4時、着いてビックリ。

橋杭岩の向こうに大きなクレーン船...ですが、これはこれでアリかも。

感度100でシャッター速度設定は2.5秒。

このとき「リアル・レゾリューション・システム」はONですから、シャッター速度は実質10秒かかります。

海に浮くクレーン船は、当然ながら被写体ぶれしてました。

 

橋杭岩,日の出(K32_0068,80 mm,F14)2015yaotomi_.jpg 橋杭岩,日の出(K32_0068,80 mm,F14,FULL)2015yaotomi_.jpg

↑3 smc PENRTAX DA★60-250mm F4ED [IF] SDM (F/14.0) 「リアル・レゾリューション・システム」

この時間、海面は良い色です。

こういった色を忠実かつ、膨らむイメージへと再現してくれるのは PENTAX K-3II のおかげ。

動きあってこそ海の波、例の特有なる写りも随所に見られますが、シャッター速度が1/2秒ですから気にならないと思うのですが。

それよりも岩の質感に目が行きますから。

 

橋杭岩,日の出(K32_0072,75 mm,F9)2015yaotomi_.jpg

↑4 smc PENRTAX DA★60-250mm F4ED [IF] SDM (F/9.0)

もう間もなく日の出の時間。

 

橋杭岩,日の出(K32_0082,60 mm,F5)2015yaotomi_.jpg

↑5 smc PENRTAX DA★60-250mm F4ED [IF] SDM (F/5.0)

合掌。

 

橋杭岩,日の出(K32_0094,153 mm,F8)2015yaotomi_.jpg

        ↑6 smc PENRTAX DA★60-250mm F4ED [IF] SDM (F/8.0)

        橋杭岩に鳥(かもめ?ツバメ??)がたくさん飛行中。

 

橋杭岩,日の出(K32_0109,98 mm,F8)2015yaotomi_.jpg 橋杭岩,日の出(K32_0109,98 mm,F8,FULL)2015yaotomi_.jpg

↑7 smc PENRTAX DA★60-250mm F4ED [IF] SDM (F/8.0)

黄金の輝き、こんな画が結構好きです。

 

橋杭岩,日の出(K32_0113,98 mm,F8)2015yaotomi_.jpg

↑8 smc PENRTAX DA★60-250mm F4ED [IF] SDM (F/8.0)

あぁ、久しぶりの端杭岩。

来て良かったー...と、カメラの後でシミジミしていました。

 

橋杭岩,日の出(K32_0136,15 mm,F11)2015yaotomi_.jpg

↑9 smc PENTAX-DA 12-24mmF4ED AL[IF]  (F/11.0)

フォークリフト越しのキラーン☆

 

橋杭岩,日の出(K32_0145,16 mm,F10)2015yaotomi_.jpg

↑10 smc PENTAX-DA 12-24mmF4ED AL[IF]  (F/10.0)

自撮りで〆です。

 

台風の影響で波が高く、「ひょっとして」の想いを抱きながらチョビッと北上。

荒船海岸の記事は次回ご紹介しましょう。

 

PENTAX K-3II レビュー、もうちょっと続きます。

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

                                                                         -

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この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2015年5月23日 19:00に書いた記事です。

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