
	山散歩は荷物を軽くしたい.....なもんで、持ち出すカメラ機材の選択は迷う迷う。
	「あー、ちゃんと機材持ってくりゃよかったのぅ (´;ω;`)ウゥゥ 」と後悔させないための SIGMA fp でもある。
	
	 
	いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2019年10月23日撮影)
	本日発売日を迎えました SIGMA fp(ご注文はこちら) 、記念すべきこの日に向けていろいろ撮ってきました。
	SIGMA社と言えば独自のFoveonセンサー搭載機を思い浮かべるけど、これは他社でも主流のベイヤー方式センサー(裏面照射型CMOSセンサー)。
	
	
	フルサイズセンサー初搭載機であの超絶な写りは見送られたけれど、今後出てくるはずなので個人的には更なる期待を抱いています。
	撮影地で「じゃぁ、SIGMA fp の写りはフツーなの?」って聞かれましたが、おそらく外観の見た目(むちゃくちゃコンパクト)からピンとこないのかも。
	先行発売だった SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary を組み合わせ、フィルムパトローネを比べてこの大きさですから。
	でもね、はっきり言って撮れた画は良すぎるぐらい、これに尽きると言っても過言ではありません。
	 
	
 
	これはキットレンズ(という位置付けになるのかな?)SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary (レンズのみはこちら)の絞り開放で撮ったもの。
	念のために jpeg+RAW設定で撮影し、その RAW を シグマ純正現像ソフト「 SIGMA Photo Pro 6.7.0 」でカラーモードを"風景"へ変更した以外はストレート現像です。(右下のサムネイルは等倍)
	
	ちなみにEXIFはと言いますと、F/2.8・1/400sec.・iso100 。(過去のお写ん歩記事もほぼEXIF残しています)
	そんじょうそこらのフルサイズ機とは一線を画す.....と言えば大袈裟かも知れない。
	けれど、そう言い切って良いかも知れないなーって、帰宅後の画像チェックでニヤニヤしっ放しでしたから。
	 
	歩き回るときに好んで持ち出す望遠レンズが、これ↓
	
	SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary とマウントアダプター SIGMA MOUNT CONVERTER MC-21 。
	コンパクトな高倍率望遠レンズという気持ちでずっと使っていたのですが、妙に大きく見えてしまいます。
	「センサー付きレンズ」みたいな感じで、左手でレンズを支え A.F. だけに頼り撮るならとても楽ちんな組み合わせ。
	見た目「え"え"ーーっ"」ですが、結構しっくりくるから不思議なものです。
	 
	ところがズームリングを回したりピントリングによるピント微調整が絡むと右のグリップも大切になってくる.....
	そこで重宝するのがハンドグリップ SIGMA HAND GRIP HG-11 ですよー↓
	
 
	手にかかる配分が激変、もう何て言うか絶妙の域。
	
 
	小さな後付けグリップ、たったこれだけなのに「着いてて善かった♪」なんて思えるから面白い。
	 
	ところがですね、あのスクエアな美しいデザインがスポイルされてしまうのも事実。
	SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary やマウントアダプターを使ってオールドレンズ使う時などは、何となく外して素のままで使いたい気持ちになります。
	僕の場合見た目から入るタイプですし、そういう気持ちって大切だと思う方なんで。
	 
	「ファインダーは無いの?」、これも現場で良く耳にしました。
	
 
	ぜひ LCDビューファインダー SIGMA LCD VIEW FINDER LVF-11 を装着してみてください。
	過去に dp シリーズ等で使用もしたことがあるのですが、SIGMA fp のTFTカラー液晶モニターは 3.15型+約210万ドット(静電容量方式タッチパネル式)へと進化していますので、まるで見え方が違います。
	超望遠でマニュアルフォーカスも容易になるばかりか、顔面と両手による3点支持の使い勝手が絶妙。
	ちょこっと鳥撮りにも使ってみましたが、これなら SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary でも普通に使えそう。
	
 
 
	構造はいたってシンプル、取り付けも簡単で視度補正も付いていますから問題なし。
	 
	お気づきかと思いますが、拡張のベースとしてSIGMA fpが存在しています。
	だからという訳でもありませんが、ベースになるからにはトコトン削いでしまおうというデザインに行きついたのかも。
	ギミックと言うにはあれですが、じつにおもしろいカメラ。
	使い続けているうちに、どんどんハマって来る気持ちがあることにある日気が付くんです。
	 
	すでに先出しはしていますが、とりあえず旬初めの「紅葉」を撮ってきました。
	シグマ純正現像ソフト「 SIGMA Photo Pro 6.7.0 」で出力した画ですが、カラーモードとシャドウコントロール以外はほぼほぼストレート現像の画でご紹介です。