85 mm,F9,iso100
いつもお世話になっています、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2025年11月1日+8日撮影)
今季も美しい大峰山脈の山黄葉を観ることができました(道路からですが)
1回目(11月1日)、2回目(11月8日)の2回出動、それぞれ山黄葉の趣が全く違い、今季は良い撮影ができたと思います
台風の影響(強風の影響)少なかったことが幸いし、ヤマサクラの紅葉も混じえてじつにカラフル
昨日晩秋の山黄葉と積雪のコラボ写真を撮りに出かけましたが、やはり錦模様の山黄葉が美しくて良いですね(参考:公式Facebook)
険しい大峰の山々が優しく感じる、秋ならではの風情は感動もひとしおです
今回はレンズ1本だけで向かいました
軽快なこと、そしてレンズ交換時に発生するタイムラグ、これらの心配がない高倍率ズームレンズの出番です
TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2 Model A075
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/46748
高倍率ズームレンズといえばタムロン社のレンズを思い浮かべる写真家さんも多いのではないでしょうか
紅葉シーズンのど真ん中で、第二世代の高性能高倍率ズームレンズ『TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2』が登場です
25mmから200mmの8倍ズームを備えた 25-200mm F2.8-5.6 G2 、日常のスナップはもちろん、広く写したい風景から望遠を活かしたスポーツ撮影まであらゆる場面で活躍します
このレンズ1本で幅広いシーンに対応できるため、旅行や屋外撮影にもちょうど良いばかりか、美しいボケ表現を活かしたポートレート撮影にも使えるとのこと
また広角端25mmのF/2.8スタートでありながら、長さ121.5mm・質量575gの小型軽量設計を実現、今回のように長時間の撮影でも疲れにくく持ち運びも軽快
操作面ではなめらかで心地よいズームリングとフォーカスリングを採用し、直感的でスムーズな撮影体験を提供します
要するにどんなシーンでも快適に使える万能ズームレンズという訳ですね
鏡胴が伸びればそこそこなサイズになりますが、通常は非常にコンパクト
ズームリングのトルクも心地よく、結構ストレスフリーで使えそうです
←1枚目のリサイズ無し(等倍)画像です
繊維のように写っている細やかな木々の枝が、何とも言えぬ繊細さを放っていました
高倍率ズームレンズの写りは、過去の先入観によって作られたイメージが色濃く残っていますが、もうそんな時代ではなくなったと言えそうな気がします
こないなふうに書いてしまうとそもそもが高性能だと謳うレンズの出番が無くなってしまいますが、そこは差があると思ってください
デジタルならではの補正はありますが、SONY機から出力される画はとても忠実に再現されています
大口径の高性能レンズと比較こそしていませんが、作品としての画がしっかり狙える性能を備えていると感じました
立つ位置に自由が少ない山の撮影、持ち運びの機材も極力少なくしたいと感じられている方も多いはず
そんなときにTAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2が役立ちそうな、現場でそう感じました
たくさん撮った中のいくつかをピックアップしましたので、ご参考なさってみてください
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、
ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。
73 mm,F5,iso6400
今秋の1回目、吉野~川上から上北山村西原回りで向かうことにしました
雨上がりのこの日、陽の明かりは期待していなかったのでちょっと遅めの出動
近鉄吉野線吉野川橋梁で道草、雲とガスが流れる東側を背景に近鉄車両を臨時撮影です
あまりの美しさに仰け反ってガッツポーズw
129 mm,F9,iso2500
山霧の入るナメゴ谷付近ですが、山黄葉は少し色が浅い1回目
高倍率ズームレンズは良いですね
ざくっと「良いですね」という表現になってしまいますが、大きなカメラバックにレンズを何本も詰め込んでいる時とは辛さ(?)が違います
それぞれに特性を持つ高性能なレンズを「ここだ!」という撮影地で使う醍醐味がずっとありました(今もありますよ)
しかしですね、肩に架かる重量に対する疲労は年々重なるようになり、どうしても軽量化を求めてしまうのですよね
でも高倍率ズームレンズで「妥協」するという感覚は、以前に比べるとずいぶん減ったのでは?と思うことが増えてきました
200 mm,F7.1,iso1000
鉄山の"もふもふポイント"の木々も未だ青い色が残ります
25 mm,F9,iso100
川迫川渓谷まで降りてくるとご覧のような錦模様のところもございました
曇天雨天は光がまんべんなく回り込むので、晴れた日よりも1回目このくらいがよろし
紀伊半島特有のエメラルドグリーンな川も、こんなふうに美しさを増します
78 mm,F5,iso6400
そして1週間後、予報通りピーカンの朝を迎えました
TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2にサーキュラーP.L.フィルターを装着、反射を半分ほど抑えて撮影しました
日の出を待ちたいところですが、ナメゴ谷へ急がなくてはなりません
25 mm,F9,iso100
ずっとお月さんがランデブー、暖かい太陽の光色とは全然違う透き通るような月の色です
昨年もこの月を狙っていたような気がしますねー
200 mm,F9,iso100
ナメゴ谷に着きました
少し待つと尾根に光が射し込む、そんな時間に到着です
200 mm,F9,iso100
今季はとても良い色です
何度も通うこと無くこの色に出会えたことが申し訳なく思えます
70 mm,F13,iso500
手前の木を何となく額縁ふうに
これも毎回撮るのですが、今季は手前の葉が綺麗に色染まり美しゅうございました
テレビ局など各メディアが取り上げるようになり、びっくりするほど人が増えたナメゴ谷の定番ポイント
やって来る自動車のナンバープレートも多様になりましたし、話しかけてみると「初めて来た」的なカメラマンが目立つようになりました
153 mm,F9,1-20 秒,iso100
ナメゴ谷の黄葉も綺麗なんですが、じつは行者還トンネルへ向かう道中から眺めるナメゴ谷も綺麗なんです
この日は空気がやや霞んでいてクリア感が損なわれているのですが、配光さえ気を遣えばイケてる感じです
127 mm,F9,1-15 秒,iso100
こんなふうにナメゴ谷はあちらこちらに尾根の黄葉を観ることができます
基本的に雑木なので色もカラフル、植林の緑も美しいですね
39 mm,F9,1-15 秒,iso100
正面台形の山は高塚山でしょうか
弥山と同じく葉は散っているように見えました
68 mm,F10,1-100 秒,iso100
行者還トンネル東側から観る大台ヶ原(ずっと向こうの台のような山)
こんなに霞んでいたのですが、空気中の水分による乱反射かな?
51 mm,F9,1-8 秒,iso200
途中で見かけた岩肌の紅葉
50mmという安定の構図で撮影
200 mm,F9,iso400
1枚目にも載せましたが鉄山(てっせん)の裾に広がる広葉樹林
まさに山黄葉、我々が言うところの(かってに名付けた)「もふもふポイント」です
87 mm,F9,iso400
細かい木々が密集しているだけのように見えますが、全てそこそこ大きな広葉樹の集まりなんです
人の歩くところが無く、比較物が無いのでそう表現するしかありませんが、なかなか見事なところなんです
25 mm,F9,0.2 秒,iso200
布引谷の黄葉もじつに美しい
25 mm,F9,1-4 秒,iso200
28mmと25mmではずいぶん違います
「ここまで広く撮りたい」という願望を叶えてくれる素晴らしいレンズ
45 mm,F16,0.5 秒,iso250
基本的には晴れていたのですが、霞が青空感を遮るのです
25 mm,F10,iso250
いつものポイントも良い色に染まっていました
今季は人の気配が少なく、獣が出やしないかと焦るばかり
75 mm,F6.3,0.2 秒,iso125(JPEG)
ちょっと薄暗いところでのポイント
カメラ本体と手振れ補正の相性も良く、シャッタ速度は0.2sec.でしたがブレ無し
31 mm,F14,0.4 秒,iso100
膝をついてズボンはびしょびしょ
それでも綺麗なものを撮るのには何らお構い無しです
36 mm,F8,1/4 秒,iso100
狭い渓谷です
何も手つかずの自然なままが美しい渓谷です
25 mm,F8,iso400
木の姿が美しく感じました
「撮ってみろ」と言わんばかりの姿
軽量レンズだからこそ狙える水面ギリギリ構図です
46 mm,F4,iso100
陽が陰ると鬱蒼とした姿に変貌
独りでは怖いのでそそくさと退散です
25 mm,F8,iso100
朝の光が射し込むとそれはもう別世界
25 mm,F16,1-3 秒,iso100
岩と川と紅葉、このセットが最強です
47 mm,F4,iso100
朽ちかけた吊り橋、渡ることは出来ませんが画にはなります
25 mm,F9,iso400
25mmを全力で使ってみる
25 mm,F2.8,iso400
同じ画角でも、被写体の距離ひとつでずいぶん違った感覚になります
25 mm,F13,iso100
ここから1日目の撮影分へ戻ります
山の上にガスが残っており、それもまた良いスパイスになります
52 mm,F10,iso100
洞川の龍泉寺さん
こちらも早くから紅葉するお寺として知られています
25 mm,F10,iso100
多彩な紅葉に惹かれる
25 mm,F10,iso100
結構な数の参拝者さん
紅葉にも目を向けられますが、歴史などにご興味あって訪れる方のほうが多いみたいです
結構遠くから来られていました
114 mm,F10,iso100
時々陽射しがあるこの日、龍のように蠢く雲が印象的です
32 mm,F9,iso100
銀杏が見頃でしたが散りはもうちょっと先でした
62 mm,F9,iso100
そう言えば池のニジマスが減ったような気がします
25 mm,F9,iso100
刻々と変わる山の風景、何度訪れても飽きることはありません
良いタイミングも訪れる方々の感覚ひとつで変わるものです
その日その日が最良のタイミング、写真に残すならできるだけ良い機材で挑みたいですね
TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2レンズはそのうちのひとつです
本日発売、ぜひ紅葉の後半もTAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2で楽しんでほしいところです
さて、この日(2回目の撮影)のお昼ごはんは.....

大淀町にある『来来飯店 大淀店』です
数年前に訪れて以来、ちょこっとハマっているランチなポイント
付近にお店はいくつもあるのですが、味が善くてガツンと満たしてくれるお店はやや少なめ
この日もふらっと立ち寄った訳です

ランチメニューの組み合わせが多くて迷います
あとから来られ隣に座られたいかにも常連さん、あっという間に注文したはりましたね
そんな男前な注文をしてみたいのですが、優柔不断な自分は更に迷い込んでいます
レバニラ炒めのセットメニューが無いので、出汁が決め手の天津飯にしました
餃子に唐揚げも付いているボリューミーなランチセットです
甘酢ではありませんでしたが何とも優しいお味、熱々の餡が身体に沁みます
元気なスタッフさんも雰囲気二重丸、ぜひ訪れても手いただきたい中華料理屋さんでした
ごちそうさまでした

先日スタッドレスタイヤにパパッと交換
寒くなる言わはりましたから、もう交換しておこう!.....と
昨日は出番ありませんでしたが、どうしても自動車で移動せねばならないことが増えましたのでスタッドレスタイヤは必需品
1本10分程度で交換するのですが、今回は1本ずつ綺麗に洗浄しましたので倍ほど時間がかかりました
中腰での作業は応えるお年頃です(笑
TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2 Model A075
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/46748
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。
