シグマ Sigma 35mm F1.2 DG II | Art レビュー / 奈良 宇陀市 榛原赤埴 佛隆寺の彼岸花 2025

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35 mm,F1.2,iso100

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いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。(2025年9月24日撮影)

 

山寺の境内一面に広がる彼岸花、今季も綺麗に彼岸花色へと染まりました

奈良に興味が湧いてくると一度くらいは佛隆寺(ぶつりゅうじ)の名を耳にすることがあると思います

大きな古木"千年桜"が咲くとして知られていますが、お彼岸に咲く彼岸花もまた見事

ずいぶん前に獣害によって全く咲かなくなってしまった時期がございましたが、お寺と地元有志の皆さんによって彼岸花咲く佛隆寺へと復活

今季も美しい彼岸花を観ることができました

 

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Sigma 35mm F1.2 DG II  Art

 E)https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/46588

 L)https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/46587

Sigma 35mm F1.2 DG II  Art_005.jpg Sigma 35mm F1.2 DG II  Art_006.jpg

今回は広角単焦点レンズ1本で訪れてみました

以前Sigma 35mm F1.2 DG | Artという凄いスペックを携えた超高性能レンズがございましたが、これがなんと進化して「II」型になったという

Sigma 35mm F1.2 DG II  Art、今度は性能の向上だけではなくコンパクト軽量化も遂げています

いやいや、このサイズでA.F.搭載のF/1.2は凄いと思いませんか?

極限まで補正された色収差とサジタルコマフレア、そして何と言ってもF/1.2から生まれる美しい暈けが待っています

滲みのない暈け、二線暈けも見当たらない写りは"さすが"のひと言です

カメラボディはとても小さなSigma fp L、このサイズ感も生かせるほどの小型化によってフィルター径も82mmから72mmへと2サイズもダウン

日常的な使い方ができるサイズであり、いざという時に強烈な解像感で撮らえることは、いつもと違った感動が待っているのだと思います

 

今回は普通に使ってみました

ほんとうは星を撮ったり夜景撮ったりいろいろ考えては居たのですけど

落ち着いたらまたマニアック(?)な撮り方してきますので、しばらくお待ちくださいませ

もちろん続く画は十分参考に値すると思いますので、隅々までじっくりご覧ください

アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像(一部等倍)を見ることができます

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35 mm,F1.2,iso100

佛隆寺の全景、こじんまりとした山寺

35mmだと記録写真的に撮れるのもポイントですが.....

 

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35 mm,F1.2,iso100(JPEG)

ちょっと寄るだけでF/1.2という美しさを味わうことができます

 

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35 mm,F1.2,iso100(JPEG)

どの位置へピントを置くか、被写界深度の浅い写真は己の度量を試されている気がします

 

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35 mm,F1.2,iso100(JPEG)

美しく広がる彼岸花、よくここまで復活しました

佛隆寺と言えば桜と彼岸花、山奥まで訪れる価値がグッと増します

  

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35 mm,F1.2,iso100(JPEG)

本堂前にはまだ見頃の百日紅、お寺の奥様も驚いてらっしゃいました

長く楽しめたのか、遅く咲いたのか、それでもまぁ綺麗だから良いのです

 

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35 mm,F1.2,iso100(JPEG)

佛隆寺でのお友達、艶々のお顔が綺麗

 

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35 mm,F1.2,1-6000 秒,iso100(JPEG)

白いのんと黄色いのんが咲いていました

彼岸花とはまた違うのだそうですが、お茶席のある辺りに同じ場所で咲きます

 

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35 mm,F1.2,iso100

この石段が佛隆寺、初めて来るととてもプレミアムに感じるのだそうです

こんなふうに美しく鄙びた石段も少なくなりましたし、こうして普通に歩けるのはありがたいこと

 

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35 mm,F1.2,1-3200 秒,iso100(JPEG)

平日ですが多くの方が訪れていました

この細く長い石段、お互いが譲り合って撮る.....という感じでしょうか

 

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35 mm,F1.2,1-2000 秒,iso100(JPEG)

手が届きそうな雰囲気に撮れるリアルな写り

 

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35 mm,F1.2,iso100(JPEG)

山門へ続く石段の雰囲気、それを飾るように咲く彼岸花

この姿こそ佛隆寺なのだと思います

 

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35 mm,F1.2,1-1250 秒,iso100(JPEG)

高性能なレンズは写りがじつに繊細

等倍で見てもシュと伸びた線がリアルに再現されています

 

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35 mm,F6.4,1-80 秒,iso100(JPEG)

これはまぁまぁ寄ってF/6.4まで絞り込んだもの

 

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35 mm,F1.2,1-2500 秒,iso100(JPEG)

同じ位置から絞り開放のF/1.2、凄まじいほどの差を感じます

 

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35 mm,F4.5,1-250 秒,iso100(JPEG)

ずっと前、まだ三脚が使えている頃はグイグイと絞って撮ったものです

 

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35 mm,F1.2,1-6000 秒,iso100(JPEG)

この角度、ここから観る風景が大好きです

遠近感を感じるようF/1.2、裸眼で観ているようで心地良いですね

 

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35 mm,F1.2,1-4000 秒,iso100(JPEG)

以前よりは減ってしまった斜面.....と言いますか、よくここまで復活しました

 

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35 mm,F1.2,1-8000 秒,iso100(JPEG)

撮る位置を考えると、十分なのかも知れません

 

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35 mm,F1.2,1-5000 秒,iso100(JPEG)

千年桜を慕うように咲く彼岸花

桜が一緒に咲いていたら豪華ですが、こればかりはあり得ません

 

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35 mm,F1.2,iso100(JPEG)

この距離感、35mmは自然で大好きです

 

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         35 mm,F1.2,iso100

         千年桜の下に広がる彼岸花

         この共存感みたいなのが良いと思うのです

 

このあと明日香を流したのですが.....

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35 mm,F1.2,iso100(JPEG)

橘寺の前は例年早めに咲くのですが、他のポイントはまだまだでした

今季の彼岸花開花はタイミング難しかったですね

 

御所のほうへ向かうと..... 

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35 mm,F1.2,iso100

一部の彼岸花ポイントではご覧のように見頃直前でした

ちょうど吉野特急が来たので慌ててパチリ

 

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35 mm,F1.2,iso100(JPEG)

その足元にあった水路のキラキラを撮ろうとしましたが、太陽の力が弱かった.....

 

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35 mm,F1.2,iso100

近鉄電車と言えばこの色です

似合いますねぇ

 

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35 mm,F1.2,1-4000 秒,iso100(JPEG)

曽我川の草地に彼岸花が咲いていました

この雰囲気が一番"らしい"咲き方のような気がします

 

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35 mm,F1.2,1-2000 秒,iso100(JPEG)

足もとにも咲いている

普段気にもしないような雑草も綺麗だなぁ

 

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35 mm,F1.2,1-8000 秒,iso100(JPEG)

韮の花が満開でした

野に咲く今季の花々、見頃が読めませんでしたが、その複雑さがまた面白くも感じましたよ

 

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35 mm,F1.2,iso100(JPEG)

しゃがみ込んでスタンバイ

彼岸花にピントを持って来ようか、列車にピントを持って来ようか

さんざん悩んで列車です(笑

 

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常用レンズとして使いたいSigma 35mm F1.2 DG II  Art、とても明るいF/1.2レンズが生み出す被写体像は一味違って感じるはずです

「背景を大きくぼかして撮りたい」、特にポートレーや被写界深度を活かした写真が好きな写真家さん

35mm前後の焦点距離を好み、"明るさ+画質"を両立させたい写真家さん

スナップ・ストリート・屋内撮影など、低照度撮影で日常を印象的に残したい写真家さん

高い画質・信頼性・操作性を求めるプロカメラマン

スチルやムービーへと多岐にわたる趣味を持つが、レンズを一本に絞りたい写真家さん

ぜひ手に取って試していただきたいと思います

 

この日のお昼ごはんはかなり迷いましたが......

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久しぶりに訪れた御所の「わだきん」さん、この日はガッツリ系を避けました

これ第二駐車場から撮っているのですが、自分の背後には葛城山です

こちらは鉄道の駅は離れているので、駐車場がないと困るような場所

ところがいつも満員、とにかく賑わっていて店の外で待つのはよくある事です

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洋食のお店で、メニューもザ・洋食

ボリュウムはどちらかと言うと中高年向けだと思うのですが、食べきったあとしっかりとした満足感を味わえるのは「わだきん」さんの特徴かもしれません

この日の日替わりはメンチカツ、日替わりはラスイチでしたので久しぶりにハンバーグステーキをチョイス

どれを選んでもハズレはありませんが、毎回同じものを頼んでいる気がします

ハンバーグめちゃくちゃ美味しいのですが、このソースに特徴ありですね

あじわい深いというのが適当でしょうか、人気であるポイントのひとつだと思います

ちなみに添えられたイチジク、イチジク食べるなんてとても久しぶりで嬉しかったです

ごちそうさまでした

 

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Sigma 35mm F1.2 DG II  Art

 E)https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/46588

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今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。 

 

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この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2025年11月 3日 14:00に書いた記事です。

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