ニコン Nikon Z8 / 奈良 吉野郡上北山村小橡(ことち) 大台ヶ原の紅葉 2025

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55 mm,F2.8,iso100

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いつもお世話になっています、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。(2025年10月29日撮影)

 

今季の紅葉ですが、撮影のタイミング予想がとても難しゅうございました

行けば「早すぎた」の独り言、行かなかったら「綺麗だったよー」な報告、何とも言えぬモヤモヤ感続く秋

街の紅葉はどうだったかあまり知らないのですが、お山の紅葉はとても良かったように思えます

 

NIKKOR Z 70_200mm f2,8 VR S_002.jpg NIKKOR Z 24_70mm f2,8 S.jpg

Nikon Z8

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/42562

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/32667

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/30624

Z8 CFexpress プレゼントキャンペーン.jpg

2年ぶりに使用するNikon Z8、もう詳細設定もイチから思い出さんと駄目か思いましたが、指先はちゃんと覚えていました

半年くらい連続して使えば詳細の検証もできると思うのですが、次から次へと機材が送り込まれてくるので試用時に適した設定するだけで精一杯

しかしですよ、このNikon機は個人的に別格な存在で、カメラ設定がじつに行い易いのです

過去のDシリーズでは痒いところに何とか手が届く.....そんな気持ちを抱きながら試用したものですが、現行のZシリーズは「自分らしい設定」がササッとできるようになったところが最大のポイントだと思っています

メカシャッターレスになった事だけが唯一の寂しいポイント、耐久性とか何とかいろいろありますが、自分はメカニカルな振動と音を発するところが"写真機"の醍醐味だと思う古いタイプの人(ひと)

それでも電子シャッターはシャッターブレの心配も無いし、シャッターの耐久回数も気にしなくて良いのです

メカサウンドも気にしなくて良い訳ですから、出張撮影の静寂な場面で重宝することはたくさんあるはず

好いことずくめなのに.....自分は古いタイプの人です(笑

 

今回はお山でハイク、荷物も減らしてなるべく軽量化を図りたいところ

でもせっかく秋のお山を楽しむのですから、機材の妥協はしたくありません

まぁボディ1台にズームレンズ2本、このくらいは何でも無いのでバックに詰め込み出発しました

アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。

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30 mm,F10,1-500 秒,iso1000

奈良県道40号大台ヶ原公園川上線(通称 大台ヶ原ドライブウェイ)から眺める西大台、遠くには大峰の名山が連なっています

まだ朝陽が射し込まないところも多く、手前の紅葉は影に隠れてしまっています

 

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24 mm,F10,1-250 秒,iso1000

ドライブウェイの中腹辺りはご覧の様子でした

大台ヶ原で紅葉が見頃という事は、ドライブウェイの紅葉はもう少しあと.....という事になります

 

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74 mm,F4.5,iso100

駐車場に自動車を停め、先ずは中道を歩くことにしました

いつもなら深夜に到着し、暗闇のトレッキングで日出ヶ岳や正木峠を目指しご来光を狙うのです

しかし今季は熊の出没が目立つので、「深夜早朝のトレッキングはお控えください」という指示に従いました

 

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36 mm,F18,1-40 秒,iso2800

30~40分も歩けば分岐点"尾鷲辻"に着くのですが、こんなふうに「あ!」とか「おぉぉ!」とか反応して撮り進むから倍くらいの時間がかかります

 

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42 mm,F2.8,1-50 秒,iso160

中道はゴツゴツの石畳が多く、個人的にはちょっと歩きづらい

整備されているから文句言ったらあかんけど、何度来ても歩きづらい

 

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30 mm,F2.8,1-640 秒,iso100

中道で見つけた黄葉

べっこう色がお山の黄葉って感じで綺麗なんです

 

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25 mm,F13,1-25 秒,iso250(等倍)

ライムグリーンな緑も残っていますが、これはこれで綺麗

 

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DSC_1162,70 mm,F8,1-80 秒,iso900(JPEG) 1.jpg

←等倍 70 mm,F8,1-80 秒,iso900

鳥はあんまり興味が無くて、名前がさっぱり分かりません

咄嗟に撮ったレンズが24-70mm、これが限界でした

 

DSC_1214,34 mm,F8,1-125 秒,iso100(JPEG).jpg

34 mm,F8,1-125 秒,iso100

尾鷲辻から正木ヶ原へ登ろうと思いましたが、どうも時間がかかり過ぎていたので大蛇嵓へと進路とります

牛石ヶ原まで歩く途中、山黄葉らしい絶景ポイントがいくつもありました

 

DSC_1221,32 mm,F11,1-40 秒,iso100(JPEG).jpg

32 mm,F11,1-40 秒,iso100

標高が1,600mあるようには思えない穏やかなトレッキングコース

朝の斜光が美しく、やはりなかなか前へ進めません

 

DSC_1271,24 mm,F11,1-100 秒,iso100(JPEG).jpg

24 mm,F11,1-100 秒,iso100

太陽もサンサンなのでキラリンも撮っておきましょう

 

DSC_1293co,24 mm,F11,iso160(JPEG).jpg

24 mm,F11,iso160

グラデーションにうっとり見とれる

 

DSC_1313,24 mm,F22,1-25 秒,iso360(JPEG).jpg

24 mm,F22,1-25 秒,iso360

緑と紅葉が入り混じる雰囲気、青空も相まってじつに気持ち良いです

 

DSC_1323co,58 mm,F11,iso100(High efficiency  RAW).jpg

58 mm,F11,iso100

倒木を絡めるのも大台ヶ原紅葉撮影

配分が難しいですが、その考える時間こそが楽しいのです

 

DSC_1349,24 mm,F9,1-200 秒,iso100(JPEG).jpg

24 mm,F9,1-200 秒,iso100

牛石ヶ原

この付近では全く樹木が見られない不思議な空間

 

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27 mm,F9,1-80 秒,iso100

こちらの倒木アート、きっと皆さんも大好物でしょう

 

DSC_1376,24 mm,F8,1-200 秒,iso100(JPEG).jpg

24 mm,F8,1-200 秒,iso100

大蛇嵓とシオカラ谷への分岐点からそのまま大蛇嵓へ向かいましょう

紅葉が増えてくるのでワクワクします

  

DSC_1401co,49 mm,F8,iso100(High efficiency  RAW).jpg

49 mm,F8,iso100

北側の蒸篭嵓、ここもタイミング次第で絶妙な錦紅葉を観ることができます

この構図を構える足元は断崖絶壁、自分はとてもへっぴり腰な姿だったと思います

 

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24 mm,F9,1-160 秒,iso100

到着です

久しぶりの大蛇嵓です

足もとの岩は滑りやすいです

 

DSC_1441co,24 mm,F9,iso100(JPEG).jpg

24 mm,F9,iso100

大蛇嵓ビューポイントの先端まで進むと絶景パノラマ、ずっと向こうに連なるのは大峰山脈

訪れるたびに思うのですが、小さくても良いですから山の名称付き看板が欲しいなぁ.....と

 

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24 mm,F9,iso100

カメラをもうちょっと下へ向けると、断崖絶壁なのがお判りいただけると思います

大蛇嵓の北斜面から降り、嵓へ向かわれた方が居られると聞いたことがあります

ちょっと興味そそられる話ですが、ここに立っているだけでも心がピンチなのでそそられるだけにしておきます

 

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52 mm,F2.8,iso100

久しぶりに観る美しい紅葉っぷり、ここは風の強い場所なので紅葉の葉は直ぐに散ってしまいます

これだけ残っているのは久しぶりに観たかも.....、今秋は台風がとても少なかった影響もあるのでしょう

この立体感、下のほうに見える山斜面はずっと先にあるのです

頻繁に山へ向かわれる方はこの感覚も醍醐味のひとつだと仰られますね

  

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70 mm,F2.8,iso100

大蛇嵓の北側はご覧の蒸篭嵓

その向こうに広がる美しい絨毯がシオカラ谷や西大台方面です

 

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         24 mm,F20,iso180

         大蛇嵓の分岐点まで戻り、シオカラ谷へは向かわず元来た道を戻ることに

         

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165 mm,F2.8,iso100

復路のレンズはNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S一択です

同じ場所もレンズひとつで別物ですね

 

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140 mm,F2.8,iso100

絞り開放から抜群の解像感と暈けを放つNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S、世界がまるで違って見えてきます

 

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200 mm,F3.5,1-500 秒,iso100

圧縮効果による紅葉の混在姿

透過光により美しさは倍増です

 

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135 mm,F2.8,1-250 秒,iso100

ヤシオ系の紅葉がとても鮮やかです

ニコン色が好きで使っておられる方が多いと思いますが、このNikon Z8の色はとてもナチュラルで大好きです

 

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130 mm,F2.8,1-1600 秒,iso100

アートな姿の木を前景に配置

 

DSC_1663,110 mm,F2.8,1-160 秒,iso100(JPEG).jpg

         110 mm,F2.8,1-160 秒,iso100

         よく見ると興味そそられる紅葉樹がたくさん見つかります

 

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200 mm,F2.8,1-640 秒,iso100

弾けた花火みたいな小さな実

赤い茎もまた綺麗です

 

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200 mm,F2.8,1-200 秒,iso280

「鐘を鳴らして」と書かれていますが、その鐘は普段提げていないのでしょうか

ひょっとしたら紐を引っ張ると地面の下にある鐘が鳴るのかと試してみたのですが......

 

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180 mm,F2.8,1-200 秒,iso560

吹き溜まりの散り紅葉

 

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200 mm,F2.8,1-320 秒,iso100

スポット光の僅かな紅葉

 

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150 mm,F11,1-160 秒,iso1000

人の入れない区域は色も生き生きとしています

 

DSC_1773,200 mm,F2.8,1-1000 秒,iso1250(JPEG).jpg

200 mm,F2.8,1-1000 秒,iso1250

この日はあちこちに湧き水が流れ出ていました

水の透明感が素晴らしいです

 

DSC_1801,70 mm,F18,1-80 秒,iso1100(JPEG).jpg

70 mm,F18,1-80 秒,iso1100

離れて観るから綺麗な紅葉もあります

 

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         70 mm,F18,1-80 秒,iso1250

         夜の月明りで撮るともの凄く幽玄な姿に写る場所

         

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175 mm,F2.8,1-200 秒,iso450

また小鳥を見つけました

そしてまたまた慌てて撮りました

せっかく200mmもあるのに、なぜか175mmなんですよね

 

DSC_1900,100 mm,F16,1-125 秒,iso1000(JPEG).jpg

100 mm,F16,1-125 秒,iso1000

木々の隙間から入り込む柔らかい太陽光線が絵画のように作り出します

 

DSC_1905,200 mm,F16,1-200 秒,iso4500(JPEG).jpg

200 mm,F16,1-200 秒,iso4500

山の湧き水に溜まる紅葉、映り込みの枝にピントを合わす

 

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         200 mm,F4.5,1-200 秒,iso1250

         この日はまだ紅葉していませんでした

         青々とした姿で迎えてくれた小さな蔦、来季もまたこうして伸びるのかな?

 

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175 mm,F4.5,1-200 秒,iso400

この苔と紅葉のリトルワールドは大好物です

マクロレンズでなくてもこの距離感なら通常のズームレンズで楽しめるはず

 

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195 mm,F4.5,1-200 秒,iso900

つまんで食べたくなってしまいそうなキノコ

食べれるのかどうかわからないので食べていません

 

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47 mm,F9,iso100

平日でしたが帰る頃(お昼前)の大台ヶ原駐車場は満車でした

しかし週末ほどでもないドライブウェイの交通量はとても走りやすいです

12月1日から冬季通行止となっており、今はもうてっぺんまで登ることは出来ません

来春の開通は4月20日の予定で、ヤマサクラや新緑が美しく迎えてくれることでしょう

とても楽しみです

 

さて、この日のお昼ごはんは.....

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この付近で食事なら吉野の「馬酔木」さんでしょう

探せば他にもあるのですが、国道沿いにあって

身体動かした後の空腹を満たしてくれるスペシャルリーズナブルな焼肉屋さん

平日はおひとり様なお客様も多いので気兼ねなく利用できるのもありがたい存在です

メニューが少し変わってたのですが、ひょっとして漬けタレも少し変わったのかな??

最近味覚に衰えを感じているので、ここは近日中にもう一度行っておかねばなるまい

 

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この日(10月下旬)はレギュラーガソリン 158円/L でしたが、現在は130円台まで下がろうかという勢い

ガソリン下がって他が上がると意味無いですが、目視で即判定できるガソリン価格は何となく生活のバロメーター

30年くらい前は100円切っていましたし、2000年頃でも100~110円くらいだったかと思います

一時期は200円に迫るのではないかと危機感すらありましたが、もうひと踏ん張りで100円台にならないかなぁ.....と呟きながら燃料計と睨めっこしています

 

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Nikon Z8

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/42562

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/32667

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/30624

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今日も お写ん歩 にお付き合いいただき、ありがとうございました。 

 

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この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2025年12月19日 19:00に書いた記事です。

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