シグマ SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports @ review vol.1 / 高倍率超望遠レンズをちょこっと使ってみました

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もうずいぶんマシになったが、ちょっと前から四十肩である。

鍼灸師の友人が「おいでおいで~♪」と誘うが、注射が大っきらいで針が何本も刺さることを想像すると.....恐ろしい。

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いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。(2021年7月下旬撮影)

オリンピック競技を視ていると、どどーん!ってな大砲級レンズで撮らえているシーンがチラホラ出てきます。

「あんなシーン、ウチのカメラでも撮ってみたいねぇ」、ちょっとでもご興味ありましたらそんなふうに思い浮かべて正常でしょう。

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SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports(2021年8月27日発売予定)

 (L)https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/38221

 (E)https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/38220

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すでにフルフレームレフ機用として SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports が発売済ですが、これはフルフレームミラーレス機専用設計として世に送り出される新しい超望遠レンズです。

光学性能の向上はもちろんのこと、何と言っても軽量小型化への進化は素晴らしいものがありました。

レフ機用が 2,860g であることに対し、今回の新レンズは驚くなかれ 2,100g(三脚座込) ですから 760g も軽量化されたことになります。

まぁだいたいですが、SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art のような標準ズームレンズ1本分が軽くなった.....と書けばピンときますかね。

全長も 30mm 程度短くなりましたし、フィルター径も 105mm から 95mm へと小さくなりました。

これで 600mm が使えるって凄くないですか?

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小柄な方が持ち構えてこんな感じ、ズームトルクスイッチを「S」にすれば、レンズフード付近を持って直進ズームも可能!

これは現場で活躍しそうな機能ですねぇ。

フルサイズ機がそんなに普及していなかった頃、500mm とか 600mm なんて"夢"のような焦点距離でした。

F値が F/6.3 ですから低感度でシャッター速度も稼ぐといったものではなく、昨今急成長した「高感度特性」を上手く利用してシャッター速度を上げる使い方になるでしょう。

SIGMA fpSIGMA fp L の感度 iso3200 や iso6400 でもずいぶんクリアな画質ですし、感度オートでシャッター速度と絞り値を自在に操るマニュアルモードで楽しめるのは何とも"現代"らしい扱い方だと思います。

スポーツ撮影はもちろんですがそれだけでは無く、グッと離れた位置から狙う鳥撮影にも持って来い。

立ち位置限られる撮影シーンでも600mmあればほとんどこと足りてしまいます。

ではでは、他の撮影の合間にちょこっとだけ使う機会がありましたので、先ずは試しに少しだけ載せておきますね。

全て JPEG 撮って出し⇒明るさのみ微調整です。

アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。

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記事の最初に載せた画は600mmのF/6.3、ミツバチを一生懸命追いながらの1枚でした。

で、この画が245mmのF/6.3。

 

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焦点距離は191mm、後ろに見える二上山をグッと近づけたくてF/16まで絞ってみましたが。

何となくですが持ち出すことの多い SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM | Sports を使っているような感覚です。

E.V.F.ですからファインダーが暗いとか何とか言うこともなく、「もっと遠くを近付ける」って感じなんですね。

レンズがちょっと軽くなっただけなのに、いろんな思いをはせるようになった.....とはええかっこ言い過ぎか。

 

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絞り開けるの好きな人なんで勘弁して欲しいのですが、これで150mm F/5.0です。

フルサイズセンサーの特性が生きるので、F/5.0でも暈けがすっごく綺麗。

 

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150mmで撮影距離は60cmくらい、ミツバチを追いかけるなんてのは朝飯前である。

これ以上ズームするとアップになり過ぎて僕には追えません。

 

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600mm、もう少し近付ければ紫色の背景になったはず。

 

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252mm、ちょっといつもと違う雰囲気も撮れる SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sportsです。

 

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600mm、手振れ補正(O.S.)がよく効いているので、こんな小さな花びらの何処にピントを合わせるのかさえ自在。

これも絞り開放の F/6.3 なのですが、手持ち撮影なのに解像感までもが抜群なんですよ。

早く鳥を撮ってみたいなぁ、いやいや、鉄道が身近で良いかなー。 

 

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ひらひらとモンシロチョウが舞ってきました。

感度上げて(iso500)シャッター速度もあげあげ(1/5000sec)で狙うも、いやぁ俄かに撮るのはあきませんねぇ。

 

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花に止まった瞬間、普通に撮れました。

普段は SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary を同梱させているのですが、今後SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sportsが標準化しそうな気がしてきました。

たった1kgの差ですし、200mmの差は絶対大きいはず!

.....となると僕のドンケ F-2じゃ入りきらんし、そろそろカメラバックもバージョンアップしなきゃ機材荷物がまとまりません。

 

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手タレお願いしたねーさん、室内でこんな写真撮ってくれてたんね。

550mm、F9.0、iso6400、そしてシャッター速度が1/200sec、素晴らしいです。

 

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写友さんのお嬢さまがお誕生日、SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sportsでパチリ。

 

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撮影地は京都の山深いところに位置する「久多の里」、北山友禅菊が満開です。

友達のトンボちゃんと記念撮影でこの日は終了です。(SIGMA 24mm F3.5 DG DN | Contemporary

 

この日のお昼ご飯は、奈良のきたまちにある「喫茶 田川」の名物カレーライスでした。(スマートフォン撮影)

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じつは先月7月末で一旦ご休業されます。

ずいぶん寂しい声が囁かれましたが、それは少しの間の辛抱。

家主さんがこの建物を取り壊され、駐車場に生まれ変わることになったのですが、「喫茶 田川」さんだけは同じ場所に店舗を構えられます。

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どんなふうになるのか未だ判らないところもありますが、来春リオープン予定ですので楽しみにしておきましょう。

とはいえ、この漫画盛りの"ザ・カレーライス"をしばらく食せないのは寂しいですね。

よだれバルブをギュッと絞って来春を待ちますか。

 

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SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports(2021年8月27日発売予定)

 (L)https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/38221 ご予約受付中

 (E)https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/38220 ご予約受付中

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2021年8月 5日 18:00に書いた記事です。

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