_冬庭_
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1枚目、京都祇園にある建仁寺塔頭「両足院」の書院から観る庭園。
ここで写真展を開催されるとのご案内があり、ちょいと時間をこしらへて観に行ってきました。
座禅体験もすることもなく、それ以外でこの時期に庭園を観れるのはちょっとプレミアムかも知れません。
禅寺らしい佇まい、しゅっとした感じはこちら両足院独特のもの。
半夏生の頃も良いですが、鮮やかなトーンを下げるかのような庭園色も、また趣があって良いものです。
飾られたお写真を拝見したあと、くるり反転させてもらいました。
_冬庭_
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1枚目、京都祇園にある建仁寺塔頭「両足院」の書院から観る庭園。
ここで写真展を開催されるとのご案内があり、ちょいと時間をこしらへて観に行ってきました。
座禅体験もすることもなく、それ以外でこの時期に庭園を観れるのはちょっとプレミアムかも知れません。
禅寺らしい佇まい、しゅっとした感じはこちら両足院独特のもの。
半夏生の頃も良いですが、鮮やかなトーンを下げるかのような庭園色も、また趣があって良いものです。
飾られたお写真を拝見したあと、くるり反転させてもらいました。
_霜焼_
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満天星の快晴、マイナス4℃の無風。
「あ、どうぞ霜さん、何時でも降りてくださいな♪」、ビンゴな条件の朝でした。
じつは深夜から別の場所へ向かう予定にしていたのですが、前夜自宅での画像処理作業が遅くなりそうで断念。
奈良の写真家R氏やJ氏に助言を求めたところ、こちらのポイントをお勧めいただきました。
直ぐ近くのポイントで度々「茶畑」撮影をしたことはあるのですが、こんな茶畑が今もなお残っていたことに"超"驚きです。
茶葉に降りる霜が僅か数ミリの小さなクリスタルを形成し、色温度低い朝陽が発する光線でそれが輝く...
こちらでよく見られる光景だったかどうか、それは知る由もございませんが、あまりにも美しい朝景はこの日の感動でした。
こう...うまく表現できないところが僕ですねぇ^^;
1枚目は PENTAX K-3II の HDR 機能を ON 。
シャープネスをニュートラル、他はストレート設定で RAW 現像しました。
R.R.S. (リアル・レゾリューション・システム)の画は、このあとご紹介しますが、PENTAX K-3II の HDR って、人の記憶に案外忠実。
他社の処理とはチト違う感覚ですが、これは大いに活用させていただいてます。
_白朱一輪_
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昨夕、大阪堺方面から奈良へ戻ってくると、その気温差に驚かされました。
自宅に着いても自動車から降りたくなくなります。
「やっぱ奈良は寒いんだ」
大和盆地に雪積もることは少ないですが、ほんとキンキンに冷えます。
先週の半ばにやっとこさ雪が降り、いつもの冬らしい奈良山間景を観ることができました。
「雪が積ればあっこ行こー」...みたいにポイントは絞られてくるのですが、とにかく奈良は広いです。
奈良は広いのに毎冬同じようなところへ出向くのは、癖のようなものではなく、行く先々の雪景が美しいから。
それはもちろんですが、美雪景のひとつでもある宇陀の「室生寺」雪景は格別です。
_疎水橋梁_
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えー、めっちゃ寒いです。
急に寒くなったから、よけい寒く感じます。
しかし多くの写真家は、雪景情報で写欲高まり、けっこう暖かいはず。
今冬の関西、雪がほんっと積りませんでしたからね。
Facebook で奈良方面の雪景情報を発信していますが、乗用車でお越しの際は必ず冬用タイヤ装着でお願いします。
ノーマルタイヤで「もうちょっと走れるかなー」みたいなチャレンジ精神は、地元ドライバー(特に地元生活者)の妨げとなりますのでお控えください。
奈良南部とは言え、氷点下地域は関西の北部並みですから、ちょっとしたカーブや坂道でもあっという間に滑り始めます。
十分ご注意を。
それでは本編。
前回「京津線」編からの続き、今回は「石山坂本線」編として更新です。
京阪電車の若草色と濃緑のツートーンは優しい色あいで、懐かしさと日本らしさをも感じる良い色。
三井寺駅のすぐそばにご覧の琵琶湖疏水(疎水橋梁)があり、この奥に立ち並ぶ桜が満開の頃、ここを渡る石山坂本線の電車が華やかに彩りを添えることでしょう。
地元密着型の路線は生活観も兼ね備えており、身近な雰囲気に魅せられた大津線ファンも多いと聞きます。
ま、僕もその1人ですけどね。
_人と鉄道_
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室外が暖かい訳ではありませんが、寒いのに「暖かいねぇ」という言葉が最近の挨拶です。
こんな冬、僕の記憶を辿っても思い当たるところがありません。
今冬は雪の京津線を撮ろうと心の準備していたのですが、まぁ見事に外れっぱなしですよ。
それでも先日滋賀県の大津へ行く用事があったので、せっかくの行ったついでに撮り鉄がてら歩いてきました。
お写ん歩の写真記事として度々取り上げる被写体ですが、この(大津線)京津線はじつに魅力溢れるネタ元。
横断歩道を歩く人々、それを待つため停止線にきちんと停車する大型4両編成の電車。(1080pHDで視ることができます)
ここね、地元の方々にしてみればたいして珍しい光景でないかも知れませんが、じつは日本全国探してもそうそう見れるもんじゃぁございません。
絞り開放からキレッキレ画像の FUJINON XF90mmF2 R LM WR 、これを FUJIFILM X-T10 へ装着し使ってみました。
良いです、これ。
僕的にはじつに満足で、大袈裟に言えば素晴らし過ぎます。
35ミリ判換算で 135mm 相当の F/2.0 、「ポートレイトにお薦めっ!」なんて力強く謳われているだけではじつに惜しいので、思い向くまま歩き撮りしてきました。
_美格子_
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どうやら、毎年明け早々「今井町」へ訪れているような気がします。
この時期、何となく訪れてみたくなるのは、「癖」と化しているからでしょう。
お蔵入りした画を含めると数知れず、記事を遡ってみると、ほとんど軽快なシステムで訪れています。
FUJIFILM X-T10 + FUJINON XF35mmF2 R WR 、見た目が何とも良いバランス。
まるでレンズ交換のできない、古き善き時代のフィルム機のような佇まいでしょ?
このクラシカルさはシルバーカラーならでは。
この組み合わせは絶妙の域に達していると思います。
画も軽快(笑)ですが、久しぶりのスナップをアゲておきましょう。
_申年記念_
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例年ですと、長谷寺の観音万燈会を堪能したあとは、屋根のあるところで初寝していました。
今年は初日の出観る気満々でしたので、午前4時30分という時間でしたが目はさえています。
午前4時30分と言えば、普段撮影に出掛け移動中の時間、何とも年越し撮影らしい年末年始となりました。
初日の出は、ここ「屏風岩公苑」と決めていたのです。
年の暮れに、日の出ロケハンしたくらいですからね(笑
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暖かい始まり「2016年/申年」...とは言え、奈良の山間部では薄っすら雪化粧でした。
2日は少し気温が上がり、昨日3日の朝こそ寒かったものの、昼間はちょっとした小春日和です。
昨年の1月3日、奈良や京都でドカ雪だったのですけどねぇ。
暖冬と言われる年ほど、いきなりドカ雪に見舞われることがあるのですが、今年の1~3月はどうなりますでしょ?
今年初の1枚目は、桜井市初瀬の総本山長谷寺から。(僕の毎年恒例です)
上中下の各登廊を、『観音万燈会(かんのんまんどうえ)』による燈籠の灯りが美しく照らす姿です。
石段両側の燈籠は大晦日から元日のみで、2日と3日は吊燈籠のみですから様子も少し変わることでしょう。
この世のものではない錯覚を感じるほどの美しさがあり、仁王門で手を合わせたのに、思わずもう一度手を合わせてしまいます。
毎年ちょっと捻って撮っているつもりですが、その美しさが少しでも伝われば良いですね。