奈良 明日香 岡寺の石楠花(シャクナゲ)と著莪(しゃが) 2016 / Panasonic LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. H-FS12060

岡寺,しゃくなげ(P1000346(RAW),20-mm,F9,iso200)2016yaotomi_T.jpg

 _藪の美_

 奈良県高市郡明日香村岡 東光山真珠院龍蓋寺(りゅうがいじ) 岡寺 西国第七番札所 日本最初やくよけ霊場
 岡寺(龍蓋寺)_http://www.okadera3307.com/
 Panasonic LUMIX DMC-GX8 with LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.
 20.0(40.0)mm f/9.0 1/50sec iso200
 RAW/RW2 Powered by SILKYPIX Developer Studio 4.4SE(リサイズ及び文字入れ⇒Capture One Pro)

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「お見舞いを申し上げます」.jpg

 

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2016年4月20日撮影)

フェイスブック「お写ん歩」.jpg

 

今年の奈良県内で咲く石楠花(しゃくなげ)は、昨年に比べると少しだけ開花時期が早いです。

地域差もございますが昨年に比べて花が少々多め、一気に咲き揃った感もあり、見応えも程よく良い感じ。

定期的に訪れる明日香の岡寺さんでも、良い感じに咲いているとのことでしたので訪れてみました。

 

毎春の岡寺撮影ですが、何故か Panasonic LUMIX 機の出番が多くなります。

今回 Panasonic LUMIX DMC-GX8 へ組み合わせるレンズは、2016年4月28日発売予定の........ 

Lumix,12_60,2016yaotomi_04.jpg

Panasonic LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. 、35ミリ判換算24-120mmの約5倍ズームレンズです。

最近このジャンル(5倍ズームクラス)の性能向上は著しく、使用後の結果もそう感じる1本となりました。

Lumix,12_60,2016yaotomi_01.jpg Lumix,12_60,2016yaotomi_03.jpg

比較的コンパクトに抑えられた鏡胴、来月新発売の Panasonic LUMIX DMC-GX7MarkII との相性も良さそうです(それはまた今度ここで検証予定)

パッと見は普通っぽく見えますが、外装細部にわたる質感は写真で見る以上に上質。

防塵・防滴仕様ときて光学式手ブレ補正「POWER O.I.S.」内蔵ですから、常用レンズをお探しのかたにオススメしたいところです。

 

さて、ここまではまぁ「イマドキ」なレンズですが、じつはもっと「へぇーっ!」と思える要素が隠れていました。

室生湖,新緑(P1000785,60 mm,F8,iso200)2016yaotomi_.jpg

この時期になると道端でよく見かける小さな春紫苑(ハルシオン) (姫女苑(ヒメジョオン)?)。

小さな小さな花ですが、テレ側でこれだけ寄ると朝露がたくさん付いていることに気付きます。

ベータ版レンズの為、等倍でお見せできないことが残念ですが、等倍で見ると実に綺麗っ!

室生湖,新緑(P1000798,60 mm,F8,iso200)2016yaotomi_.jpg 室生湖,新緑(P1000800,60 mm,F8,iso200)2016yaotomi_.jpg 室生湖,新緑(P1000811,60 mm,F5.6,iso200)2016yaotomi_.jpg 室生湖,新緑(P1000813,60 mm,F5.6,iso200)2016yaotomi_.jpg

たまたま足もとにいたアオガエルに注目、ぐいぐい寄ってみましょ。

爬虫類や両生類の嫌いな方も居られると思いますので、小さめのサムネイルでご紹介(クリックで横1280pixelまで拡大可能)。

左は普通の立ち位置で撮っていますが、右2枚はテレ側(60mm)でかなり寄っています。

一番左の画は絞り開放ですが、このテのレンズにありがちなアマさは無く、合焦ポイントにはしっかり芯があります。

もうひとつ注目していただきたいのが「ぼけ」具合で、予め聞いていた以上の写りで楽しめました。

レンズに写る自分の姿に気付いて方向転換したりしていましたが、このあと一気にジャンプしてさいなら~。

アオガエルの姿は大好きなんで、つい被写体に選んでしまいます(すいません)。

 

ネタがてんこ盛り、お蔵入り画像をなるべく減らす方向。

岡寺の石楠花写真と、別の日に撮影した分も加えてご紹介しましょう。

アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル)画像を見ることができます。

(ベータ版レンズのため、画のご紹介はリサイズ(横1280pixel)画像のみとさせていただきました)

岡寺,しゃくなげ(P1000335(RAW),14 mm,F5.6,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑2 14 mm,F5.6,iso200

眩い光、新緑の季節は気持ちいいです。

 

岡寺,しゃくなげ(P1000685(RAW),55 mm,F5.6,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑3 55 mm,F5.6,iso200 

シャガがわんさか咲いていました。

 

岡寺,しゃくなげ(P1000590(RAW),43 mm,F11,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑3a 43 mm,F11,iso200

最接で撮るとこんな感じのシャガ、ちょっと妖しい感じもします。

 

岡寺,しゃくなげ(P1000687(RAW),20 mm,F5.6,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑4 20 mm,F5.6,iso200

お線香の良い香り。

 

岡寺,しゃくなげ(P1000656(RAW),15 mm,F10,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑5 15 mm,F10,iso200

ノの字を描くカメラマン姿勢、ライブビューにハマるM氏。

そのうちミラーレスカメラもどうぞ。

 

岡寺,しゃくなげ(P1000574(RAW),22 mm,F8,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑6 22 mm,F8,iso200

ガスが入れば素晴らしい姿へ変わるのですが、さすがにこの時間は無理。

この日の陽射しはキツかったので、光と遊びましょ。

 

岡寺,しゃくなげ(P1000551(RAW),55 mm,F6.3,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑7 55 mm,F6.3,iso200

こんな画がちょっと好きです。

 

岡寺,しゃくなげ(P1000544(RAW),60 mm,F5.6,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑8 60 mm,F5.6,iso200

大きなシダが群生する場所、シャガとよく似合う場所。

こんな画が大好きだったりします。

 

岡寺,しゃくなげ(P1000535(RAW),60 mm,F9,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑9 60 mm,F9,iso200

陽陰に咲く姿が似合うシャガの花。

 

岡寺,しゃくなげ(P1000515(RAW),55 mm,F5.6,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑10 55 mm,F5.6,iso200

こちらのツルアジサイ、とても綺麗な色です。

花咲くのが楽しみ。

 

岡寺,しゃくなげ(P1000503(RAW),60 mm,F5.6,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑11 60 mm,F5.6,iso200

 

岡寺,しゃくなげ(P1000463(RAW),46 mm,F6.3,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑12 46 mm,F6.3,iso200

 

岡寺,しゃくなげ(P1000420(RAW),12 mm,F9,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑13 12 mm,F9,iso200

本堂。

 

岡寺,しゃくなげ(P1000402(RAW),42 mm,F6.3,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑14 42 mm,F6.3,iso200

飴細工のような感じで。

ぼけの綺麗さがお判りいただけますでしょうか?

 

岡寺,しゃくなげ(P1000383(RAW),46 mm,F5.6,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑15 46 mm,F5.6,iso200(4K)

前ぼけも善し。

ハナアブはホバリングしてくれるので撮りやすい(笑

.......と言いつつ、4Kフォトでベストショットをチョイス。

 

岡寺,しゃくなげ(P1000352(RAW),20 mm,F9,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑16 20 mm,F9,iso200

こちらはボタンも綺麗なんですよ。

近くの長谷寺のボタンと京都長岡京市の乙訓寺のボタンは同じ株です。

 

岡寺,しゃくなげ(P1000706(RAW),12 mm,F9,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑17 12 mm,F9,iso200

斜光があれば綺麗に撮れるのですが、真上からだとなかなか厳しい。

ダイナミックレンジコントロールで調整してみました。

 

岡寺,しゃくなげ(P1000721(RAW),38 mm,F10,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑18 38 mm,F10,iso200

ティッシュペーパーで作ったかのようなフワフワのボタン。

 

岡寺,しゃくなげ(P1000755(RAW),60 mm,F7.1,iso200)2016yaotomi_.jpg 岡寺,しゃくなげ(P1000325(RAW),12 mm,F8,iso200)2016yaotomi_.jpg

門前では全開の山吹が歓迎してくれはります。

いつもならここでカメラ談義になりますが、この日はお相手さんが不在でしたので、それはまた週末にでも。

 

さて、別の日に室生湖へ。(ここからJPEG撮って出し)

室生湖,新緑(P1000796,60 mm,F8,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑19 60 mm,F8,iso200

すっかりお寝坊さんだったこの日、現場の写真家さんから「今朝のガスは良かったでー!」って。

あーくやしい..........の画。

 

室生湖,新緑(P1000910,43 mm,F9,iso200)2016yaotomi_.jpg

↑20 43 mm,F9,iso200

でも良いんです。

鏡面の映り込みが観れましたし..........

 

室生湖,新緑(P1000853,15 mm,F7.1,iso400)2016yaotomi_.jpg

室生湖,新緑(P1000867,60 mm,F7.1,iso400)2016yaotomi_.jpg

↑21 15 mm,F7.1,iso400

額井山バックの近鉄マルーン『鮮魚列車』も撮れたから満足っ!

水田の水が増えればもっと良い感じになるだろうから、これまたリベンジの予定です。

 

 

 

室生湖,新緑(P1010042,60 mm,F6.3,iso800)2016yaotomi_.jpg

↑22 60 mm,F6.3,iso800(4K)

蓮華の花を求めて明日香村へ移動。

 

室生湖,新緑(P1010072,38 mm,F5.4,iso800)2016yaotomi_.jpg

↑23 

蓮華咲く田んぼ前の「明日香ひょうひょう食堂」、ここでコーヒーよばれました。

灯りの色と影が綺麗に収まります。

Panasonic LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. 、俊足正確なA.F.はこんなときにも重宝します。

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

お写ん歩・- fecebook_お写ん歩.jpg

 

LUMIX-G-VARIO-12-60mm-F35-56-ASPH-POWER-OIS.jpg

パナソニック,LUMIX,DMCGX8[ボディ,ブラック].jpg

パナソニック,LUMIX,DMCGX8[ボディ,シルバー].jpg

この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2016年4月25日 15:00に書いた記事です。

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