トキナー Tokina SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF / 奈良 宇陀 室生湖の新緑と山藤 2023

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Tokina SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF

Tokina SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF / 奈良 宇陀 室生湖の新緑と藤

ヘビが首をもたげているようなマムシ草の花、黄緑色よりもこの紫色が綺麗なんだなと感じたこの日。

カメラやレンズによって被写体の見方も変わってくるから.....おもしろい。

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いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。(2023年4月26日撮影)

久しぶりのレンズ.....いえ、久しぶりのレフレックスレンズの出番です。

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Tokina SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/41885

「小さな望遠レンズ」以前はそんなふうに表現していましたが、今では「丸い暈け」「寄れる望遠」という表現の方が目立つようになってきました。

開放F値はちょっと暗めの"F/7.1"固定ですが、この大きさで300mm(35mm判換算)ですから驚異的なリトルサイズです。

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フィルム時代からカメラを愛用されていらっしゃる方なら、そこそこご存知の方も居られると思うのです。

ちょっと暗い固定F値の望遠レンズですから、当時は"ブレ"に対する心配を拭うことができませんでした。

せっかくの小型化なので三脚担いでうろうろするのは本末転倒、安価な望遠レンズなのに全体的な存在感はちょっと控え気味だったかも。

ミラーレンズの内部イメージ.jpg

※メーカーサイトよりイメージを拝借

デジタル時代になり感度ノイズもどんどん改良され、ISO6400以上の高い感度も常用で使えるようになってきました。

加えてカメラボディ内手振れ補正機能が内蔵されると、多少暗いめの望遠レンズでも手持ちでブレない撮影ができるようになります(個人差はあります)

そこで再び「レフレックスレンズ」に脚光浴びはじめ、トキナーブランドから新設計レフレックスレンズの登場となりました。

本来は"とても軽くて小さい望遠レンズ"という位置づけですが、「輪っか暈け」「寄れる望遠レンズ」として使うために購入される方も増えたのではないでしょうか。

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凝った使い方とユルく楽しめる望遠レンズ、今回はEマウント機(フルサイズ)に装着して撮ってきました。

本来はAPS-Cセンサー機用なのでフルサイズ機で使うと四隅が少しケラレます(影ります)。

事前説明では思ったほどケラレないとの事だったのですが、ホンっとに少~しだけのケラレが惜しい。

※左がそのままで右がちょっとだけトリミング、以後載せる画像は全て同じようにトリミングしたものです。

トリミングは僅かなものですので、撮影時や画像チェック時にも然程気にならないかも知れません。

もちろんAPS-C機(Canon EF-MやFuji X含む)なら問題なく楽しめますのでご安心ください。

アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。

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ちょっと浮遊物が多かったのですが、新緑が綺麗だったので。

あんなに離れていた赤橋がグッと近く写ります。

 

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         普通に撮れば普通に写る。

         思っていた以上にくっきり写ります。

  

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意識せずに前後暈すとこんな感じですが、

 

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ちょっと考えながら撮るとこんなふうになり、

 

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現場の癖に慣れてくると、こんなふうに輪っかコントロールもできます。

これ、楽しいレンズなのです。

 

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こんなに寄ることもできる。

 

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マニュアルフォーカスですが、E.V.F.で拡大すればカタツムリにもがちピン。

レフ機で撮っていた感覚とはずいぶん違います。

 

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なるほど、輪っか暈けと遊びたくなりますね。

 

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よく見ると輪っかだけではなく、輪っかになる被写体が歪な形状なら輪っかも歪。

 

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雨に濡れる青モミジ、艶々感も綺麗に撮らえてくれます。

 

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薄暗いので三脚を使って感度を目いっぱい下げて1.3秒露光。

 

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300mmで寄れるものですから、思い切ってアートに楽しめる。

 

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岩の苔から伸びる芽がピロピロ揺れる。

感度をグイっと上げて止めてみましたが、背景の川面にも輪っか暈けが発生。

 

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こうなると何でも撮ってみたくなる。

 

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5mmほどの小さな小さな花を見つけました。

さすがに手持ちで撮るには無理があって三脚を使用です。

 

このあと藤棚を見に行こうかってことになり.....

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雨降る阪奈道路を東進、亀山インターチェンジから程近い太巖寺(たいがんじ)さんへ。

野生の藤とは違い、藤棚はとても豪華です。

 

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おもしろいゾ、Tokina SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF 。

これはちょっとハマりそうな気がしないでもない。

 

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到着時は結構な雨降りでしたが、しばらくすると雨もスッと上がり雫が綺麗。

 

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何とも工夫が楽しい、レフレックスレンズに対する考え方が全力で変わりました。

カメラバックへ忍ばせておいても何ら邪魔にはならない缶コーヒーサイズ。

レフレックスとは言え、235gの軽さで300mmが使えるとはえらい時代になりましたねー。

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とても立派なねじ込み式メタルフード付き。

装着の儀式はススーッという金属音のねじ込み、この装着感がじつに気持ち良いのです。

ピントリングのトルクも気持ち良すぎて無駄に回してしまう、これだけで良いのが撮れそうな気になるってもんですよ、

 

このレンズとは別にあと2本、同じトキナーブランドのレンズを同梱させていました。

撮影地は同じですが、違うところで撮ったような画がわらわら出てきます。

それは次回のご紹介とさせていただきましょう。

 

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Tokina SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/41885

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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