SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary と MOUNT CONVERTER MC-11 で撮ってみました / 滋賀 京阪大津線(京津線・石山坂本線)

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SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary with SIGMA MOUNT CONVERTER MC-11 with SONY α7 II

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2018年5月30日撮影)

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街の生活に溶け込む鉄道景。

若いころは至るところで見かけたもので、むしろ当たり前すぎて気にも留めなかった日常風景のひとつです。

日本列島各地、毛細血管のように伸びていた鉄道も、やがてモータリゼーションの煽りを喰らい減少。

現状がちょうど廃線(廃止)のピークではなかろうかと勝手に思っており、むしろこれから小規模の鉄道こそが脚光を浴びるのではないかと期待もしています。

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毎年何かと理由つけて撮りに出かける滋賀県大津市。

ここに京阪(京阪電気鉄道)の大津線(京津線と石山坂本線の総称)が敷かれており、中心になる浜大津駅付近では、自動車と一緒に走行する「併用軌道」が今もなお残っています。

1997年までは京阪三条駅~蹴上駅~御陵駅間にもここと同じような併用軌道(路面電車)があり、現在の石山坂本線を走る同じ規格である2両編成の車輌がゴトゴト音をたて急坂の峠を行き来していました。

その併用軌道を含む地上路線が廃止され、京都市営地下鉄東西線が山科御陵駅まで開通。

同時に地下鉄乗り入れ用の大型4両編成車輌が新造された訳ですが、直通する京阪山科駅以東の京津線は浜大津駅まで従来のまま運行開始となりました。

これが1、2枚目の"車輌規格の大きい路面電車"が走ることになった.....という訳です。

以前は近鉄や名鉄にも併用軌道があって、大型の路面電車が自動車とともに走る光景が見られました。

記憶に新しいのは名鉄犬山線の犬山橋付近、ちょっと古いところで近鉄奈良線の油坂駅~近鉄奈良駅付近ですかねぇ。

 

こういったシーンでは望遠レンズを使いがちでして、中でも軽量コンパクトな SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary は重宝します↓

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ちょうど SIGMA MOUNT CONVERTER MC-11 がやって来ましたので、チョイとお試しに選んだのがこの京津線でした。

このSIGMA MOUNT CONVERTER MC-11を使うことで、Canon FE-E マウントのSIGMAレンズが、これでソニー E マウントへ装着し使用可能となります。

AF-C は(いちおう)使えませんが、AF-Sや一部レンズを除くD.M.F.(ダイレクトマニュアルフォーカス)は使えるとあって、Canon機とSONY機を併用されている方から一定のお問い合わせはございました。

マウントを交換してしまうとCanon機では使えなくなってしまいますからね。

これはちょうど良い機会です、結果は「十分に使えますえ♪」と申し上げておきましょう。

 

ちなみにSIGMA MOUNT CONVERTER MC-11にはUSB接点があり、SIGMA USB DOCK同様にパソコンのアプリ「SIGMA Optimization Pro」でアップデートが可能。

唯一残念なのが簡易防塵・防滴構造を採用していない点でして、今回のように雨天時の撮影は雨粒が付かないよう注意する必要がございます。

アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。

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↑3 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

浜大津の大カーブを曲がり終え、併用軌道を駆け上がろうとする京津線800系。

 

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↑4 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

商店街の合間も走ります。

 

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↑5 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

民家一軒用の踏切。

これは旧京津線の名残でしょう。

 

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↑6 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art

妙光寺さんのサツキが綺麗に咲き始めていました。

 

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↑7 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

周りの自動車と併走。

 

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↑8 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

雨雫できらきら艶々。

 

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↑9 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

京都市内の太秦天神川駅行き。

 

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↑10 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

併用軌道⇒半径40m急カーブ(ここ)⇒専用軌道⇒逢坂峠越え⇒61‰急勾配⇒京都市営地下鉄。

これだけバラエティ豊かな路線を走りこなす高性能車輌の1両あたりの車輌単価は新幹線車輌並ということです。

 

同じびわ湖浜大津駅へやって来るのが石山坂本線。

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↑11 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

旧京津線時代の車輌が、懐かしくなりつつある京阪旧塗装で今も頑張っています。

 

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↑12 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

「もーん」「もぉーーん」、独特の警笛は三井寺の鐘の音を模したもの。

 

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↑13 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

琵琶湖疏水を渡るのは80系復刻塗装車。

京都の三条通を走る京阪の姿をご存知なら、このツートーンカラーは懐かしく感じることでしょう。

 

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↑14 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

一時期てんこ盛りのラッピング車輌が走っていましたが、今もまだ健在です。

 

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↑15・16 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

京阪本線と同じ塗装へと更新中です。

ちょっと寂しい気持ちも.....

 

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↑17 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

やはりこの色が似合うと思うのだけどなぁ。

 

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↑18 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

降りしきる雨、運行条件は決してよくないと思うのですが案外定刻。

京都の中心部から滋賀の観光へ向かうなら、とても都合の良い車窓も楽しめる素敵路線です。

 

大津市でお昼ご飯と言えば.....

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「肉食堂 最後にカツ。 part 2」、こちらはコストパフォーマンスも最強。

個人的に関西カレーライスのランクをつけるなら、ここがダントツ一番"名物の肉カレー 黒"でしょう。

はっきり言って美味いです。

最高です。

他のメニューもめちゃくちゃ美味しいらしいのですが、癖のようにこれしか頼んでいません。

JR大津駅すぐ、小さなお店(失礼)ですが客の回転は早いので待っても少々。

じつは同じ系列のお店「肉食堂 最後にカツ。」さんが石山坂本線島ノ関駅前にございます。

メニューもちょっと違いますので、お好きなら交互にどうぞ。

 

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シグマ MOUNT CONVERTER MC-11 CANON EF-E[レンズ側:キヤノンEF ボディ側:ソニーE]

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/23297

シグマ 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM -Contemporary- [キヤノンEF/EF-S用]

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/25747

シグマ 24-70mm F2.8 DG OS HSM -Art- [キヤノン用]

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/26664

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2018年6月 4日 19:00に書いた記事です。

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