シグマ 70mm F2.8 DG MACRO | Art を使ってみました / 奈良 霊山寺のバラ庭園 2018

IMG_9462_70 mm(F5)iso1600_2018yaotomi.jpg

IMG_9462_70 mm(F5)iso1600_2018yaotomi 1.jpg

Canon EOS 6DmarkII with SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2018年5月22日撮影)

fecebook_お写ん歩バナー.jpg

 

何とも懐かしい(と言うほどでもありませんが)銘玉「シグマ 70mm マクロ」、本日復活です。

SIGMA70macro,Art_02.jpg

シグマ 70mmF2.8 DG MACRO | Art 【キヤノンEF/EF-S用】

「カミソリマクロ」だなんて異名もございましたので、10数年前からマクロ撮影を好まれていたなら、一度くらいは耳にしたことがあると思います。

写りはあとからドカッとご紹介いたしますが、先ずは外観の見た目から。

SIGMA70macro,Art_01.jpg

現行主力デザインらしさが満載。

このデザイン、個人的にも好きなんですよねぇ。

前モデルに比べると僅かに軽量化、ちょっとスリムになったぶん、前後に10㍉ほど伸びた感じです。

フルサイズ機でも小型な部類に入る Canon EOS 6D Mark II に装着してもこのサイズ。

手軽に持ち出そうとさせるサイズはとてもありがたいのですが、これで手振れ補正機能を内蔵していたら完璧だったかな.....

とは言いつつも、販売価格をご覧いただくとそこは納得!

便利機能を省いても写りを考えればある意味バーゲンプライス、初めてのマクロレンズとしてもオススメなのです。

アップした画像は全てサムネイルです。
ウスポインターを重ね、
指マーク.jpg ポイン(カーソル)変わればクリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。

IMG_9469_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi.jpg

↑2 F/2.8

平日の開門一番、拝観者も少ない時間に三脚使ってガチ撮りしようと訪れました。

.....が、いつのまにやら「三脚ご遠慮ください」と書かれています。

せっかく来たのですから、自分の足をしっかり開いてなるべく前後に揺れないよう「手持ちマクロ撮影」開始w

 

IMG_9483_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi 1.jpg

↑3a F/2.8

クマンバチが多い中、ミツバチもちらほら見かけます。

陽射しも良く動きも活発、食事に夢中なところを狙ってみました。

 

IMG_9483_T.jpg

↑3b

それを700pixelにトリミング。

 

IMG_9483_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi.jpg

↑3c

こうして等倍で視ると「カミソリ」の異名が判ると思います。

 

IMG_9485_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi.jpg IMG_9485_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi 1.jpg

↑4 F/2.8

ミツバチの産毛もふんわり。

このふんわり感は解像の善さによる賜物です。

暈けの諧調も良く、今にも動き出しそうにすら見えませんか。

 

IMG_9466_70 mm(F5)iso640_2018yaotomi.jpg IMG_9466_70 mm(F5)iso640_2018yaotomi 1.jpg

↑5 F/5.0

ありきたりの表現ですが、エッジがピシィっと決まるところがリアル画に繋がります。

これはオートフォーカスに頼ってみましたが、動作はとにもかくにも静か。

SIGMA70macro,Art_06.jpg

SIGMA70macro,Art_03.jpg SIGMA70macro,Art_04.jpg

あっという間にピントがずれてしまう手持ち撮影ですが、それに劣らないフォーカススピードがとても頼もしいです。

フォーカスの回転角も大きくゆったりしており、最接時のピント微調整も比較的容易。

バイワイヤ方式を採用した恩恵を常に感じることができます。

 

■バイワイヤ方式■(メーカー解説書より転載)

フォーカスリングとフォーカス駆動部の機械的連結をなくした駆動方式です。

最新のアルゴリズムで制御することで、駆動音の低減を図り、最適なフォーカススピードを実現しました。

A.F.撮影時にフォーカスリングを回すだけでピントの微調整が出来るフルタイムマニュアルも可能。

フォーカスの回転角も大きく、マクロ撮影で必須の繊細なピント操作が行えます。

 

旧 70mm マクロでは、ずっと使い込むと、フォーカス時に何となく「しゃりぃ~」っとした感触がございました(個体差はあると思います)。

バイワイヤ方式だと、いつまでも「ぬめぇ~」っとした感触が楽しめそうです。

IMG_9508_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi.jpg

↑6 F/2.8

素直な暈けだと逆光も綺麗。

 

IMG_9511_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi.jpg

↑7 F/2.8

 

IMG_9513_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi.jpg IMG_9513_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi 1.jpg

↑8 F/2.8

小さな小さなハナアブがホバリングしています。

ひゅーっと正確に合焦するA.F.のおかげで、3枚に1枚くらいはドンピシャ。

 

IMG_9552_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi.jpg IMG_9552_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi 1.jpg

↑9 F/2.8

もちろん 70mm 単焦点レンズとしての使い方も出来るわけで、作風の範囲もこれ一本でグッと広がります。

 

IMG_9581_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi.jpg

↑10 F/2.8

しかしですね、作例を撮るとなるとどーしても寄り寄りになってしまう訳で.....

 

IMG_9582_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi.jpg

↑11 F/2.8

光学ファインダーが楽しい瞬間とでも言いましょうか。

クリアでマクロらしい不思議な世界がファインダーいっぱいに広がります。

 

IMG_9597_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi 1.jpg IMG_9597_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi.jpg

↑12 F/2.8

絞り開放でエッジ際立つポイントに合焦。

カミソリマクロと言いながらも諧調は豊かで暈けはふんわり。

多くのファンが居られるのも頷けると思いませんか。

 

IMG_9635_70 mm(F3.5)iso100_2018yaotomi 1.jpg IMG_9635_70 mm(F3.5)iso100_2018yaotomi.jpg

↑13 F/3.5

カメラ側の性能にもよりますが、とにかく合焦が正確。

迷うこともなく「しゅ~っ」「ぴたっ」。

 

IMG_9655_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi 1.jpg IMG_9655_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi.jpg

↑14 F/2.8

こんな画はSIGMAさんらしい写りではないかな、と。

APS-Cでも十分楽しめますが、ぜひフルサイズ機で奥行きをリアルに感じる画も楽しんでみてください。

 

IMG_9658_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi.jpg

↑15 F/2.8

逆光にも強く、びっくりするほどヌケがよくてクリア。

 

IMG_9667_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi.jpg

↑16 F/2.8

大好物のスポットライトを見つけました。

 

IMG_9683_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi.jpg IMG_9683_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi 1.jpg

↑17 F/2.8

何処に合焦ポイントを持ってこようか、こんな画の撮影も楽しい。

 

IMG_9699_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi.jpg IMG_9699_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi 1.jpg

↑18 F/2.8

 

IMG_9694_70 mm(F2.8)iso125_2018yaotomi.jpg IMG_9694_70 mm(F2.8)iso125_2018yaotomi 1.jpg

↑19 F/2.8

サツキのどアップ。

 

IMG_9708_70 mm(F8)iso100_2018yaotomi 1.jpg IMG_9708_70 mm(F8)iso100_2018yaotomi.jpg

↑20 F/8.0

サツキが満開間近でしたよ。

 

IMG_9456_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi.jpg

↑21 F/2.8

信号待ちの車内から片手でパチリ♪

 

IMG_9744_135 mm(F8)iso125_2018yaotomi.jpg IMG_9744_135 mm(F8)iso125_2018yaotomi 1.jpg

↑22 F/8.0

鳥のことはあまり判りませんが、これは大好きな「イソヒヨドリ」。

お腹は赤褐色ですが、広げる羽は美しい青色。

何よりも多様で美しい鳴き声に癒されます。

 

最接時の状態を外観で表現しています↓

SIGMA70macro,Art_05.jpg SIGMA70macro,Art_06.jpg

SIGMA70macro,Art_03.jpg SIGMA70macro,Art_04.jpg

最接時にフードと繰り出したレンズがツライチ。

フィルター径が 49mm であるところも嬉しいポイント。

 

最接時の解像感と諧調を700pixel等倍で掲載しておきますので、絞り値違いのご参考まで。

IMG_9747_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi.jpg

IMG_9747_T.jpg

IMG_9747_70 mm(F2.8)iso100_2018yaotomi 1.jpg

IMG_9748_70 mm(F3.2)iso100_2018yaotomi.jpg IMG_9749_70 mm(F3.5)iso100_2018yaotomi.jpg IMG_9750_70 mm(F4)iso100_2018yaotomi.jpg

IMG_9751_70 mm(F4.5)iso100_2018yaotomi.jpg IMG_9752_70 mm(F5)iso100_2018yaotomi.jpg IMG_9753_70 mm(F5.6)iso100_2018yaotomi.jpg

IMG_9754_70 mm(F6.3)iso100_2018yaotomi.jpg IMG_9755_70 mm(F7.1)iso100_2018yaotomi.jpg IMG_9756_70 mm(F8)iso100_2018yaotomi.jpg

IMG_9757_70 mm(F9)iso100_2018yaotomi.jpg

IMG_9758_70 mm(F10)iso100_2018yaotomi.jpg IMG_9759_70 mm(F11)iso100_2018yaotomi.jpg IMG_9760_70 mm(F13)iso100_2018yaotomi.jpg

IMG_9761_70 mm(F14)iso100_2018yaotomi.jpg IMG_9762_70 mm(F16)iso100_2018yaotomi.jpg IMG_9764_70 mm(F20)iso100_2018yaotomi.jpg

IMG_9765_70 mm(F22)iso100_2018yaotomi.jpg

 

SIGMA70macro,Art_07.jpg

シグマ 70mmF2.8 DG MACRO -Art- [キヤノンEF/EF-S用]  (2018年5月25日発売)

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/28814

シグマ 70mmF2.8 DG MACRO -Art- [シグマ用]
【ご予約受付中・2018年6月22日発売予定】

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/28817

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

お写ん歩・- fecebook_お写ん歩.jpg

この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2018年5月25日 10:00に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「中部紀行 名古屋城外堀のヒメボタル と 三岐鉄道北勢線 / PENTAX K-1 Mark II」です。

次の記事は「シグマ 50mm F1.4 DG HSM | Art for E mount / 京都 詩仙堂の皐月(サツキ) 2018」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 6.0.1