奈良 入江泰吉旧居にて 2018 / PENTAX K-1 MarkII レビュー(11)

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PENTAX K-1 Mark II with HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited(40mm・1/1000sec・iso6400・F/2.8

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2018年5月13日撮影)

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スタジオ撮影絡み等々と何やかんや忙しく、ブログちょっと疎かしています。

一昨日の日曜日は奈良方面もどしゃ降りでして、それはもう撮影どころではありませんでした。

.....とか言いつつ、前夜から日本海へ出動したのですけどね。

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夜光虫(赤潮)の情報があったので、深夜の山陰道を北上。

竹野へやって来ましたが、潮の流れや陸からの強風が影響するのか、青く光る海は視れずじまい。

強風吹き荒れる中、漁り火と空翔る雲を1枚撮って終了です。

アップした画像は全てサムネイルです。
ウスポインターを重ね、
指マーク.jpg ポイン(カーソル)変わればクリックで拡大(横1,280ピクセル・一部拡大不可)画像を見ることができます。

今回はレンズ手動補正(ディストーション補正のみ)を必要としたい画像データがありましたので、PENTAX機純正ソフト「Digital Camera Utility 5」を使用してRAW 現像しています。

よってカスタムモードも Digital Camera Utility 5 に委ねたセッティングです。

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↑3 HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited(ほのか・F/3.2)

前夜からの撮影から引き上げ仮眠、のち奈良のスィーツカフェ「LA LIBERTE(ラ リベルテ)」さんへお伺い。

 

後半はお気軽撮影でしたので、最近とんと出番の減っていた DA Limited レンズを持ち出してみました。

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HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited、APS-C 用の単焦点レンズですが、一部のレンズはフルサイズ(FFフルフレーム)でケラレることなく使える場合があります。

ケラレはしないもののFF設定時の画質は保証外、自動レンズ補正も保証されていませんのでFFでの使用は自己責任。

ただしAPS-C クロップモードを使えば、ほぼ全ての補正項目が使えるのはご存知のとおりです。

DSC_0034_70 mm(F22)iso100_2018yaotomi 1.jpg PXZ20875_17 mm(F2.3)iso200_2018yaotomi.jpg

もう1本、大切に個人保有している TAMRON 28mm F2.5 BBAR MC(02B)ADAPTALL 2(KA)

レンズは綺麗なのですが角の立つところは地金が見え始めていて使い込み感満載、デジタル PENTAX 機で初めて使った単焦点M.F.レンズなんです。

もちろんこのように旧型レンズを使うとボディ内の自動レンズ補正は効きませんので、レンズ性能がストレートに反映。

それがまた良いのですけどね。

 

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↑4 TAMRON 28mm F2.5 BBAR MC(02B)ADAPTALL 2(人物・f/2.5)

絞り開放(F/2.5)で撮るとさすがにふんわりですが、それでも当時の性能を考えると立派。

周辺光量はごらんのとおりで、僕のように周辺光量の落ちる画が好みならむしろ大歓迎でしょ?

28mm という広角ですが、適度に絞ったときのカチッとした画質は今でも十分使えます。

F/2.5 ですから寄って暈すことも出来ますし、逆光を気にしながら使えば広角マニュアルフォーカスも結構おもしろい。

 

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↑5 HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited(人物・F/2.8)

こちらのケーキ、良い意味でちょっとした衝撃でした。

何と奥ゆかしく風味豊かなんでしょ、ひと口目で「はっ!」とさせられる美味しさが忘れられません。

何とも可愛らしいお店のつくり、おっさんばかりで何だか恐縮(.....していたのは自分だけでしょう)

DA レンズですが、説明のとおり FF 設定では自動レンズ補正無しです。

少しハイキーで現像してみました。

 

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ここで野本氏による緊急サイン会場開設。

良い笑顔もカスタムモード「人物」ならひと際です。

 

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↑6 HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited(銀残し・F/2.8)

額の中には写真家の入江泰吉さん。

そう、1枚目の奈良東大寺近くに佇む『入江泰吉旧居』にやって来ました。

すぐ近くですが......

 

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       ↑7 HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited(雅・F/2.8)

       旧居ですから、ほんとよそさんのお家ち。

 

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↑8 HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited(雅・F/2.8)

ザァーと音をたてて降る大雨、入江泰吉さんの貴重な写真集を拝見するには心地よいB.G.M.です。

 

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↑9 HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited(雅・F/2.8)

お庭がよく見える大窓。

 

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↑10 HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited(リバーサルフィルム・F/2.8)

ちょっと意識してリバーサルフィルムモード。

 

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↑11 HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited(人物・F/2.8)

この日は入江泰吉氏のお弟子さん"矢野建彦"氏による講演です。

ずっとご一緒されていたからこそ窺える逸話の数々、あの観たことのある写真は「じつはこういう経緯があった」。

奈良の風景写真とはほんとうに奥が深く、ますます奈良に引き込まれてしまいます。

 

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↑12 HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited(人物・F/3.2)

そんな矢野氏を挟んで何と豪華な記念撮影。

このところお会いする機会の多い写真家の三好和義氏(左)と、いつもお世話になっている写真家 野本暉房氏(右)です。

 

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↑13 HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited(人物・F/4.5)

講座のあとは、いつもの写真家さん達とご一緒に写真談義。

いつまでも話しが尽きないのではないかと心配したほどです。

 

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↑14・15(写真拡大不可)

ご参加の皆さんと記念撮影.....をする写真家石井氏。

入江泰吉氏の魂宿る写真集、仏様も良い笑顔です。

 

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↑16 HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited(鮮やか・F/2.8・iso6400)

高速シャッターで樋から溢れる雨雫を止めてみました。

 

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↑15 HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited(雅・F/2.8)

たっぷりお話しし、皆さんと帰路を選択。

 

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↑16 HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited(雅・F/2.8・iso6400)

三好氏と野本氏、仲良しさんなのですね。

こんな写真が大好きです。

 

このあともうひとりの写真家小野氏と4人で近くのカフェへ雨宿り。

更に濃ゆい談義が続きましたw

 

このあたりにやってくるとお昼ご飯はこれになります↓

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↑17 OLYMPUS STYLUS XZ-2

麺の美しさと出汁風味が素晴らしい「弌條製麺【旧うどん屋晴れ】」さん。

この日は混み混みでしたが、待ってでもいただきたくなるおうどんです。

 

もともと35mm版フィルム機(フルサイズ)用の旧型レンズ。

びしっ!と撮れる現行レンズも善しですが、たまにこんな組み合わせで写真を楽しまれるのは如何でしょ。

中古レンズ(旧型レンズ)は大阪駅中央店にてたくさん取り揃えていますが、もしご不明な点がございましたらお気軽にスタッフへお声掛けくださいね。

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写真の装着されたレンズは現行品ではありません。

ペンタックス K-1 Mark II 28-105 WR レンズキット

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/28410

ペンタックス K-1 Mark II ボディ

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/28409

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2018年5月15日 17:00に書いた記事です。

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