Rollei 35 (ローライ35) 革製スナップホルダー @K

Rollei35_革ケース_top.jpg

 いつもお世話になってます。

 ディアモール店のです

 

えー、ずいぶん前ですが見よう見まねでRollei35のスナップホルダーを作ったことがあります。

当時その様子を洒落でパシャってブログにアップしたことが。。。

ところが予想外の反響があり、「洒落で良いから作ってくれ!」と何軒か依頼がありました。

 

Rollei35_革ケース_2s.jpg

じつは革素材を加工して作ったのはこれ初めて。

作り方も判らず何となく道具を揃えて何気に気に入った革を購入し作ったものです。

とても量産できるような代物ではなく、これから数枚アップしますが見栄えもエエ加減。

時間も掛かるので全てお断りさせていただきましたm(_ _)mゴメンナサイ

 

静岡にご在住のお客様(ずっと昔からブログを見てくれてはったブロガーさん)のリクエストです。

当時の写真をバックアップRAWデータから探し出して再アップ。

頑張って作ってね~^^

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デジタル一眼カメラワークショップ女性限定)、参加者募集中!

募集期間がお正月を挟んでいましたのでまだ余裕あります。

詳しくはこちらをご覧ください。

お申し込みはwebからでも可能です。

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使用機材

PENTAX *ist DS with・・・

smc PENTAX FA 35mm F/2 AL

SIGMA MACRO 50mm F/2.8 EX DG

PENTAX Optio750z

アップした画像は全てリサイズ済み。

マウスポインターを重ねて指マークに変わる画像は拡大出来ます。

Rollei35_革ケース_3.jpg

3↑ 糸を通す穴は1枚目に写っているフォークの形をしたもの使いトンカチで等間隔に開けていきます。

針が1本通るくらいの穴で十分だということは後で判りました...orz

トンカチで開ける時は下にゴム板や柔らかめの木板が便利。

カッターも気兼ねなく使えますし、滑り難いという利点もあります。

 

Rollei35_革ケース_4.jpg  Rollei35_革ケース_5.jpg

4・5↑ ここにたどり着く過程の中で、底ネジを付ける為の加工や穴開けの作業がありました。

多分撮るの忘れていたのでデータ見つからず...m(_ _)m

糸はタコ糸でOKだとは思いますが、今回は革を売っていたところにあった糸を購入。

針は太め2本必要で、同じ穴を左右方向から交互に軽く締め付け通していきます。

 

コーナーのR部分は写真のポンチで表現。

位置決めは事前に革の切れ端を使って確認練習し、本番は正確に一発開口です。

 

Rollei35_革ケース_6.jpg  Rollei35_革ケース_7.jpg

6・7↑ 革の裏には同色系の薄い革状のフェルトみたいなもの。

木工用ボンドを薄めて革の裏にヘラで薄く延ばし、貼り合わせて乾いてから型紙どおりにカットです。

革の切断面はプラスチック製の凹形したヘラみたいなのでグイグイ固めます。

ぼろぼろにならぬ様、革専用のニスみたいなもので固めればいいのですが、今回は固めただけ。

両面テープのはがし紙が写っていますが、何に使ったんだろう??

 

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8↑ ぼろは隠しません(笑

ASA感度ダイヤル下のR部分、カッターで"さくっ"とやっちゃいました。

糸もロウで固めていないので毛羽立っています。。。

 

Rollei35_革ケース_12.jpg  Rollei35_革ケース_13.jpg

Rollei35_革ケース_14.jpg  Rollei35_革ケース_15.jpg

9・10↑↑ 11・12↑ ストラップ取り付け部、いちびって金具を使いましたがこれはちょっと失敗。

10は反らないようにボンドを塗ってからハトメ金具で留めました。

が!どうも上手くいかなくてツルンとした形になりません。

11のハトメがボディに干渉するのでフェルトをボンドで貼りました。

ゴムのトンカチで圧着するとボンドが滲み出てきますが、これは乾燥すると若干縮んで透明になるので気になりません。

糸は最後の部分で適当に結んでいます(笑

 

Rollei35_革ケース_9.jpg

13↑ 出来上がりはこんな感じ。

底ネジが無ければコロンと落っこちます^^;

型紙の取り方がよく分からなくて、途中から直感で寸法決め。

 

Rollei35_革ケース_10.jpg  Rollei35_革ケース_11.jpg

14・15↑ 革ストラップはご覧の様に長さ調節出来る様にしました。

夏場は厚着しないのでストラップも長く感じてしまいますからね。

裏側の加工はあえてせず、素材の柔らか感を生かしてみました...なんて言うのは嘘。

じつはもう一本裏面加工したのですが、どうもイガイガ感が気になって作り直したのです。

ずいぶん長い革紐購入しましたからね。

 

Rollei 35をこよなく愛する方から「金具がぁー!」や「キズがつくー!」の声が聞こえてきそう・・・

 

Rollei35_革ケース_16.jpg  Rollei35_革ケース_17.jpg  Rollei35_革ケース_18.jpg

16・17・18↑ 

ちなみにこのRollei 35、"Made in GERMANY"です。

九州のブロガーさんに頂いた大切なRollei 35。

修理にずいぶん費やしましたが、それだけ魅力ある機械式カメラなんです。

その写りの良さはこの小さなボディから想像できないもの。

 

そう、このカメラのレンズは...

Rollei35_革ケース_22.jpg

19↑ Carl Zeiss Tessar。

Rollei35_革ケース_21.jpg

← 2年ほど前、大阪駅に停車中のキハ181系「はまかぜ」。

カチッとした解像感と絶妙なコントラストも良い感じでしょう?

 

 

 

中古のRollei 35兄弟達がディアモール店で皆さんのお越しを待っています。

フィルムスナップ、楽しいですよー。

 

こんなふうにカメラと関わるのも楽しいと思います。

今回は自作ですが八百富写真機店大阪駅本店やディアモール店でもたくさんのアクセサリーを扱っています。

懐かしの中古パーツやアクセサリー、これらも使い方によっては現代のカメラと素晴らしいマッチングを見せますので是非足をお運びくださいませ。

 

そういえば以前S氏ブログ「中古カメラご一行様(by八百富写真機店)」でとても興味そそる商品が紹介されていました。

以前紹介されていたのはこちら→「ETSUMI エツミ MACRO FLASH マクロ フラッシュ

こんどOLYMPUSさんからE-P2/E-PL1/E-PL1S/E-PL2で使える「マクロアームライト MAL-1」が発売されます。

OLYMPUS オリンパス マクロアームライト MAL-1」、是非ご覧ください。

こういうパーツ、このご時勢にとても大切なアイテム...と言いますか、大切な要素なんだと思うのですよ。

来月のデジタル一眼カメラワークショップで使ってみたいところですね。

 

そうそう、先日とある場所で話題に上がった白金触媒式カイロ↓

Rollei35_革ケース_20.jpg  Rollei35_革ケース_19.jpg

が使うのはPENTAXの刻印入り。

この冬とても、とても重宝しています。

ハクキンカイロ社のオンラインショップでも扱っておられますね。

その威力も同時に知っていただけると思います。

 

今日もお写ん歩にお付き合いいただきありがとうございました。

 

                                                                     -

                                                              ㈱八百富写真機店

この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2011年1月17日 22:00に書いた記事です。

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