カメラ・レンズ(レビュー)の最近のブログ記事

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いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2018年2月24日撮影)

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OLYMPUS 社マイクロフォーサーズ機のファームウェアが更新(2018年2月28日)されました。

対象機種は下記の通りです↓

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII【Ver.2.0】
OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII【Ver.4.0】
OLYMPUS PEN-F【Ver.3.0】

http://cs.olympus-imaging.jp/jp/support/cs/dslr/fw/index.html#omd

昨日のことですが、OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII のみ「一部レンズへの不具合修正」を盛り込んだファームウェア【Ver.2.1】が公開されていますので、ユーザー様は再度アクセスのうえご確認ください。

http://cs.olympus-imaging.jp/jp/support/cs/dslr/fw/index.html#omd

 

既にアップデートデータ公開日から10日ほど経過していますので、すでに最新ファームウェアで楽しまれているユーザー様も多いかと思われます。

改めて何が変わったのかを載せておきましょう。

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII【Ver 2.0⇒Ver.2.1】

・アートフィルターに [ブリーチバイパス] を追加しました。
・深度合成撮影が可能なレンズに「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」を追加しました。
・AFターゲットモードにスモールターゲットを追加しました。
・プロキャプチャー撮影時のプリ連写枚数を最大35コマまで設定できるようになりました。
・プロキャプチャー撮影時に記録中であることを表示するように改善しました。
・電子シャッター使用時、ライブビューを見ながら細やかにシャッター速度調整をする事でフリッカーを低減出来る「フリッカースキャン」を追加しました。
・M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO 使用時に、フィッシュアイ補正撮影ができるようになりました。ライブビューで効果を見ながら撮影することができます。
・再生時の拡大倍率を設定できるようになりました。また、拡大倍率にピクセル等倍表示を追加しました。
・プロキャプチャー撮影が可能なレンズを追加しました。
・電池残量表示を改善しました。
・AEL/AFLボタンを親指AFに設定したときのレスポンスを改善しました。
・OLYMPUS Capture使用時のカメラ動作の安定性を向上しました。
・動画撮影時の手ぶれ補正動作の安定性を向上しました。
・静止画撮影時のC-AFの性能を向上しました。
・撮影画像の色再現性を改善しました。
・静止画撮影時の動作安定性を向上しました。
・パナソニック株式会社製交換レンズ「LEICA DG ELMARIT 200mm F2.8 / POWER O.I.S. (H-ES200)」を使用時に、オートフォーカス(AF)機能が正常に動作しない不具合を修正しました。
・【Ver,2.1】パナソニック株式会社製交換レンズ「LEICA DG ELMARIT 200MM F2.8 / POWER O.I.S. (H-ES200)」を使用時に、C-AFが正常に動作しない不具合を修正しました。

OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII【Ver.4.0】

・アートフィルターに [ブリーチバイパス] を追加しました。
・深度合成撮影ができるようになりました(「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」にも対応)。
・パナソニック株式会社製交換レンズ「LEICA DG ELMARIT 200mm F2.8 / POWER O.I.S. (H-ES200)」を使用時に、オートフォーカス(AF)機能が正常に動作しない不具合を修正しました。

OLYMPUS PEN-F【Ver.3.0】

・アートフィルターに [ブリーチバイパス] を追加しました。
・カラープロファイルコントロール、カラークリエーターにシェーディング効果を設定できるようになりました。
・OLYMPUS Digital Camera Updater を使って、好きな画像のモノクロプロファイル/カラープロファイルを、カメラ内のモノクロプロファイル/カラープロファイルに保存できるようになりました。
・パナソニック株式会社製交換レンズ「LEICA DG ELMARIT 200mm F2.8 / POWER O.I.S. (H-ES200)」を使用時に、オートフォーカス(AF)機能が正常に動作しない不具合を修正しました。

OLYMPUS OM-D E-M1【Ver 4.4】

パナソニック株式会社製交換レンズ「LEICA DG ELMARIT 200MM F2.8 / POWER O.I.S. (H-ES200)」を使用時に、C-AFが正常に動作しない不具合を修正しました。

 

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これに併せ、OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII【Ver 2.0】 を撮影に使ってみました。

組み合わせのレンズはもちろん高倍率プロレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO です。

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いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2018年3月7日撮影)

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Panasonic LUMIX DMC-GX7(最初の GX7 )が現行機であったころ、カメラバック内に常備していたほどのお気に入りでした。

小型で在りながらとても多機能で、凡そのチョイ撮り代役はほとんどこなしていたと思います。

これはコンパクトデジタルカメラのような位置づけとして認識していたからでしょう。

 

二代目に当たる Panasonic LUMIX DMC-GX7mkII では「何でもあり♪」な充実の進化ぶりに驚きましたが、とーってもお気に入りであった"チルト可動式L.V.F."は固定式に仕様変更となり、ちょっとした残念感が漂います。

しかしフラットに折り畳めるチルト式液晶モニターを継続搭載するなど、「カメラ」としての扱いやすさは継続かつ向上しました。

で、今回の主役 Panasonic LUMIX DMC-GX7mkIII は、これまでの集大成と言っても過言ではなさそうです。

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露出補正ダイヤルがモードダイヤルの下に独立、その手前下の親指グリップはグッ♪と盛り上がり操作感は向上。

電源レバーはモードダイヤルから内側へ入り込み、不意に電源スイッチをON/OFFしてしまうことは無くなりました。

フォーカスレバーが設けられたことも朗報であり、ファインダーを覗きながら親指で切り替えることもできます。

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そして何と言っても"チルト可動式L.V.F.(ライブビューファインダー)"の復活は嬉しかったですねー。

相手に威圧感を与えない"ウエストレベル"ふう(?)の撮影は、人物撮りにももってこいです。

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この端子カバーのギミックな仕掛けには驚かされました。

基本 USB 充電が出来るので、開閉しやすく不意に開かないこの窓(?)の導入は大歓迎!

ゴム製キャップはUSB接続時に"ぺろんぺろん"と邪魔になる存在でしたから、これってとてもうれしいです。

他社もこんなふうにならないかなぁ..... 

 

さて、機能のほうはいろいろ試してみたいこともございますが、昨日は予定していた撮影地で使いましたので、その作例を載せておきます。

SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art を使ってみました。

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いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。

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「ズームレンズとして究極の超広角レンズを目指した製品」.....、そう、究極ですよ、究極。

そない聞かされながら手元にやって来たレンズ『 SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art 』

■シグマ14-24mm F2.8 DG HSM -Art- [キヤノンEOS用]
 
■シグマ14-24mm F2.8 DG HSM -Art- [ニコン用]
 
■シグマ14-24mm F2.8 DG HSM -Art- [シグマSA用]

撮影に出掛ける先々で「でかっ!」という声を聞きますが、試しに光学ファインダーを覗いてもらうと「ぬぉーっ!♪」という歓声の上々人気ぶり。

ズーム全域で「F/2.8」の透明感ある明るさの恩恵、それに加え"歪曲収差"を最小限に抑えられていることも感動の後押しをしていると言って良いでしょう。

1年ちょっと前に送り出された「12-24mm F4 DG HSM | Art」とのスペックによる違いは明らかですが、当然外観も少々変わってきます。 

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ややスリムになりちょっと長め、まぁ後継品ではなく新規ものですから違って当然。

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カメラ側の「レンズ光学補正」に対応(キヤノン用のみ)されたところも朗報なのですが、もともと超広角Artシリーズの歪曲収差は秀絶であり、「OFF」のままでも気にはならんのです。

実際どのくらい違うのか気にはなるところ......なので、さっそく所用で出かけた先で撮り比べてみました。

(クリックで横1280px画像を観ることが出来ます)

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↑ カメラ内レンズ光学補正(周辺光量補正)(色収差補正)(歪曲収差補正)【左:OFF】 【右:ON

Canon EOS 6D MarkII with SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art (jpeg撮影 リサイズ文字入れ Capture One)

 

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↑ カメラ内レンズ光学補正(周辺光量補正)(色収差補正)(歪曲収差補正)【左:OFF】 【右:ON

Canon EOS 6D MarkII with SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art (jpeg撮影 リサイズ文字入れ Capture One)

何れも"半"手持ち撮影ですので、微妙なズレは目を瞑ってください。

周辺光量補正の違いを見出せますが、それ以外はこれと言って.....という感じでしょ?

 

IMG_8755.JPG IMG_8755(OFF)_14 mm_F8_2018yaotomi.jpg IMG_8756(ON)_14 mm_F8_2018yaotomi.jpg

↑ カメラ内レンズ光学補正(周辺光量補正)(色収差補正)(歪曲収差補正)
【左:元画像】【中:OFF】 【右:ON】(中・右は左の元画像の左上を横1280pxで等倍トリミング)
Canon EOS 6D MarkII with SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art (jpeg撮影 リサイズ文字入れ Capture One)

これは「色収差補正」を視ていただこうと思ったのですが、ほとんど違いが判りません^^;

僅かに色収差は出ていますが、全紙プリントくらいでは全く気付かないレベルです。

※ スマートフォンでは判り難いほどの違いですので、ぜひパソコンモニターかタブレットのブラウザを使ってご覧ください。

 

IMG_8767_14 mm_F2.8_2018yaotomi.jpg IMG_8768_14 mm_F2.8_2018yaotomi.jpg

↑ カメラ内レンズ光学補正(歪曲収差補正のみ)【左:OFF】 【右:ON

Canon EOS 6D MarkII with SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art (jpeg撮影 リサイズ文字入れ Capture One)

これはどちらも「周辺光量補正」と「色収差補正」をOFFにし、「歪曲収差補正」のみOFF⇔ONです。

こうなってくると"うっかり"ON/OFFどちらにセットしていても、あとで気にするこたぁ無いってとこ。

周辺光量が低下する写りも個人的に好みなので、やはりカメラ内「レンズ光学補正」はオールOFFで純粋な光学を楽しみたくなります。

 

キヤノン機を使っておられる方の中で、「他のレンズも対応して欲しかったなぁ」というお声もあることでしょう。

ここで他のSIGMA GLOBAL VISION交換レンズ(Art/Contemporary/Sports)をお持ちの方に朗報。

じつはつい先日シグマさんから「カメラ内レンズ光学補正機能」(キヤノンのみ)に対応した【交換レンズ用ファームウェア Ver.2.00 】のリリースを発表したばかり。

キヤノン製デジタル一眼カメラのレンズ光学補正機能に 対応したファームウェアVer.2.00 のリリースについて
https://www.sigma-global.com/jp/news/2018/02/27/612/

対応する補正機能も同様に「周辺光量補正」「色収差補正」「歪曲収差補正」の3種類です。

(対応レンズ等の詳しくはリンク先をご確認ください)

頻繁に試用するホニャララとムニャムニャも対象に入っており、結構嬉しい発表です^^

 

では、作例をいくつか撮ってきましたので貼り付けときます。

 

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↑1 14mm・F/4.5・5.0sec・iso100 

先日会議へ向かう途中に撮った夜の梅田界隈。

通勤カバンに載せ、セルフタイマーで露光。

 

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↑2 14mm・F/2.8・1/15sec・iso1600 

月が綺麗でしたので、手持ちで露光。

 

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↑3 14mm・F/6.3・1/125sec・iso100 

慌てて撮った近鉄京都駅の端っこ。

プラットホームの半分はカーブを描いています。

 

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↑4 14mm・F/8.0・1/125sec・iso100 

逆光での条件も難なくクリア。

 

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↑5 14mm・F/6.3・1/125sec・iso200 

奈良 薬師寺で見かけた紅梅。

 

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↑6 14mm・F/2.8・1/640sec・iso100 

これは最接の絞り開放で。

 

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↑7 14mm・F/6.3・1/125sec・iso100 

このくらい絞れば割りと自然。

 

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↑8 14mm・F/6.3・1/125sec・iso100 

入江泰吉旧居のお隣に在る"ギャラリー五風舎"さんで、お知り合いさんの「入江泰吉旧居の二十四節気展」が行われていました。

良い西陽が入っていましたので。

 

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↑9 14mm・F/2.8・1/160sec・iso800 

このレンズは室内の撮影にも向いています。

隅々がピシっと出ますので、建築撮影ファンの方にも全力でオススメしたい!

 

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↑10 14mm・F/8.0・1/500sec・iso800 

水平がキモになる塀のある風景ですが、どこが水平になるのか分からない場所では適当です。

 

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↑11 14mm・F/2.8・1/125sec・iso125 

参籠所の前に在る湯屋。

 

東大寺二月堂の修二会(お水取り)、戒壇院別火坊での前行を終え参籠宿所に入る日。

夕方には清めの儀式「大中臣祓(おおなかとみのはらえ)」が行われます。(2月末日)

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↑12・13 14mm・F/2.8・1/250sec・iso6400 

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↑14 14mm・F/5.0・1/50sec・iso6400 

今日から本行。

3月12日の籠松明が有名ですが、お松明は14日まで毎日上げられます。

今年も一度くらいはお松明を撮っておきたいですね。

 

今日のメイン機材は、下記のリンク先をご確認ください。

■シグマ14-24mm F2.8 DG HSM -Art- [キヤノンEOS用]
 
■シグマ14-24mm F2.8 DG HSM -Art- [ニコン用]
 
■シグマ14-24mm F2.8 DG HSM -Art- [シグマSA用]

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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Panasonic LUMIX G9 PRO(ベータ機)を岡山で使ってみました

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Panasonic LUMIX DC-G9(G9 PRO) with LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年12月撮影)

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先日 Panasonic 社さんのハイエンドマシン Panasonic LUMIX G9 PRO(DC-G9) が手元にやってきました。

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突然やってきたかっこいい奴、この感覚って今年の春頃にもありましたね.....

そう、Panasonic LUMIX DC-GH5 がやって来たときの事(記事)も記憶に新しいところです。

動画スペックを極限まで切り上げたような機種でしたが、今回は全力で静止画に振ったところが最大のポイント。

外観も見たからに「写真を撮ります!」的な要素があふれ出ているようにも感じます。

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ステータスL.C.D.が搭載されたことも朗報であり、風景カメラマンにとっても歓迎される機能でしょう。

電源レバーにステータスL.C.D.用照明スイッチが組み込まれているので、暗闇でもあたふたと探すことは少なそう。

個人的には黄色の照明であるところがとてもニクイと思うのですが、如何なものでしょ。

次機は可動式に進化させてくださいね~.....と呟いてみる。

 

ペンタ部の形状もこれまでのLUMIXシリーズとは一線を画すもの。

二代目の京成AE形スカイライナーを連想してしまったのは僕だけではないと思われますが、この珍しい形状こそが Panasonic LUMIX G9 PRO(DC-G9) 外観上の最大なる特徴。

 

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センサーが傾いて写っていますが、これがボディ単体だけで6.5段(60mm)という驚異の手ぶれ補正である証。

レンズ側の手ぶれ補正機能を併せた「Dual I.S.2」なら、140mm付近でも6.5段の手ぶれ補正も可能だというから驚きです。

2017年12月22日(金)より当社「大阪駅中央店」にて Panasonic LUMIX G9 PRO(DC-G9) を先行展示中。

実際手にしていただき(試撮可能/データのお持ち帰り不可)、ぜひ『Panasonic LUMIX G9 PRO』のハイパフォーマンスぶりをご体感なさってみてください。

 

早速ちょこちょこっと試してみましたので、そのときの画を交えながら進めましょう。

ちなみに今回の『Panasonic LUMIX G9 PRO』はベータ機。

残念ながらフル画像でのご紹介は出来ませんので、凡その感覚でご覧いただければこれ幸いでございます。  

アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル)画像を見ることができます。

(ベータ機のため、今回はリサイズ(横1280pixel)画像のみとさせていただきました)

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Panasonic LUMIX G9 PRO(DC-G9)の特筆すべきポイントは「豊かな諧調」ということ。

空気感を現す「色」を表現するなら夕刻だろうと、別件で出かけた先の帰りにちょこっと岡山市へ立ち寄りました。

そう、岡山と言えば岡電こと「岡山電気軌道」でしょう。

 

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今回はキットレンズでもある「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S. [H-ES12060]」のみでお写ん歩。

35mm判換算で24-120mm相当ですから、日常的に十分使えるレンズです。

このレンズが Panasonic LUMIX G9 PRO(DC-G9) の性能を全力で引き出してくれていた.....そう思えるほど相性は抜群。

ハイライトとシャドウとの諧調が善いから、使い込まれた金属製のマスコンも美しく写ってしまう惚れ惚れ感。 

 

早速「東山線」に乗車しましたので、動画で移動途中をご紹介。

岡山電気軌道 東山線 前窓景(手持ち撮影 4K Dual I.S.2 6.5段)

当然手持ち(片手は手すり持ち)ですから、揺れ揺れです(笑

4Kでリアル動画、酔わないでくださいねー。

 

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夕日射し込む東山電停の奥にある車庫。

 

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和歌山電鐵で大人気の「たま駅長」が描かれた「たま電車」。

これを待ってました!状態ですが、ワンチャンスは逃したくありません。 

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GH5と同等の約368万ドット有機E.L.ファインダーですが、倍率はなんと0.83倍(35mm判換算)!

コンパクトデジタル機をファインダーに着眼(?)し、実際の視認性を比べてみました

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GH5が0.75倍でしたからとにかく広いっ!見やすい!こんなに違う(笑

3段階に切替も可能で、無駄に切り替えて違いを試してみるのも良いかな、と。

形状もカッコイイので、僕みたいに見た目から入るタイプの人にとってはたまらんでしょ?

 

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とにかく運行本数がめちゃくちゃ多いです。

次から次へどんどんやってきますが、片道20分弱の区間(東山線)ですから同じ車両も何度でも見かけることができます。

 

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広告電車が多く、大半は「派手」。

夕景の色とラッピングの色、路面の色に並走する自動車の色。

付近の昭和チックな街並みも併せると、色も雰囲気もバラエティ豊か過ぎます。

 

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Panasonic LUMIX G9 PRO(DC-G9) の諧調の善さが光る!! と猛烈にアピールしたいところですが、これが割りと自然なんです。

良過ぎないところこそが特徴であり安心の画づくりなんだと改めて感じました。

 

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夕景の色が作り出す街並みの色。

  

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見た目のままに、そしてそれ以上に美しく撮って出しのJPEG画質。

 

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アンダーに振っても加減を損なわない「らしさ」をキープし続けることが Panasonic LUMIX G9 PRO(DC-G9) の使命なのでしょうね。

帰宅後に編集する際にも現場の雰囲気がしっかり伝わってくる、これは最大の利点ともいえるでしょう。

  

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じつはこれ、超高速連写での1コマ。

電子シャッターではあるにしても、AF追従で約20コマ/秒というのはとんでもなく素晴らしくてありがたい!

特に被写界深度を浅くした動きもの撮影時にはその恩恵を最大に感じるはずです。

このへんはまた後日、望遠レンズでガチ試しと参りましょうか。 

  

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ミラーレスカメラって電気エネルギーを多用するカメラに思われがちですが、このへんは大容量バッテリーでカバーされています。

しかし何度も連写して、かつ撮りなおしもしているようではさすがにバッテリーの持ちも心配。

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OFFチャージ.jpg ONチャージ.jpg USBバッテリーチャージャー.jpg

USBケーブルを介して電力供給(給電)しながらの撮影(再生)が可能なんです。

USB3.0ですからそれ専用のケーブルこそ必要ですが、これはかなりありがたい機能。

特に夜景や星撮りなら、その恩恵を最大に感じれることでしょう。

 

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ダイナミックレンジが広ければ、こういった画でもわりと自然に再現可能。

(ボディ内RAW現像)

 

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ジョイスティック加わった操作系は何らマイナスポイントが見えてきません。

しいて言うなら、ジョイスティックがもう少し右に位置したらなぁ..... 僕の指が短めなので。

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コード類の接続側もうまく纏められていますし、SDカードダブルスロットも一般的に使いやすさを感じることでしょう。

HDMI端子が「Type A」なのは汎用性高くて大歓迎!

SDカードはどちらのスロットもUHS-II対応です。

 

じつはこの日のメインは朝から訪れた四国うどん巡礼でした。

このへんこそPanasonic LUMIX DC-GH5(ベータ機)記事公開当時と同じでびっくり(笑

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今年2回目の高松駅。

 

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やはり琴電に乗らなければ話になりません。

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パンチ入る切符も健在。

 

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一軒目は「うどん屋 まつはま」さん。

"ながも"の入るおうどんが美味いらしいですが、この"しっぽくうどん"にグラリきちゃいました。

Panasonic LUMIX G9 PRO(DC-G9)がハイエンド機だからとて撮るものを選ぶわけではありません。

むしろ日常を日常らしく、美味しそうなものを美味しそうに撮るためにも有効機材。

 

駅へ戻る途中にそっと佇むジェラート屋さんを発見。

名前も可愛らしい「いちご畑」さん、ここでクールダウンです。

 

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二軒目は「ふる里うどん」さん。

メニューが多くて迷いますが、カレーうどんを一点狙い(笑

おでんも食べたかったのですが、さすがに二件目でお腹はいっぱいです。

駅から20分も歩いたけど、お腹は減りませんでした。

 

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帰りに乗車した普通電車は115系湘南色。

これを見れて乗れただけで豪華な一日になった.....と言えばオーバーですかいな。

シャッタースピード= 1/5 秒、ISO感度= 1600 、手持ちでブレ無し。

良い時代になりました。

 

動画機のイメージが強いパナソニックカメラですが、ここにきてスチルカメラというイメージがグッと強まりました。

撮影機能こそ GH5 でも十二分でしたが、写したあとに見る画の「写真らしさ」はドン!っと高まったと使う誰もが感じるはず。

動画機能を使う連写機能は必然的に搭載されているので、このへんはどうしても動画機というイメージに捉われがち。

しかし 4K や 6K を使う超高速連写の恩恵は相変わらず高く、他社には無い強烈な魅力はむしろ増しているように思えます。

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以前とある場所で知った開発者による Panasonic LUMIX G9 PRO(DC-G9) への熱い想い。

発売日までもうしばらく熟成の期間がございますが、製品版はどのような画になるのかと想像越えるような楽しみもあります。

発売日まで我慢できなければ、店頭デモ機を用意している当社大阪駅中央店へ。

使用感(操作感)だけでもしっかり試すことができますから、年末年始のお休みにぶらりお立ち寄りください。

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO を使ってみました

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PC090257,17 mm1.2_yaotomi (2).jpgOLYMPUS OM-D E-M1 MarkII with M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年12月撮影)

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このところお問い合わせ上位にランクインする機材のうち、レンズ部門に関しましてはオリンパス社の単焦点PROシリーズがダントツ。

中でも先日このブログでもご紹介いたしました「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO(発売済)」の評価がとても高く、こうなってくると後発の「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO(2018年1月発売予定)」が気になるのは当然のことでしょう。

たて続けに登場するオリンパス単焦点レンズPROシリーズ、その第3弾に当たる「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO」の"製品版"モデルを使う機会が巡ってきましたので早速試用してみました。

.....で、これ一本では心許無いので、単焦点レンズPROシリーズ他の3本をバックに同梱です。

M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO

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大口径で明るいPRO単シリーズ、ボケ味にこだわった逸品揃い。

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO は広角を生かしたキレッキレの高画質、周辺の画質にまでしっかり拘った大玉レンズ。

ぜひ細部にまで拘った写りをご覧いただきたいと思います。 

アップした画像は全てサムネイルです。
ウスポインターを重ね、
指マーク.jpg ポイン(カーソル)変わればクリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。

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↑2 F/5.0

先週末から大寒波が南下し始め、12月9日は関西の山間部でも降雪を観測しました。

前日の天気予報(GPV)で撮影ポイントを南に振るか北へ振るかで大いに迷いましたが、奈良の南部では積雪に期待できそうにもありません。

和歌山県の高野山ではガチ積雪だったようですが、スタッドレスタイヤに履き変えていない僕の自家用車では無理だと判断。

京都北部の行けるところまで北上してみようと辿り着いたところが京北の常照皇寺です。

ちなみにですが、昨日(12月14日)も京都の大原や京北で積雪を観測したそうで、これを詳しく調べるだけ悔しくなるのでやめときます。

 

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↑3 M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO

目的地へ向かう道中、車窓に広がる雪景に誘惑され何度停車を繰り返したことか(笑

積雪の目安になる気温の境目、地面すれすれの箇所がいくつもあります。

 

それでは OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO の画をピックアップして並べときましょ。

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↑4 F/6.3

勅額門の先にある碧瓢池。

山門から参道の上のほうに積雪がありましたが、その積雪ラインはこのあたりの様子。

 

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↑5 F/6.3

庫裏の屋根が丸っこいところも大好きです。

念のため言っときますが、これは歪曲収差ではありません。

 

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↑6 F/7.1

方丈の北側に広がる庭園。

繊細な木々の枝までしっかり解像しているのは、OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII との相性も良いから。

 

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↑7 F/7.1

 

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↑8 F/7.1

この日は九重桜のお手入れ中でした。

 

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↑9 F/1.2

寒風が吹き抜け、ロウソクを灯してもすぐ消える.....

 

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↑10 F1.2

勅使門から勅額門を覗き込みます。

模様越しのボケも綺麗。

 

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↑11 F/7.1

絶景でした。

と言ってもまた雪積もれば来るでしょうな。

 

このあとチョイと美山へ。 

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PC090167,17 mm6.3_yaotomi.jpg PC090198,8 mm7.1_yaotomi.jpg

↑↑12 F/6.3 ↑13・14 (14:M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

蕎麦の花咲く頃も微妙でしたが、この積り方も微妙.....かな。

 

このあと一気に南下し、奈良の吉野山金峯山寺へ。 

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↑15 F7.1

ここも雪が積れば綺麗な場所ですが、この日は空っ風吹く寒い蔵王堂です。

 

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↑16 F1.2

絞りを開放にすることにより、自然な奥行き感を得ることもしばしば。

現場でのモニター確認では判り難いものですが、そんなときはF値変えて数パターンを撮っておくと、あとで後悔することも少なくなります。

もちろん選択の余地は、F値開放時による解像感の良さで左右されるわけで、開けて解像感が低下するようでは元も子もございません。

 

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↑17 F/5.0

絞り込めば映り込みだってつるつる。

  

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↑18 F/1.2

1枚目のコーヒーは、吉野山の『葛の御菓子 TSUJIMURA Cafe Kiton 』でいただきます。

こんなに素敵なカフェがあるとはぜんぜん知りませんでした。

撮影で吉野山へ登るときは早朝ばかりですからねぇ.....

 

つい先日、所用で京都へ出掛けた時も OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO を連れて行きましたよ。

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PC130012,17 mm1.2_yaotomi 2.jpg↑19 F/1.2

高瀬川 於石橋(おせきはし) 

 

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↑20 F/7.1

ちょっと歩けば祇園の建仁寺に着きます。

 

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↑21 F/7.1

50Mハイレゾショット(横8160pixel)、もちろんPROレンズの組み合わせですから超画質。

紅葉終える直前でしたが、曇天のおかげで良い色。

  

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↑22 F/1.2

手前は灯台躑躅でしょうか。

滲むような背景のぼけがとても良い感じです。

 

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↑23 F1.2

 

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↑24 F/1.2

瞬時に実行できる拡大ピント合わせのおかげで、深度の浅い撮影時もコントロール自在。

広角レンズのピント浅い画はなかなか面白いのです。

 

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↑25 F/7.1

  

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↑26 F/1.2

廊下の吹き溜まりにあった紅葉は縮れてくしゅくしゅ。

  

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PC130083,17 mm1.2_yaotomi.jpg PC130087,17 mm1.2_yaotomi.jpg

↑↑27 ↑28・29 F/1.2

○△□乃庭の藪椿は白侘助でしょうか。

全て F/1.2 です。

 

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↑30 F/1.2

 

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↑31 F/2.8

双龍の姿を手持ち 0.8 秒で。

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII に搭載された強力な"手ぶれ補正機能"のおかげもあって、ビシッといけます。

 

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       ↑30 M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO

       師走とはいえ京都の観光名所は賑やか。

       八坂の塔にピントを合わせています。

       

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↑31

もの凄い人波の三寧坂、この狭い範囲であっても奇跡と言える無人状態^^;

 

この日のお土産はと言いますと.....

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PC130162,17 mm1.2_yaotomi.jpg PC140003,17 mm1.2_yaotomi.jpg

↑↑32 ↑33・34

幽霊子育飴。

琥珀色のべっこう飴で、甘さ控えめの美味しいやつ。

34枚目は最接での撮影、指のラインでレンズの性能も判るというものです。 

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さてさて、この日のお昼ごはんは..... 

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船頭町の珉珉さん、久しぶりに訪れてみるとえらい綺麗になっていました。

以前はもっとさっぱりした感じの「いつでもおいで食堂」的な感じでしたが.....

四条通り沿いをはじめ河原町界隈言いますと最近は何処も混むようになり、平日も昼飯どきは最悪行列覚悟なんてこともしばしば。

そんなお店に入店できても、気分的にゆっくり食べる間もなく、がーっ!と食べてポイっ♪て弾かれるようにお店を飛び出す覚悟です。

しかし、この店は今も昔も良い。

駅近だし大好きな珉珉の餃子が食べれるし、相も変わらず客の回転だって良いし然程混みあう事もありません。

とーってもリーズナブル、ついてくる玉子スープだって凄く美味しい。

サッポロのラガー赤ラベル瓶が置いてあるやなんて、こりゃホンっと素敵じゃないですか(笑

 

珉珉さん、毎度餃子ばかりの注文でごめんなさい。

  

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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FUJIFILM X-T2 with FUJINON XF10-24mm F4 R OIS

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年11月11日撮影)

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台風による中止のあと、延び延びになっていました富士フィルムイメージングシステムズ㈱さん主催の「星空撮影会」。

つい先日の11月11日に開催されることになり、一応皆さんのお手伝いという趣旨のもと(?)、僕も当社S氏と一緒に参加してきました。

開催地は立派な天文台とパラボラアンテナが美しい「みさと天文台」、和歌山県海草郡紀美野町松ヶ峯(GoogleMap)に位置するところです。

雲の多い空の下を突っ走ってきましたが、到着時には雲もどっか行ってしまい、星空いっぱいになったことは大変なラッキーでした。

 

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XT2F6909,10-mm9_yaotomi.jpg XT2F6922,13 mm4_yaotomi.jpg

「これが撮れたから、僕はもうエエですわ♪」って勘違いしそうな美しい夕景が広がるみさと天文台

じつは集合時間を間違いながら走っていて、途中F社H氏から電話が入り「まだ着きませんの??」で気付くというオチ付き。

それも勘違い時間すら遅れてしまうという、ホンっとご迷惑お掛けしました040.gif

 

XT2F6983,10 mm4_yaotomi 2.jpg

       ↑5

       まだ少し明るい時間ですが、もう天の川が見え始めました。

       特別に向きを変えていただいた「8m電波望遠鏡」。

       なんと!

       この日は特別に撮影会のための画になる角度をみさと天文台さんがコントロールしてくれたはります。

 

XT2F7002,10 mm4_yaotomi 1.jpg

↑6

北側から雲がどんどん流れてきますが、皆さんの「星空撮りたいねん!!」オーラが雲を食い止めているような感じ。

 

XT2F7012,10 mm4_yaotomi.jpg

      ↑7

      この角度で天の川を狙ってみたくなりました。

      いそいそと移動して構えなおしたら、何とまぁ雲がやって来るのですよ。

 

ここで「Vixen POLARIE」の登場です。

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事前にセットの仕方をレクチャーしていたのですが、現場の薄暗いところでセットしていると思いのほか上手くいきません。

ここはビクセン社風景写真家・講師の成澤先生に丸投げ(笑

あ、でもね、組み上げはちゃんと自分でしましたよー。

PB120566,18-mm2.3_yaotomi.jpg PB120567,18-mm2.3_yaotomi.jpg PB120568,19-mm2.8_yaotomi.jpg

形状がとってもカメラ♪でして、普通の箱型よりもとっつきやすい形状です。

分厚さを感じる金属外装は見た目以上に丈夫そうで、FUJIFILM X-T2 と純正レンズのセットなら問題も無さそう。

こんど機会があるときにフルサイズ機と大口径レンズを組んで試してみよう。

PB120572,24-mm2.8_yaotomi.jpg PB120573,24-mm2.8_yaotomi.jpg PB120574,21-mm2.8_yaotomi.jpg

カメラで言うところのマウント部分に在る金属カバーは2本のネジで止められており.....

PB120577,20-mm2.8_yaotomi.jpg PB120579,19-mm3.5_yaotomi.jpg PB120586,15-mm2.5_yaotomi.jpg

外してから雲台を取り付けて再装着するという工夫がなされています。

別売りではありますが、このポーラメーターがあるとないで操作感に差が出ます。

同時購入をオススメしますよー。

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とりあえずこの2点と自由雲台が在れば使えることになります。

使ってみなければこの善さが判らない.....と言っても過言ではない、ちょっと星空撮影に慣れてきたらこんなシステムは如何でしょう?

  

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↑8

うーん.....超広角撮影だと、現場で即座にカメラモニターで確認するも、その違いが判り難いことに気付きました。

ポラリエは「1/2星景撮影モード」、iso6400 で F/4.0 の 15秒露光。

このシャッター速度 15 秒という短さが、違いの判らなさを助長したようです。

60 秒くらい露光しなければ、ONとOFFの違いを判別していただくことはできないみたい。

 

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↑9

それでも星は点でビシッと止まっていますよ。

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等倍で切り出したアンドロメダ星雲(銀河?)。

超広角 FUJINON XF10-24mm F4 R OIS での等倍、感度も iso6400 ですから上出来の画質でしょう?  

ちなみに FUJIFILM X-T2 のノイズリダクションはOFFですから恐るべし高画質。

 

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↑10

雲って良いアクセントにもなる.....のかな。

そんな意味も無いようなことにも気付ける、とても素敵な夜でした。

 

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帰りしなに食べた久しぶりの「和歌山ラーメン」。

撮影途中に何度か風の強い時間もあって、冷えた身体を温めるにちょうど良い郷土ラーメンです。

和歌山の写真家さんに教えていただいたオススメ店へ向かいましたが、スープ切れか何かでお店は早仕舞い。

こうなりゃ何処でもそこそこ美味いんじゃない?.....ってことで辿り着いたのが「まるしげ(○繁)」さんでした。

和歌山ラーメンって各店それぞれに味の違いがありますが、ここはあっさり馴染みやすいスープでとても美味しかった!

夜の25:00まで営業されているところがありがたいですねー。

 

今日のシータΘ (RICOH THETA V)

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今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO を使ってみました

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OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII with M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年11月撮影)

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発売前から大いにざわついているレンズが2本ございます。

11月24日発売予定の「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO」と、ちょっと先の2018年1月発売予定の「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO」。

どちらもオリンパス単焦点レンズPROシリーズの第2弾と3弾に当たります。

おっと、M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO も単焦点ですが、意図がちょっと違いますので今回は横に置いときましょ。

 

大口径で大変明るい F/1.2 PROシリーズ、ボケ味にこだわった逸品揃い。

絞り開放から味わえる合焦付近の抜群なる解像感こそが、本来のウリではなかろうかと錯覚してしまうほどです。

被写界深度浅い画の好きな写真家さんにとって、喉から手が出るほどの魅力を感じるはずですが、そこは実写でご確認いただきましょう。

 

なお、「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO」レンズデータはベータ版の為、一旦非公開とさせていただきます。

後日近いうちに製品版での撮像データ(フル画像含む)をご紹介いたしますので、今しばらくお待ちください。

 

アップした画像は全てサムネイルです。
ウスポインターを重ね、
指マーク.jpg ポイン(カーソル)変わればクリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。

この時期は必然的に紅葉狙いとなりますが、これがまぁよく合うのですよ。

いつものように横 1280pixel へ拡大してご覧いただけますが、リサイズ画像でもその特徴あるボケ「にじみボケ」は何となくご確認いただけることでしょう。

 

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↑1 45mm・1.2

京都亀岡の鍬山神社。

案外早くから紅葉を楽しめるそうで、ちょこっと覗いてきました。

これは製品版の M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO 、もちろん絞りは開放 F/1.2 です。

奥行き感ある表現を得るときに被写界深度のコントロールこそキモとなりますが、ここはピントコントロール抜群な OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII の性能に委ねました。

E.V.F.の特権でもある拡大ピントコントロールでガチピン可能ですから、撮りなおしすることも少なく、意図した構図を確実にものにできます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO は製品版ですので、フル画像も載せました)

 

PB040586,45 mm1.2_yaotomi.jpg PB040586,45 mm1.2_yaotomi (2).jpg

↑2 45mm・1.2

良いでしょう?、このボケ具合。

これが 12 万円そこそこで手に入るのですから、ほんっと良い時代になりました。

 

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↑3 45mm・5.0

これは鳥取県の最高峰「大山 daisen」。

先日 N 社さんのカメラと併用して持ち込んだときの画ですが、朝焼け直後のモルゲンロートを  M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO で撮ってみました。

F/5.0 付近が一番おいしいのではないでしょうか。

カメラの性能も大事ですが、単焦点PROレンズの性能はこんなところにも現れていました。

岩肌の荒々しさと木々の繊細な表現、この抜群なる解像感は大伸ばしプリントでも十分表現できそうです。

 

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↑4 45mm・1.2

二線ボケにならないところがじつにニクい。

まるで絵画のような奥行き感は、撮影後の楽しさも倍増させてくれます。

 

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↑5 45mm・6.3

 

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↑6 45mm・6.3

褐色の錦で染まる山斜面、結構な数の葉が台風の風に耐え紅葉してくれていました。

この上はほぼ頂上なのに、この滝の水はどこから湧いてくるのでしょう?

あまりにも美しい自然の美、小雨になった瞬間にレリーズしました。

 

撮影地の参考になるとしてたくさんのお褒めをいただいていた当初公開のデータですが、これはまた後日「写真」としてご紹介できればと考えています。

ご覧いただいていた皆様、ほんとうにごめんなさい。

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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Nikon D850 with AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。(2017年9月8日撮影)

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毎年この時期になると撮影日の度に出かけるところが、ここ奈良県桜井市笠の蕎麦の花畑。

いつもなら日の出の時間がメインですが、月明かりの蕎麦畑ってどんなんだろう?.....と、ちょっとした疑問を抱いていました。

蕎麦の花が真っ白ですから月明かりと色が、画にどんなふうな影響をもたらすのか試してみたかったところ、運よくこんな試用機がやって来ました。

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Nikon D850 、満を持しての登場です。

既に発売開始後ですので、スペック云々に関しましては端折らせていただきましょう。

試用期間は超短期間!

残念ながら目新しい機能なんてのは殆ど使えていないに等しいですが、基本の「き」の字くらいはご紹介出来ればなと考えております。

 

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「リトル D5 」なんてな呼び名もあるらしいですが、スペック的にはあながち間違いでもなさそうです。

Nikon D810 の 3635万画素から 4575万画素へ進化した有効画素数、ISO64ー25600 を両立させた裏面照射型CMOSセンサー。

D800 シリーズのファンが待ち望んでいた、タッチパネルチルト可動式3.2型236万ドット画像モニター搭載は鬼に金棒でしょう。

怒涛の倍率約 0.75倍の光学ファインダーは、「ピンポイントA.F. 」の操作性をグッと身近に向上させてくれます。

実際 O.V.F. 覗き込んで見ると、超鮮明な大型 E.V.F. を眺めているような気にさえなるのですが、そこは E.V.F と比較するべきところではないような気も.....。

深度の判り難さを感る E.V.F. に比べ、立体的で圧倒的な美しさを誇る O.V.F. は、やはり従来のミラー付きカメラの特権ではないでしょうか。

 

FXフォーマットレンズをフルに使える FXベースの動画フォーマットの 4K UHD(3840×2160)動画、これはフルサイズ動画ファンにとってたまらないものでしょう。

フルHD動画設定で「4倍スロー」(120/100pで画像読み出し、30/25pで記録・再生)や、「5倍スロー(!)」(120pで画像読み出し、24pで記録・再生)のスローモーション動画もカメラまかせで撮影可能。

最長記録時間が3分という制約こそありますが、スローですから3分でも十分です。

これは撮影の合間に試すことが出来ましたので、Youtubeにアップロードしたものをご覧ください。

奈良 本薬師寺跡のホテイアオイとミツバチ 2017 (Youtube)

設定にかかわらず、画質はノーマル、撮像範囲は[DXベースの動画フォーマット]になります。
AFエリアモードはノーマルエリア、ワイドエリアに制限されます。
音声は記録されません(今回はBGMを付けました)

 

P9100399,13 mm_2017(17-09-10)yaotomi.jpg P9100405,24 mm_2017(17-09-10)yaotomi.jpg P9100402,24 mm_2017(17-09-10)yaotomi.jpg

今回初めて「 XQD メモリーカード」を使用してみました。

連写や動画を殆ど試せていませんので、このへんの詳しくは端折らせていただきます。

おそらくハイエンド級機にはオリンピックに向けて積極的に搭載されそうな気がしますが、実際のところどうなんでしょ?

 

持ち出したレンズは下記の3本。

既に web では多くの作例が出回っておりますので、通常撮影と同様の画をご紹介したいと思います。

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P8300101_2,75 mm_2017(17-08-30)yaotomi 1.jpg

OLYMPUS OM-D E-M10 MarkIII with M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年8月撮影)

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OLYMPUS社のOM-Dシリーズ最小機が更に進化しました。

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OLYMPUS OM-D E-M10MarkIII、名前も順当に与えられ9月15日発売予定です。

 

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左「Ⅱ」                      右「Ⅲ」

外観上ではグリップの形状がグッと見直され、各ダイヤルローレットも更に扱いやすい形状へ。

"Ⅱ"と"Ⅲ"で色味違うのは無視してください(実際はほぼ同色です)

 

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左「Ⅱ」                      右「Ⅲ」

ダイヤルデザインは"Ⅱ"のほうが好みですが、黒い塗装が無くなり、よりメタル感とレトロ感を強めたかのような高品質デザインへ変更されています。

 

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左「Ⅱ」                      右「Ⅲ」

レンズ同軸上で扱いやすいチルト可動式液晶モニターは、"Ⅲ"になってもしっかり引き継がれています。

 

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今回ちょっと推してみたいのが、高度な撮影手法を簡単に楽しめるA.P.(アドバンストフォト)モード。

これからの季節ですと、夜間の星撮りが増えると思います。

何かと工夫を凝らしたい星撮りですが、やはり普通に撮る画も欲しいところ。

小型軽量の OLYMPUS OM-D E-M10MarkIII なら、簡単綺麗に撮れますからメイン機のお供にピッタリ。

恐らくカメラバックにボディとレンズ1、2個入れても然程重くなることは無いでしょうし^^

 

十字キーにも文字入れが施され、ひと目で操作しやすくなったところが万人向け。

気軽に扱えるということは日常的に持ち運びたくなるもので、現に"Ⅱ"型ではSNS愛用者の間でも人気でした。

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こうなると Wi-Fi 搭載であることが必須ですが、そのあたりオリンパスさん抜かりがありません。

とても扱いやすいアプリとして知られています『Olympus Image Share(OI.Share)』が、1週間ほど前に最新版へと更新されていますので、既にインストールされている方も最新版へとアップデートなさってください。

シュッと繋がってひゅんひゅんと転送可能、もちろん遠隔操作もお手のものですよー。

これでお写ん歩出動は万全体制、ちょこっと持ち出す機会がありましたので、ぱぱぱっと撮ってきました。

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Canon EOS 6D MarkII with EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年8月5日撮影)

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しばらく噂の主役になっていた Canon EOS 6D MarkII 、ついに発売開始となりました。

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フルサイズ一眼レフ機としては正常進化の部類に入りますが、相変わらずのコンパクトさでとても扱いやすいです。

グリップの形状がグイッと見直され、僕のような(見かけによらず)手の小さめな方にも掛かりが善くなりました。

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朗報の中でもダントツが「可動式液晶モニター」の搭載でしょう(上左)。

これが搭載されると噂に聞いて、早い段階でご予約された方が多かったほど。

このアクティブサイズにバリアングルモニターの組み合わせは最強でして、ここぞの時の役立て感はまさにトップレベルでした。

レリーズボタンへの人差し指アプローチ(上右)もなかなかよく考えられていて、これもファインダーに集中できる要素のひとつにもなっています。

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結構変わったのがレフトサイドで、使用頻度によって開閉できるようになった各蓋は必然的に小さくなり、邪魔になることもずいぶん減りました。

コネクターの仕様は変わっていませんが、前面に配置されたレリーズ端子は、L型のブラケットなどへの装着時に重宝することでしょう。

まぁこの辺は可動式モニターのヒンジに当たるので、そういった意味での見直しが主な理由だったと思われます。

ちなみに正面から見て感動したのが、内蔵マイクのステレオ化。

これでYou tubeやSNS等への動画アップロード後の再生も、臨場感いっぱいでお楽しみいただけるかと思われます。

せっかくのフルサイズ動画、こんなところの改善は嬉しいですねー。

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とにもかくにも最初はキットレンズ Canon EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM を使わなあかんでしょ。

発売開始後3年近く経ちますが、このクラスにちょうど良い感を全力で放っています。

先ほど持ち上げた動画機能に一役買う「STM ステッピングモーター」、これが静かで俊足!

写りのほうはこのあとご紹介する画でご確認ください。

 

しかしですね、手にしたときの感触でずいぶん「進化したんだ」なぁと感じ取れる Canon EOS 6D MarkII

より身近に楽しめるキャノンフルサイズ、撮影のスタンスが大きく変わること間違いなしでしょう。 

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これ、先日開催された「なにわ淀川花火大会」の一部シーン。

三脚すら持たず、このレンズとの組み合わせでお気軽撮影......とは言え、比較明合成するためには Canon EOS 6D MarkII をしっかり固定せねばなりません。

何かしっかりした台に載せて撮影し、あとはトリミングでもしようと善からぬ考えで現場到着。

カメラバックの中を見ると小さな小さな卓上ミニ三脚発見、無いより在るほうが水平も取れて良いだろうと装着しました。

畳んだ長さは10cm、コンパクトカメラ用のあの小さなミニ三脚のことですが、これで支えることのできるフルサイズ一眼レフカメラってそうそう無いのでは(笑

上の花火写真は3枚のRAWデータをDigital Photo Professional(Ver.4.6.30)で現像し、Photoshopで比較明合成してCapture One Proで画像を整えリサイズ文字入れしたものです。

 

ちょっと位置を変えて.....

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これも同じように歩道の側にあった狭い建具の上に載せ、液晶モニターを目線に向け、液晶モニタータッチシャッターでひたすらレリーズしたうちの3枚。

花火を2データ、花火の上がっていない状態で長めに露光した1データの計3データでの比較明合成です。

Canon EOS 6D MarkII の調整幅許容範囲が思いのほか広く、JPEGデータでカバーしきれなかった事例が案外すんなり復旧することもしばしば。

特に暗部の復元力と色の再現力が見事であり、メイン機としての安心感も兼ね備えているところは立派のひと言!

「しまったー!」と悔しい思いもうんと減るでしょうし、デジタルらしいあとの楽しみもしっかり提供してくれます。

 

では、旬な感じでいくつかご紹介させていただきましょう。

先ずは奈良県葛城市山田に咲くひまわりの画から数枚ピックアップ。

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