_冬の潮音庭_
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祇園方面へ所用ある度、時々立ち寄ることのあった建仁寺。
ここ最近、東山の墓参りくらいでしか、この界隈へ来ることもなくなりました。
両足院へ行ったついでなら てれこになりますが、いつ訪れても新鮮な魅力感じる建仁寺です。
今回の出番も引き続きこのレンズ群です.....と言っても、一部のレンズで事足りましたが。
金属鏡胴の小さな単焦点レンズばかりですが(一部除く)、とにかくコンパクトで軽い。
_冬の潮音庭_
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祇園方面へ所用ある度、時々立ち寄ることのあった建仁寺。
ここ最近、東山の墓参りくらいでしか、この界隈へ来ることもなくなりました。
両足院へ行ったついでなら てれこになりますが、いつ訪れても新鮮な魅力感じる建仁寺です。
今回の出番も引き続きこのレンズ群です.....と言っても、一部のレンズで事足りましたが。
金属鏡胴の小さな単焦点レンズばかりですが(一部除く)、とにかくコンパクトで軽い。
_冬庭_
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1枚目、京都祇園にある建仁寺塔頭「両足院」の書院から観る庭園。
ここで写真展を開催されるとのご案内があり、ちょいと時間をこしらへて観に行ってきました。
座禅体験もすることもなく、それ以外でこの時期に庭園を観れるのはちょっとプレミアムかも知れません。
禅寺らしい佇まい、しゅっとした感じはこちら両足院独特のもの。
半夏生の頃も良いですが、鮮やかなトーンを下げるかのような庭園色も、また趣があって良いものです。
飾られたお写真を拝見したあと、くるり反転させてもらいました。
_白朱一輪_
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昨夕、大阪堺方面から奈良へ戻ってくると、その気温差に驚かされました。
自宅に着いても自動車から降りたくなくなります。
「やっぱ奈良は寒いんだ」
大和盆地に雪積もることは少ないですが、ほんとキンキンに冷えます。
先週の半ばにやっとこさ雪が降り、いつもの冬らしい奈良山間景を観ることができました。
「雪が積ればあっこ行こー」...みたいにポイントは絞られてくるのですが、とにかく奈良は広いです。
奈良は広いのに毎冬同じようなところへ出向くのは、癖のようなものではなく、行く先々の雪景が美しいから。
それはもちろんですが、美雪景のひとつでもある宇陀の「室生寺」雪景は格別です。
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暖かい始まり「2016年/申年」...とは言え、奈良の山間部では薄っすら雪化粧でした。
2日は少し気温が上がり、昨日3日の朝こそ寒かったものの、昼間はちょっとした小春日和です。
昨年の1月3日、奈良や京都でドカ雪だったのですけどねぇ。
暖冬と言われる年ほど、いきなりドカ雪に見舞われることがあるのですが、今年の1~3月はどうなりますでしょ?
今年初の1枚目は、桜井市初瀬の総本山長谷寺から。(僕の毎年恒例です)
上中下の各登廊を、『観音万燈会(かんのんまんどうえ)』による燈籠の灯りが美しく照らす姿です。
石段両側の燈籠は大晦日から元日のみで、2日と3日は吊燈籠のみですから様子も少し変わることでしょう。
この世のものではない錯覚を感じるほどの美しさがあり、仁王門で手を合わせたのに、思わずもう一度手を合わせてしまいます。
毎年ちょっと捻って撮っているつもりですが、その美しさが少しでも伝われば良いですね。
_静穏紅葉_
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「今年ほど遅く見頃迎える紅葉は過去に無かったかも...」、出先でよく耳にした今秋のご評価です。
明日香村の岡寺の撮影も、この日(12月10日)がほぼピーク。
2日後には散り紅葉を楽しむことが出来たという、ちょっと駆け足ピークになりました。
今年の紅葉撮影、まぁまぁのポイントで撮影をしてきましたが、年内の更新(ご紹介)はちょっと間に合いそうにもありません。
年明けの空き時間に少しずつデータを穿り返し、ネタ切れ時の更新とさせていただく予定です。
.....いや、梅の開花がちょっと早めなんで、微妙ですな。
御所市九品寺から続けてやって来ましたので、カメラは引き続き SIGMA dp Quattoro シリーズでの撮影となります。
曇天の山影、手振れにはちょっと厳しい条件でしたが、グッと踏ん張って全て手持ち撮影です。
ブレに対する微妙な判定は、どうぞ温かい目でご覧いただければ幸いでございますです。 はい。
_石仏笑秋_
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どうも皆さん、「お写ん歩」ではご無沙汰しております
例年の年賀状印刷受注に加え、今季はマイナンバーに絡む証明写真撮影で店頭は大賑わい!
そんなこんなで、「お写ん歩ブログ」の更新が疎かになっておりました。
あっ、少しは撮影に出ておりますよー、 休みの度に。 ( Facebook 参照)
ご心配いただける方からの温かいメッセージ、こちらも本当にありがとうございます。
今秋撮影した膨大なデータは、撮影後のチェックこそしているものの、RAWデータのまま大半がお蔵入りとなりそうです。
(お蔵入りデータをあとからどうするのか?との意見もございますが、それはそれで役に立っていますよ^^)
しかし、印象深く心に残った紅葉写真をそのままお蔵入りするには勿体無うございますので、年内のうちに少しでも「お写ん歩」でご紹介させていただきたいと考えています。
で、今回は奈良県御所市「九品寺」(くほんじ)の紅葉。
千体石仏の存在で有名なお寺ですが、地元では四季を通じて美しいことでもよく知られています。
例年ほどの色付きではございませんでしたが、それはそれなりに美しい紅葉を観ることはできました。
今季5回訪れましたが、ラスト2回の紅葉深まる頃と散り紅葉の画を抜粋してご紹介いたします。
カメラは久しぶりの SIGMA dp Quattro シリーズです。
自分の中では、「イメージセンサ 一体式単焦点レンズ」みたいな位置づけの4機。
きめ細やかな被写体には、どうしてもこれで撮りたくなります。
色彩感と解像感が生み出す画像質感、そこにきてRAW現像も楽しい逸品...、そんな感じで。
_暖葉_
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前回に引き続き、オリンパス社マイクロフォーサーズ規格のミラーレス機『OM-Dシリーズ/OLYMPUS OM-D E-M1』試用記事です。
もちろん新しいファームウェア「 Ver.4.0 」へ更新済みの機を試用。
新しい機能『深度合成モード』が旬ですが、絞り全開で前後左右ぼかす画も相変わらず良い味出てくれます。
(1枚目は M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO で、絞り F/2.8 です )
基本性能が高いと、どのような雰囲気であっても上手く再現してくれるので頼もしい限り。
そんな OM-D シリーズの新しいファームウェア。
これらを実際に体感していただける店頭イベントを開催させていただきます!
『 オリンパス OM-D シリーズ 体感イベント 』
場所 : 八百富写真機店 大阪駅中央店
日時 : 12月4日(金) 12:00~18:00
体感参加いただいた方には、「OM-Dクリアファイル」プレゼント!
さらに!該当機種をご購入していただいた方には、「OM-Dミニチュアストラップ」もプレゼントしちゃいます!
平日企画ではございますが、大阪へ来られる機会がございましたら、ぜひお立ち寄りください^^
新しいファームウェア搭載機で撮影したファスト記事は下記のURLからご覧ください。
奈良 室生寺(紅葉)_http://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/2015/11/-2015-olympus-om-d-e-m1-ver40.html
先日は試写地に奈良・東大寺界隈を選択しました。
そのときの画の現像整理が終わりましたので、お蔵入りする前にちょこっと並べておきます。
_室生錦_
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今回は、オリンパス社マイクロフォーサーズ規格のミラーレス機『OM-Dシリーズ/OLYMPUS OM-D E-M1』試用記事です。
『お写ん歩』で何度も取り上げている試用機種(E-M1)であり、すでに多くのユーザーに支えられているオリンパスフラグシップ機。
然程目新しさは感じませんが、以前オリンパスさんから E-M1 の新しいファームウェア「 Ver.4.0 」開発中とお聞きし、度肝を抜かれそうになりました。
正直「まだ成長しはりますのんか??」と心の中で叫んでしまいましたが、「電子シャッターが載れば良いのになぁ...」なんて心の中で呟いていた自分だったりします。
そののちに詳細が判る訳ですが、新たに追加される機能の多さにこれまたビックリ!
基本性能の高さで知られている OM-D E-M1 ですが、新しいファームウェアを導入することで下記の機能が追加されます。
併せて下記の機種もバージョンが上がります。
詳しくはオリンパスさんのホームページをご確認願います。
今回の目玉は、何と言っても(1)の「深度合成モード」。
マクロ撮影時に、どれだけ絞って(最小絞り)も、被写体全域にピントが合わないといった経験が皆さんにもあると思います。
それを可能にした機能がコレでして、1度のレリーズで8枚撮影し、ボディ内で一気に自動合成。
最小絞りを超える被写界深度と、回折の影響がない高解像を同時に得られる、とアナウンスされています。
ちなみに、背面液晶モニターの表示もリニューアルされています。
存在感"大"だった水平垂直ステータスバーがちょっとスリムになって、モニターが見易くなっていました。
では深度合成モードで実際に撮って試しましたので、ご覧頂きましょう。
しっとり苔の上に落ちていた、紅く染まる直前のモミジを中心に撮影。
ベータ版のぶっつけ本番試写ですので、多少の粗はご勘弁願います
実際のファームウェア「Ver.4.0」ダウンロード版は、更に改良されているようですよ。
( M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO / 150mm / F/10.0 )
このように自動連写(8枚/電子シャッター)してくれます。
150mm(35mm判換算300mm)最接撮影で、絞りは回折を避ける(?)ため、F/10.0です。
うーん、いったいどんな技術を使っているのでしょう?
まるで超高性能な小型センサーで撮っているかのような、何ともこれまで味わったことのない世界です。
正直言って、凄い!
ちなみに、同システムで絞り解放(F/2.8)にすると、こんな具合↓
8枚の自動連写は、RAW 撮りの場合、RAW と JPEG の両方が記録されます。
連写画像はめちゃくちゃ深度浅いのですが、ご覧のように紅い葉はクッキリ&ハッキリ!
目視できなかった(帰宅後のチェックまで気付かなかった(笑))1mmほどの蜘蛛までもしっかり写り込んでいます(昆虫嫌いさん、ごめんなさい)
この合成画像で残念なのが、今のところ RAW で記録はできないところ。(JPEGのみの記録です)
また、合成時のマージンを撮られる為、画角がやや狭くなります。(比較していただくと程度が判ります)
身近なところでよく質問されるのがフード撮り。
美味しそうなスィーツやランチを撮ってはみるものの、深度が浅くて前後がボケ過ぎる等々...
(M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO / 12mm / F/5.0 )
桜井市出雲の手打ちうどん『ぶれーど・う』さんのベストうどん「かけ」。
麺の美しさが際立つでしょ? 寒い季節はこれですよねー^^
ずっと向こうまでピント合っているのはご愛嬌です。
OM-D E-M1 唯一の機能なので、熱くご紹介させていただきました。
しかし、個人的に嬉しかったのは『電子シャッター』の搭載っ!
緻密な模写をも可能とする OLYMPUS マイクロフォーサーズ機ですから、僅かなブレも気になってしまうこと時々。
1/8~1/16000秒という超幅広いシャッター速度を選べるわけですから、静止物や風景撮りにもってこいなのです。
庭園などを眺める、静寂の空間で撮影するときも、無音に近い電子シャッターは重宝するはず。
写真撮影に興味のない方が気になるのは、興醒めの「スマホのシャッター音」と、この甲高く響き渡る「カメラのシャッター音」。
スマートフォンは仕様の都合もありますので、シャッター擬音は消せませんが、コンパクトデジタルカメラなどは無音レリーズが可能です。
デジタル一眼レフ機やミラーレス機も、こうして電子シャッターや静音モードの導入率ジワリ高まってきていることは、むしろ歓迎に値するのではないでしょうか。
追加機能は他にもございますが、とりあえずこの2点を気にかけながら撮影してみました。
では、いつものようにつらつらっと画を並べさせていただきましょう。
_紅の初め_
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10日も前の画像で失礼します( Facebook では撮影当日にご紹介済みです)。
今年は最初で最後になりそうな京都市内での紅葉撮影。(紅葉の色づき云々ではなく、行く間が無いからですヨ)
つい先日、京都観光関係者さん達とお話しする機会がございましたが、「混む」「混雑」というキーワードが年々多くなっているような気がしました。
聞かなきゃ聞かないで現場判断にすればいいのですが、方々からそないに言われると、何となく気分は億劫になるものです。
とは言え、観ておきたい京都紅葉があるのも事実であり、今回の記事にさせていただいた「神護寺」紅葉がそれに該当。
画ではちょっこっとフライング感こそございますが、予測していた霧靄がしっかり出てくれたおかげで、それはそれは素晴らしい景観となりました。
何となく「ご褒美をいただいた」気分でもあり、ちょっと嬉しい日となった訳でもあるのです。
この日の機材は、これ ↓
とてもコンパクトな高倍率ズーム SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM Contemporary 。
同社の高倍率ズーム SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC が発売されて10年が経ち、更なる高倍率化を遂げ、「 Contemporary 」という名称も加わりました。
蛍石と同等の性質を持つと言われる「 FLD ("F" Low Dispersion)」ガラス4枚と、「 SLD(Special Low Dispersion:特殊低分散)」ガラス1枚を採用。
特に望遠側の倍率色収差を綺麗に補正されているようで、画像の仕上がりにかなり期待を持てる仕様になったと言えるのかも知れません。
外観は現行の SIGMA レンズらしいシックな好感度デザイン。
操作感の良さも相まって、常備率が高まる高品質な高倍率ズームレンズと言えるでしょう。
以前試用した Canon EOS KissX7 と SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM Contemporary の組み合わせがとても良かっただけに今回も期待"大"。
実際試用してみると、そこは期待以上でした^^
_紅染まり_
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もう10日ほど前ですが、今年も高野山 金剛峯寺の紅葉を観てきました。
毎年少し早めの高野山へ観に行くのですが、今年はちょっとだけ早めの紅葉進行かな、と。
今頃が観光的にベストではないかと思われます。
この日試用したのは、PENTAX K-3II と HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR の組み合わせがメインです。
撮ったは良いけど、ここんところ店頭作業が忙しく、危うくお蔵入りに^^;
そんなこんなで、「お写ん歩 ブログ」はそろそろキャプション少な目シーズンへ突入です。
もちろん撮影のほうは手抜き無しなんで、そのあたりご考慮くださいm(__)m
(近況や撮影時の情報は、八百富写真機店 Facebook へ)