_五月の明_
奈良県宇陀市室生 宀一山(べんいちさん)室生寺 女人高野 室生山 鎧坂 五重塔
PENTAX K-3II with SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM Art
18.0mm(27.0mm) 1/2500sec iso100 f/1.8 RAW/PEF Digital Camera Utility 5.4.0 (文字入れとリサイズのみCapture one Pro 8)
.
.
いつもお世話になってます、八百富写真機店 大阪駅中央店 Kです。 (2015年5月24撮影)
.
見た目、PENTAX K-3 との区別がつかない PENTAX K-3II です。
一部に僅かな違い(頭の形状、GPSボタン、液晶モニター下のブランド名称)こそがございますが、進化したのはその機能であり、特に注目したいのがこのところ連日の記事にしている「リアル・レゾリューション・システム」(Real Resolution System)(以後、略"RRS")。
動いている被写体が特有のノイズ状に写ってしまい、これが唯一の難点で、これさえ無ければある意味「完璧」なる画像を得れるというもの。
厳密に言えばRRS設定にあたり頑丈頑強な三脚が必要であったり、セルフタイマー設定は必須でレリーズケーブル利用が尚善し、こういった本体ブレを極力抑える工夫も必要でもあります。
これ、なにか思い出すところがございませんか?
何か十数年前までこういった撮影を当たり前にこなしていて、三脚もしかり、撮影時はジッと風の止み間を待ったりもしていたはずです。
要するに超解像をものにしようとするならば、それなりの苦労はしなければならない。
いわゆる風景写真撮影本来のスタンスに戻るということなのではないでしょうか。
...と、まぁ面倒くさい派にはたまったもんじゃございませんが、進化したのはこれだけではありません。
※ 今回の撮影は SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM ArtLine 1本のみで撮影しています。
K-3 から K-3II へ引き続き乗り換えた方なら既にお気付きかと思われますが、ボディ内手ぶれ補正が更に効果高くなっています。
これは個人差もございますが、ひと桁分の1のシャッター速度(1/10~1/4秒くらい)でもブレていない画が増えたばかりでなく、手持ちライブビュー撮影時のリアル画像までもがグィっと止まって見えます。
AFの正確さと速さが向上したのも美点のひとつで、これも実際使ってみれば凡そお判りいただける要素かと思われます。
何はともあれ個人的には「リアル・レゾリューション・システム」(RRS)の活かしかたですよ。
昨日は山間部でも無風を狙えそうでしたので、奈良宇陀の室生寺へ訪れました。
石楠花の時期が終わっていますので、週末でも開門時間からしばらくは境内もゆっくりです。
微風の止み間を待つ時間もたっぷりで、「このタイミング」みたいなのを少し理解できるようになりました。
続きはこちら⇒http://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/2015/05/pentax-k-3ii-review-3-2015.html#more
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。