カメラの八百富|ぐるぐる「グルグル」?回るレンズ

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㊥カメラ担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。

ぐるぐる「グルグル」?回るレンズ、私は「目まい誘発」レンズと呼んでいます

皆様、ご無沙汰しております。
出張などでブログ時間がなかなかとれず、かなり間隔があきました。
今日もネタの準備ができず、「ボーズ」。
えらいこっちゃという感じの今日この頃。

「なんかネタないかな~」、とブラブラ~。
と、見つけちゃいましたね。いいネタ「目まい誘発」レンズ

まあ、写真の盗用という感じですが、社内なんでOKじゃ!(ディアモール店員"K"さんお許しを)
そのかわり、ディアモール店員"K"のブログの宣伝で勘弁じゃ!

皆さん見てくださいね!ディアモール店員"K"のブログ 「お写ん歩」 を。

(ご本人の色使いも尊重!今日は赤色でご紹介)

で、本題です。
次ページの写真、勇気を持って見てください。
私はこの手のレンズの写真、確実に目が回ります。
では、クリック、どうぞ。

IMGP3643sds3-.jpgどうですか?
回らない方は回らないんでしょうが、私はぐるぐる「グルグル」目まいが。
うー苦しい。(やや大げさです)

で、なにが言いたいのかといいますと、こういう風に写るレンズ、結構世の中にあるんです。
標準系の明るいレンズの開放側。
実は背景がキーポイントなんですが、こういう緑の葉っぱがこういう風になります。
木の枝や、生垣、アスファルトの道路面などでも出現します。

街の中のスナップ系はそんなに「グルグル」しないような気もしますが、
背景の色、形が大きく影響するようです。

昔のライカの標準や、ペンタのM42マウントの時代でも、大概こんな感じ。
ある意味、「技量を要する」あるいは「特徴を理解して使いこなす」レンズだといえると思います。

実は、この撮影レンズ、SMC PENTAX-A 50mm F1.2 という比較的新しいレンズなんです。
新しいわりに、クラシカルな写りをするレンズとも言えるのですが、ご購入に当たってはこういう「個性」があるレンズだなとご理解いただけたら幸せかなと思います。

もちろん、ある程度絞ると全くこの「グルグル」感はなくなります。
あくまでも、開放側のしかも近接側にピント合わせた時、特定の条件の背景のボケが回るレンズということです。
前ボケはそんな感じではないですが、後ボケが強烈です。
(今日、お客様から見せていただいた写真の1枚もグルグル。LEICA SUMMICRON-R 50mm F2 ライカフレックスの時代のレンズでしたが)



たぶん、ディアモールの"K"は続編で、違う撮影条件の写真をアップしてくれるものと思います。
やや楽しみですね。
ちょっと絞った写真と、やや絞った写真なんかあればいいかな~。(あきらかな要求)

また、"K"がどんな風な思いでこのレンズを使っているのか、"K"の意見も聞いてみたいものです。
もしかしたら、この「グルグル」全く気にしていなかもしれません。

実はぐるぐる回っているのは、「私」だけだったらどうしましょう.........



(追加更新)
早速、ディアモール店員"K"がコメントしてくれてます。
こちらから クリック でご覧下さい

さすがと言いましょうか、写真好きと機械好きの差がでてます。
こういうレンズと付き合う心得みたり。

「グルグル」感は構図でコントロールする!

目からうろこ。
"K"は正面から楽しむ。と...ということは、逆説で、
"K"のいう楕円状のボケの前に、「ジャスピン」の被写体をもってくれば、見えなくる。
うーん、わかった。

といいながら、なんか証明写真的なポートレート写真しか思いつかないわたしですが的な感じで続きを~

気になるなら、グルグルの中心にフタをする構図にすれば見えなくなるわけです。
上左右の隅の部分のボケはいうほどきつくないですから、適度なボケとなる。
ジャスピンからアウトフォーカスへの初期は全くグルグル感なし。
ちょと、感動です。
「レンズの特徴」と理解して(わりきって)写真を撮る姿勢、機械好きにはええ勉強となりました。

+++中古カメラ担当係+++

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このページは、㊥カメラ 担当係が2010年3月 5日 22:50に書いたブログ記事です。

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