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風景撮影からスナップまで幅広く対応する、小型・高性能・高品位APS-Cデジタル一眼レフカメラ
ペンタックス PENTAX KP が新発売 !!!
本日よりご予約受付開始です !!!
まずは、この新製品「PENTAX KP」の立ち位置を整理しておくことが、とても大切だと思いますので、まずはその辺りからお話を始めましょう。
このカメラは、
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新しいコンセプトで作られた、新しいカテゴリ―に位置するカメラ
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PENTAX K-3 II の後継機ではない
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PENTAX K-3 II の後継については、別途検討されている(そうらしい)
ということを、まずもって明確にしておきましょう。
ここからは、私の見解(リコーイメージングさんの公式見解ではない)としてお聞きしてただきたいですが、
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本来なら、たぶん昨年の秋に出ていた商品(フォトキナ向けの新機軸な商品)
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熊本地震の影響(部品調達の関連)で遅れて、この春のCP+向けの商品にとなった
- その時間のズレが、たまたまK-3 II の販売フェードアウトと重なり、その後継として見えてしまう状況となっている
という事かと思います。
なので、「PENTAX K-3 II」ユーザーの皆さま、落胆しないで下さい。
あくまでも、この「PENTAX KP」は新しいコンセプトのカメラであります。
上部に液晶表示パネルがないカメラが、PENTAX K-3 II の後継であるはずがないです。
操作系が違うカメラが、PENTAX K-7 から始まる伝統や系譜を重んじるPENTAX K-3 II の後継であるはずがない。
ただ、今後どういう時間軸で「PENTAX K-3 II」の後継機がこの世に出てくるか、一販売店としては知る由もありません。
お待ちのユーザー様におかれましては、「優先順位が間違ってんじゃねか~」と、とてもストレスがたまる話かと存じます。
その辺り、どうぞどうぞご理解下さいませ。
それではそれでは、新しいこのカメラ「PENTX KP」を私なりの視点(PENTAX K-1から見た)でご説明していきましょう。
昨年の春に、「PENTAX K-1」が発売され、ご購入されたユーザー様は、
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やっぱ、フルサイズは素晴らしいな
-
質感も高く、構えると本気モードになれる
-
とにかく満足できるカメラだ
と思われているかと思います。
が、反面。私も最近「PENTAX K-1」を常に持ち歩いていますが、
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正直、重たいと思う時もある……
-
今日は気軽に……というわけにはいかない
- DA Limited レンズを装着すると体積バランスが悪いからあまり使わなくなった……
そうなんです!
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ペンタックスのカメラって、元々は小さくて軽くが基本だ
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「楽しむ」と「本気」を使い分けられるのがペンタックスのはずだ
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PENTAX K-1までの本気度はいらないが、満足度の高い中級レベルのカメラがほしい
- 慣れ親しんだDAレンズをAPS-Cで気軽に楽しみたいんだ
そんなペンタックスユーザー様のお気持ちを満たすカメラが、今回登場することになったというわけです。
それが、この「PENTAX KP」です。
初めて見た時の印象は、twitterで思わずつぶやいた通り、
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ワクワクどきどき「リトルK」
- 「最高のお気軽サブカメラ」が誕生したな
という所であります。
メーカーさんにお聞きしますと、今回の新製品の開発あたり、二つのフォーマットを次のように位置づけられました。
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35ミリフルサイズでは、
ペンタックスのこだわりを常に高いレベルで追及し続け、
風景写真愛好家がとことん満足できる究極のフィールドカメラを目指す
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APS-Cでは、撮影を楽しむ領域の拡大を目指す
自然風景だけでなく、
日常的に使いやすく、
身近な瞬間も気軽に残せる一眼レフを目指す
そして、新製品の「PENTAX KP」には、次の3つの課題を達成することが課せられました。
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いつも持ち歩けるように 「もっと小型で携帯しやすいボディであること」 より小型軽量に
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誰でも使いやすくなるように 「シーンや用途に応じて最適な状態にカスタマイズできること」 高いカスタマイズ力
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どんなシーンでも撮影できるようにするために 「手持ちで高画質に撮れる高感度性能があること」 一層の高感度性能
それが、今回の新製品「PENTAX KP」
となります。
聞くところでは、この「PENTAX KP」の「P」は、PremiumやPleasure、Potentialを意味するものだそうです。
つまり、このカメラを象徴的に表す一つの単語を、特段に決められているわけではないとのことです。
以上を踏まえ、このカメラの基本コンセプトをまとめてみますと、
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風景撮影からスナップまで幅広く対応する、小型・高性能・高品位APS-Cデジタル一眼レフカメラ=高性能な中級機
となります。
さらに、私なりに再整理させていただきますと、
PENTAX K-3 II を言葉で表すなら、APS-Cの雄を目指す。その心は、
- 動き(アクティブ)
- 射る(シューティング)
- 速さ(スピード)
対して、今回の新製品 PENTAX KP は、汎用性の高いAPS-C機になりたい。そのスタンスは、
- 気軽に持ち出す
- 軽快に楽しむ
- 日常、身近
- でも、スペックは妥協しないでね
だと感じております。
でもって、シャッターを切ってみました。
軽快ですね~
静かですね~
いい音ですね~なかなか品がある。そして、どこかしら懐かしい音でもあります~
ちょっとお聞きください。
HD DA 21mm 付の場合
20-40mm 付の場合
さらに、「PENTAX K-1」と比較してみましょう。
大きなミラーや大きなシャッターではないので、とても静かです。
そして、懐かしさの理由はここにありです。
PENTAX K-5IIS と、とてもよーく似ていますね~
では、恒例の外観写真から。
今回のカラーは2種類。シルバーとブラックとなります。
シルバーを詳しく見ていきましょう。(メインカラー=基本展示色はシルバーらしいです)
組み合わせたレンズは、HD PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited。パンケーキタイプの広角レンズと組み合わせると、とても小型感が出ますし、スナップ写真の常用レンズとしてありですね。
斜めから(HD PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited付)
裏面から(HD PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited付)
お次は、ブラック。
ブラックは小型感を見てもらうために、そして「リトルK」を感じて頂くために、PENTAX K-1 と比較してみましょう。
お聞きした所では、削いで削いで、削ぎまくったそうです。
横から
正面から
背面から
背面の操作系の比較。一見よく似てますが、残念ながらかなり配置が異なります。(後程、詳しく)
さらに、次ページで「PENTAX KP」を詳しく見ていきましょう。