カメラの八百富|HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE ペンタックス が新発売 !!!

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Kマウントデジタル一眼カメラ用交換レンズ
ペンタックス HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE が新発売 !!!
~進化したAF&最短撮影距離 0.95m の小型望遠ズーム~


HD55-300_001.jpg
ペンタックス PETAX K-70 の新発売に合わせて、ついにペンタックスさんから新たなレンズシステムの姿が示されました。
とてもおめでたい!

同業他社さんが東京オリンピック2020に向け、DSLR分野において革新的な動画対応を日に日に進められている中、ペンタさんはどうされるのかな?

 もしからした、俺たちは徹底的に静止画に特化して、動画はおまけ程度とする……とかなのかなあ?

なんてある意味ずっと心配していましたら、今回こんなレンズが新たに出てくることになりました。

 ◎ パルスモーター(他社でいうステッピングモーター)を採用
 ◎ リアフォーカスを採用
 ◎ 電磁絞りを採用

そうなんです、ついに完全電子Kマウントを搭載したレンズが登場することになったのです。すばらしい !!!

HD55-300_002.jpg
今年のCP+の会場や、先般のペンタックスK-1お披露目会の会場で、私から多くの方々に「絞りを電磁式にしてもらって、他社メーカーも参入しやすい環境を作って下さいよ~」などとお願いしていたのですが、見事に上手くかわされていました。

その時は、当然に「まぁ~色々と選択肢は検討しているのですが…色々とやるべきことが……」位のお返事でありまして、今から思うと、その時には全部決まっていたんじゃん !!! という時間軸。

特に、レンズ担当の「I部長」さんは、かなり言葉を選んで話をかわされていたのだろうなと思い返しております。

最終的には、やはり「技術や企画の人は口がかたい!その点、営業系は私を含め口がやわらかい!」ということでした。

いずれにしまして、こういう新しい技術が搭載されたレンズが発売されるということは、3~5年先の製品を見据えたご対応。なんといってもレンズは長い間生産され続けます。他社さんでも10年選手がぞろぞろたくさん。これで私どもさら安心してペンタさんのカメラやレンズをお勧めできます。ペンタさんのレンズはどうなるのだろうという「モヤモヤ」感がかなり晴れる新製品ですね。

ではでは、いつも通り外観の詳細を見ていきましょう。
 

 まずは、すばらしいMTF曲線をご覧ください 


大前提は、まずはよく写るレンズであること。
まずは、すばらしいMTF曲線をご覧ください。

上の方にへばりつき、実線と点線とのばらつきの少ない曲線はいいレンズの証です。

HD55-300_003.jpg

 沈胴機構(RE)の採用で小型化を実現 


18-50mmから採用された沈胴機構(RE)で、ペンタさんのレンズで言えば、DA 50-200mm クラスに迫る全長「89mm」にまで小型化されました。

フィルター径は58mmなので、単純に52mm径の50-200mmとは比較できませんが、従来からの300mmの概念からしますと、圧倒的に小さいです。他社さんで言えば、キヤノンさのEF70-300のDOを見て、ほぁのEFの300ミリより小さい!と思うのと同じ感じです。

HD55-300_004.jpg上の写真の「●」部分が沈胴状態で、左に見えるボタンを押すとロックが解除され、55mm域まで回転します。その状態が下の写真です。

HD55-300_005.jpgこの状態になりますと撮影スタンバイ完了状態。自由にズーミングすることができます。
撮影終了により、レンズを沈胴させた時は、同じようにロックボタンを押しながら「●」印まで回転させると、沈胴が完了しズームリングが固定されます。

そして、最大望遠時の300mm時の伸び具合はこんな感じ。
当然に300mmですから、かなり伸び切ります。

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新旧のレンズの大きさ比較です。
かなり、小型になりました。

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現行の55-300mmをお持ちのユーザー様に買い直し下さいね!とお願いしている感じで、まことに恐縮という状態。

あと、一応他社さんとの比較。


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 レンズ構成は11群14枚 
 

11群14枚でEDレンズを1枚採用したレンズ構成は、色収差が少なく、ワイドからテレまで高い解像力と高いコントラストの像性能となったそうです。
さらに、今やペンタさんの十八番技術「HDコーティング」を施すことで、さらに抜けの良いクリアな描写になっています。

また、フォーカス方式を現行の前群繰り出しからリアフォーカス方式に変更し、AF時の全長変化(前玉が繰り出して伸びる)を失くすことで使いやすいものとされました。
このリアフォーカス式にすることで、最短撮影教理が0.95mとなり、望遠マクロ的な使い方ができるようになったのはかなりのプラスメリット。
 
同時に「フォーカスレンズを小さくすること」で、モーターに必要なトルクを小さくでき、高速で高精度なAFに寄与したとのこと。
 

HD55-300_007.jpg旧タイプとなった55-300mmと比較しますと、

  • 中心だけでなく周辺部の性能を上がっている
  • 前群フォーカス方式なので、AF時にレンズ長が伸びる
  • 前群フォーカス方式なので、最短撮影距離が1.4mと長い
  • 全群フォーカス方式なので、AFが遅い。モーターに強いトルクが必要

と、大きく機能改善が図られています。
 



 フォーカス機構の変更 

目的は、

  • 静音化
  • 高速AF化
  • 動画AFへの対応

ということ。ペンタックスさんもついに重い腰(?)をあげられたという感じでありまして、ほっといたしております。

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採用された新技術は、

  • パルスモーター(ステッピングモーター)
  • リードスクリュー直結駆動方式
  • リアフォーカス


どっかで聞いたような言葉で、どっかで同じような写真を見たような……
そう、キヤノンさんのホームページ(http://cweb.canon.jp/ef/technology/eflens-technology.html) にあるEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMをはじめとしたレンズに採用されているSTM+リードスクリュー……というのと同じような機構のようです。

違うのは、パルスモーターの回転をレンズユニットに伝達する部分のようで、ペンタさんはパルスモーターの回転軸そのものがギアとなっており回転運動を直線運動に変える仕組みが少し異なるようです。ガイドバーは同じく2本でレンズを誘導する構造のようです。

いずれにしましても、一歩前進。今度出てくるレンズ達には、それに最もふさわしいモーターシステムが搭載されてくるものと思われます。


そして、具体的には新旧で動かすレンズの重さが、月とすっぽんぐらい違うようで、前群繰り出しのレンズユニットの総量はなんと65.07g。

それを、今回はなんと4.16gまでに低減され、高速化に貢献しました。



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そして、これがレンズ後ろから見えちゃいます。
ただ、まだメーカーさんには確認していないので、なんとも言えませんが、銀色が光ってます。

じつは、最近こういうレンズが増えてます。
昔なら考えられないのですが、後ろから見ると、フレキの茶色基板が見えていたり、銀色のネジがピカッと光っていたりとか、昔では考えられない話。

おそらく、テストされて影響がないとの確認済みだとは思いますが、
ここは苦言。

見えないように隠す=フレアカッター見たいにするとか、黒く塗装するとか、黒い部品を使うとか、なんか各社さん一工夫がほしい所。
これ、ペンタさんに限った話ではなく、複数品で最近出くわしています。

昔は上手く隠していましたよ~。


これがリードスクリューと呼ばれる、パルスモーター直結の回転軸。

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リードスクリューの横には、後群ユニットを移動を誘導するガイドバーが見えています

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そして、その反対側にはもう1本のガイドバー。2本でフォーカスユニットの動きを正確に保持しています。

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 ついに電磁駆動絞りを搭載 


やっとです。やっと。

昔はどのメーカーさんも、

  • 絞りの制御=所定の絞りまで絞り込んだり、また開けたりする制御

は機械的に行っておられました。

ところが、キヤノンさんのEOSだけは絞りの開け閉めを電磁駆動で行う「EMD/電磁駆動絞りユニット」を当初から採用され、かなり前から電子的に絞りを制御するシステムを構築されておられました。

もちろん、その電磁駆動絞りにも弱点があり、高速連写撮影時に絞りの開閉速度がモータードライブの速度に追いつかず、絞り込み時は連写スピードが遅くなるとか、カタログ表記は開放時だとか、まぁ色々と言われてましりました。

HD55-300_012.jpgしかし、技術が進み、先般ニコンさんがついに採用され(=絞りの後にEが付いたレンズ)、電磁絞りが今後のメジャー機構になりつつある時代を迎えております。

理由は、絞りの開け閉めの速度が連写スピードに追随できるようになると、機械制御で絞りをどこまで正確にコントロールできるのか、その正確性が電磁絞りとの比較で問題となったわけです。

昔は絞り環がありましたから、絞りの絞る量は物理的にレンズ側でコントロールできていました。カメラは、ガチャガチャと絞りを最後まで絞り切る作業だけの上下運動で済みましたが、露出モードにプログラムやシャッター優先AEが搭載されると、その動きがとてもシビアになってきたのです。

絞り連動レバーの上下動の移動量は、そのまま絞り値と比例するな動きが要求され、しかもそれを高速連写でも正確に制御するという、至難の技を非電磁絞り陣営は行う必要があります。

また、本体からの絞り連動レバーを必要としませんので、絞りユニットをどこにレンズ内に置くかや、絞り後方部分での絞りレバー稼働スペースが不要となり、レンズ設計においてもさらに自由度が増すことになります。

ということで、その至難の技をやり続けるメリットより、電磁絞りのほうがペンタさんにとっても有利になった!ということではないでしょうか。

極端に言えば、キヤノンさんは望遠レンズの前玉裏にでも絞りを付けれますが、ペンタさんは出来ません、そんな話です。

HD55-300_013.jpgそんなんで、今度の絞り連動ピンのついていないマウントは、従来の方式とは大きく異なるとのことで、新たな名称が付されることになりました。

  • KAF4マウント

但し、新しい制御システムなのでファームアップ対応とそれができる機種が限られますので、ご購入の際にはご注意ください。

  • K-1, K-70, K-3II, K-S2, K-S1
  • K-70 以外は、ファームアップが必要。レンズ発売時にはファームウエアをダウンロードできるようにする

ということです。

特に、使用できる機種が限定されますので、どうかご注意下さい。
もし、該当機種外だ……と落胆された場合には、是非とも当店で下取り交換、新機種への買い替えをお願い申し上げます。(一応、商売人なので…)


たぶん、これでシグマさんやタムロンさんなどのレンズメーカー陣営の商品戦略に少しは関係してくるのではないでしょうかね。各メーカーさんはペンタさんのために機械的な自動絞り機構を造らずとも、既存のEOSの電磁絞りユニットを流用することができるからです。うまくこの話と、各社さんの製品戦略が一致すればと願っております。


あと、動画対応ということで、K-70とあわせて使いますと、

  • フォーカスモーターと電磁絞りは動画専用の制御となる。
     ⇒ 自然なピントあわせ、露出制御をしつつ、動画に駆動音が入りづらくしている。
  • 動画時にAF.Cを使って撮影可能
  • LV時、像面位相差AFとコントラストAFを活用し、被写体の動きに合わせてピントを追尾
  • ※動画中のAF.C対応はK-70のみ


だそうです。(簡単にスルー…まだまだ私は動画に弱い……という状態です。笑)




 オートフォーカス制御の改善 


オートフォーカスアルゴリズムの改善によるAF高速化

  • レンズが持っているフォーカスレンズの繰り出し情報の情報量を多く持つことで移動精度を高めるとともに、K-70からレンズに伝えられるデフォーカス情報(ピントのずれ量)の精度を高めることにより、ピントの合わせ直し動作が少なくなりAF時間を短縮することができている。特に、暗い被写体での効果が大きい。

これは、たぶんパルスモーター(ステッピングモーター)を積んだプラス要因かな。パルス信号の「1」は「1」なので、正確にレンズを移動させれるということは、正確に先読みして移動量を伝達できるということでしょうか。ペンタさんのオートフォーカスの特徴というと失礼ですが、最後の追い込み時のズズズがなくなったという感じです。

HD55-300_014.jpg

秘かな改善として、パワーフォーカスのマニュアルフォーカス時の操作性の改善が図られました。

  • 距離リングの回転検知精度と応答性を高め、ユーザーの距離リングの操作に合わせたスムーズなフォーカスレンズの駆動を再現したそうです

なんとくある違和感をなくし、なんとなく昔のマニュアルフォーカスの感じに近づけた、そういう感じです。



ちなみに、LV-AFの速さをご紹介。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 

以上の各種技術改善の結果を、新旧レンズで数値化しますと、次の通りとなります。


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《AF駆動時間 位相差AF時》


AF駆動時間が旧レンズに対し

 ● ワイド側で約-88%
 ● テレ側で約-40%%

短縮しています。

(注意:無限にピントを合わせた状態から1.5mの被写体にピントが合うまでの駆動時間。CIPA準拠の時間ではありません。)





HD55-300_026.jpg

《AF駆動時間 コントラストAF時》
 

AF駆動時間が旧レンズに対し

 ● ワイド側で約-76%
 ● テレ側で約-41%%

短縮しています。

(注意:測定はCIPA準拠)



HD55-300_027.jpg

 騒音レベルが大幅に改善

 シングルAF時・ボディ背面から5cmの状態











 

 その他の特長や外観写真 

  • 十八番の「HDコーティング」はもちろん採用されています
  • これも十八番の「防滴構造」も、もちろん採用。11カ所にシーリングが施されています
  • 9枚羽根の円形絞りでやわらかい丸ボケが期待できます
  • これも十八番の「クイックシフト・フォーカス・システム」、これもなくてはならない機構ですね


レンズ根元の焦点距離とレンズF値の刻印は定番化しましたね。

HD55-300_018.jpg

レンズに「PENTAX」ロゴが…あれ……

HD55-300_019.jpg

反対の側面には「DA」ロゴを配置

HD55-300_020.jpg
緑色の鉢巻と赤色の防滴リングの組合せに、かなり慣れてきた私です。

Extraordinary low dispersion Pulse motor Weather Resistant Retractable lens 特殊低分散パルスモーター内蔵防滴沈胴レンズ

HD55-300_021.jpg
フード装着時 ①

HD55-300_022.jpgフード装着時 ②

HD55-300_023.jpg定番のPL操作窓

HD55-300_024.jpg

ということで、こちらのブログ記事もまとめの時間となりました。

新旧両レンズが現存する中、小売り店として、片方をほめるのはなんとも心苦しい所であります。

それでもあえて言いますと、新しい技術で作られたレンズのほうがやはりおすすめ。

特に、今回はフォーカスシステムが大幅に改善されていますので、カメラの環境(FWに対応する機種)が合致するなら、無条件でこちらをお勧めしたいと思います。

もう一歩踏み込みますと、K-70というカメラがかなりの機能を盛り込みましたので、一挙本体を下取り交換してというのもありではないでしょうか。

どうぞ、ご検討下さいませ。


 


 

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このブログ記事について

このページは、㊥カメラ 担当係が2016年6月 9日 10:00に書いたブログ記事です。

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