カメラの八百富|ペンタックス K-70 おもいっきりLV-AFが速くなったぞ & ついに電子Kマウントの第一歩を踏み出した !!!


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リコーイメージングさんからアウトドア撮影に最適なデジタル一眼レフカメラ
ペンタックス All Weather DSLR PENTAX K-70 が新発売 !!!
本日よりご予約受付開始中 !!!



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満を持して、この春にフルサイズデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-1」を市場に投入された「リコーイメージング」さんから、あらたなデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-70」が発売されることになりました。

今度の新製品はAPS-Cサイズセンサー搭載の初中級機。(スタンダードクラスの高級機)

訴求ポイントは3点

① 最高ISO感度が102400に拡大されたぞ !!!
② ライブビュー撮影時のAFがめちゃめちゃ速くなったぞ !!! =ハイブリッドAFの搭載
③ ついに電子Kマウント(電磁絞りなど)の第一歩を踏み出したぞ !!!

ペンタさんの強みである高感度ノイズ処理をさら高め、弱みだったオートフォーカスはまずはライブビューから改善。
そして、動画含めた将来対応として絞りの制御を機械式から電磁式にも対応させた、そんな新製品です。

立ち位置は、現行機種のK-S2の後継機で、名称は「PENTAX K-70」と原点回帰。
アクティブ系カメラの元祖「PENTAX K-30」の発展系、さらには「PENTAX K-5IIs」の上位機種とも位置付けられるカメラかと思います。


ではでは、まずは発売に関する基本情報から。



発売日  近日発売予定  2016年7月22日となりました !!!

販売価格 オープンプラス (当店での販売価格はこのブログ記事の最後でご紹介)

本体カラー ブラックとシルキーシルバーの2色

キット構成 
① PENTAX K-70 ボディキット
② PENTAX K-70 18-135mmWR キット の2種類



そうなんです !!!

ペンタックス時代の K-x から長年続いてきた「カラーバリエーション・オーダーカラー」がついに終了したということ。


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個人的には正直少々残念な所ではありますが、「色が選べる」マーケティングは、最初はうまく作用したが、回を重ね六代目ともなると新鮮味に欠けて……との判断は、致し方がないのかなぁと思っております。


ということで、今回はあっさりと次の2色。
カメラ女子というカテゴリーから完全に卒業されて、カメラへの意識が高い系と言いますか、デジタル一眼を使いこなしたいなぁ向け系の色、そんな雰囲気の漂うカメラとなりました。


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ただ、その分、カメラ機能をどうするかにはかなりこだわられ、このカメラを一言でいいますと、

「おしみなく」

と表現するのが最もふさわしく、随所に高級機に搭載されている機能が盛り込まれています。

( ※ 存分に盛り込まれた機能については、のちほど詳しく説明させていただきます)



そして、もう一つの大きな変更点がキット構成の大幅な見直し。

今まででしたら、本体だけのボディキット、18-55mmクラスの標準レンズキット、レンズ交換が不要の高倍率レンズキット、そして定番中の定番のダブルズームセットなど、4つほどのキットが用意されていましたが、今回はとてもシンプルに2種類のみとなりました。

が、落胆しないで下さい。

カメラ専門店といたしましては、とてもとても「理にかなった判断」だと思っております。

なぜなら、一眼レフカメラは、お使いになる方の希望に沿ったレンズを組み合わせて使用するものだからです。


お客様とお話ししながら、ご要望をお聞きする。
そして、お客様に最適なレンズをご提案する。

 

一眼レフをご購入いただく上で、その過程が最も大切だと考えています。
 

例えば、ダブルズームセット。

幼稚園の運動会と小学校の運動会では、望遠側を200mmをおすすめするか、あるいは300mmをおすすめするか少々変わってまいります。

その理由は、グランドの大きさが異なるので、被写体と撮影者の距離感が結構違うからです。

あるいは顔の表情までアップしたいとか、そもそもカメラシステムを物理的に小さくしたいとか、お客様のご要望は千差万別です。

そういう視点で、専門店のスタッフとしてお客様のご相談をお聞きした上で、


「キット中から選ぶ」 を発展させまして、
「最適なレンズの組合せを提案する」


そういうお話しを積極的にできるカメラが登場したと感じております。


そこの所はリコーイメージングさんご自身が思いっきり実践されているわけで、なぜ 18-135mmWR をこのカメラに組み合わされたか、その心がカタログの表紙に表現されています。


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アウトドアをさらに一歩すすめてで登山やトレッキングでの写真撮影に展開、レンズ交換不要で1本ですむ 簡易防滴の18-135mm WR レンズを組み合わてもらうのが最も使いやすいです!と提案されています。


そんなんで、どんなレンズを組み合わせたらいいの?
是非、どんどん私どもにお問い合わせください。
専門店として、ペンタックスのカメラが大好きな店として、色々とアドバイスさせて頂きたいと思います。


 




では、まずは恒例の外観写真から。
メインカラーのブラックです。


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PENTAX_K-70_006.jpgPENTAX_K-70_007.jpgPENTAX_K-70_008.jpgPENTAX_K-70_009.jpg
次は、もう一色のシルキーシルバー。
基本色はブラックらしいですが、個人的にはこっちの色も結構人気が出そうかな
と思っております。

PENTAX_K-70_011.jpgPENTAX_K-70_013.jpgPENTAX_K-70_012.jpgPENTAX_K-70_014.jpg
ざっくりと、こんな感じであります。

外装は従来機のK-S2とほぼ同じで、ペンタプリズム頂上部のデザインが少し変更された程度となっております。

また、「各ユーザーインターフェイス」の配置も同じで、無理やり替えないところ=無理に新しさを演出しない所は、ペンタックス一眼レフらしさです。

それでは、各部の機能を次ページでご紹介していきましょう。


 



 

 約2400万画素のイメージセンサー搭載 


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ローパスフィルターレス仕様の有効画素数 約2424 メガピクセル CMOS イメージセンサーを搭載。

直前の PENTAX K-S2 に搭載されていたセンサーは、有効画素数 約2012 メガピクセル でしたので、約400万画素分が増加。

 PENTAX K-70 ⇒ 6000 ピクセル X 4000 ピクセル
 PENTAX K-S2 ⇒ 5472 ピクセル X 3648 ピクセル

有効画素数は、上位機の PENTAX K-3 II とほぼ同じ。APS-Cサイズセンサーとして、ちょうどいい画素数じゃないでしょうかね。

ただ、スマフォからのステップアップ層の方には、スマフォと変わらないじゃない!なんて思われるかもしれません。

いえいえ、全然違いますよ。センサー内の一つ一つの画素の大きさが全く違う=たくさんの光を受け止めることができますので、実際に出てくる写真を比較すると、色の深みやグラデーションのなだらかさが全く別次元のものだと、すぐに感じて頂けるものと思います。

同じような画素数であっても、こういう大きな画像センサーでつくられた写真とスマフォの写真は別物です。





 最高ISO感度がなんと102400 


今回の新製品の一押し箇所は、なんと言ってもこの部分。

PENTAX K-70 ⇒ 最高感度 102400
PNETAX K-S2 ⇒ 最高感度 51200

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新開発の「アクセラレーターユニット」がカギになっているそうで、画像処理エンジン PRIME MII と連携することで、各ISO感度においてノイズを効果的に抑制できたそうです。今後の新製品にも搭載されていく技術のようです。



PENTAX_K-70_015.jpg最高感度側が1段上がったとは、いざという時に絞りが1段絞れる=シャッタースピードが1段上げられるということ。

ただ、私はそんな感度は使わないよ!という方が多いと思います。

今回のメリットは、各ISO感度においてノイズが抑制されているので、常にISO感度に1段程度の余裕ができたと受け止めてもらったらいいという感じです
 



  ハイブリットAF採用でライブビュー時のAFが高速化 



PENTAX_K-70_018.jpg先般の「ここがダメだよ!! PENTAX」において、堂々の第2位を獲得したのが「AF性能」。

今回のハイブリットAFがその答えであるとまでは言えませんが、間違いなく一歩前進となる機能改善であります。

特に最近のカメラは画素数が増え、ミラーショックによる微細なブレが写真に表れたり、あるいはオートフォーカスの精度が問題となったりと、光学式ミラーを介するTTL位相差検出式AFの弱点がクローズアップされるようになってきました。

少し難しい話となりますが、光学式ミラーを介するTTL位相差検出方式は、実際に写真を写す光路とは別の光路でフォーカス位置を検知します。

なので、正確にピントを検出するには、実際に写す光路長とオートフォーカスを検知する光路長が一致しなければならず、その物理的な条件を一定に保つことはとても難しいことなのです。

例えば、温度上昇によって光路長が変化し、検出結果にその影響がでるわけです。

そういう弱みを持つミラー式一眼レフカメラに対して、ミラーレス機はそもそもミラーを使わずに、実際の映像=センサー面のピント=像面でフォーカスを合わせるピント位置検出システムを採用しています。

その進歩は急速で、現在、正確さでは従来方式を上回るようになり、速さ面でもかなり肉薄するレベルにまで技術が向上しています。


そんな中、このままミラーレスに負けるわけにはいかんぞ!ということで、一眼レフカメラメーカーは従来の光学式ミラーを介するTTL位相差検出をさらに研ぎ澄ますだけでなく、ライブビュー撮影時にミラーレス陣営に負けないよう、像面でのピント合わせの技術を開発し一眼レフカメラに搭載し始めています。


ある意味、自己矛盾となる話=「ミラーがあるのに、そのミラーを使わない」という話ではありますが、上述のミラーショックの微ブレが発生しないという強みや動画撮影時のオートフォーカスとの関連で、多くのデジタル一眼レフカメラで像面によるフォーカスの検出が進んでいます。

その進歩が、ついにペンタックスの一眼レフカメラであったよ!ということです。


ただ、この K-70 に搭載されている光学式ミラーを介するTTL位相差検出のAFシステムは、「SAFOX X=サフォックス・テン」というバージョンで、従来機の PENTAX K-S2 や、PENTAX K-5II ・ K-5IIs と同じシステムが搭載されています。

通常の撮影=光学式フィアンダーを覗きながら撮影する時は、このサフォックス・テンでオートフォーカスが動いています。

「ここがダメだよ!! PENTAX」において、皆様が改善してほしいと要望されているAF性能の主たる部分は、このサフォックスシステム部分でありまして、今回の機能アップはこのサフォックスには関係のない話です。

あくまでも、ライブビュー撮影時のAF速度の改善が対象となります。



PENTAX_K-70_019.jpg

その仕組みは、他社でも採用されている「コントラストAF」と「像面位相差AF」の組合せ。

 ① 合焦精度に優れるコントラストAF

 ② 高速なAFを実現する像面位相差AF(イメージセンサー面に配置した位相差検出素子)

をかけあわせてることで、高速ライブビューオートフォーカスを実現。

また、動画撮影時は、動画撮影時のAF.S or AF.C選択が可能となるそうです。


《注意事項》

AF.Cは、
 ① smc PENTAX-DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF]DC WR
 ② HD PENTAX-DA55ー300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE
装着時に有効になります。その他の対応レンズについてはホームページをご確認ください。



その実力をちょっくらテスト。キビキビ「ピッ」「ピッ」と鳴ってます。

 



 

  過酷な環境に強い構造 !!! 


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① 防塵・防滴構造

② 耐寒性能 マイナス10度~40度まで

③ 手袋装着時の操作性にも配慮した外装デザインを採用













  アウトドアモニターと赤色画面表示を搭載 

ペンタックス K-1 で便利だぞ~!と好評をえている、撮影環境に合わせて液晶モニターの見やすさを調整できるアウトドアモニターがこの機種にも搭載されました。

コントロールパネルからダイレクトに調整可能です。晴天時の屋外のみならず、夜間撮影の時にとても目に優しいモニターに一発で変更できるのは、ほんとこれは重宝する機能です。

(何人もの K-1 ユーザー様から実際にお聞きしております)



PENTAX_K-70_022.jpgそして、もう一つの改良点が「赤色画面表示」機能。天体撮影などの際に、暗闇に順応した目へ刺激を抑える効果を狙われての事。

間違いなく PENTAX K-1 もファームアップで対応すると想像するところであります。というより、K-1ユーザー様の声を元に取り入れられた機能ではないかな?位の感じですね・笑

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 これもお客様の声が反映された:ケーブルレリーズが使用可能 


ペンタックス中級機の外部レリーズと言えば、リモートコントローラー。
防塵防滴性能のレベルを上げるためにリモコン方式を採用することは、カメラ内部と外部との経路を一つ無くすことになるので、とても効果がある手法です。

しかし、最大のマイナス点はリモコンの電池の消耗で、特に防塵防滴型の防水リモートコントロールO-RC1は電池交換ができず、万が一電池が切れた場合にはとても難儀なことになる恐れがありました。

そんなお声やリスクを反映して、今回の機種から上位機と同じように、電池不要の「ケーブルスイッチ」が使用できるようになりました。

さらに、10秒から20分まで設定できる「タイマー露光」も搭載され、ドライブモードの2秒セルフタイマーを併用することで、一定範囲内においてリモコンレス(ケーブルレリーズ無し)でシャッター開放時間をコントロールできるようになりました。


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ただ、既存のマイク端子から作動させる形をとったため、従来のケーブルスイッチ CS-205 は使用できません。新タイプの CS-310 が対応品となります。

いずれにしましても、防塵防滴の視点で、動画時のマイクの接続を認めるのなら、レリーズの接続も許すべきではないかという発想ですね。極めて、極めて正しい判断だと思います。


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このケーブルスイッチ CS-310 の発売日も2016年6月24日の予定で、希望小売価格は5,500円(税別)となっております。


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ちょっとびっくりしたのが、このケーブルレリーズが日本製であったこと。
いままでケーブルレリーズもそうだったかもしれませんが、ちょっと意外だったのでご紹介・笑

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 ペンタックスならではの撮影機能の搭載 これでもか~の勢い 


定番中の定番の光学ファインダーへのこだわり、今回ももちろん達成されています。
視野率100%、ファインダー倍率0.95倍(フルサイズ換算で0.63倍)。

エントリー機でも手を抜くなんぞありえない、ペンタックスはそんな立ち位置のカメラとなりましたね。
このトップカバーの中には、しっかりと光学ガラス製のペンタプリズムが配置されています。



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そして、ボディ内手ぶれ補正「SR」がさらに強化され、従前の K-S2 の3.5段から4.5段にレベルアップ
惜しむことなく、上位機種の PENTAX K-3II と同等の手振れ補正を搭載しました。
もちろん、流し撮りにも対応。


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その他、ローパスセレクターやアストロトレーサー、自動水平補正にも対応と、すごいというか、これでもか~ですね。
あっぱれです。

 



 さらなる大盤振る舞いは、リアルレゾリューションの搭載 


上位機だけの機能かと思っていましたら、なんと中級機クラスにもリアルレゾリューション(RSS)が搭載されることになりました。
RSSについては、色々なページ(当店サイトではお写ん歩 http://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/pentax-k-3ii/ ) で実写サンプルが掲載されていますので、是非ご覧下さい。

超簡単に言えば、ピクセル単位での色の切れを高める方法で、ペンタさんは手振れ補正ユニットをピクセル単位で動きを制御し、各ピクセル毎のRGB色情報を集めるという画期的な方法を採用されています。


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しかも、動体補正にも対応と、上位機種の PENTAX K-3II をもしのぐ話でありまして、ただただリコーさんの大盤振る舞いに驚くばかりです。
 

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 2ダイヤルオペレーションはとても大切な撮影機能 


ペンタックスのカメラを語る上で、前後二つのダイヤルの持つ意味はとても重要でありまして、ハイパー操作系とか、2ダイヤルオペレーションなどと呼ばれており、、露出の決定=シャッタースピードと絞りの決定がどんな状況であっても瞬時にできるようになっています。

これがあるから!とのことで、ペンタさんのカメラから離れられないという方も沢山おられまして、とても便利な露出操作系です。

このハイパープリグラムとハイパーマニュアルの使い方をご説明し出しますと、ブログ記事1本はゆうに書ける内容で、電子ダイヤルをカスタマイズした上で、グリーンボタンと2つのダイヤルを介しながら露出を決めていきます。


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ただ、いずれも直感的な慣れで操作できる仕組みで、文字で読んで覚えるというよりは、体感・体験しながら自然と身につくオペレーションシステムなのでご安心ください。

いつの間に慣れちゃって、もう離れられないという具合です。

それを支えるのが、この二つのダイヤルとグリーンボタンで、ペンタックスカメラの生命線です。


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  カスタマイズも上位機種と同等 
 

USERモードには、以下のオススメ設定がデフォルト登録。
 
 U1: CLEAR TONE (高彩度・高コントラスト)
 U2: HDR LANDSCAPE(風景撮影向けA-HDR)
 U3: ASTROPHOTO(天体撮影向け)

もちろん、いままでどおり自分の設定を保存することもできます。

このあたりは、ユーザーモード設定が出来るにもかかわらずそのままという方々に、こういう便利な使い方ができますよ~という提案です。

どんどんご自身が気にいられた設定を登録してみて下さい。
とても使い勝手のよいカメラとなります。
 

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また、Fx1 と Fx2 の各ボタンにも各種の機能を割り当てできるようになっています。(これも上位機種と同等)

2つのボタンには、ワンタッチRAW+、Wi-Fi、アウトドアモニター、赤色画面表示、プレビュー・電子水準器・測距点移動の各機能を割り当てることができます。


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さらに、背面モニター部に表示される各種「コントロールパネル」については、撮影スタイルに合わせて、その配置や機能を自由に変更できます。
必要な機能のみコントロールパネルに表示するとかも可能で、自由自在に設定できます。

この機能も上位機種と同じで、ユーザー様が上位機種にステップアップされても困らないよう、同じユーザーインターフェイスを備えたカメラとなっています。


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  明瞭コントロールと肌色補正 


これも上位機に搭載されて機能の一つで、といってもその機種はなんと PENTAX K-1 でありまして、すごすぎます!
 

明瞭コントロールは、金属の光沢感、空や水しぶきの透明感などを表現したい場合に有効な画像処理技術です。
被写体表面の滑らかさを調整することで、質感や明瞭感をコントロールできます。

PENTAX_K-70_041.jpg肌色補正は、髪や衣装、背景は高解像のまま、肌を柔らかな質感と健康的な色合いに再現する機能です

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  その他外観写真をたくさんご紹介 


いつも通り、とても持ちやすいグリップ形状です。
グリップに対するこだわりは、カメラメーカー随一ですね。

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動画モード時は赤色。静止画時は緑色(上の写真をご参照)です。


PENTAX_K-70_044.jpg記録メディアはSDカード。スロットは1つ。
対応規格は、SD、SDHC、SDXCメモリーカード(SDHC、SDXCメモリーカードはUHS-1規格に対応)


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PENTAX K-S2 のあった背面液晶パネル背面の大きなPENTAXのロゴは、今回なくなりました。
といって、RICOHロゴもなく、とてもあっさりした印象がします。
個人的にはそろそろリコーロゴの解禁時期=あってもいいんじゃないのという気分でありますが……、皆さんはどうなんでしょうかね?

PENTAX_K-70_046.jpg内側もこのようにあっさり。

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ストロボホップアップ状態。
ストロボの仕様は、ガイドナンバー約12(ISO100・m)、28mmレンズの画角(35ミリ判換算)をカバーしています。


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底面の仕様。(※β機のため、機体番号のシールや機種シールなどは付いていません)


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ということで「まとめ」のお時間。


このカメラを総括しますと、上級機並みのスペックをおしみなく搭載した中級機です。

なかには、上級の PENTAX K-3II より優る機能が搭載されており、とてもいいカメラに仕上がっていると思います。

ただ、全体のフォルムが従前機種の PENTAX K-S2 とほぼ同じなので、見た目感で新鮮さに欠けていることはいがめません。

その点はやや残念なところではありますが、実直さが売りのペンタックスさんですのでご容赦を……
 

ゆえに、とても保守的なフォルム。しかし、一歩踏み込んで中身に接して頂きますと、ペンタさんの思いが見えてきます。

その思いとは、常にユーザー目線で物事を考られている事。

必ずや感じて頂けるはずです。


あえて王者のニコンさんやキヤノンさんのカメラを選らばず、この PENTAX K-70 を選ぶ理由はそこにあると思います。

もちろん他社さんも当然にユーザー視線であられるのですが、その中で一歩も二歩も「使い手とメーカー」が近い会社です。

是非、ご購入の検討機種の一つに加えていただければ幸いです。
 

 

《ペンタックスの近日発売とは?》

経験則的に申し上げますと、3カ月以内というのが過去の通例です。
たぶん、たぶんですよ。
たぶん、7月の末頃じゃないでしょうかね。

※ 2016/07/01追記 かなりいい線だったような予感。ほぼ、間違いなく7月下旬でしょうかね。夏休み前にゲットできそうですよ!
※ 2016/07/08追記 2016年7月22日と決まりました。通常は前日入荷なので、ネット注文のお客様にも発売日にお届けできます。
 




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ペンタックス PENTAX  K-70 
 ボディキット ブラック

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ご購入ページはこちら http://www.yaotomi.co.jp/products/detail/23145

 




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ペンタックス PENTAX  K-70  八百富オリジナルキット


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+++++ 八百富写真機店 +++++
   ㊥カメラ担当係”S”   

このブログ記事について

このページは、㊥カメラ 担当係が2016年6月 9日 10:00に書いたブログ記事です。

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