カメラの八百富|MACRO TOPCOR 5.8cm F3.5 マクロ トプコール 58mm F3.5

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㊥カメラ担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。

東京光学 マクロ トプコール 58mm F3.5 MACRO TOPCOR 5.8cm F3.5 が入荷しました。

まずは写真からご覧下さい。

なかなか市場で出くわすことの少ないレンズです。
一般的な自動絞りのRE Macro Auto Topcor 5.8cm F3.5 ではなく、自動ではない(半自動絞り・自動プリセット絞り式)、あるいはヘリコイドを自身で持たない特殊タイプ、他社の言葉で言えば「Bellows Topcor」というべきレンズです。

「でも、写真を見る限りちゃんとピントリングがあるじゃないか」とご指摘がありそうですが、後ほどその答えの写真をお見せします。

私自身も現物を見たのは何年ぶりでしょうか、前回はベローズとのセットで入荷したような記憶で、この組み合わせでの入荷はほんとお久しぶりという感じです。

topcor5.8cmf3.5-001.jpgMACRO TOPCOR 5.8cm F3.5 諸元

画角 : 41°
撮影倍率 : 1:2(可変中間リング併用時)
フィルター径 : 49mm
重量 : 140g
絞り機構 : 半自動
露出計との連動 : 絞り込み測光
当時の定価 : (本体)21,200円 (ケース)1,200円

では、次ページで詳細のご紹介です。
では、レンズの基本構造から。

topcor5.8cmf3.5-002.jpgまず、このレンズセットはレンズ部とヘリコイド部の2つの部品から構成されています。
このヘリコイド部は、「可変中間リング」と呼ばれる商品で、他社では「ヘリコイド接写リング」と呼ばれているものです。

通常のレンズに装着した場合は、撮影倍率を変化さすことのできる中間リング(接写リング)として機能します。よくある、3つ位に分割できる中間リングセットと同じものです。両者の違いは、ヘリコイドで全長を伸縮させるか、あるいは3つのリングの組み換えで全長を変化させるかの違いです。

しかし、このレンズにおいては、その役割は大きく異なるものとなります。
このリングを装着することで、はじめてこの「MACRO TOPCOR 」はレンズとして機能します。
つまり、このリングは無限遠(∞)から最短撮影距離(約25cm 1:2)まで撮影できるマクロレンズのピント調整機能を担います。

もしこれがなかったら、あとはもうベローズを頼りにするしかありません。
スマートに使うためには必携の重要アクセサリーです。

ヘリコイドのレンズ取り付け面の拡大写真です。
まあ、普通のトプコン・エギザクタマウントです。ヘリコイド部の目盛りは、繰出し量です。

topcor5.8cmf3.5-003.jpg全て繰出すとこんな感じとなります。

topcor5.8cmf3.5-004.jpgそして、レンズ取り付け部側(可変中間リングのお尻)です。

topcor5.8cmf3.5-005.jpgなんでこの写真を載せたか、理由があります。
せっかくこんな珍しいレンズですから、当然手軽に写してみたくなるじゃないですか。

それじゃ、フルサイズのEOSでと思いましたら、「ガーン」
マウントアダプターと干渉しちゃいます。

マウント側の2本の突起。1本はレンズロック用なんですが、もう1本がマウントアダプターにぶつかります。まあ、マウントアダプターの説明書に書いてある干渉です。
(取り付け不可はハンザ製で確認)。

ということで、マウントアダプターでのご使用は不可の状況です。
ただ、その邪魔するピンを外したら?なんてな方法も取れそうなんですが、あえてチャレンジしておりません。どうしてもという場合には、自己責任でお願いします。

以下、エレフォトさんの注釈です。

【注1】エキザクタ/トプコンRE用レンズとキャノンボデーについて
  • キャノンEOSカメラボデーの内、EOS-10700750850には使用できません。
  • マウントへの付属部品の共用、テレコンバーターレンズ・接写アダプター等は利用できません。
  • エキザクタマウントの初期タイプのレンズで、鏡胴にレリーズボタンがあるものはご使用できません。
  • 距離100メートル以上(無限遠付近)の遠距離撮影には、F8以上の絞り値にてご使用ください。


最後に、絞り関係のお話し。

topcor5.8cmf3.5-006.jpg写真の丸内の大きなレバーが「絞り開放セットレバー」です。

さきほど書きましたとおり、このレンズの絞り制御は、
●半自動絞り
●自動プリセット絞り式
と呼ばれる方式です。ペンタックスで「Auto Takumar」と呼ばれる方式と同じで、まずこのレバーで絞りを開放にし、ピント合わせや構図の決定を行い、実際に撮影時に使用する絞りをセットし、さあレリーズという時に「パッシャ」と自動で所定絞りまで絞るという機構です。

プリセット絞り式では絞りの開け閉めも自分でリングを回して行いますが、この半自動方式では「開ける」時は手動、「閉める」時は自動となります。そういう意味で、半自動絞りなんです。

では、どうやって、シャッターレリーズと連動さすのか?
それが次の写真の「ボタン」と「穴」です。

topcor5.8cmf3.5-007.jpgまず、この小さなボタン。
これを押すと、セットしたレバーが開放され「所定絞り」まで自動的に絞られます。
どんな時に使うでしょうか?
うーん、例えばピント合わせ中に被写界深度を確認したい時なんかが相当するでしょうか。
ともかく、このボタンを押せば一旦閉じます。
ただ、もう一度開放にしたいという場合には、再度セットレバーで絞りを開けてやる必要があります。

で、もう一つの穴。
これは「レリーズ」使用して絞る時の、レリーズ穴です。
時差作動式のダブルレリーズ(押せば、まず1本、ちょっと遅れて2本目が動くというタイプ)使用して、カメラのシャッターレリーズと連動させる時に使用します。

いずれのボタンを使用しても、「パチーン」と心地良い音を発しながら作動します。

最後に、装着イメージ。REスーパーとの組み合わせで

topcor5.8cmf3.5-008.jpg展示店はディアモール店です。
お値段は (税抜)68,000円 (税込)71,4000円 となります。

(追加更新) 2010-03-03
おはずかしいかぎりですです。読者様よりのご指摘がありました。(税込)71,400円です。
失礼しました。

店舗へのお問い合わせは、電話06-6348-8945またはメールにてお願いします。

+++中古カメラ担当係+++

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このページは、㊥カメラ 担当係が2010年2月26日 00:12に書いたブログ記事です。

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