カメラの八百富|J limited 01 《ペンタックス PENTAX K-1 MARK II》 が新発売 !!! ご予約受付開始です

35 ミリフルサイズデジタル一眼レフカメラ

「J limited 01」が新発売

「PENTAX K-1 Mark II」をベースに、こだわりのパーツや塗装を施したカスタムモデル~


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なんかすごい1%が出てきました

私の気分はまさにこの1枚に集約されておりまして、このパーツの名前は?とTKOさんにお聞きしましたら

なんと「トップカバーA」

あっさりとした言葉の響きとは裏腹な、この重厚さやこの濃厚さはまさに想いの塊



私の第一印象は

「まとう」かな

ジャケットをパッーと広げて自身にまとう

「きまった~」

と一歩踏み出す感じ


ジャケットをまとうがごとく、このカメラも肩からまとう

かなり…肩にぶら下げてみたい

私がこの「スカーレットルージュ」をまとったら……と想像したとたん

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思わず

東京と大阪のスクエアに「姿鏡を置いたらどうですか」と提案した私です



まさに非日常 まさに1%

こんなカメラがあってもいいじゃない

後年、中古カメラ店としてカメラ史を振り返った時、必ずそう言っている自分がいると思います


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ではでは、カメラを見ていきましょう。

このトップカバーA、手にするとめちゃめちゃ重い

なんと真鍮からの削り出しです

プレスじゃなく、真鍮なのでこの大きさより大きなインゴットから削り出してあらかた成形、そして磨き上げたものがこれ

なので、フロント側がめちゃ重い

想定してここが重心かと思って持つと、必ず落としかけます

それほど真鍮してます (^^);;


そして、その下にいるのが「トップカバーB」

これは樹脂製です

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ご覧の通り、上のトップカバーAは真鍮、下のトップカバーBは樹脂、なのにほぼ全く塗装が一緒とは恐れ入ります

このベースの素材違いの色合わせ技術は、さすが100色のペンタックスさん

完璧です

さっきのトップカバーA装着状態からAを外すと、はいこのようなトップカバーBが出てきます

一応、ペンタさんはこのシステムを「Wトップカバー」と呼んでおられます(これもいたってシンプルかつ明快)

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「AOCO」マーク~ !!!

予想通りの展開に安心感ですね

そして、このトップカバーBを取り付ける時に「パチーン」と音がします

この音がたまらなくいい。カメラのメカっぽさの一つは音ですから。

装着感があると言いましょうか、きめた感がありまして、思わず「さすがTKOさん!音まで演出ですか~」とお聞きしますと

正直なTKOさんです

「結果オーライ」


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この音、シンクロ接点カバーが穴に入り込む時にでる音で、しっかり固定されるぞ感につながってます

そして、最後にこのトップカバーBを外すと、巣の PENTAX K-1 Mark II が出てきます

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すいません。

光の加減で、素のトップカバーが反射してしまいました。

うっすら見えていますが、ここにも「AOCO」マークです。

そして、右肩のK-1ロゴマークの下。

昔は特等席でしたが、昨今はあまり使われなくなった場所にも「AOCO」マーク

リバイバル感とAOCOのコラボは、なんとなく哀愁をくすぐってきますね

そして、もう一つ

哀愁をくすぐる仕込みがあります


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トップカバーAの逆サイドには、このように

「J LIMITED 01 PENTAX K-1 MARK Ⅱ」の印刷が。

どこかでみたことがあるようなフォントでしょ

そう~昔のフォント。PENTAXの初期の頃、M42スクリューマウント、APからK、S2あたりのロゴですね

ところがどっこい!

「これはロゴではありません」

がTKOさんからのご説明

各企業にはとても厳しいロゴ規定がありますよね。皆さんの会社でもそうかと…

サイズはもちろん、色に背景。事細かに決められておりまして、曖昧さや一度だけはありえないが普通

なので、これは

「デザインの一部」なのだそうです

同じ考え方(手法・笑)をそう言えばどこかで聞いたことがあります

NIKONさんのDFのNIKONロゴ。あれもロゴではなくデザインで押し切った……そんな話も聞いたことがあるようなないような (^^);;

そんなんで、今回、TKOさんはいっそのこと今後のことを考えてA-Z,0-9までフォントをお作りになられたそう

さらに、そうそうここも注目ですね


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この字体もノーマルの K-1 MARK II とは異なります

これもどこかで見たことあるような?ないような?ではないでしょうか

そう !!! フィルム時代のMXとかMEのフォントですね。デジタルではMX-1

そんなんで、今回この一連のフォントもA-Z,0-9,I-Xまで作られたそうで

「ユロロフォントと呼ぶのですか」

には笑っておられましたが、今後のこのフォントの使われ方が楽しみな所です



なんかもう

話しが脱線しまくってますが、ありがたいことに今回の発表にあたって

J limited TEAM の3名 岩崎さん・田口さん・そしてTKOさんとオンラインで漫談させて頂いた次第

2年前のCP+の会場で初めてみた J limited

その時からの変わらずの熱意と思いは10000%継続中

1%の取り組みが、今や一つの正式なブランドとなったことに心よりお祝い申し上げました



なので、このカメラの製品名は

「J LIMITED 01」でありまして

あくまでもベースとなるカメラが PENTAX K-1 MARK Ⅱ だという位置付け

同じように昨年のオンラインミーティングでGRⅢも披露されていましたが

その呼称は

「J LIMITED 02」でベースがGRⅢ

なので、受注が終了した「PENTAX KP J LIMITED」は

後年「J LIMITED 00」と呼ぶようになるかもしれないですね




さぁ~細部を見てきましょう

とまた脱線

私がなんで赤色(スカーレットルージュ)でこの「J LIMITED 01」をご説明しているのかは漫談の中の影響

色々とお話しした中で、一番の話題はどの色が売れるのか?

今回発売されるカラーは4色

① スカーレットルージュ
② ブラック&ゴールド
③ ヴィリジアン
④ LX75 メタリック

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J limited TEAM の皆さんは、当たり前ですが4色均等 (^^);;

つまり、それは部品の発注数そのもので、実は PENTAX KP J LIMITED の経験値でもあるそう

弊社の場合は、PENTAX KP J LIMITEDは

7割がダークネイビー、3割がブラック&ゴールド

なんとなく全体もそうかなぁ~と思っていましたら、メーカーサイドでは終わってみると半々だったそう

初動はダークネイビーだったそうですが、徐々にブラック&ゴールドが追い上げた展開

そんなんで、J limited TEAM の皆さんは初動は気になるところ

色物展開の商売の怖さを感じつつも、ワクワク感とお尻のこそばさかな (^^);;



ここからは私の感想

一番気に入ったカラーは「ヴィリジアン」

PENTAX KP J LIMITEDのダークネービーと一緒で、光の当たり方で黒く見えたり

基本は濃い緑系の色なのですが、光によってはブルーっぽく見えたり、色に心拍があるところがお気に入りです

私的には「持ち歩きたい」とか「持ってる自分を見てもらいたい」

行動的な自分を見てみたいという感覚でしょうか

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二番目は「スカーレットルージュ」

これは「持てるものなら持ってみたい」

さすが私には似合わないだろうけど、けどチャレンジしてみたい

なんか自分を変える原動力になってくれそうな……でも恥ずかしいわな

いわば心の葛藤であり、憧れ。変化とか自分の殻とか、抑圧からの解放。

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三番目は「LX75 メタリック」

これは商売ベースで見た時に最も売れると感じるカラー

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LX75とはこれですね

ペンタックス LX チタン ボディ 75周年記念モデル

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まさに過去への「オマージュ」であり「リスペクト」

同時に無難さであり、日頃の自分の延長線上。

これは「使う」がキーワードでしょうか。ぶら下げる自分より、撮影している自分。

ガンガン使って、トップカバーAから地金の真鍮が見えることこそ、このカラーの真骨頂と感じた次第

なので、商売的には人気のトップカラーになると確信するところです



そして、最後が「ブラック&ゴールド」

これは少しアクセントが欲しい。ネクタイピンをゴールドにする感じかな。

少しのおしゃれ、少し尖ってみたい、少し自己主張してみたい

現実的な選択肢の延長線上……そんな風に感じる私

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以上は、あくまでも私が実機を見て、触って感じた印象

つまり、それぞれの方々が、どんな風に感じて自分ならどう考えてどの色を選択するか

それをしてもらえたらうれしいなぁ~……そこがTKOさんの核心なのかなぁと感じるところであります

もちろん

その中に「何考えてんじゃ!カメラだぞ」も当然あり

そもそも1%からの発想なので、肯定も否定も踏まえた取り組みですから

そんなこと全てを含んでの「あーだこーだの世界観」



そんなので、私的に最も勇気のいる選択肢が「スカーレットルージュ」

気になって仕方がないこと、そして勇気ある方が一人でもとの応援、そんな気持ちからメインのご紹介カラーとさせていただきました

ではでは、ほんとに細部と各色を見ていきましょう


 


《スカーレットルージュ:正面1》

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《スカーレットルージュ:正面2》 J-LIMITED-01-010.jpg
《スカーレットルージュ:背面1》 DSC_1224.JPG
《スカーレットルージュ:グリップ》

  • 北米産のウォールナットを削り出し
  • 9層のコーティングを施したオリジナルデザインのカスタムウッドグリップを装着
  • 高級車の木製ハンドルも手がけている株式会社ミロクテクノウッドの協力により、職人による手仕上げ品
  • 手吹き仕上げによるグラデーションが高級墨により黒銀色に染色したSumi Blackカラーのグリップ

  ※ このグリップは固定式です(取り外しや交換はできない構造です)
  ※ ブラック&ゴールドには手吹き仕上げによるグラデーションが美しいRed SPカラーのグリップ

 



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そして、グリップ部上のラバーグリップ部分

なんか懐かしいデザイン「ポツポツ穴」

PENTAX K-30 を思い出させるところが TKOさん。

ゴルフボールの穴と同じく、ディンプルデザインと呼ぶそうです。

私的には、圧倒的に懐かしい~




《スカーレットルージュ:マウント》

今回もボディーマウントの表面加工は「デュラテクトゴールド・コーティング」が施されています

「PENTAX KP J LIMITED」で採用されたシチズン時計株式会社の表面硬化技術「デュラテクト」

今回は、イオン化したチタンとゴールドを使用して美しさと表面硬度の向上を実現させたデュラテクトゴールド・コーティングが採用されています

カメラの場合、ゴールドの使い方は命とり…一つ間違えると嫌み成分が増します。たぶんにそれは占有面積

しかし、今回のゴールドは上品なイエローゴールド

その色味のおかげでしょうか、大きな面積を占めている割に嫌みさはなく、通常のマウントとは全く異なる精悍な特別感が出ています
 

写真を撮り忘れてしまいましたが、レンズを付けると見えなくなるのがマウント

でも、ベース部分の1mm程度は本体から浮き出ていますので、そこからのチラ見え……ここはなかなかおつなものです


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《スカーレットルージュ:J LIMITED マークとロゴではないPENTAX旧書体》

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《スカーレットルージュ:ここにもお気持ち表明がさらりと》

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《スカーレットルージュ:左手側にも小さなグリップ》

PENTAX K10D や K20D 的な左手グリップが付いています

これは目からうろこ……圧倒的に使いやすい!

既存機種も貼り換えて~です (^^)

ほんと圧倒的です
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あと、特別な仕様としてプロ写真家監修の特別な風景用撮影モードがUSERモードに2通り搭載されています

  • 吉村和敏先生 “PH-mode Yoshimura”
  • 瀬尾拓慶先生 “PH-mode T.Seo”


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《LX75 メタリック:軍艦デザインの総括》

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《LX75 メタリック:正面1》

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《LX75 メタリック:正面2》
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《LX75 メタリック:背面1》
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《LX75 メタリック:背面2》
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《LX75 メタリック:製品名ロゴ:旧ロゴフォント》

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《LX75 メタリック:シャッターボタン回り》

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《LX75 メタリック:M系フォントとAOCOマーク》

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《ヴィリジアン:正面1》

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《ヴィリジアン:正面2》
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《ヴィリジアン:背面1》
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《ヴィリジアン:背面2》
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《ヴィリジアン:マウント》

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《ヴィリジアン:AOCOマークとM系フォント》

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《ヴィリジアン:製品名ロゴ:旧ロゴフォント》

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《ヴィリジアン:トップカバーAのPENTAXロゴ》

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《ヴィリジアン:こそっとお気持ち表明》

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《ブラック&ゴールド:軍艦デザインの総括》

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《ブラック&ゴールド:正面1》

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《ブラック&ゴールド:正面2》

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《ブラック&ゴールド:背面1》

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《ブラック&ゴールド:背面2》

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《ブラック&ゴールド:背面ボタンの金文字拡大》

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《ブラック&ゴールド:グリップとディンプルデザイン》

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《ブラック&ゴールド:マウント》

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《ブラック&ゴールド:AOCOマークとM系フォント》

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《ブラック&ゴールド:製品名ロゴ:旧ロゴフォント》

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《ブラック&ゴールド:トップカバーAのPENTAXロゴ》

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《ブラック&ゴールド:こそっとお気持ち表明》

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ということで、各色ご紹介させて頂きました

4色同じカットで撮れていないことはご容赦下さいませ

とくに、これは2色だけ…
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お遊び画像としては、かなり後悔しています (^^);;


このWトップカバーの固定は、PENTAX KP J LIMITED と同じく、ステンレス合金から削り出した専用ホットシューカバーで行います

専用品なので無くさないようどうぞご注意下さいませ



そうそう注意と言えば、この真鍮製のトップカバーA

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お聞きしたところでは、とても高い部品だそうで、万一「紛失」「変形」させた場合にはちなみに「おいくら?」とお聞きしましたら

岩崎さんは片手指5本をだされて

「最も高い部品となると思うので、くれぐれも紛失などにはご注意下さいませ」

とのこと

「もしかすると、単位はおいくら万円?」

と再質問しますと、苦笑いされておりました。間違いなく超高価なパーツのようです。ご注意下さいませ。



あと、使える使えないレンズについて

トップカバーAではもちろん干渉するレンズは2~3本あります

逆に、トップカバーBではなしだそうです

その辺りは、お使いになる時は外してね!でよろしくお願い申し上げます



と、第一弾はこんな感じです

ただ、第二弾ができるかどうかは甚だ?な状態

理由はデモ機がかなり少ないからで、次大阪にやって来るのはいつのことやら…

もし、また触れる機会がありましたら、GIFネタ写真などを撮影したいと思ってます (^^);;




では、最後に販売方法と価格について



発売日 2021年4月30日

発売日お渡し可能なご注文締め切り日 2021年3月21日 リコーイメージング受注完了時点


 ※ お客様から販売店へのご注文日ではなく、販売店からリコーイメージングに発注した日となります

2021年4月1日以降の受注分 受注後約6週間程度で販売店に入荷


販売価格 以下の弊社ECでご確認、ご注文下さいませ


J limited 01 ボディキット [ブラック&ゴールド] ペンタックス PENTAX K-1 MARK Ⅱ
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/36156



J limited 01 ボディキット [ヴィリジアン] ペンタックス PENTAX K-1 MARK Ⅱ
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/36157



J limited 01 ボディキット [スカーレットルージュ] ペンタックス PENTAX K-1 MARK Ⅱ
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/36158



J limited 01 ボディキット [LX75 メタリック] ペンタックス PENTAX K-1 MARK Ⅱ
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/36159





 

このブログ記事について

このページは、㊥カメラ 担当係が2021年2月25日 10:00に書いたブログ記事です。

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