高性能スターレンズ
HD PENTAX-DA ★ 16-50mm F2.8 ED PLM AW (仮称)
2021年中の発売を目指して現在開発中です
本日(2021年2月25日)、リコーイメージングさんから新レンズの開発発表が行なわれました。
ペンタックスさんのKマウントレンズロードマップに2020年以降として「HD PENTAX-DA★16-50mm F2.8」(仮称)と掲載されていたレンズが、今回より具体化しましたよ~という発表です
その発表内容は以下の通り
《コンセプトの概要》
① 最高画質の追及・大口径・高い堅牢性と操作性の追求が三本柱
② 解像力の規格は、「新世代のスターレンズ」と呼ばれている新しい規格の最新モデル
③ APS-Cフラッグシップとなるデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3 Mark III」の標準ズームレンズにふさわしい高性能レンズとして開発を進めている
《製品の概要》
製品名は「HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW(仮称)」
①「 ★」レンズである
つまり開放からよく写って、しかも高い解像力を有している高性能なレンズ
② 「DA」なので基本は APS-Cサイズ用
イメージサークルはAPS-Cサイズのイメージセンサーをカバー。FF機ではクロップ
③ メーカーの看板レンズで御座る
16-50mmは35m判換算で24.5-76.5mm、ざっくり24-70mm F2.8域
いわゆるメーカー看板レンズの大リニューアル
フルサイズは★なしなので、看板中の看板となると思うと今から身震い (^^);;
④ メカ構造の刷新その1
従来機(smc PENTAX-DA★ 16-50mm F2.8ED AL[IF]SDM)の絞り制御はレバー式の機械制御。
今回はそれをあらため、電磁絞り(KAF4マウント)を採用
つまり、使える機種を限定することになるが、将来性に重きをおいたのでご理解とご勘弁をのスタンス
⑤ メカ構造の刷新その2
- オートフォーカスの駆動系も刷新
- 正直に書くと(メーカーさんご勘弁)、従来機のSDM(超音波モーター)は良さもあったがトラブルも多かった
- 今回はPLM(パルスモーター)に変更し、高速で動画撮影時の滑らかなピント追従を実現するとのこと
- PLMの軽快さや静穏性は、55-300mmで皆様も体感中かと。その辺りの実績評価からの選択と想像するところ
- SDMの特長は大きなトルクが特徴ですから、類推するとフォーカスレンズの小型化と場所変更が想像できますね
- 電磁絞り採用も合わせると、非SDM対応機時のボディ内モーターの駆動系(グリグリ回転のメカフォーカス)は未搭載かな?
⑥ 防塵防滴は大切です
AW(防塵・防滴)構造を採用
アウトドアの厳しい撮影環境下での雨粒や埃の侵入を抑制
⑦ 最短撮影距離は0.3m
このスペックは従来機と同等の模様
⑧ 発売時期は2021年中を予定
以上が、本日発表された内容と私なりの補足です
やはり、新世代のスターレンズ、しかも空白域の標準ズームなわけで、その期待値はとても大きなもの
どんなレンズが出てくるか~ほんと楽しみなところです
メーカーさんご自身も
「APS-Cフラッグシップとなるデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3 Mark III」の標準ズームレンズにふさわしい」
と意気込みを語っておられますので、私の期待値も倍増中
発売がほんと楽しみです
あとは発売時期がどうなるか……
ただでさえ、K-3 III の遅れで皆様もやきもき中なので(私もその一人)
どうせ…とお思いかと
そりゃそうですよね
それでも、私はわりと早い2021年中だとかなり確信的にそう思ってます
元々、K-3 IIIはもっと早くに出ていたところで
その昔はこのレンズとの発売時期の差を縮めないと~と要望していた私がここにいます
つまり、K-3IIIのリソースとレンズのリソースは別
レンズはコロナ禍の影響はあるにせよ、わりと順調に進んでいたのでは?は私の見立て
緊急事態宣言解除後の今年は、昨年と違って良い年になりそうな予感がします
なんたって昨年の4月5月はまさに1回目の緊急事態宣言
さぁ~プラッグシップカメラに看板レンズの発売が間近に迫ってきた(期待値)
ね!リコーイメージングさん