カメラの八百富|オリンパス EE-1 ドットサイト照準器 OLYMPUS が新登場 !! 使い方レビューです

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㊥カメラ担当係"S"です。
 

メーカーを問わずご利用いただける照準器「OLYMPUS オリンパス ドットサイト DOT SIGHT EE-1」が新発売されました !!!

OLYMPUS_EE-1_001.jpg
今日ご紹介する「オリンパスさんの新製品 ドットサイト EE-1」、是非とも「お父さん」に買ってもらって、「奥さん」にも使って頂きたいアクセサリーの一つ。

お父さんには上の写真のようにお使い頂き、お母さんには下の写真のように使って頂きたい。

一眼でもビデオでも、そして、静止画でも動画撮影のいずれにおいても、とても活躍するアクセサリーとしてご紹介させて頂きたいと思います。

本来用途の皆様には、ご承知の事多々あろうかと思いますが、どうぞご理解お願い申し上げます。



OLYMPUS_EE-1_010.jpg
と言いますのも、㊥カメラ担当係"S"も、3人の子供の成長をビデオや写真に残してきた一人でありまして、長年「撮影係り」としてファインダーを通して子供の成長を見てきた一人です。


幼稚園の運動会ぐらいまでなら、子供はまだゆっくり動くので特段困ることなく写せるのですが、子供が成長するにつれて動きが速くなり、カメラのAF性能は追従しても自分のフレーミングが追従できない状況となってまいります。


ちょっとでも子供を大きく写したいからで、ズームアップすると、あれれ…?どっちいった?……人と重なった、あれえどこ?……などなど、失敗写真や失敗動画を量産しだします。


これって、最初のうちは次はリベンジ!(=楽しい)なのですが、年をとってきますと、「成長を自分の目でも見ないといけない。じゃ、どっちが撮る?」という夫婦間の役割分担という問題に変質してまいります。


「最近、ビデオのファインダー越しにしか、自分の子供を見ていない」


そんな悶々とした気分の中で出てきたのが、2年前に出たオリンパス SP-100EE。ドットサイトを内蔵したカメラで、私にとってはかなり革命的なカメラでした。


ちょうどその頃、3番目が小学生のラグビーチームに所属してましたので、動きの速さに四苦八苦、しかもラグビーの予想だにもしない前後左右の動きについていけず、ともすれば広角広角側へと逃げていたのが、ドットサイトで一変。


積極的にズームアップできるようになるじゃないですか。その最初に写した動画がこれです。


神戸総合運動公園ユニバー記念競技場のスタンド中段からの撮影で、このドットサイトを使うと、いままで撮れなかった「試合の流れに応じながら、ズームアップした動画がいとも簡単に撮れる」、とても大きな驚きでした。

 




そんな凄いドットサイトが、今回独立して発売されることになったわけでありまして、しかも「専用仕様ではなく、汎用性が高い=色々なカメラやビデオに付けて下さい」というコンセプトでの登場です。


例えば、こんなシーン。倍率の高い望遠レンズで動きのある撮影対象を追跡していくので、視野の狭いファインダーの映像だけで、確実に追従するのは難しいでよね。
(撮影機材 OLYMPUS E-M10 + PANASONIC G 100-300mm)


特に、木の後に隠れながら走行するバイクなので、一定スピードで上手に流し撮りしなければなりません。






ところが、この EE-1 を使いますと、木の陰から時々見えるバイクを肉眼で捕捉しながら、右目で見えている赤い指標をバイクにトレースしていくだけでokです。

事前に、

  • どの大きさで撮るのか決めておく
  • 視差に問題が無いか、試しておく

たったそれを決めておくで、こんな追従が OLYMPUS オリンパス ドットサイト EE-1 をご購入頂くだけで、誰でも簡単にできるようになります。

これはすごい。
大層に言えば、これは撮影技法の革命てす。

私的には、

  • こんな凄いものがでたのに、お客様におすすめしなくてどうする
  • ビデオ撮影係りと化しているお父さんやお母さんの負担を少しでも軽くできるぞ
  • 流れは写っているけど、どんな表情をしていたかわからなった写真(動画)からおさらばしてもらえる

すばらしい事だらけでありまして、この製品をご紹介せずにはおられないが本心です。(笑)
もう一度、言わせて下さい。
 

  • スポーツ(運動会も含む)なら、普通に観戦しながら、ついでに撮影も出来ちゃう優れ物です
  • 全体の流れを見ているので、とっさの動きにもすぐにフレーミングを対応させることが出来ます
  • 手ブレが軽減されます

 


ではでは、具体的にどんな商品を見ていきましょう。

 

 ドットサイトとはなんぞや 


もともとドットサイトは、ライフル銃などの狙い(照準)を定めるための装置で、命中率を上げるための道具です。

テレビ番組などで、SATなどの特殊隊員が狙いを定めてのぞいている「あれ」です。

そういう系の商品の一部が、天体撮影や飛行機、あるいは野鳥などの撮影に二次的に使われるようになり、その世界では結構一般的な商品となっています。

とは言え、そこは思いっきりニッチでありまして、知る人ぞ知る「マニア向け」の製品でありました。

そこに目を付けたのがオリンパスさん。

マイクロフォーサーズ規格は軽量が武器、手軽に超望遠撮影することが可能ですから、それを後押しする道具を用意しようとなったわけです。

 

OLYMPUS_EE-1_011.jpg
一眼をお使いの皆様は都度経験されていることですがが、焦点距離がだいたい300mmを超えてくると、通常のファインダーや液晶モニターでは目的の被写体を見失うことが多いかと思います。特に、野鳥や飛行機、スポーツなどの動き続けるものが被写体の場合、満足のいく写真を撮るにはある程度の経験とテクニックが必要ですよね。

そこで、大活躍するのがドットサイト式の照準器。上の写真のように照準器をポップアップさせると、素通しの景色に赤いレティクル(照準のマーク)が浮かんできます。


OLYMPUS_EE-1_012.jpg
下の写真はこの OLYMPUS EE-1 を前から見たもので、これをご覧頂きますと構造 と原理がよくわかりますね。

前側の青赤コーティングが施されたガラスは、ハーフミラーと呼ばれるもので、一定の光を透して、一定の光を反射する半透明鏡です。

昔の距離計式フィルムカメラのファインダーにも使われていたり、あるいは「CANON ぺリックス や EOS RT というミラー上下を無くしカメラに使われたりと、割りとカメラ業界では馴染みのある素材ですね。

その素材を前側に配置することで、前から来る光を通しながら、後側から来る光を反射させる構造となっています。

写真をよーくご覧頂きますと、EE- の後側から照射されている赤い指標の形をした赤い点、見えてますよね。それが、後側から見ると半透明ミラーで反射されて、前からきた風景の像に合成される仕組みとなっています。



OLYMPUS_EE-1_013.jpg
そうして、素通し像上に浮かび上がったこの赤いレティクル(照準のマーク)を、これから写そうとする対象物に重ね合わせてることで、被写体を確実に捉えることができるようになっています。。

 

では、実際に使ってみましょう。が、その前に、





 まずは、視差ご理解下さい 


使い方の中で、「視差」というものをご理解頂いておくと、今後お使いになる時にとても参考になります。

まず、視差(しさ)とは、写真業界においてわりと知られた原理で、見るレンズと写すレンズが異なる(=昔の二眼レフカメラや、ファインダーが別に着いたカメラ)と、画面の中心がずれる=写る範囲が異なるようになることで、パララックス (parallax)とも呼ばれています。

一番簡単に視差を感じてもらう方法は、

  • まず、効き目(右目として)だけで、近くのある一点を指差して下さい。
  • 次に、右目をつむって、反対の目(左目)だけで、その指が差している方向を確認して下さい
  • どうです。ずれてませんか?

これが、視差(パララックス)なのです。

  • さらに、今度はとても遠くの一点を目標として下さい。
  • 同じように、効き目で指差し、そして反対の目で確認して下さい
  • さあ、どうです?今度は、あまりずれていないのではないですか?

そう、これが視差(パララックス)の第二の原理

  • 視差は、対象物が近くになればなるほど大きくなる
  • 視差は、対象物が遠くになればあまり気にしなくてもよい

そして、第三の原理。これは残念ながら、人間の目ではできませんが、脚を動かすことで実感してもらえます

  • 右目で、ある一点を同じように指差して下さい。
  • そして、左右どちらでもいいですから、一歩横に移動して下さい
  • 当然、同じものを指差そうとすると、角度を変えないといけないですようね。これが視差の角度。
  • じゃ、さらにもう一歩横に移動すると、さらに角度が大きくなりますね。
  • つまり、見る位置(2点)が離れれば離れるほど、視差が大きくなる。

以上の原理を踏まえると、

  • 撮影レンズとEE-1の位置が離れ過ぎると視差が大きくなるので、撮影距離が近距離から遠距離にまたがる場合はなるべくレンズの近くに装着する
  • 写す被写体との距離に応じて、視差を調整しなければならない
  • ある程度の遠くなら、焦点距離にもよるが、そう視差を気にしなくてもよい





 最初に視差を調整しましょう 


では、まずは写す被写体との距離を念頭に、だいたいのターゲットを決めて、ドットサイト(照準器)のレティクル(表示部)と実際の撮影画面の中心を揃えます。

そう難しい話ではなく、いまどきのライブビュー機能付きのカメラ(ビデオカメラも同じ)なら、とても簡単です。

例えばこんな感じ(写真を参考して下さい)

① 一番望遠側にして、この場合ならバス停の緑の看板を中心にフレームします


OLYMPUS_EE-1_002.jpg② 次に、上下と左右の調整ダイヤルを使用して、ドットサイト内の赤い指標が目標となる緑の看板に合うように調整します。

OLYMPUS_EE-1_003.jpg左側下にあるのが、左右の調整ダイヤル。
手前方向に回転かせると右側に。奥側に開店させると左側に赤い指標が移動します。一番端まで行くと、「パチッと」と音が鳴ります。

OLYMPUS_EE-1_004.jpg
反対側の右下には、上下の調整ダイヤル。手前方向で上、奥側で下に指標が移動、こちらは両端までくると回転できなくなります。

OLYMPUS_EE-1_005.jpg指標の見え方は、こんな感じ。

OLYMPUS_EE-1_006.jpg調整ダイヤルと使うとこういうふうに下側に移動します。

OLYMPUS_EE-1_007.jpg視差(パララックス)の最大量はこの範囲となります。

OLYMPUS_EE-1_008.jpg
そして、この OLYMPUS EE-1 をどこに配置するかですが、上でも書いた通り、視差の関係上できるだけレンズの近くに配置するように考えて下さい。

一般的には、ストロボなどを載せるアクセサリーシューに取り付けるのが一番かと思います。

カメラのアクセサリーシューは、そこに大きなストロボを取り付ける事を前提に強度設計がなされていますので、とにかく強い場所です。そこにストロボのようにがっちりとはめ込み、そして締めつけて固定されるようになっていますので、位置ずれの心配が一切ありません。

また、シューからちょこっと飛び出ている銀色のピンは抜け落ち防止ピン。締め付けを行うと徐々に出てきます。ただ、飛び出すと言ってもばね式なので、他社に取り付けも何ら問題が出ないように設計されています。


OLYMPUS_EE-1_014.jpg






  使い方(どうのぞけばよいのか?) 


これは、お写ん歩”K”君の写真のほうがわかりやすかったので、こんな感じに見えてます。


OLYMPUS_EE-1_009.jpg
倍率無し=等倍=素通しファインダーなので、EE-1の外装パーツが少々気にはなりますが、ファインダーを含めたご自身の目で見ている全体像をまずは優先するクセをつけて下さい。


キーワードは「両眼視」


私の場合、効き目が右なので右目で赤い指標を捕捉しながら、左目主体で全景を見渡します。ここが胆です。

このドットサイトは、ファインダーという概念を捨ててもらった方がいいと思います。

あくまでも、写真や動画を撮る上でのファインダーは人間の目でありまして、ドットサイトはその等倍の絵の中にレティクル(表示部=赤い指標)を付加する道具です。


両目で見ている実像の中に、自然とレティクル(表示部=赤い指標)が浮かんでいるように見えたらOKです。


ただ、EE-1とご自身の目の距離をどうすべきかは、とても難しいです。

  • EE-1 にしっかり近づく = 今までの一眼スタイルの写し方 = 腕を曲げ、脇を締める
  • EE-1 との距離感を保つ = ライブビューでの写し方 = 腕が伸びる


ところが、不思議な事にいずれの写し方をしても、どちらもとても像が安定するのです。たぶん、ぶれてはいけないとう意識と捕捉しなければいけないという緊張感、その相乗効果でいずれも手ブレが少なくなるような感じです。

全く個人的な見解ですが、

  • 近づくと捕捉がしやすいが、なんとなく全体像に対する意識が弱くなる
  • 離れると全体像に対する視認性が増し、飛び込んでくるような物体に対する反応がよくなる感じだが、レティクル(表示部=赤い指標)の視認がとてもシビア(少し角度がずれるだけで見えなる)となる。


と一長一短。

ご自身の使いやすい距離感を見つけて頂ければと思います。


いずれにしましても、心の持ちようの面で、是非以下の部分をご参考にして頂ければと思います。、
 

  1. 「撮影中は、カメラの事を一切忘れ切る事=どう撮れているか気にしない事」
     
  2. 「カメラとドットサイトの位置関係は最初に調整済みなので、機材を信じきる事」
     
  3. 「最近のカメラに搭載されているAFとAEは、人間よりも正確。ライブビュー画面は見ない事」
     
  4. 「動く被写体を追い続ける役割を担う、自分自身に集中して下さい」





 下手ではございますが、私でもこんな動画が撮れました 


下手くそで誠に恐縮ではございますが、ちょっと取り扱っただけで、マイクロフォーサーズの300mm(35換算で600mm相当)の画角でここまで捕捉できました。訓練を積めばすごい映像を得る事ができそうです。





さらに、こんなのとか。(ビデオカメラ撮影)







 その他の情報 


使わない時は、お折りたたむととてもコンパクトになるように設計されています。

聞くと所によりますと、いつより「OLYMPUS」のロゴの印刷がうすいそうです。その理由は、汎用性を考えてのことだそうで、多くのメーカーのユーザー様にも使って頂きたい、そんな思いからだそうです。


OLYMPUS_EE-1_015.jpg
開閉スイッチは背面のスライドバー式で、スプリングで自動的に開ききります。
左右には上下左右の調整ダイヤルが配置され、奥に見える青い色のガラスが、先程ご説明した半透明ミラーです。そして、内部の一番手前のちょこっと盛り上がった部分が、レティクル(表示部=赤い指標)の発光部です。

OLYMPUS_EE-1_017.jpg
外装は樹脂製で、とても軽量な作りです。そして凄いのが、この状態で防滴仕様となっています。
(※ ほんとオリンパスのロゴが薄いです)


OLYMPUS_EE-1_016.jpg違う角度から。
OLYMPUS_EE-1_018.jpg電池は底面から交換。タイプは、CR2032です。交換は、銀色のピンを細い道具で押してスライドさせる方式です。

OLYMPUS_EE-1_019.jpg
そして、レティクル(表示部=赤い指標)の明るさは5段階で調整できます。電源オフのポジションがありますが、閉めると自動的に電源がオフになるように設計されていますので、消し忘れによる電池消耗が起きないように考えられています。


OLYMPUS_EE-1_020.jpg

実際の装着シーンはこんな感じです。
オリンパスさんなどのマイクロフォーサーズ陣営のカメラはとても小さいので、とても大きく見えますね。それこそ、キヤノンさんやニコンさんのデジカメでは、ちょうどいい大きさというところですね。

OLYMPUS_EE-1_021.jpg

さあ、いかがでしたでしょうか。

個人的には、どうして10年位前に発売してくれなかったのだろうかと、とてもとても悔しい心境。(笑)

ほんとくどいようですが、ドットサイトの従来からの使い方以外でも、とてもとても活躍しそうなアイテムです。

特に、

  • お子さんのスポーツ動画をとられる方に最も最適。

と確信いたしております。


是非、ご検討頂ければと思います。




 




2016/03/06 《追加情報》

以下のブログもご参照ください。もうワンラックアップの本格的な両眼視についての記事です。 


カメラの八百富|オリンパス 照準器 ドットサイト EE-1 の使い方 《中・上級編 両眼視への道》

http://www.yaotomi.co.jp/blog/used/2016/03/-ee-1.html




 




 

オリンパス EE-1 [外付けドットサイト照準器] OLYMPUS

販売価格  11,580 円 (税込価格)

ご購入ページはこちら http://www.yaotomi.co.jp/products/detail/19723



 

エツミ ETSUMI E-6673 [ドットサイトブラケット]

販売価格  3,600 円 (税込価格)

ご購入ページはこちら http://www.yaotomi.co.jp/products/detail/22569

 




どうぞよろしくお願いします。

 

八百富写真機店 ㊥カメラ担当係"S"

 

 

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このページは、㊥カメラ 担当係が2015年4月25日 23:00に書いたブログ記事です。

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