カメラの八百富|富士山に行ってきました

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ブログ更新ご無沙汰となっておりました。

子供と富士山に旅行に行ったり、大阪駅店のプチリニューアルの徹夜作業があったり、また大口買取の値段付けに奔走したりとのことで、誠に申しわけございません、長期間の放置となりました。

この大口買取の関係で、ディアモール店には新しい商品が沢山入荷しておりますので是非ご来店下さい。ライカM・R系のボディー、レンズ、アクセサリーなど中心に約250点ほど今週新たに展示しております。
また、おいおいここでご紹介できればと思います。

では、本日は番外編です。
少し中古カメラから外れて旅行記です。

家族でこの7月26日から28日の3日間、富士山に遊びに行ってまいりました。
お天気は下の写真の通り「良く」てと言いたいところですが、ほとんど「雨」や「曇り」とあいにくの天気で、なかなかキレイな富士山を拝むことができない残念な天気となりました。
ですが、雲の切れ間から時々富士山が見え、その雄大な姿に「感動」。

出張の新幹線でも必ず「富士山」が気になる私です。(毎日見れる方がうらやましい限りです)
結構期待していたのですが、この天候不順の今年、まあ仕方がないですね。
それでも、少しは見れたので満足です。
ちょっとビックリは、「大沢崩れ」。なんか、でかくなっている。(当たり前か)


fuji002.jpg
撮影機材 : CANON  EOS40D  F17-85mmIS F3.5-5.6


今回宿泊させて頂いたのは、冨士ミルクランド さんです。

fuji003.jpg朝霧高原ロッジという名前で営業しておられ、2階建の2寝室・LDK仕様のロッジです。(全12戸)
内部は大変きれいな状態に保たれており、よく管理の行き届いた宿泊施設です。
宿泊料金も手軽で、平日なら14,700円、ハイシーズンで26,250円。
手前家族は5人なので、なんと一人3,000円と破格のプライスです。

東側にテラス、その前は広い芝生の広場、そしてその向こうには富士山。
「富士山を日頃見れない」関西人には最高のロケーションです。

今回は天気が良くなかったので屋外でのバーベキューはできませんでしたが、「テラス」前の芝生でできますので、家族連れに最適です。花火も可となっていますので、夕日に染まる富士山を見ながらバーベキュー、その後に花火とほんと子供達が喜ぶ場所です。
(日が完全に落ちるとたくさん虫がライトに集まりますから、虫嫌いの方早めのスタートがおすすめ)

そして、朝起きると、部屋の窓からは「富士山+朝日」。最高でした!!

fuji004.jpg刻一刻と変わる風景。
あっという間に雲が流れ、また次の雲が。
高い雲、低い雲、そして地表の霧。
ソファーからしばらくボーと眺めてました。

そんな中、今回、「ピカイチ」の貴重な体験をしてまいりました
本格派の溶岩洞窟探検。

-------------------------  「富士風穴」 ----------------------------

富士風穴とは、一般には公開されていない天然記念物の溶岩洞窟で、朝霧高原から鳴沢地区に抜ける道路から少し樹海の中に入ったにあります。

一般には公開されていないということで、今回はハートランド・朝霧監督さんにガイドをお願いしました。
この監督さん、めちゃくちゃ「面白い方」で、「遊びの達人」。
少しだけハートランドさんにお邪魔したのですが、
何と言っていいのか、そうーだ、「子供の頃つくった基地」の感覚。
そんな遊び心のかたまりみたいな施設がハートランドさんです。(ここはあらためてまたお邪魔しよう)

ここの宿泊部屋からの富士山は絶景。(もちろんこの日は雲の中)
人工物一切無しの自然の富士山。
牧草地、森、そして富士山と空。それしかありません。お土産は「こだま」
監督さんが「関西人」がはまる部屋と言っておられましたが、まさしくその通り。
晴れた日に是非見てみたいものです。

で、本題の洞窟探検です。
9時30分、ハートランドさんにて待ち合わせ。
監督登場。

開口一番、「準備物はOK?」
確かに、案内書には「長袖・長ズボン・帽子・運動靴・懐中電灯」とありました。
念のため一応用意しておいたのですが、予感的中。
無ければ断念せざるえない状況。
後で、よくよくこの注意書きの意味を知らされることになります。
(修学旅行で訪れた観光洞窟とは違うとは思っていましたが、ここまでとは驚きです)

監督が我車に同乗して、出発。
いきなり「ハイテンション」。一番下の息子もハイテンション。
楽しい意味不明の掛け合いが車内に弾みます。
そうこうしているうちに駐車スペースに到着。
いよいよ、出発です。

まず、精進口登山道(至富士スバルラインの5合目)から山に入ります。
すぐそこはもう樹海。ベルビア的な世界があたり一面に広がっています。

fuji005.jpg溶岩の上に生えた樹木。根の張り方が特徴的で、横に広がっています。(下が岩だから)

fuji006.jpg二本の木が寄り添っています。
今は静かな一帯なのですが、その昔この登山道は4駆が走り回っていたそうです。
環境破壊が激しくなり、現在は進入不可。鉄ゲートが設置され、静寂を取り戻しています。

fuji007.jpgこの木は雷に打たれて半分に割れたそうです。でも、また上でくっついて1本の木に戻って大きく育ったそうです。(監督談)

fuji008.jpgこれは溶岩が順に流れ出して波状に固まったものだそうです。
写真の右前の方が監督です。(服はパラグライダー用、日頃朝霧高原を飛んでいるそうです)
下の息子は、もう「監督」さまさまです。ずっと何か楽しい会話をしながら進んでいます。

しばらく歩いて行くと、いよいよ入口です。
蛙の口みたに開いているのが進入口、その中にさらに地下に降りれる小さな穴があります。
入り口は地表から約10M位下でしょうか。
突然、ポッカリと穴が開いた感じで、陥没して出来た地形だそうです。

fuji009.jpg下へは岩伝いに細い経路をたどって降りていきます。
数段岩を降りると、突然空気が変わります。
明らかに、「すずしい」を通りこして「寒い」。
地表のジメジメした空気からは、ほんと一変です。やや、家族に緊張感が走ります。

監督に「寒いですね」と、
「中はもっと寒いよ」「3度以下かな」「すぐに慣れるから」との返答。
「入り口の写真とるなら今だよ。出てきたらカメラが曇って使い物にならないから」

fuji010.jpgとのことで、一応記念写真。

やはり、出てきたら使用不可でした。
レンズも眼鏡も、徹底的に「曇り」まくり。

こんな時は、絶対に自然乾燥。無理に拭かずにそのまま外気温に慣らして下さい。あと、レンズも外さないこと。ミラーボックス内も曇っちゃいます。



では、いよいよ内部に降りて行きます。
内部へは、「13段の木のハシゴ」で進入。
監督、下の息子・二番目・長男・私・家内の順で入ります。
この段階で、手袋を持って来るんだったとまず反省。ついで、ライトは頭に付けるのしとけばと。
写真の娘だけ、頭に付けるライト(釣り用です。わかる人は思わず笑っておられるでしょう)
他は手持ちの懐中電灯のため、非常に降りにくい。

(写真はピンボケのため、思いっきり「アンシャープ」をかけています。ご容赦を)

fuji011.jpg
なんとか、家族全員無事進入。
そこはもう溶岩洞窟内、ほんとに真っ暗闇。
ライトが無ければ一寸先も見えません。
狭くて低い、溶岩の岩場を進みます。
所々、氷が張っており、監督から注意の指示が飛びます。
「滑るから気をつけて。氷を踏むなよー」

アップダウンを少し経ると、なんと洞窟スケートリンクに到着します。
しかも斜めに傾斜していますので、かがんで自動的に滑って下っていきます。

fuji012.jpg多分ここが一番低かったと思います。しかも、下は一面氷。子供達が氷に写りこんでいます。
壁面も氷のカーテン、かなりに寒さに慣れましたが、それでもやっぱり「寒い」
そりゃ「氷」が解けない温度なのですから当然ですが。

(注意)
この日は、帽子をかぶっていました。最後に気づいたのですが、帽子のつばで上方がけられています。前進するのがやっとでそこまで気が回りませんでした。あとAFが上手くとれません。帽子のせいでしょうか?なかなかシャッター切れません。
うーん、なんでだろう?


ここを通りすぎると、大きな空間にでます。振り返ると、壁面には「つらら」です。

fuji013.jpg前を見渡すと、びっくりするほどの大きな空間です。中央には、なんというの知りませんので「逆つらら」の盛り上がりが沢山あります。

fuji014.jpg「この奥はどうなっていますか?」お聞きすると、

監督「またおいで。その時は、ザイルを持ってきてあげるから。」とのことです。
奥にまだつながっているのですが、斜面になっているのでザイル無しじゃ戻れないとのことです。
是非、もう少し装備をちゃんとして次回チャレンジしたいと思います。

そろそろ戻る時間となり、来た道を出口に向かいます。

fuji015.jpg最後、出口のハシゴのところで監督さんが、記念写真をプレゼントするからカメラ置いて上がりなということで、ラストショット。

fuji016.jpgということで、無事「洞窟探検」終了。

また来た道を10分ほど歩いて車のところに戻ったら、突然の「土砂降り、大雨」。
ぎりぎりセーフ。とてもラッキーでした。

以上、終了です。
ほかも、いろいろと地元の方とお話する機会が沢山あった旅行でした。
朝霧高原の皆さんは、ほんと親切です。
いい旅行となりました。感謝。

+++中古カメラ担当係+++


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このブログ記事について

このページは、㊥カメラ 担当係が2009年8月 1日 23:41に書いたブログ記事です。

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