カメラの八百富|HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW が新発売 !!! ご予約受付中 !!!

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㊥カメラ担当係"S"です。
 

-遠距離撮影に適した超望遠ズームレンズ-

  HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW

   が新発売 !!!  ご予約受付を開始します


待望の「純正」超望遠系レンズが発表されました。(とても、とてもうれしい限りです)


今回の新製品の開発コンセプトは、

「遠くの動体撮影に強い超望遠ズーム」ってこれだ!

ということだそうで、
今日触らしていただいたレンズは未完成のものではありますが、その実力を垣間見ることができました。

HD150-450_001.jpg

たとえば、オートフォーカスの速度。


無限遠から最短までで、ざくっと 「つぅーと」 という感じ。
(そう口ずさんでもらったら、まさしくその時間という感じです)

アバウト1秒かかるかかからないレベルかな。
相当な速さでフォーカスユニットが動いています。

感触的ではありますが、その動きはタムロンさんの人気商品、150-600mmとよく似ています。

また、作動音はDCモーターということで、力強いトルク感が詰まった静音設計となっています。


それでは、
恒例の外観ご紹介です。

一言で言えば、質感は645zのレンズと同じ雰囲気。
「ギュッとつまった感。ガラス。金属」
さすがに安物くささは、「まったくもってゼロ」。とても、質感が高い仕上がりとなっています。
 

ただ、今回は、今朝(9:30)ごろにようやく現物をみれたという状況で、リアルナウで只今ブログを更新していっております。

誤字脱字などあろうかと思いますが、おいおい訂正してまいりますので、お許しください。


 

まずは、現時点で最も組み合わせが予想されるPENTAX K-3 に取り付けてみました。
正直なところ、当然長いです。

HD150-450_002.jpg別の角度から。圧巻です。

HD150-450_003.jpgそして、縦置きにしますと、ご覧の通り超ご立派。

HD150-450_023.jpg数字で表現しますと、その大きさ・重たさは、直径が95mm、全長241.5mm。重量が2000g。

が、この「2000g」には少し補足がありまして、

① 本体のみで 約2000g
② フードをつけると、2130g
③ 最も組み合わせがポピュラーなフードと三脚座付になりますと、2325g

これにK-3 本体が電池込みで約800g、総勢「3125g」のセットとなります。

かなりの重たさになることのは、販売店として正直にお伝えしておかねばならない所です。(クラス内横綱級かな)

そこで、ちょっくら他社さんとの競合比較表を作成。
ご参考にしてください。

ここで、本体の軽さが効いてきますね~。

HD150-450_027.jpg
 

 ということで、このしっかりとしたレンズを支える仕組みからご紹介していきましょう。



■ 繰り出しロック機構


当然ながら前群レンズがデカくて重たいので、前群自重落下防止装置が付けられています。


HD150-450_005.jpg最短側の150mmでロックされます。

 

じゃ、撮影時の自重落下は?と試してみましたら、まったく問題ないトルクとなっています。
レンズを真下に向けると、じわーと徐々に伸びていく感じでありまして、ズームリングに手を添えて頂くだけで停止、まったく問題ないレベルです。

まさしく肩にかけて歩くと、その振動で徐々に伸びていく、そんなところです。

締め付け度合いと撮影時のズームトルク感とのバランスを、ぎりぎり所で追い込んだ、そんな仕上がりとなっています。




■ 金属仕上げ

そして、外観の素材は金属。

こんな寒い時期なので、「冷~」ときます。
おおお、金属だ―!とおもわず喜んでます。(これだけ本体を支える鏡筒ですから当然なのですが・笑)

もちろん、内部も金属製。このレンズを支えるカム筒やコロなど、随所に強度と精密さを両立されているそうです。

外装の質感は、素材の違いはあれど、最近の他のレンズと同じように仕上がってます。
ザラザラ感とお伝えすればいいのでしょうかね。
 


HD150-450_006.jpg

■ おなじみの鉢巻は緑色?????

そして、鉢巻は緑ライン。

スターレンズは、ゴールドライン。
HDレンズは、レッドライン。いや違うな……、DCレンズが緑鉢巻?いやいや、それも違う。
なんか、よくわからなくなってきました……。

ちょっとあとで緑と赤のラインを整理してみます。

(只今、メーカー問い合わせ中です。)

メーカーからの回答がありました。

 ⇒ これからは「緑ライン」に統一。スターレンズには「金色」と「緑」、今後は2色体制になります。
 ⇒ ということで、赤ラインレンズはもうでないそうです。
 ⇒ 緑色にも意味が込められているそうで、「成長・発展・自然・新鮮」を表しているそうです。


今後の製品においては「緑」に統一されていくそうです。
個人的には、昔からの伝統色である「緑色」の復帰を望む派だったので、思いっきり歓迎なのですが、HDレンズからの方は違和感バリバリでしょうね。




■ MFT曲線は優秀です


公開されたMTF曲線は次の通り。

HD150-450_024.jpg
あえてこういう表現「MTF曲線は優秀だ」と書いております。

ご存知のように、MTFですべてを語れるわけでなく、あくまでも指標の一つです。
私は、どちらかというと、実写を見てからMTFを見る派で、あとで「MTFスゲーとか、そうなんだ」と思うほうです。
( ⇒ MTFを読み切れないからですかね…笑)

なかなかもって、あの曲線グラフを見て、そのレンズの写りを画像化するのは困難ですが、ニコンさんの AF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR II のMTFを見ると、これはすごいぞ!位わかるわけで、個人的にはこのあたりを究極的だ~と考えております。

HD150-450_025.jpgといって、私を含め多くの方は、まずはMTFより実写画像を見たいと思われる方が多いと思います。

なので、是非ともこのレンズは発売日にお写ん歩したいなあ!と考えておりますので、その結果も踏まえてこの新製品レンズをご評価いただければなあと思っております。

「お写ん歩」で詳しくレポートできるよう、今からしっかりと準備したいと考えております。

 ※ 初回入荷が少なそうな雰囲気もあるので、レビューに回せる個体を確保できるのか、不安でいっぱいです…。ペンタのセールス”M”さんよろしくお願いします。そして、大阪から転勤したN副本部長殿、どうぞよろしくお願いします。


そんなMTF曲線ではありますが、ちょっくら他社と比較してみようかなということで、いろんな会社のいろんなレンズを集めてみました。
(各社さまお許し下さい)

HD150-450_026.jpgペンタさんのレンズが、上のほうに曲線があって、どの線も同じような形で、しかも右側の下がりがすくないなあ と読み取れますね。

ということは、「優秀」と言える。そんなところです。



■ MTF曲線の読み方 APS-Cサイズのデジ一眼なら

APS-Cサイズのセンサーの対角線は約28.4cm、中心からの長さは14.2mmとなるので、上の表をご覧になる時は、横軸の15mmから後ろは見なくてよいということ。

つまり、真ん中のよい部分だけ使うので画質的にはかなり保証されている感じ。あとはAFのスピードと合焦が肝とお考えいただければと思います。




■ その画質を支えるのが4枚の特殊高級ガラス


レンズ構成は、14群18枚。

特殊低分散(ED)ガラスを3枚、異常低分散ガラス1枚を使用した最新のレンズ設計だそうで、球面収差や色収差などを効果的に抑え、色のにじみが少なくコントラストの高い描写を実現したそうです。


HD150-450_007.jpg

■ クイックシフト・フォーカス・システムにAF優とMF優先のモードを新搭載


HD150-450_022.jpgクイックシフト・フォーカス・システムにAF優先とMF優先のモードが新たに搭載されました。

① QFS/A・・・・ AF優先QFSモードで、AF完了後にMFが利く。

② QFS/M・・・・ MF優先QFSモードで、AF途中でもMFが利く。

なんかとてもペンタ的ですね。ハイパープログラム的ならしさを感じてしまいます。


あと、「フォーカスリミッター」も搭載されています。
この系のレンズには必携でありまして、3種類の設定が可能です。

① FULL  ② 2m-6m  ③ 6m-無限遠




■ AFボタンとフォーカスプレセットモードを新搭載

HD150-450_021.jpg① 0度ごと4箇所のAFボタン(二つ見えている丸いボタン)を搭載。
   AF機能、AFキャンセル、プリセットのリコール機能を持たせることができます。

② プリセットボタンでフォーカス位置を記憶し、AFボタンで記憶したフォーカス位置に移動させることができます。




■ 脱落防止機構付着脱式三脚座
 

三脚座の取り付け部が本体から簡単に取り外しができるようになりました。

HD150-450_008.jpg
これで、三脚からの取り外しが楽となり、三脚座が不要なときは取り外しが簡単に行えます。
が、回転して指定場所から抜く方式に比べると、これって「あぁぁぁあ~」が一番怖いのですが、
着脱時にネジを緩めても、ピンが利いており脱落しないようになっています。
 
上の写真でご説明しますと、本体側のシューにL型の切れ込み部がカギ状になっていますよね。
その部分に三脚座の銀色のピンが引っかかる構造となっているのです。
 
これが固定された状態。
 

HD150-450_009.jpg
で、ロックと方向と反対に、約4回転ちょっと回すと、ロックねじがステー側に押し込めるようになります。
この状態で、着脱可能になるというわけです。
 
 
HD150-450_010.jpg
ただ、約3回転目位からかかりが浅くなっていき、三脚座を左右に振ると外れますのでご注意ください。
スムーズな着脱は4回転から最後の所。
下の写真で構造を見て頂ければ、その理由がお分かり頂けるかと思います。
 

HD150-450_011.jpg
■ フード逆付時の写真
 
 
意外とあるようでないような外観写真、収納時の状態です。

HD150-450_012.jpg
で、それを収納するケースです。
 

HD150-450_013.jpg

ペンタックスのレンズフードに付いているものは何?と言えばこれ!PL操作窓ですね。
PH-RBA86、操作窓カバーは完全にとれる仕様のほうなので失くさないようにご注意ください。
(そんなんで、カバー側にも品番が印刷されています。)
 
 

HD150-450_014.jpg
 

■ フード装着時の状態

十分なる威圧感。マウントキャップが嘘みたいに小さいです。

HD150-450_015.jpgマウント側から
HD150-450_016.jpg
 

■ マウント面とコーティング

防塵防滴構造(AW)の赤いシーリングゴムが付いてます。昔は、AW仕様は「黒ゴム」だったのですが、ここ最近はすべて赤になっていますので、そのあたりから「赤鉢巻から緑鉢巻」にという流れとリンクするのでしょうかね。

製造国は、ベトナム製。
こういう最先端の工程が難しそうなレンズも担当できるようになっているのですね。
すごいものです。

以前、同業他社の方から聞いた話なのですが、ベトナムの工員さんはとても丁寧な仕事をされるそうで、しかも定着率よいそうです。
スピード感は日本人のほうが勝るのですが、品質は全く遜色ないとお聞きしたことがあります。

一時はLimited Lens で日本製はないか?なんて時もありましたが、今や経験則としてまったく優劣はないことは、販売店として確認しております。
その根拠は、不良返品率が前後でまったく変わっていないからです。
HD150-450_017.jpg前玉の状態。
フィルターは86mm系です。
 ⇒ シグマさんの150-500mm系からの移行を意識されているのかな?(笑)
ペンタックスとしては、お初のミリ径です。

HD150-450_018.jpg


そんなんで、レンズキャップが新調されました。
ちょっと光沢感のあるデザインで、今までの商品とは少し異なる仕上げです。

2015/02/07 加筆訂正 製品版では、この写真にあるキャップではなく、現行キャップ群と同じ仕様のものが同梱されます。

HD150-450_019.jpgキャップはフィリピン製。ほんと、グローバルな時代ですね。

HD150-450_020.jpg■ ファームウエアの対応について

  1. ファームウエアが本製品に対応していないカメラでも、KAF2マウントのモデルのうち、K-3、K-5Ⅱ/K-5Ⅱs、K-5、K-7、k-x、K-m、K20D、K200D、K10D FW Ver.1.30、K100D Superに装着時、レンズ駆動でのAF、MF、クイック・シフト・フォーカス、フォーカスリミッターが使用可能です。

     
  2. ファームウェア対応していないカメラでは、AFボタンを使用する以下の機能は使用することができません。
       ●AFボタンによるAF駆動
       ●AFキャンセル
       ●フォーカスプリセットモード

     
  3. 現行対応機種はPENTAX K-3のみです。本製品発売時には、K-3およびK-S1のファームウェアをリリースする予定です。 
     

というところが、本日現在の情報です。
今後も、追加情報が入り次第、順次更新していきます。

ではでは、ご予約は、是非とも当店経由でお願い申し上げます。



【ご予約受付中!!】 HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW【近日発売予定】

 販売価格 248,000 円 (税込価格)

ご購入ページはこちら http://www.yaotomi.co.jp/products/detail/19604


ご予約、どうぞよろしくお願いします。

 

八百富写真機店 ㊥カメラ担当係"S"

 

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このページは、㊥カメラ 担当係が2015年2月 5日 10:03に書いたブログ記事です。

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