カメラの八百富|MINOLTA PROD-20's ミノルタ プロッド-20's

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㊥カメラ担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。

20,000台限定生産のカメラのはず? MINOLAT PROD-20's ミノルタ プロッド-20's が入荷しました。


prod-001.JPGプロッド-20'sの発売は、1990年11月。
そのころ、㊥カメラ担当係 "S"は、この業界にはおりませんでした。
(1985年~1988年まで学生アルバイ、以降5年間他業界で働いた後、1994年からこの業界に復帰、現在に至っておりますので。)

ミノルタさんの一眼レフの歴史で言えば、「α-xi」シリーズ、あの「ほっといて!ズーム位自分でするわ!」がすっぽり抜け落ちております。もちろん、中古カメラとしては十分扱ってきましたからカメラの知識は持ち合わせているのですが、その時の期待感(人気?)というものを直接体感しておりません。

故に、このPROD-20'sに関しても発売時の事はまったく知らないのですが、数年経過して復帰したにも関わらずなぜか「新品」を販売していた記憶があります。20000台限定カメラであったはずなのですが、いつまでも市場に「湧いて」出てきたカメラではなかったでしょうか。

当時は、1988年に発売されたオリンパスの「O-product」の記憶が鮮明に残る時代。
日産の「Be-1」が、同じ部類というか、先駆者。
「限定生産品」は売れるぞ~、プレミアムが付くぞ~!そんな風潮が市場の中にありました。

ミノルタさんもそんな思いから、企画・販売されたのでしょうか?
「柳の下のどじょう」狙いであったことは間違いないです。

当然、業界内でも同じように「柳の下」を狙った会社も多かったようです。
「O-product」のように売れるぞ!うまくいったら、プレミアム商品だ~~!と予想して買い込んだお店や商社が沢山ありました。(弊社がそうであったかは、その頃おりませんでしたので知りません。笑)

でも、現実は.........、そんなにあまくなかったようで......。

一定期間が経過すると、当然に在庫回転率を考える会社が現れてきます。
「大きな期待寄せて買い込んだ」ルートからの見切り販売が始まります。
いっぺんに出すと大暴落しますから、徐々に市場に供給し続けていた、そんなんでいつまでも新品があった、そんな感じであったような気がします。

ところが、買い込んだ会社の皆さんとお話ししていると、「恨み節」ではないのですが、共通してある疑念が話題にあがります。

「ほんまに、これ20000台限定なんやろか」
「俺とこの在庫の製造番号は、○○○○○なんだが?」


今日は次ページでそんなお話しです。



この商品の製造番号は「17512」

prod-002.jpgちょっと以前に入荷した商品の製造番号を調べてみました。

最小番号は、101●●●、以降 11●●●● 15●●●● 17●●●● 19●●●● 21●●●● 23●●●● 24●●●● 25●●●● 27●●●● 30●●●● 32●●●● 33●●●● 最大番号は、38●●●●
 
という記録が残っています。(サンプル数は全部で19台)

まあ、ここからはあくまでも推測なんですが、おそらく
「10000」からスタート、2万台限定ですから、最終番号は「30000」という感じではないでしょうか。
あくまでも、欠番無しとしてなんですが......

ですよね、でも「最大は38●●●●」。
う~ん、どうも数が合わない?????
これが、疑念の根拠なんです。
が、実際のところはどうなんでしょか?

「欠番が8000台あるからですよ」というのは説得力「0」なんですが、そう言われればそうなんで。

もっと話を混乱させるのが、取り扱い説明書の写真。
説明書の写真を見ると、その製造番号は「1500269」。
これまた、とんでもない番号で、実際市場に供給された商品と「2桁」異なっています。

もう何がなんやら!
ちょっと「多め」に作ったのではと言われても仕方がない状況です。

限定生産というなら、やっぱりオリンパス方式が王道です。
「●●●●●/20000」という表現方法。
なんでそうしなかったのでしょうかね?


カメラの中身は普通のコンパクトカメラ

当時の資料を見比べると、おそらく中身は「ミノルタ・マック-メイト」かなと思います。
あくまでも「見てくれ重視」のカメラ、外装はなんと真鍮製でニッケルクロームメッキです。
(カメラそのものは言葉悪いですが「安物」系です)

その見てくれなんですが、名前の通り20年代を意識したデザイン。
アクロスというファッション関連会社と協同で作ったものらしいです。故に、箱などはおしゃれです。

prod-003.jpgそのコンセプトは同梱されている写真集?からも読み取れます。
が、何でこんな写真を添付したんでんでしょうかね。

prod-004.jpg
PROD-20's 諸元

カメラタイプ35mmレンズシャッター式オートフォーカスカメラ
レンズミノルタレンズ 35mm F4.5
フォーカス方式:アクティブ式オートフォーカス 
 ※フォーカスロック可(繰り返し可能)
撮影距離:0.95m~∞
露出制御制御方式:プログラムAE
制御範囲:(ISO100):EV9.6~16.2
測光方式:中央重点外部測光方式
フィルム感度:自動設定(ISO100または400)
 ※DXコードのないフィルムはISO100に設定
使用可能フィルム:カラーネガ(ISO100~1000)・カラーリバーサル(ISO100.400)
フィルム給装装填:オートローディング ※裏ぶた閉で自動1コマ出し
巻き上げ:自動巻き上げ
巻き戻し:自動巻き戻し ※オートリターン ※オートストップ
撮影可能本数:24枚撮りフィルム約40本 
 ※新品電池使用、フラッシュ使用率50%として
フラッシュ方式:内蔵固定式
 ※低輝度自動発光 ※未充電時レリーズロック
充電時間:約2.4秒
撮影距離:0.95~3.4m(ISO100) 0.95~6.6m(ISO400)
ファインダー方式:アルバダ式ブライトフレーム付きファインダー
表示:視野枠・オートフォーカスフレーム・フラッシュ未充電表示(赤ランプ)
セルフタイマー方式:電子制御式
作動時間:約10秒(LEDで作動表示)、途中解除可能
使用電池6Vパックリチウム電池 CR-P2
大きさ・重量141.5(幅)X73.0(高さ)X49.0(奥行)mm 390g(電池別)


ライカ仕様?底板が外れるのですが、目的は電池交換なんです


下の写真のように、ライカみたいに底板がはずれるのですが、用途は電池ブタ。
おそらく世界で最もでかい電池ブタではないでしょうか。

prod-005.jpgフィルムは普通に裏ブタを開けて出し入れします。

prod-006.jpg
このカメラには定番の「ミノルタ」ロゴはありません

そんなわけで、底板にこんなプリントがされています。
いまでいう「コラボ」という商品なんでしょうか。
ただ、コラボ先の「アクロス」という文字は一切ないですね。
また、説明書にもそういう「コラボ」記述はなく、また商品コンセプトの説明も一切されておりません。
やや、もったいないなという感じです。

prod-007.jpgあと、レンズ周りにもミノルタの表示があります。4.5レンズですので、ややご立派すぎ。

prod-008.jpg
レンズキャップ仕様とは珍しい

無くさないようにお気を付け下さい。

prod-009.jpg

このカメラの持病は「貼り革」浮き

ほぼ全数、下の写真のように程度の差はありますが、貼り革の浮きが出ております。
貼り革の裏の両面テープの劣化が原因のようで、この個体も出ております。

prod-010.jpg
付属品は元箱一式。貼り革の浮きを除けば、一級品です

prod-011.jpg当時の発売定価は、なんと48,000円だったようです。

商品状態は貼り革浮きを除けば一級品です。
付属品は、元箱と上の写真のものです。

展示店は大阪駅中央店です。
お値段 は、(税抜)9,500円 (税込)9,975円です。
WEB上からでもご購入できます  リンクは → こちら

店 舗へのお問い合わせは、電話06-6341-7005 またはメールにてお願いします。

+++中古カメラ担当係+++


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このページは、㊥カメラ 担当係が2010年7月23日 09:24に書いたブログ記事です。

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