八百富写真機店 高槻駅前店 / オリンパス XZ-1

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 いつも『高槻 写真のひろば』をご覧いただきありがとうございます。

 高槻駅前店 店長です。 (写真ブログ"お写ん歩"はこちらからどうぞ)

 

 -追記-

 写真教室開催のお知らせがございます。

 オリンパス デジタル一眼レディースワークショップ お写ん歩in京都

 

 今回はフォトブログ"お写ん歩"で使うOLYMPUS XZ-1を簡単にご紹介しましょう。

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今年2011年の2月に発売されたOLYMPUS XZ-1、オリンパスブランドのハイエンドコンパクトデジタル機です。

魅力ひとつとしてコンパクトデジタルカメラ用に新開発されたi.ZUIKO DIGITALレンズの搭載。

「G」や「D」をZUIKOの前につけることでレンズの枚数を表していましたが、この「i」はちょっと違うようです。

そのレンズスペックは35mm判換算28-112mm相当の開放F1.8-2.5の大口径4倍ズーム。

このスペックだけで気になって気になって仕方なかったデジタルカメラです。

 

難しいことは端折りますが、明るいレンズのメリットは何と言っても大きな"ぼけ"具合。

「そらちゃいまっせー」という声が聞こえてきそうですが、個人的理由が加味してるってことで。

日本の美しさを表現するテクニックのひとつに"ぼけ"(被写界深度浅い)があります。

以前何だかの書物で「写真による表現のひとつ、大きな"ぼけ"は日本らしい表現」という内容を読んだことがありました。

フルサイズデジタル機へ乗り換える際も「"ぼけ"具合が大きく綺麗だから」という理由を聞くことがありますよね。

もちろんレンズ性能と特性にもよりますし、絞り値やピントの位置など撮りかたひとつでも左右されがち。

なかなか期待どおりとはいかないものです。

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↑左 ↑中 ↑右

明るいレンズは暗い場所での撮影にも向いてますし、その分感度も下げれますから画像もクリア。

だからこそ↑左のようなモードダイヤルも充実していると嬉しくなってくるのです。

ポップアップ式内蔵フラッシュのほか、高性能外部フラッシュ装着可能なところにも要注目ですね。

"↑中"のレンズ部にあるコントロールリングは他社でも時々見かけますが、この恩恵は使ったことのあるユーザーにしか判らないような気がします。

特にOLYMPUS XZ-1のコントロールリングは、素材の質感がとても良く操作のし心地も適度な節度のおかげで扱いやすい。

ちょっと横着、片手持ちの中指先で「くりくりっ」と回すことも可能でした(自己責任の下でお願いします)。

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この大きなレンズの奥で鎮座するのが1/1.63型1,000万画素CCDセンサー。

けっこう大きなセンサーでしょ?

愛用のRICHO GR DIGITAL Ⅱが1/1.75型・1001万画素CCDセンサー。

画質の良さから手放すことのできないPENTAX Optio750zに至っては1/1.8型・700万画素CCDセンサー。

レンズに見合ったセンサーと言えばそれまでなんですが、やはり余裕あるほうが精神的にも良いです。

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↑ まぁ、標準的なボタン(ダイヤル)配置と数でしょうか。

小さなコントロールダイヤルも、滑らかなギザギザがちょうど良くて何の不満も無く使えました。

右上にはこれまたボディに似合わない小さな親指グリップ。

おもて面にグリップ細工はされていないのですが、ボディ大きめなのが幸いして持ち難さは感じません。

動画ボタンの位置と形状は微妙な判断かも...

「間違って押しそう」な意見もございますが、ボタンを囲う凹みにそこそこ高さがあり、誤押下は一度も無し。

それから再生ボタン、これは他のボタンと差別化していただきたいと感じました。

もうちょっと判りやすい形状と色にしていただきたいな、と。

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↑ 充電はこのUSBポートにコード挿しで行います(本体内充電用ACアダプター付き)。

パソコンに接続している間も充電できるメリットがありますが、「バッテリーもメディアカードも取り外して充電」派にはちょっと慣れない??

と、書いている本人も以前はそうだったのですが、スマートフォンがUSB挿し充電方式なのでほとんど違和感無しでした(笑

ポート開閉蓋も「ふにゃっ」と戻るタイプではないので、短気さんも「ムキーッ!」とはならないかと。  

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↑ そのバッテリーなのですが、予想に反して(オリンパスさん、ごめんなさい)結構持ちました。

液晶はつけっ放しでMENU使いまくり、何だかんだとモードも変えて再生もしまくり。

で、連続230枚撮影した頃、液晶モニター上部にバッテリー消耗警告である赤点滅表示されました。

半年間ずっとデモ機用として酷使されてきたバッテリー、そう考えた上での230枚とお考えください。

完全にバッテリー消耗するまでまだ余裕ありそうでしたから、一般的な機種よりは持ちが良いほうなのかも知れません。

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↑ 3.0型61万ドットの大型有機EL。

有機ELの特徴なのでしょうか、やや鮮やかめの色合いで表示されるようです。

それでもパソコンに取り込んだ画はそうでもなくニュートラル。

バリアングル機能が無いので、視野角度を変えてもそこそこ見やすく感じたところはありがたいですね。

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↑ PENシリーズで好評のインターフェイス「ライブコントロール」機能が導入されています。

ちょっとした慣れは必要ですが、使ってみればとても便利な操作感。

 

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iAUTO時の「ライブガイド」も扱いやすかったですよ。

皆んながカメラのこと詳しいわけではなく、時には友人や家族に貸してあげるなんてこともありますよね。

そんなとき簡単な説明のあと2ステップで操作できるiAUTO「ライブガイド」がオススメ。

"ぼけ"具合や明るさ、色味なんかもモニター見ながら調整でき、その場で「おーっ!」っと盛り上がります(笑

 

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↑ あれこれ試したい機能がたくさんなのですが、それを活かせるタイミングがなかなか来ない...

やはり目的持って出掛けないと駄目ですね。

もちろん応用利く柔軟な頭脳も...

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← 「ローライト」設定もぜひ使って頂きたい機能設定。

トーンダウンされた雰囲気あるところで料理なんかを撮影する時にも重宝しそうです。

これで夜の街を撮ったらどんなふうに写るのか試してみたいですね。

 

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どちらがお好みでしょうか?

僕は断然"黒"なんですが、"白"もかなり人気。

(ホワイトクリームを使った舶来もんのクッキーみたいですね)

手触りと言いますか、質感もちょっと違います。

どこか可愛らしくも感じるパンダカラーもオススメ。

 

 

 

 

ここまで性能が良いと荷物を減らしたい時にも重宝しそうです。

例えば...

_小さなバックひとつで旅に出る

_登山などで荷物を少しでも軽くしたい

_ポタリングで軽快に走りたい

大型センサー搭載のデジタルカメラと同等という訳にはいかないかもしれません。

それでもしっかり大伸ばしプリントにも耐えうる画質は、それなりに頼れる相棒と言ったところでしょう。

 

この秋の紅葉撮りにいかがでしょうか♪

 

詳しくは各店々頭、もしくは当社ホームページOLYMPUS XZ-1をご覧ください。

販売価格は八百富特価46,800 円(税込)です。

当社フォトブログ「お写ん歩」、2011年9月22日更新の「仏隆寺・彼岸花」もご参考にして頂ければ幸いでございます。

 

今日も高槻 写真のひろばにお付き合いいただきありがとうございました。

                                                                        -

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このブログ記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2011年9月27日 07:00に書いたブログ記事です。

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