MTBで福知山線廃線跡 探訪|FUJI KLASSE W・Kodak EKTAR

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八百富写真機店


こんにちは。
八百富・自転車部(部員一名)のカジタニがお送りします。


またやってしまいました...。
そうです。また自転車を買ってしまいました。
いったい、何台買ったら気が済むの!!!!!!!!!!と怒られながらも・・・・・・
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Canonndale(キャノンデール)F7 です。
型落ち(2009年モデル)ということで割安でゲットできました。

さっそくですが、MTBを買ったら一度行ってみたかった「旧福知山線・廃線跡」に行ってきました。(新車が汚れる〜と思ったのは最初だけ...)


今回のカメラは
FUJIFILM KLASSE W」 「コダック エクター フィルム」の組み合わせです。
KLASSE Wは現在レンタルキャンペーンを実施中です。詳しくはこちらをご覧ください。
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さて。
福知山線廃線跡
をここでかんたんに説明しますと、
JR福知山線の生瀬駅 - 道場駅間は1986年の電化・複線化とともに新線に切り替わり、武庫川渓谷沿いを走っていた旧線は廃線となってしまいました。その旧線は、現在ハイキングコースとして有名です。
(注:正式なハイキングコースではありません。JRはあくまでも「黙認」されているような状態です。)

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それでは、進んでいきましょう。生瀬駅から176号線を北上すると旧線入り口に辿り着きます。

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砂利道をしばらく進むとすぐに渓谷にさしかかります。

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トンネルが現れました。

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振り返ればこんな感じ。
当然ながら、トンネル内は真っ暗です。
目を開けているはずなのに瞑って歩いているようです。胎内巡りというお寺さんの行事がありますがまさにそんな感じ。

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トンネルを抜けると...。
そこは山桜が咲いていました。

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見下ろせば武庫川の清流です。
川の音と風の音しか聞こえません。

かつて福知山線と言えば、いまの通勤路線としてのそれではなく、近郊のローカル線といったイメージでした。(最近は「JR宝塚線」と、すっかり味気ない呼称にすり替えられた感がありますが。)
ディーゼル機関車DD51が茶色や青色の旧型客車を長々と連ねて走っていたものです。扉や最後尾の貫通幌を全開のまま走行して。今ならぜったい考えられないことですが。
昔、鉄道少年だったころはそんな福知山線によく乗ったものです。数十年前の自分が車窓にこの風景を見ていたのかと思うと不思議な気がします。そういえばこの岩もあの山も何となく記憶にあるようなないような。

ふと思い出し、当時に撮った写真がないかと押し入れを探ってみましたが、見つかりませんでした。(残念...)ここで比較できたら面白かったのですが。

そんなところを今日は自転車で走っています。
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記念撮影。

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いい天気で最高です。
そしていくつもトンネルを抜けていきます。

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鉄橋もあります。
ここは渡れないので...
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鉄橋横の細道を歩きます。
高さがあるので意外にスリルがありました...。

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武田尾が近づくとだんだんと線路跡の雰囲気が薄らいでいきます。
時折、広場になっていて、ベンチなどが設置されています。

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廃線跡はここで終了。
このまま進むと現・武田尾駅に着きます。

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武田尾温泉がいい感じ。日帰り入浴も出来るようなので一度入ってみたいです。


以上、福知山線廃線跡でした。
距離にして約6kmほどの道程です。
高低差もほとんどないので、老若男女問わず楽しめると思います。ただし、トンネル内は前述のとおり、ホントに真っ暗ですので懐中電灯は必須です。(携帯電話のライトなどでは到底無意味です。)また枕木や砂利道が中心ですので歩きやすい靴をおすすめします。
ちなみに自転車でも走れないことはありませんが、路面状態もそれなりのうえ、ハイカーの方もたくさん歩かれているので、自転車より歩きの方がいいかもしれません。
(前述のとおり、公のハイキングコースではありません。くれぐれも自己責任での行動をお願いします。)


今回、KLASSE Wはすべてプログラム露出・全自動で撮影しましたが、コダックエクターフィルムの性能と相まって、なかなかいい写りをしてくれました。カラーネガらしい、少しくすんだような色調も、デジタルのすっきりとした写りとはまた違った重みがあるように感じます。適材適所で撮影を楽しまれてみてはいかがでしょうか。


今回もご覧いただきありがとうございました。
それではまた次回に。


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