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奈良 初瀬 長谷寺「だだおし」 2018 / PENTAX KP

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PENTAX KP with HD PENTAX-DA 70mmF2.4 Limited

 

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2018年2月14日撮影)

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毎年2月に行われる奈良大和長谷寺の「だだおし」。

120kgもあるという大きな松明の炎勢で鬼を退散させる、奈良でも代表的な伝統の火祭り。

今年は天気もよく、ぽかぽかと暖かい陽射しに恵まれるなかで待たせていただきました。

 

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「うおおぉ!」「うおぉぉぉ!」、初瀬の山間に唸り声が響き渡る。

堂内から逃げてきた鬼が、本堂の周りを唸りながら松明に追われてきます。

 

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登廊の屋根瓦を揺るがす鬼の声。

 

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「うぉおおーっ!!」

 

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男衆を引き連れているように見えますが、追われています。

 

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最前列の皆さん、火傷しなかったかしら?

 

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その後方で、「ん.....、盛り上がっとるの」

 

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「今日のシータ!」

3時間前の様子ですが、平日なのでちょっと空いていました。 

 

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長谷寺の蠟梅は見頃でしたよ。

 

この日の午前中は西吉野ロケハン散策でした。

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津越へ向かいましたが陽陰にはご覧の新しい積雪が残っており、氷点下続きですから雪の下はアイスバーン。

登りはトランクションコントロールのおかげもあって空転に気付かず通り抜けましたが、下りのA.B.S.頼りは禁物です。

フロントタイヤがコントロールを失なうとそのままガードレール直撃なので、サイドブレーキを使い前輪後輪を均等にグリップさせながら超微速で急坂を乗り切ります。

 

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↑11

啓翁桜はカチカチの蕾、蝋梅もやっと蕾が膨らみかけという寒ぅ~い今冬。

お目当ての福寿草は残雪の向こうに3株ほど開花していましたが、これも例年よりも遅めだと思います。

 

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↑12

雪の合間から顔を覗かせる福寿草を撮りたいところですが、強力なアイスバーンを考えると次回の登坂は躊躇してしまいますね。

このあと鹿場なども見て回りましたが、蝋梅すら咲いていませんのでもうしばらく待ちましょう。

 

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五條市の大川橋南詰に在る「豚珍館」さん。

いつの頃からかすっかりお気に入り店になり、西吉野方面などで撮影を終えたあとは決まってココです。

昨年の暮れ頃から諸事情あってフルメニューが外されていましたが、この日訪れてみると店主さんのうしろ姿が♪

ということで、ちょっと前からフルメニュー復活されています!

「ちゃんぽん」にしようかとずいぶん(笑)迷いましたが、久しぶりの「マーボーラーメン」をチョイス。

こちらのお料理は出汁が絶妙に美味いので、どれもオススメにしたいくらいなのですが、「やきめし」もめっちゃ美味いのでハズさないでくださいね^^

出汁が無くなると昼過ぎだろうが何だろうが容赦なく閉店となりますのでご注意を。

  

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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京都 大蓮寺のロウバイ(蝋梅) 2018 / PENTAX KP

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PENTAX KP with HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2018年1月20日撮影)

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今の季節、色のある風景ってちょっと限られますよね。

そんな中「ちょっと撮りに行ってみる?」という目的地には、だいたい決まって蝋梅(ロウバイ)が咲いていたりします。

青空に蝋梅、寒いけどちょっと暖かくなるような不思議な色あい。

京都へ出かけたついでではありますが、ちょこっと覗いてきました。

 

アップした画像は全てサムネイルです。(Click on the image, you can see it magnified

ウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポイン(カーソル)変わればクリックで拡大(W_1280pixel・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。

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この日の撮影機材はコンパクト一眼レフ機。

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お気に入りのはずなのに、なかなか試用する機会が巡ってこない PENTAX KP 。

R社M氏の雪降る場所から遠隔操作的なチクリチクリ刺す優しい言葉に翻弄され、「いかんいかん」と思ったかどうかは別にしての出番です。

デフォルトレンズは HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR 、とにもかくにも見た目がめちゃくちゃカッチョイイ!

ローレットやレンズフードに至るまでの金属感もしかり、指標刻印なんて今どき憎い仕様じゃぁないですか。

写りも大切ですが、PENTAXらしいこういったメカニカルデザインは、今後出てくるレンズにフィードバックして欲しいものです。

ホンッと、お願いしますよー!!

 

ここへ来る前に"京都鉄道博物館"で撮影したいましたが、その時使い倒していた HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE もここではメインレンズ。

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沈胴式の望遠レンズはコンパクトに収まるという素晴らしい利点があり、PENTAX KP 試用時はほぼデフォルトセットです。

個人差はあるかもしれませんが、このレンズは結構善く写る♪

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↑3

1枚目もそうですが、この3枚目も 300mm です。

 

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めいっぱい前ボケで。

 

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「大蓮寺へ行ってきました」的な感じ。

 

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同じ画ばかりじゃぁつまらない。

 

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↑7

透過光をコントロールするのは難しい。

 

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こちらの蝋梅、結構な大木です。

 

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良い香りしていましたよー。

 

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↑10

晴れたり曇ったり、目まぐるしく変わる天気でした。

 

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↑12

帰りしな足もとに目をやると綺麗な色のアヤメ.....ってこんな時期に咲くの??

調べてみると寒咲文目(カンザキアヤメ)が該当しそうなのですが、よく判りません^^;

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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京都 皐月躑躅咲く詩仙堂 2017 / OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII

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OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII with OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年5月撮影)

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京都でサツキ咲く美しいところは多く見かけますが、中でもここ『詩仙堂』は別格級です。

紅色の花数多いほうが人気あるようですが、僕個人的にはポツポツ咲く姿が大好き。

何て言うても緑多い庭園姿が好みなものですから。

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 Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0 ASPH. with Panasonic LUMIX DMC-GX7MarkII (8.0mm 13.0sec iso200 F10.0)

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年5月17日撮影)

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久しぶりのPanasonic機試用、最近僕の周りで人気のある現行 Panasonic LUMIX DMC-GX7MarkII です。

もともと旧機 DMC-GX7 から大のお気に入り機種でして、モデルチェンジ後さらに精度増した DMC-GX7MarkII も引き続きお気に入り機種に。

これ、ついついオススメしたくなる機種なのですよねー。

レンズ同軸上に配置されたチルト可動式液晶モニターの使い勝手と、敏感で精度の高い「あおり」「水平傾き」2方向電子水準器のおかげで、コスパ高い超広角 Panasonic LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. もしっかり活かしきれる頼もしいミニマシン。

こうなってくると、もうちょっと高画質を求めたくなるもので、更なる高性能な超広角が用意されると小耳に挟んでから、ずっと待ち遠しく期待していました。

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Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0 ASPH. (2017年5月25日発売予定)、なんと LEICA 光学基準を満たした「ELMARIT(エルマリート)」として登場します。

発売開始直後からずっと人気高い Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S. と組めば、最強のレンズシステムが完成しそう。

よって、この Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0 ASPH. も発売日「2017年5月25日」以降は品薄必至な予感です。

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外観は申し分無しの金属外装らしい高質感。

防塵・防滴仕様+耐低温性能(マイナス10℃)に対応、要望の多かった超広角へのフィルター装着も可能となりました。

このあたりの自由度高い設計は、マイクロフォーサーズならではでしょう。

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パッと見が大きく見えますが、これは Panasonic LUMIX DMC-GX7MarkII が小さいから。

ズームリングとピントリングの径に差が在り、ファインダー覗きながらの操作もじつに快適。

大型のレンズフードもロック機構付ですから、うっかり外れて失くしてしまうこともほとんど無くなるでしょう。

個人的には黄色の「8-18」表記に萌えます。

 

ベータ(β)レンズですが、ちょっと試す機会がございましたので、Panasonic LUMIX DMC-GX7MarkII のお供にしてみました。

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 _雨の天神さん_

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OLYMPUS PEN-F with M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年4月26日撮影)

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長岡天満宮の参道にあるこの太鼓橋、僕がまだ中学生だった頃は、真ん中の1本しかございませんでした。

それもね、小さな石橋で雨が降るとツルツルす○る......

「足もとに気をつけ、しっかり学べ」と、学問の神様は言ったか言わないか、なかなか厳しい神様だと思っていました。

通学時は何げに眺めていたキリシマツツジの知名度も今や全国区。

多くの写真家が撮影を終え、この場を立ち去る頃になると多くの観光客で賑わいます。

青空とのコラボが大変綺麗ではございますが、この雨の日に見るキリシマツツジは鮮やかさ艶やかさが増し増し。

撮影機材にとっては厳しい条件ですが、これを狙いたくてわざわざ酷な時間を過ごす写真家さんも居られます(笑

京都 雨の隨心院 2017 / OLYMPUS PEN-F

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 _紅花常盤満作_

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OLYMPUS PEN-F with OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年4月26日撮影)

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このところ、僕の休日は曇天雨天が多し。

いえ、残念じゃないのですよ(笑

むしろ雨が似合う撮影もありますから。

 

この日の朝は、傘を片手に長岡天満宮のキリシマツツジを撮っていましたが、そのあとは京都市内でちょいと用事。

先日F.B.で見かけた隨心院の新緑が気になり、地下鉄に乗って移動しました。

便利になりましたねぇ、JR山科駅から離れれば離れるほど、訪れることが億劫になるところばかりでしたから。

東西線の駅名も隨心院と縁のある「小野駅」、ここで下車してれんこ歩いて5分という便利良いところにございます。

奈良明日香 岡寺(龍蓋寺)の石楠花 2017 / FUJIFILM X-Pro2

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 _淡紅の装い_

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FUJIFILM X-Pro2 with FUJINON XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年4月22日撮影)

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桜の写真がてんこ盛り溜まっているなか、季節は間髪入れず次シーズンへと移り始めています。

ちょっと油断していると各名所は美しく飾り始めていたりして、まぁ慌てること間違いなし(と毎シーズン愚痴っています)

ここ明日香村の岡寺もその例外ではなく、石楠花(シャクナゲ)が当たり年なみに見頃迎えているとの連絡があり、慌てて撮りに行ってきました。

 

今回は久しぶりに富士フィルム機「FUJIFILM X-Pro2」を持ち出してみました。

高倍率ながら抜群の写りを見せてくれる「FUJINON XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS」がお供です。

Panasonic LUMIX DMC-GX7MarkII / 奈良 鳥見山のツツジと新緑

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 _まばゆく_

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奈良県宇陀市榛原萩原 鳥見山公園 鳥見山公園つつじまつり
Panasonic LUMIX DMC-GX7MarkII with LUMIX G 42.5mm F1.7 ASPH. POWER O.I.S.
42.5mm(85.0mm) 1/40sec iso200 f/6.3 JPEG

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いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2016年5月4日撮影)

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Panasonic LUMIX DMC-GX7 (今回の記事では前機(旧機)にあたります)は、この規格内でいう「名機」レベルではなかったでしょうか。

やや大きめで持ちやすかったグリップは思いのほか賛否両論でしたが、安定のデザインと使い勝手のよさで、個人的に試用期間中はとにかく出番が多うございました。

今もなお人気は継続されており.......ま、それはそれで。

で! その後継機が間も無く発売日を迎えることになり、カメラ業界へ再び旋風をおくる事になりそうです。

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Panasonic LUMIX DMC-GX7 MarkII 、正常なる進化を遂げて間もなく登場。

このカメラをひとことで言うなら、「全部入り!」でしょうか。

便利機能はひと通り盛り込まれてますし、カスタマイズの豊富さや扱いやすさも良いとなれば、非の打ち所すら見えてきません。

 

前機 LUMIX DMC-GX7 とほぼ同サイズほぼ同重量。

見た目から入るタイプの僕なのはご存知のとおりでして、先ず外観が気になるわけですが、これはグッと洗練されてスタイリッシュに。

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爽やかなメタル感とでも言いましょうか、滑らかなラインを精密な組み上げで成立されている背面。

親指のあたる部分が「しっくり」きており、それに絡む再生ボタン周りの造形もなかなか凝っています。 

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前機に比べ見劣りするポイントを探せと言われれば、んー.........LVF(EVF)が固定式になったくらいでしょうかねぇ。

これも見劣りというかどうかは微妙でして、「固定式になって厚み減ったことは歓迎」と前向きに判定いたしましょう。

個人的には可動式のLVFを活用していた派ですが、小型カメラバックの中へ収めるときに引っかかりのあることだけはプチ難儀でした。

 

先ず使ってみて最初に「おっ♪」と思わせるのが静音メカニカルシャッターの音。(最高速度1/4000秒)

ボディの材質にもよりますが、高級フィルム機を思わせる軽いメカニカル音がたまりません。

正直、これだけでも「買い」の要素に値します。

 

さて、新しいカメラには新しい機能が収められるのが世の掟。

今回イチオシ機能に値するのが、使って楽しく頼もしい「フォーカスセレクト」。

フォーカスポイント別にピント位置を微細にずらしながら撮影、その僅かな瞬間に記録されたのが下の15コマ。

GX7MarkII,馬見(P1010052,43 mm,F1.7)2016yaotomi.jpg GX7MarkII,馬見(P1010052f,43 mm,F1.7)2016yaotomi.jpg GX7MarkII,馬見(P1010053,43 mm,F1.7)2016yaotomi.jpg GX7MarkII,馬見(P1010054,43 mm,F1.7)2016yaotomi.jpg GX7MarkII,馬見(P1010055,43 mm,F1.7)2016yaotomi.jpg

GX7MarkII,馬見(P1010056,43 mm,F1.7)2016yaotomi.jpg GX7MarkII,馬見(P1010057,43 mm,F1.7)2016yaotomi.jpg GX7MarkII,馬見(P1010058,43 mm,F1.7)2016yaotomi.jpg GX7MarkII,馬見(P1010059,43 mm,F1.7)2016yaotomi.jpg GX7MarkII,馬見(P1010060,43 mm,F1.7)2016yaotomi.jpg

GX7MarkII,馬見(P1010061,43 mm,F1.7)2016yaotomi.jpg GX7MarkII,馬見(P1010062,43 mm,F1.7)2016yaotomi.jpg GX7MarkII,馬見(P1010063,43 mm,F1.7)2016yaotomi.jpg GX7MarkII,馬見(P1010064,43 mm,F1.7)2016yaotomi.jpg GX7MarkII,馬見(P1010064f,43 mm,F1.7)2016yaotomi.jpg

これね、ひとつのフォーカスポイントだけの結果なんですよ。

花びらの先端から僅か後にある水滴まで少しずつピント位置の移動がお判りいただけると思います。

この動作を人の顔に例えると、ピント位置が左目から右目へ移動........レベルではなく、左目睫毛の合焦ポイントをミリ単位で選びながら撮影しているというレベル。

その必要性は使った者でしか判らんですが、使い慣れれば作風の域が恐ろしく広がることになるはずです。

 

もうひとつ、「フォーカスブラケット」。 

GX7MarkII,馬見(P1010050,43 mm,F1.7)2016yaotomi.jpg GX7MarkII,馬見(P1010050f,43 mm,F1.7)2016yaotomi.jpg GX7MarkII,馬見(P1010051,43 mm,F1.7)2016yaotomi.jpg

簡易的なものだろうと思われがちな機能ですが、等倍画像を見ていただければしっかり使える画像。

マクロ撮影を愛好される方にとって、この2つの機能は強烈に惹かれるポイントではないでしょうか。

夏の蓮花を撮るときに思いっきり使ってみたい機能ですね。

 

LUMIX 機をお使いの方から時々問い合わされるのが「超解像設定はどう設定するのがエエのん??」というところ。

これは好みと言いましょうか、「撮影後に鑑賞する仕方によって変えると良いかも知れませんね」とお答えしています。

実際のところはこんな感じ ↓ 

超解像(OFF),GX7MarkII,2016yaotomi.jpg 超解像(拡張),GX7MarkII,2016yaotomi.jpg 超解像(弱),GX7MarkII,2016yaotomi.jpg 超解像(中),GX7MarkII,2016yaotomi.jpg 超解像(強),GX7MarkII,2016yaotomi.jpg

超解像 (左からOFF、拡張、弱、中、強 の5パターン)

個人的には"弱"がオイシイと思われます。

Panasonic LUMIX DMC-GX7 MarkII はローパスフィルターを含まない光学フィルターが組み込まれており、高解像力ならではの微細なディテール表現をこの「超解像」設定で活かしてみるのもひとつ。

「個人的には"弱"がオイシイ」と申し上げましたが、じつのところ「中」のほうが活かせているのでは?と思い始めていますので、これはまた後日検証したいと思います。

 

ちょっと余談レベルではありますが............. 

Panasonic GX7MarkII_2016yaotomi_04.jpg Panasonic GX7MarkII_2016yaotomi_07.jpg

シルバーボディにブラックカラーレンズが思いのほか似合います。

マウント面こそ気なるっちゃぁ気になりますが、これは"アリ"だと思いますので、新たにレンズをご購入されるならじっくり吟味なさってみてください。

さて、いつものように作例をいくつか並べてみました。

三千院,しゃくなげ(DSCF0524,39-mm,F7.1)_2016yaotomi_T.jpg

 _桜似_

三千院,しゃくなげ(DSCF0524f,39 mm,F7.1)2016yaotomi.jpg

京都府京都市左京区大原来迎院町 魚山(ぎょざん) 三千院門跡 往生極楽院 有清園 聚碧園 瑠璃光庭
京都大原三千院_http://www.sanzenin.or.jp/
FUJIFILM X-Pro2 with FUJINON XF16-55mmF2.8 R LM WR
38.8mm(58.2mm) 1/90sec iso800 f/7.1 RAW/RAF RAWFILE CONVERTER EX 2.0 powered by SILKYPIX

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いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2016年4月13日撮影)

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「今年の石楠花は咲く時期が早い」、そんな年もあります。

写真仲間さんのF.B.情報で大原界隈の石楠花が見頃だと知り、奈良からちょいと足を延ばしてきました。

例年ですと石楠花の背景は綺麗な発色の葉桜ですが、今年はちょーっと様子が違います。

「ひょっとして境内の山桜も満開ちゃいますのん?」

門前からしっかり桜が咲いており、1枚目のように期待満々の気持ちを叶えてくれる三千院。

今年はありがたい画が撮れました。

合掌。

 

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この週もFUJIFILM X-Pro2の出番。

境内は三脚が使えませんので、当然手持ちでの撮影となります。

FUJINON XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR は手ぶれ補正内蔵ですが、FUJINON XF16-55mmF2.8 R LM WR には手ぶれ補正機能がありません。

雨がパラつく曇天のやや暗い条件下、超解像FUJIFILM X-Pro2ですから iso 感度を上げなければ微ブレが目立ちます。

iso感度上げると画質の劣化が気になるところですが、FUJIFILM X-Pro2 の耐高感度は予想以上に良いっ!

iso800やiso1600なんて朝飯前ですよ。 (1枚目はちょっとビビってiso800ですが.........)

 

今回は FUJINON XF10-24mm F4 R OIS を同行させています。

三種のレンズによるご紹介とさせていただきましょう。

馬見丘陵公園(IMG_0371dpp,100-mm,F1.8)2016yaotomi_T.jpg

 _愛らしさ_

馬見丘陵公園(IMG_0371dppf,100 mm,F1.8)2016yaotomi_.jpg

奈良県北葛城郡 馬見丘陵公園 ナガレ山古墳 乙女山古墳
馬見丘陵公園_http://www.pref.nara.jp/1780.htm
SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM Art with Canon EOS 80D
100.0mm(160.0mm) 1/8000sec iso100 f/1.8 RAW/CR2 Digital Photo Professional(文字入,リサイズ Capture One Pro)

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いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2016年4月16日撮影)

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先日新発売された SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM Art 、Canon EOS 80D との相性が抜群に良いと小耳に挟み.......

SIGMA50-100,18_2016yaotomi_03.jpg

ものは試しとて、ちょいと使ってみました。

 

発表当初、現物も見ずに「ちょっとデカいかなー」なんて思ってもいましたが、実際は「然程大きくなかった」が正直なところです。

APS-Cセンサー搭載機向けの「DC」レンズですが、50mmから100mmまで通しのF/1.8なら「むしろ小さく収まったのでは?」と思えてみたり。

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相変わらず上質な外装デザインは Canon EOS 80D デザインとよく似合っています。

SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM Art と組み合わせて「大口径ダブルレンズキット」なんてのもアリではないでしょうか。

まぁ、そこは撮影現場でお聞きした希望の余談です。

 

ぼけ加減(ぼけ具合)と、絞り開放近く(F/1.8~F/2.8くらい)の写りを気にされている方が多いと感じました。

先ずは被写界深度の浅い画を中心に、判りやすい被写体でご紹介させていただきましょう。

場所は奈良公園に次ぐ広大な敷地の『馬見丘陵公園』、ここで毎春「チューリップフェア」が開催されています。

年々グレードアップが図られているようで、会期終盤間近にもかかわらず圧倒的な見応えを提供されていました。

次は秋の「フラワーフェスタ」がお薦め、それ以外の期間も見応えある公園ですので、ぜひ訪れてみてください。

2022年6月

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