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奈良 薬師寺 花会式/鬼追い式 2018 / PENTAX K-1

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PENTAX K-1 with HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2018年3月31日撮影)

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奈良に春を告げる行事として知られる薬師寺の修二会「花会式」。

法要満行を迎えるこの日は金堂前で「鬼追式」が行われ、法要の結願を飾られます。

写友さんのお誘いで訪れましたが、満月が美しい宵の時間はちょっと得をしたような気持ちになりました。

 

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練行衆が読経の後に放り上げる松明。

光跡を撮ろうとしましたが、露光時間を誤まってしまいました。

初めて訪れたのでまぁこんなものでしょう.....ということで「鬼追式」へと続きます。

※ 桜の撮影情報は、先に Facebook で公開しています

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PENTAX K-1 with HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2018年3月28日撮影)

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1週間から10日も早い桜前線に驚いている今日この頃。

早咲きの桜が咲き始めたころから雨が全く降らず、連日暖かい晴天ばかりが続いています。

順番に見頃を迎えるはずの春花は、一斉に見頃を迎えようとしており、ここ奈良・西吉野の桃源郷も満開の花で盛っり盛り状態。

雨天が無い日々ですから山々には霧霞走らず、ほぼ毎日同じような朝を迎えているそうです(しょちゅう通われている写真家 談)。

ここはいっちょ違う感じで抑えておこうと深夜着、朝方に低い位置で観れる天の川をフレームに入れてみました。

ISO6400、15mm、F/3.2、20.0sec、花をブラしたくないのでGPS/アストロトレーサーはOFF、露光中にハンディライトで桃源郷を炙っています。

空の左側がやや明るいのは日の出時刻が迫っているため、木々の向こうが白いのは街灯の明かりです。

以後、時系列で。

京都 京都御苑 近衛邸跡の糸桜 2018 / FUJIFILM X-H1

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FUJIFILM X-H1 with Fujinon XF56mm F1.2 R

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2018年3月19日撮影)

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「ひと足お先に.....」、そんな感じで咲き始める桜は幾つかございますが、僕の中での「桜開花宣言」は京都御苑に咲くイトサクラの開花に伴います。

定番のソメイヨシノや河津桜とは違い、小さな桜花を糸のように枝垂れ咲かせる、これが何とも優雅な桜。

観る時間帯や気象条件によっても雰囲気が違ってくるので、「○○頃が良いよ~」とは一概に言えません。

ありがたいことに早朝からでも撮影ができるこの場所、三脚までも使わせていただける都会の貴重な桜撮影地です。

 

この日は FUJIFILM X-H1 試用"第二弾"、56mm(換算約 85mm )の組み合わせで京都桜を愉しみました。

FUJIFILM 機の試用し始めは決まって桜撮影だったりしますが、ここ数年の桜カラーイメージも FUJIFILM 機の出す色が基準になっています。

1枚目のフィルムシミュレーションは「ETERNA(エテルナ)」、動画用に加わったフィルムシミュレーションを静止画に設定して出力。

プロビアやベルビアなど"加算の色再現"が多いなか、これは"減算の色再現"とも言うべきフィルムシミュレーション。

長く視続ける動画用に適しているとされていますが、どこか懐かしさを感じる落ち着いた発色+階調は、古木の桜によく似合っているようにも思えてきます。

 

ちなみに他のフィルムシミュレーションとも見比べてみましょうか。

DSCF0359(PROVIA)_56 mm_F2_2018yaotomi.jpg

PROVIA/スタンダード「標準的な発色と階調。見た目通りの色再現を求める場合に最適なフィルムシミュレーション」

DSCF0359(Velvia)_56 mm_F2_2018yaotomi.jpg

Velvia/ビビッド「鮮やかな発色とメリハリのある階調。青空をより青く、夕焼けをより赤く、花の色を鮮やかに再現するなどの高彩度表現に最適」

DSCF0359(ASTIA)_56 mm_F2_2018yaotomi.jpg

ASTIA/ソフト「落ち着いた発色で弱めのコントラスト、滑らかな肌色を再現。朝霧の中の風景、淡い色の花びらの微妙な色調など、しっとりとした雰囲気を撮影する際に適しています」

DSCF0359(クラシッククローム_56 mm_F2_2018yaotomi.jpg

クラシッククローム「グラフジャーナリズム全盛期の雑誌や、ドキュメントタッチの写真集に印刷されたイメージ”を徹底的に見つめることから画質を設計、僅かに渋みを含んだ色彩とシリアスな階調」

DSCF0359(PRO Neg,Std)_56 mm_F2_2018yaotomi.jpg

PRO Neg.Std「柔らかな階調でキメの細かい肌色の描写。スタジオポートレート向き」

DSCF0359(PRO Neg,Hi)_56 mm_F2_2018yaotomi.jpg

PRO Neg.Hi「メリハリ感のある階調でやや鮮やかな色彩。ポートレート撮影のほか、コマーシャルフォトや建築写真などにも最適」

DSCF0359(ACROS)_56 mm_F2_2018yaotomi.jpg

ACROS/白黒フィルム「超微粒子で知られる白黒フィルム"ACROS"。より滑らかな階調、引き締まった黒、美しい質感再現が特徴。一般的な白黒モードとは一線を画する超高画質な黒白写真表現が可能」

 

如何でしょうか、「フジフィルム X(エックス)シリーズ」。

これだけのフィルムを同じ場所でとっ変えひっ変え何度でも使えるという夢のような現実のお話し。

しかし.....、しかしですよ、ボディ内でRAW現像したデータを使い慣れたパソコンモニターで視てみると、これがまた思っていたのとはちょっと違う.....

そりゃ自宅と同じような環境で現像しているわけではありませんから、そのような違和感は他社機種でも普通につきまとうでしょう。

せっかくのフィルムシミュレーション「エテルナ」だって、ビシィっと決まった状態で保存をしたいのが本音。

 

ここで活きてくるのがフジフィルム純正アプリ「FUJIFILM X RAW STUDIO」、ボディ内現像と同等のことがパソコンで出来きますし、現像処理速度もすこぶる早し(これが重要)

XRAWSt_001(FB),,F_2018yaotomi.jpg XRAWSt_002(FB),,F_2018yaotomi.jpg

使い方はいたって簡単。

先ずは撮影データをいつものようにパソコンの任意フォルダへと保存します。

いつもと違うのは、このあとカメラ本体とパソコンをUSBケーブルで接続するところ。

このとき撮影データの入ったSDカードをカメラ側に再セットする必要はありません。

そのままカメラの電源をONにするとパソコン側にドライバがインストールされ同調されるようになります。

(ドライバのインストール(自動です)は最初だけで、その後は接続の度に外部ストレージとして普通に認識されるようになります)

カメラが認識されているかどうかは、「FUJIFILM X RAW STUDIO」を起動すれば選択項目がぜんぜん違います(上の左右画像を参考)ので、直ぐ気づくことでしょう。

あとはちょいちょい弄って現像(保存)するだけ。

パソコンの演算能力代わりにカメラ搭載の独自画像処理エンジン「X Processor Pro」を使用し演算しますので、1データあたりの現像速度(時間)は俊足1秒以内!!

 

ちなみに同社から同様に提供されている「RAW FILE CONVERTER EX 2.0 powered by SILKYPIX(フィルムシミュレーション対応版)」でもRAW現像ができますが、1データ処理速度は12秒~15秒ほどかかります。

RFCSil_001(FB),,F_2018yaotomi.jpg RFCSil_002(FB),,F_2018yaotomi.jpg

いけずな比較ですが、処理後の画像(jpeg)にも違いが出ていました

DSCF0430(PROVIA).jpg DSCF0430(PROVIA)(FB),56 mm,F8_2018yaotomi.jpg

これは「FUJIFILM X RAW STUDIO」を使用してストレート現像(撮影時設定のまま)したもの。

左の画は等倍画像、右の画は横2048pixelトリミング。

DSCF0430,EX20(PROVIA)_.jpg DSCF0430,EX20(PROVIA)_(FB),56 mm,F8_2018yaotomi.jpg

これは「RAW FILE CONVERTER EX 2.0 powered by SILKYPIX(フィルムシミュレーション対応版)」を使用してストレート現像したもの。

左の画は等倍画像、右の画は横2048pixelトリミング。

 

PXZ20860(FB),24 mm,F2.5_2018yaotomi.jpg PXZ20863(FB),24 mm,F2.5_2018yaotomi.jpg

USB3.0との違いが処理に影響されないかいろんなパターンで調べてみましたが、気にするような差は感じられませんでした。

レスポンスの良さはUSB3.0に軍配があがりますが、比較しなければ判らない程度です。 

 

対応システム(Xシリーズ).jpg

(対応機種は表記の通りなのでご注意を)

 

汎用ソフト(Capture One や Adobe Lightroom)を使われている方も多いかと思われますが、ぜひこれを試してみてください。

残念ながらハイライト部のコントロールなどは汎用ソフトに数歩譲るものの、汎用では再現できないかなり高品質な画像で保存が出来ます。

他社もこんな気遣い満載のアプリケーションが出てこないかなぁ.....

 

桜写真が続きます。

SIGMAレンズで撮った桜の総集編 2017 / Canon 6D

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Canon EOS 6D with SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年4月撮影)

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もうそろそろ紫陽花の季節に移ろうとしていますので、今期の桜はちょっと総集編っぽくご紹介です。

1枚目はこの春一番のお気に入りだった「下市貝原 福西邸」の大きな枝垂れ桜。

ずっと雲の中でしたが、僅かな切れ目から朝陽が入り込み、雨雫たっぷりの枝垂れ桜がキラッキラに輝いた瞬間でした。

枝垂れ桜特有の桜色と朝陽の暖色がうまく絡み、満開ではないにも関わらず満開の頃以上に美しい姿へ。

 

この日は雨上がり。

ここへ来る前に立ち寄った西吉野 鹿場の桃源郷でもSIGMAレンズで撮っています。

以前も同所同時間を別機で撮影した画と被りますが........

IMG_8337,2017yaotomi.jpg

午前5時、シャッター速度は約60秒。

条件があまりにも整いすぎ、妙な必死のパッチ感を味わった朝でした。

 

今回の撮影に試用したレンズは下記のとおり↓

SIGMA 12-24mm F4 DG HSM | Art

SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art

SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art

この春、出番が一番多かった3本です。

では続きを.......

奈良の桜 2017 吉野山 / SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art

吉野山,桜_IMG_8760,2017yaotomi_T.jpg

 _世界遺産 吉野山_

吉野山,桜_IMG_8760,2017yaotomi 1.jpg

SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art with Canon EOS 6D

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年4月19日撮影)

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さてさて、撮影未編集データがかなり溜まってきましたよ(笑

キャプションは少なめ、撮影日ランダムでの更新が続くと思います。

今年の桜は例年よりもちょっとだけ遅い開花となりましたが、あっという間に見頃を迎え、その後は駆け足で散り桜.....

僕の休日と天候が微妙に合致せず、予想どおりの画を狙える状況下ではない撮影が続きました。

それでもまぁ出掛けてみると、良い意味で裏切られることもあったりするから撮影っておもしろいです。

 

1枚目は奈良 吉野山。

天気予報はずっと晴れで、「ガスは出ないだろうなぁ」と思いつつ、前夜から上千本で車中泊していました。

吉野山,桜_IMG_8687,2017yaotomi.jpg

SIGMA 85mm F1.4 DG HSM Art (F/7.1 15sec)

まぁ直ぐに寝るのも惜しいので、下千本七曲のライトアップを撮ってみたり.......

吉野山,桜_IMG_8692,2017yaotomi.jpg

SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art (F/5.6 30sec)

23:00の上千本、金峯山寺蔵王堂を俯瞰してみたり。

吉野山,桜_IMG_8706,2017yaotomi.jpg

SIGMA 12-24mm F4 DG HSM Art (F/8.0 506sec)

23:30、なかなか寝付けなく、ちょっとだけ長時間露光してみたり。

これは街の明かりが強すぎて、星はうまく撮れませんでした(と言い訳してみたり)

 

このあと数時間仮眠し、同じ場所から撮影スタンバイします。

吉野山,桜,CF014948,2017yaotomi_T.jpg

 _桜色の夜明け_ (下のサムネイルは、左から順に 左上・右上・左下・右下 で等倍画像を4分割)

吉野山,桜,CF014948,2017yaotomi.jpg 吉野山,桜,CF014948,2017yaotomi 1.jpg 吉野山,桜,CF014948,2017yaotomi 2.jpg 吉野山,桜,CF014948,2017yaotomi 3.jpg

PHASE ONE XF with PHASE ONE IQ3 80MP DigitalBack & Schneider Kreuznach AF80mm F2.8LS

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年4月12日撮影)

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奈良 吉野山、春になれば桜色に染まる山。

遠くから多くの写真家が集う、風景写真家にとって憧れの地。

いつでも訪れることができる場所に住居構えることがちょっと申し訳なくなる頃でもあります。

 

この日の機材は、カメラキット「 フェーズワン IQ3 80MP / XFボディ・プリズムファインダー ・SK80mm F2.8 LS」です。

ふと思い出したのですが、4年前にもデジタルバックを用いて撮影していました。

http://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/2013/04/-2013-mamiya-645df-dm28.html

当時は「Mamiya 645DF」と「Mamiya DM28 + Schneider Kreuznach Digital SK 80mm f/2.8 LS D」を組み合わせて撮影していましたねー。

「Mamiya DM28」は 6096x4558pixel でしたから、今回試用「PHASEONE IQ3 80MP」の 10,328×7,760pixel は、ほぼ倍近くということになります。

えらい進化ですが、これが「PHASEONE IQ3 100MP」だとしたら、11,608×8,708pixel というとんでもない数値へ膨張。

 

吉野山,桜_CF014968,2017yaotomi.jpg

吉野山,桜_CF014968,2017yaotomi_s.jpg

吉野山,桜,CF014968,2017yaotomi.jpg

↑2 1.6sec iso50 F/8.0 Schneider Kreuznach LS 80mm f/2.8

画素数が増えただけではなく、電線一本一本が綺麗なカーブを描いく実力も当然ながら兼ね備えます。

これは搭載センサーと処理能力がズバ抜けて高いということになりますが、じつは組み合わせているレンズ(シュナイダー・クロイツナッハ SK80mm F2.8 LS )の解像力があってこそ。

PHASE ONE XF_DSC_0016,2017yaotomi.jpg

SK80mm F2.8 LS」は フルサイズ機でいうところの 50mm 相当。

自分自身が眺める吉野山の桜景が、そのまま再現されているかのように見えてきます。

 

吉野山,桜_CF014973,2017yaotomi 1.jpg

↑3 1.3sec iso50 F/8.0 Schneider Kreuznach LS 80mm f/2.8

吉野山中千本。

 

吉野山,桜,CF014989,2017yaotomi.jpg

↑4 1/25sec iso50 F/3.2 Schneider Kreuznach LS 80mm f/2.8

山桜の赤褐色は光が入ると美しいのですが、この日はずっとこんな感じでした。

 

吉野山,桜,CF015019,2017yaotomi.jpg

↑5 1/15sec iso50 F/8.0 Schneider Kreuznach LS 80mm f/2.8

如意輪寺がちらり。

 

吉野山,桜_CF015007,2017yaotomi 1.jpg

↑6 1/80sec iso50 F/3.2 Schneider Kreuznach LS 80mm f/2.8

金峯山寺蔵王堂がちらり。 

 

初瀬方面へと移動。

桜井初瀬,桜_CF015061,2017yaotomi.jpg

↑7 1/6sec iso50 F/8.0 Schneider Kreuznach LS 80mm f/2.8

こんな画が良いなぁって思えます。

 

 

桜井初瀬,桜_CF015074,2017yaotomi.jpg

↑8 1/25sec iso50 F/8.0 Schneider Kreuznach LS 80mm f/2.8

 

桜井初瀬,桜_CF015076,2017yaotomi.jpg

↑9 1/25sec iso50 F/3.5 Schneider Kreuznach LS 80mm f/2.8

どんな咲き方をしても桜は桜。

手に取れる気がするほど綺麗です。

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

お写ん歩・- fecebook_お写ん歩.jpg

 

フェーズワン-カメラキット.jpg

 

 

 

 

桜井初瀬,桜_CF015104,2017yaotomi_T.jpg

 _静桜_ (下のサムネイルは、左から左上・右上・左下・右下に等倍を分割)

桜井初瀬,桜_CF015104(1),2017yaotomi .jpg 桜井初瀬,桜_CF015104(2),2017yaotomi.jpg 桜井初瀬,桜_CF015104(3),2017yaotomi .jpg 桜井初瀬,桜_CF015104(4),2017yaotomi.jpg

PHASE ONE XF with PHASE ONE IQ3 80MP DigitalBack & Schneider Kreuznach AF80mm F2.8LS

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年4月12日撮影)

フェイスブック「お写ん歩」.jpg

 

桜井初瀬(はせ)で美しい桜に出会いました。

竹薮の側で静かに咲く姿は愛おしく、どう撮らえようと構える心中は、まるで憧れの人に出会ったかのようです。

どこからどんなふうに撮ろうか迷うところですが、そこは直感的に5カットほど構図を変えて撮ってみました。

帰宅後の現像作業は楽しくて、現場で出会った気持ちが蘇るようです。

 

そう、この日持ち出したカメラがちょうど良かったかも知れませんね。

1枚目の写真だけご紹介できれば良かったのですが、使ったカメラの説明もちょっとだけしときましょ。

P4120418,2017yaotomi 2.jpg PHASE ONE XF_DSC_0004,2017yaotomi.jpg

PHASE-ONE-XF_DSC_0014,2017yaotomi(ps).jpg PHASE ONE XF_DSC_0016,2017yaotomi.jpg

怒涛の8,000万画素(記録画素数 10,328×7,760 )、フェイズワン XF カメラシステムの出番です。

フェーズワン 「IQ3 80MP」と「XFボディ+プリズムファインダー」の組み合わせに、シュナイダー・クロイツナッハ「SK80mm F2.8 LS」レンズを装着。

別々に購入すると八百富現金特価 7,317,000円(税込)ですが、カメラキット「 フェーズワン IQ3 80MP / XFボディ・プリズムファインダー ・SK80mm F2.8 LS」なら 6,300,000円(税込)とリーズナブル(笑

なんと 1,017,000円(!)(約:軽自動車1台分)もお得なんですよ~♪

うーん、使っている本人もちょっとマヒしてしまってピンときませーん。

 

写りはと言いますと、想像以上の超ド級画質。

桜満開になりました桜井初瀬長谷寺の俯瞰写真をご覧ください。

初瀬長谷寺,桜_CF015053,2017yaotomi 1.jpg

初瀬長谷寺,桜_CF015053,2017yaotomi_s.jpg

初瀬長谷寺,桜_CF015053,2017yaotomi 1 (2).jpg

3枚目は2枚目のように横700pixelでトリミングしてみた画像です。

手前味噌で恐縮ですが、いつも難なく使っているシルイ社製の雲台と三脚ですら歯が立ちません。

等倍では僅かに微ブレしているような感じも見受けられますが、まぁ多分判らないレベルなので目をつむりましょう(つむってください)。

舞台で境内の桜を眺めるその姿が凡そ判別つきます。

 

何よりもその場に佇むような写真の質感に酔いしれるような、これは値段以上の魅力があるといって過言ではないかも。

世尊寺,桜_CF015048,2017yaotomi.jpg

世尊寺,桜_CF015048,2017yaotomi_s.jpg

世尊寺,桜_CF015048,2017yaotomi 1.jpg

同じようにトリミングしたものですが、まるでマクロレンズで寄ったような写真に見えますよね。

 

このカメラシステムの扱い方は然程難しいものではなく、超高精度なオートフォーカスに頼りきって普通に撮れてしまいます。

デジタルバックの液晶モニターとXFボディ上面の小さな液晶モニターともにタッチパネル式。

動作もキビキビしていまして、ストレスフリーです。

オートフォーカスの精度は抜群に良いのですが、デジタル中判独特の等倍合焦ポイント確認で僅かな「ずれ」が気になってしまいます。

これは撮影直後のプレビューで確認して、納得いかないものはサクッと削除するという繰り返しが僕に向いていました。

 

以降、ちょこちょこと載せていきます。

 

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

お写ん歩・- fecebook_お写ん歩.jpg

 

フェーズワン-カメラキット.jpg

西吉野鹿場,桃源郷_P4080019,2017yaotomi_T.jpg

 _夢見る景色_

西吉野鹿場,桃源郷_P4080019,2017yaotomi 1.jpg

OLYMPUS PEN-F  with OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年4月8日撮影)

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朝、5時。

奈良桜の撮影タイミングは、早い時間からピークを迎えます。

山間部ではとても静かな朝を迎えますが、僕の左右には黙々とレリーズする写真家さんずらり十数人(笑

この日は朝方まで雨が降っていたので、獲物は大きいだろうと期待満々で到着です。

 

この日の試用機材はダブルヘッダー。

先ずはこの日サブ機として試用していた OLYMPUS PEN-F の画でご紹介です。

サブ機と言えば聞こえ好く無いですが、組み合わせていたレンズが『 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO 』1本のみだとすれば、凡そご理解いただけるでしょ?

PEN-F_DSC_0002,2017yaotomi.jpg PEN-F_DSC_0004,2017yaotomi.jpg PEN-F_DSC_0006,2017yaotomi.jpg

このレンズ、絞り開放(F/1.2)からキレッキレです。

さすがPROシリーズ単焦点、35mm 判換算で 50mm ですから、カメラ小僧時代の憧れレンズという位置づけ。

小さい鏡胴なのに「ズシリ♪」と手のひらに伝わる質感が、萌え~ポイントだったりする訳ですよ。

じつに優秀なレンズを試用したのですが、構える立ち位置に余裕が無いと、さすがに単焦点レンズ1本では厳しいものです。

という理由から OLYMPUS PEN-F で撮った画は少なめですので、今回の更新記事はこの日訪れた場所の「桜の見頃状況編」とさせていただきました。

専称寺,桜_IMG_8284,2017yaotomi_T.jpg

 _桜滝_

専称寺,桜_IMG_8284,2017yaotomi.jpg

SIGMA 12-24mm F4 DG HSM | Art with Canon EOS 6D

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年4月5日撮影)

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桜が一気に咲き乱れ状態!

今年の枝垂れ桜はめちゃくちゃ駆け足です(笑

 

1枚目は奈良県香芝市に在る専称寺の枝垂れ桜。

こじんまりとした境内いっぱいに咲く姿は、まるで桜花の絹滝みたいです。

各地でビッカビカ!に照らされるライトアップの桜はちょっとしたブームのようですが、ちょっとかわいそうな気がするのも事実。

ここ専称寺みたいに少ない光源でやんわり照らされる姿は風情も増し増し.......だと思うのですが、如何なものでしょうか^^

 

SIGMA,12_24F4Art,2016yaotomi06.jpg SIGMA,12_24F4Art,2016yaotomi01.jpg SIGMA,12_24F4Art,2016yaotomi02.jpg

こういった場所で全景を撮りつつ、誇張された広がり感を加味させるなら SIGMA 12-24mm F4 DG HSM Art の出番でしょう。

ボディはサンプルの組み合わせと異なり、前回同様小型フルサイズ機 Canon EOS 6D を組み合わせています。

京都御苑,近衛邸跡の桜_IMG_7451,2017yaotomi_T.jpg

 _いと、さくら_

京都御苑,近衛邸跡の桜_IMG_7451,2017yaotomi 1.jpg

SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art with Canon EOS 6D

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年4月1日撮影)

フェイスブック「お写ん歩」.jpg

 

4月が始まり桜が開花し始めました.....と言うよりかは、急にパンッ!っと咲いて見頃になったような、そんな感じです。

何となくですが.......何となくですよ、今年の桜は見頃期間が短いような予感がしたりしなかったり。

 

「桜は毎年ここから撮り始める」、皆さんも凡そ決まってのことでしょう。

僕は奈良「氷室神社の枝垂れ桜」か、ここ京都御苑「近衛邸跡の糸桜」でずいぶん迷うのですが、この日の早朝天気は「雨のち曇り」。

雨上がり美しいのは「近衛邸跡の糸桜」だろうと、写友さんのお誘いもあって入洛です。

 

京都御苑に到着する頃には雨も上がりかけていましたが、辺りはまだ暗い午前五時前。

京都御苑,近衛邸跡の桜_IMG_7399,2017yaotomi 1.jpg 

最初の1枚目は午前6時頃ですが、この2枚目は到着直後の暗さを忠実に現像。

この日は無風でしたので、このあともずっと感度をガッチリ下げて長時間露光の繰り返しが続きました。

 

機材は下記のとおり。

SIGMA_135mmF1.8DG_HSM,Art,2017yaotomi(1).jpg SIGMA,12_24F4Art,2016yaotomi05.jpg DSC_0003,2016yaotomi_.jpg

4月7日(金)発売開始予定の SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art をメインレンズ。

ズームレンズの持ち合わせが無かったので、SIGMA 85mm F1.4 DG HSM Art と SIGMA 12-24mm F4 DG HSM Art をサブとした3本でのお写ん歩。

カメラは相変わらず軽量フルサイズ機 Canon EOS 6D の組み合わせですが、レンズはぜぇ~んぶガラスの塊感いっぱい大玉。

単焦点レンズなのにレンズ3本で3,500gにもなるので、35mmと50mmのバック同梱は腰をいわしそうな気がして却下です。

(結局使わないレンズがあるのにね^^;)

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