大文字 五山送り火 / TAMRON SP AF28-75mmF/2.8 XR Di A09

京都・五山送り火_2010-1.jpg

いつもお世話になってます。

ディアモール店のです。

 

一昨日のこと、お盆に迎えた精霊を送る行事「五山の送り火」が行われました。

ご存知の方が多いかも知れませんが今年は薪の数が減らされ炎もやや小さめ。

とは言っても暗い山肌に浮かび上がる文字と形、京都を囲む五つの山々が夏の夜を彩るには十分です。

 

この日仕事を終えてJR東海道線の新快速に飛び乗ったのですが、それがついていなかったのです。

乗り込んだ直後はドアも開いていることですし車内の空気も入れ替わって「もわぁ~ん」と蒸し暑い。

ドアも閉まってさぁ涼しくなるぞ~♪と思いきや、どんどん蒸し暑くなります

まもなく「冷房故障してまっさかい、堪忍しとくんなはれ♪」と車掌のアナウンス...orz

まぁそうは言っても生温いながらも送風は出ていますし、京都駅まで30分間の辛抱です。

このところJR車両は冷房故障が多く今年はこれで5度目の遭遇。

これだけ暑いと冷房機も悲鳴を上げるのでしょうね・・・

 

先頭車に乗って新快速かっとび夜間走行前景を楽しんでいたら山崎駅付近で前方の信号が急に黄色、赤色へと変わり運転席の緊急信号が鳴り響いて緊急停車

山崎駅西側の踏み切りにある緊急停止ボタン作動信号がクルクル回っていました。

運転士が駅係員に早く安全確認せよと言わんばかりにけたたましく警笛を鳴らします。

 

そのうち踏み切りの安全確認も終え出発信号が青へと変わり、新快速電車はフルスロットルで加速するも10分遅れで京都駅到着

乗り継ぎ予定だった京都市営地下鉄を逃してしまって焦るでした。

やっと来た国際会館行きの車内でドタバタ走っても早く着くわけではないのでジッと我慢。

丸太町駅に着いて早足(駆け足でないのがショボいですね^^;)で京都御苑へと向かい建礼門前大通りを北へ急ぎます。

午後7時55分、建礼門に到着

汗でびっしょり!間に合いました(^^;

 

使用機材

PENTAX K10D with・・・

TAMRON SP AF28-75mm F/2.8 XR Di A09

smc PENTAX-M 200mm F/4

アップした画像は全てリサイズ済み。

横画像(プレビュー画像)は、画像をクリックしていただくと別ウインドウ拡大して御覧いただけます。

京都・五山送り火_2010-3.jpg

2↑ 点火直前。

この暗さで三脚立てるのも危険、という判断で手持ち撮影です。

手ぶれ補正+感度ISO1600、K10Dにとっては無謀とも言える感度設定。

さすがにノイズが目立つのでRAW現像後にフリーソフト"Neat Image"でノイズ除去。

ゴーストもバッチリ出てますねー。

 

大文字だけならここは広いのでゆったり観ることが出来ます。

周りには地元の方がほとんど。

ラフなスタイルで敷きもんしいて団扇でパタパタ。

京都・五山送り火_2010-4.jpg

3↑ 午後八時になると一気に点火。

ちなみに午後八時十分「妙法」、午後八時十五分「船形」「左大文字」、午後八時二十分「鳥居形」の順で点火されます。

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4↑ じっとその姿を黙って見つめる人、手を合わせてお経する人。

「綺麗やねぇ♪」、そっと発するアベック達の言葉。

大の文字は夜空を綺麗に染めていました。

 

さぁ、自宅へ帰るための交通手段(最終電車)も気にせねばなりません。

手を合わせたあと地下鉄の駅へ戻り始めることにしました。

京都・五山送り火_2010-2.jpg

5↑ 帰路途中、白雲神社の近くからも綺麗に見えました。

京都・五山送り火_2010-7.jpg

6↑ お月様も雲の合間から覗き込んでいます。

「また来年会いましょう。」

 

-追記-

最初の大文字の薪が減らされた件について。

薪の数を減らしたのも訳ありでして、京都を良く知る方々が今一番心配されていることが影響しています。

東山を見ると紅葉とはまた違った赤褐色の木が増えていることにお気づきでしょうか?

 

今年早くからその異変に気付いた親戚が教えてくれたのですが、あれはナラの木が枯れてしまっているからなんです。

その原因は【カシノナガキクイムシ】という虫にあり、この虫が運ぶカビの菌が原因でナラの木は水を吸い上げられなくなり枯れてしまうというもの。

国有林なので対策も敏速に行われていると思っていたのですが、何故かそうでも無さそうで心配を通り越して恐ろしく感じてきます。

既に遅いのではないかとの声もたくさんあり、京都の山が変わり果ててしまうのではないかと心配ですね。

ほんと急速に増える赤褐色の木々、たった数ヶ月でこんなにも増えるのかと驚かれることでしょう。

これは京都の山に限ったことではなく、あちらこちらの山でも発生している事例のようです。

 

トータル的にどうにかならないものでしょうか・・・。

 

 

今日もお写ん歩にお付き合いいただきありがとうございました。

 

                                                           -K-

                                                   ㈱八百富写真機店

 

 

 

 

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フィルター径:67㎜

最短撮影距離:0.33m(ズーム全域)

ズームロック機構

花形フード付き

SP-28-70-2.jpg

この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2010年8月18日 06:16に書いた記事です。

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