DA 12-24㎜ F/4 『嵯峨野観光鉄道・嵯峨野トロッコ列車 (前編)』

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 ↑ 31.0(46.0)mm 1/1000sec. iso100 F3.5 jpeg SILKYPIX Developer Studio

 いつもお世話になってます。

 ディアモール店のです。

 

"嵯峨野"と言えば皆さん何を連想しはります?

古き良き風情を残す素晴らしい遺産を訪ね歩くのが定番でしょうか。

この季節あまりにも新緑綺麗な嵯峨野、じつはもうひとつ名物的存在が近年目立つ様になってきました。

嵯峨野の竹林を歩いているとJR山陰本線の踏切があるのですが、ここを時々かわいらしい列車走り抜けるところを見かけたことありません?

それが今回のネタでもある嵯峨野トロッコ列車

嵯峨野観光鉄道を京都市と亀岡市がJR西日本の子会社として運営されています。

冬季休業期間を除いて毎日運行されており、知名度も上がって嵯峨野名物と化されました。

 

"トロッコ(トロ)とは貨車の一種で人力によって走らせる手押し車であり、英語のtruck(トラック)がなまったものが語源とされる。" (ウィキペディアより)

昔はお互いが向き合ってシーソーみたいなのをギッタンバッタンさせ、西部の荒野をあても無く進むのが思い浮かんだものです。

「ヘェ~イ、ジョニぃ~、俺たちゃぁどこに行くんだぁ~い?」

「オー、イェー!ボビー、俺たちに明日なんてないぜぇー。」

ギッタン、バッタン。

荒野の地平線に消えゆく二人だった・・・

 

嵯峨野トロッコで使われるDE10形ディーゼル機関車、国鉄時代に製造されたと同年代のD.L.です。

トロッコと言われる5両編成客車はこれまた同年代のトキ25000形無蓋車を改造したもの。

重ね板バネの台車は荷物運搬用でお世辞にも乗り心地が良いとはいえません。

ダイレクトな鉄路からの振動は「トロッコ」という名にふさわしく、ライヴ感たっぷりの20分強片道チケットが600円なのはかなり価値があるのではないでしょうか。

 

使用機材

PENTAX K20D with・・・

smc PENTAX-DA 12-24mm F4 ED AL [IF]

smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited

アップした画像は全てリサイズ済み。

横画像(プレビュー)の全ては画像をクリックしていただくと別ウインドウで横1024ピクセルに拡大して御覧いただけます。

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2↑ 12.0mm 1/350 iso400 F9.5

JR嵯峨嵐山駅に併設されたトロッコ嵯峨駅。

紅葉の頃には溢れんばかりの観光客ですが、まぁ何と静かなことでしょう♪

ところがトロッコ列車となると話は別で、トロッコ嵯峨駅発は良い席が取れずJR山陰本線でトロッコ亀岡駅近いJR馬堀駅へと向うことにしました。

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3↑ 31.0mm 1/2000 iso100 F3.5

JR馬堀駅を降りてトロッコ亀岡駅に向う道すがら、こんなのどかな風景を見ることが出来ます。

「近隣で接続してるんちゃうんとちゃうん?」って言われそうですが、10分ほど歩かねばなりません。

ところどころにツツジ(サツキ?)がまだ咲いていました。

ツツジと言えば奈良の葛城山山頂で広大な敷地に咲き誇る見事なツツジを連想しますね。

例年ですと見頃迎える頃ですが、今年は寒く天候不順で咲き頃見頃が読めないのだそうです。

電鉄会社は問い合わせてくるお客さんへの対応で苦労されているのだそうで・・・。

 

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← しばらく歩くとトロッコ亀岡駅が・・・。

 

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5↑ 12.0mm 1/45 iso100 F9.5

これまた静かなホーム・・・と言いたいところなんですが、じつは待合室が外国人観光客で超満員!

一ヶ所に集中しているからなのですがちょっとビックリです。

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6↑ 16.0mm 1/30 iso100 F9.5

大勢の狸さんが酒を持ってお出迎え。

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7↑ 12.0mm 1/45 iso100 F9.5

真横を京都行きの221系快速が軽快に駆け抜けます。

以前はこのトロッコ線が山陰本線で気動車やDL機が多数駆け抜ける非電化区間でした。

まさかここがトロッコ駅になるとは想像もしなかったことです。

 

先ほどまでホーム先端に居られた保線区員さんたちが、歩いて保津峡方面へと歩いて向われるのが見えます。

下は川で遊ぶ少年たち。

 

そうこうしてると間もなくトロッコ列車入線のアナウンスが・・・

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8↑ 12.0mm 1/750 iso800 F6.7

DE10プッシュ運転でやってくるのですね。

面白いのはこのトロッコ最後尾のDE10ディーゼル機関車を遠隔運転が出来るところ。

この角度からだと普通のパノラマ列車のようにしか見えません。

スクエアなデザインはまるで黄金バットの顔。

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9↑ 12.0mm 1/750 iso800 F6.7

同じ位置でDE10型機をパチリ。

かっちょええ~。

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10↑ 12.0mm 1/45 iso100 F6.7

ザ・リッチと名のついた窓無し、金網床、木製座席の特別車がこれ。

気温の低い日にはのんびり景色も楽しんでいられませんが、この季節になると心地よい風がたまらない限定車両となります。

1~4号車は窓付きの一般車であるため、ちょっとしたプレミアム感をも味わえました。

雨天時などは5号車(ザ・リッチ)が使えなくなるため予約は出来ません。

なのでチケット販売は雨の降っていない当日のみ先着順となりますが、トロッコ亀岡駅発は余裕のよっちゃんイカの塩辛でチケットGET。

 

しかし今どき「リッチ」って名前もどないだっか・・・。

って、しっかりリッチるでした。

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11↑ 12.0mm 1/125 iso100 F6.7

鬼の面をかぶったおっちゃん登場!

ところが怖がる子供達には更なる魅惑の変身、ケテーちゃん登場(笑

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12↑ 12.0mm 1/250 iso100 F6.7

正面の曇った窓からどアップのDE10型機。

さぁ、出発進行!

警笛高らかにV型12気筒ディーゼルエンジンが轟き、力強く走り出しました。 

 

続きは後編で。

 

                                                                        -K-

                                                                ㈱八百富写真機店

 

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smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited

WEB限定特価(税込):105,800円

フード一体型

ボディ別売

フィルム機・デジタル機(フルサイズ換算約46㎜)兼用

ブラックもあります(WEB限定特価(税込):107,800円

フィルター径:58㎜

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この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2010年5月17日 05:09に書いた記事です。

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