FA 31mm f/1.8 Limited 『坂と海の町、尾道』(その5)

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   1↑ 31.0mm 1/4000 iso100 F1.8

   いつもお世話になってます。

   ディアモール店のです。

 

尾道写真、"その5"まで更新してしまいました。

「見るも飽き飽き」ってトコっすか・・・。

今回で尾道編の最終回です。

長々とすんません。

 

 陽が傾く頃の逆光が美しいなぁ・・・、なんて呑気に構えていたら同行の写真家さんは既にレリーズ。

 慌てて構えるもマニュアルフォーカスではスパッとピント決まらず・・・orz

 3枚撮ってたった1枚ピンがきてました。

 K-7ならいざという時に頼りなるだろうなぁ。

 ・・・とか言いながらマニュアルフォーカスモードにしっ放しの予感です。

 

だからと言う訳ではありませんが、最近フィルムマニュアル機が楽しかったり面白かったりします。

尾道にはちょっと"あまのじゃく"な"CONTAX T"を一緒に持ち込んで並行撮り。

最近ASAHI PENTAX SP SPOTMATICなんてなフィルム機で時々カシャンカシャン撮ってます。

画質と言えば今のデジタル機のほうが緻密鮮明に撮れてしまいますが、ちょっと線の太いフィルムの画は場合によってたまらなく好みの画にもなりますね。

 

 そのフィルム画に見慣れてくるとデジタル写真がスッキリし過ぎに見えてくるのです。

 ・・・わがままですねー。

 フィルムをスキャナーで読み込みデジタル化してしまえば理屈は同じかも知れませんが。

 

尾道の画の中でいくつかの画をフォトショップでレタッチをしているものがある事に気付かれているでしょう。

(この場合は撮影機材の参考にはなりませんので"Powered by PhotoShop"と記してます)

作品として考えるならば「写真ではない」と批評されても仕方ありません。

・・・が、逆にデジタル画は自由度がとても高く、オリジナルを主張出来るチャンスの様な気がします。

積極的にレタッチされている写真家ブロガーさんを見かけるとフィルムとはまた違った愉しみ方をしてるんだなぁとやたら嬉しくなってくるのですよ。

 

ただし、これをプリントするとなると話は別。

大きなドットの集合であるパソコンの液晶モニターで満足するのと、写真屋さんプリントで満足するのとでは比較に値しない様な気がします。

インクジェットプリントで色味追求するとソフト&ハードウェアによるキャリブレーションマッチングが必須になりますし、ブログ用に圧縮した画像はある程度誤魔化された解像度なのでこれまた比較になりません。

難しいところでは"sRGB (standard RGB)"と"AdobeRGB"とでも当然ながら発色が変わってくるのです。

WindowsとMacでも色が変わって見える事があるから不思議(でもない?)です。

 

よく耳にするのが「写真屋さんでプリントしてみたらすごく綺麗だった!」との声。

宣伝でも何でもありませんよー。(職務上"宣伝"絡みでもありますけど^^;)

個人差はありますがきっとそう感じると思います。

パソコンのモニターで観る画に満足しなくなってきたら一度お店プリントを試してみてください。

撮影条件にもよりますが感動されるお客さんが大半です。

「ブレが目立つから・・・」とか「構図が駄目だから。」なんて尻込みはナッシング!

きっとどなたにも「これは・・・」という様なお気に入り写真(データ)があるでしょう?

専用紙を使ったプリント屋さんの仕上がりは別物、試す価値は大いにあると思います。

 

そんな素敵な感動、ずっとフィルム写真をこよなく愛してこられた写真家さんならよくご存知でしょうね。

詳しくは八百富写真機店各店DPEカウンターでご確認下さい。

初めてお店プリントにチャレンジ!なんて方もご相談に乗りますよ。

 

使用機材

PENTAX K10D with・・・

smc PENTAX DA 12-24mm F/4 ED AL [IF]
smc PENTAX FA 31mm F/1.8 AL Limited
TAMRON SP 80-200mm F/2.8 LD adaptallⅡ model 30A
RICOH GRdigitalⅡ

アップした画像は全てリサイズ済み。

横画像の全ては画像をクリックしていただくと別ウインドウで横1024ピクセルに拡大して御覧いただけます。

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2↑ 31.0mm 1/4000 iso100 F1.8

NDフィルターを持ってきてなかったので1/4000sec。

1/8000sec使えるマシンが恋しくなります。

二人乗りしていなければ仲良し四人組の証。

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3↑ 31.0mm 1/750 iso100 F1.8

映画でも有名になったからさわさんの広告が入った味のあるベンチ。

一度座ってみたいのですが真後ろは海。

ビビリはあきませんなぁ・・・orz

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4↑ 31.0mm 1/4000 iso100 F1.8

「もっと絞って撮れば良かった」と後悔の画。

デジタル機特有のパープルフリンジ出まくりです。

雲から漏れる太陽光線に群がるウミネコが良かったなぁ。

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5↑ 31.0mm 1/180 iso100 F8.0

順光流し撮りではしゃぐ

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6↑ 200.0mm 1/125 iso100 F16.0

・・・を冷ややかな目線で見つめる大きなウミネコ。

exifがF/16??

うーん、絞った記憶がないなぁ。

ホントかなぁ・・・。

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7↑ 200.0mm 1/4000 iso100 F4.0

家路を導く渡船。

尾道水道ではたくさんの船が行き来します。

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8↑ 200.0mm 1/1500 iso100 F4.5

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9↑ 200.0mm 1/250 iso100 F9.5

尾道城。

石垣土台の部分と建造物は別々の設計者が考えたのでしょうか?

いつも思う事なんですが予め作られた土台に違うサイズのお城を移植した様に見えるのですが。

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10↑ 12.0mm 1/500 iso100 F8.0

フェリー乗り場。

尾道も急に新規格な近代建造物で発展をしましたが、以前の姿が"らしく"て良かったなぁ。

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11↑ 12.0mm 1/90 iso100 F8.0

昔とはずいぶん様子が違う尾道駅前。

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12↑ GRⅡ

何と!行きしなに乗った103系が滑り込んできました。

播州赤穂行き各停、終着駅で播州赤穂駅発の新快速が待ってれば僅か一回の乗り換えで在来線復路も可能です。

103系や113系がバンバン走る山陽本線。

国鉄時代を彷彿させてくれるこの雰囲気は尾道によく似合っていると思います。

どこか切ない思いを抱きながら尾道を後にしました。

 

長々と尾道シリーズにお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m

                                                       -K-

                                               ㈱八百富写真機店

FA31-1.jpg PENTAX FA 31mm F1.8 AL Limited

          販売価格(税込)105,800 円

・写真はシルバーボディ。
・ブラックもご用意出来ます。
・各種フィルターは店頭でご確認下さい。
・フードはご覧の様に一体型です。

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この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2010年2月18日 09:28に書いた記事です。

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