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㊥カメラ担当係"S"です。

ポートレート用レンズの銘玉と高く評価されている
「トキナー AT-X 60-120mm F2.8 AT-X120」が久しぶりに入荷しました。


tokina_60-120mm-001.jpgTOKINA 60-120mm F2.8 レンズ諸元

  • レンズ構成 11群14枚
  • 画角 40-20°
  • ピントリング回転方向 カメラメーカーと同方向
  • 最短撮影距離 1.2m
  • ズーミング方式 直進式
  • 絞り羽根枚数 9枚
  • 最小絞り 22
  • フィルター径 55mm
  • 全長x最大径 112.5x66mm
  • 発売マウント PK・OM・FD・KONICA・NIKON・FUJICA-AX・MINOLTA・Y/C
  • 重量 630g
  • 標準価格 レンズ本体:56,500円 ケース:2,500円 フード(別売):2,000円


メーカー宣伝(カメラ総合カタログ'85より引用)

  • 大口径F2.8のくせのない美しいボケ味と、被写体に立体的な奥行を感じさせる描写
  • ポートレート、風味、スナップをはじめ、明るさF2.8を生かした室内、舞台、夜間などの撮影に最適

というふれこみで販売されいた商品なのですが、残念ながら現役のころはあまり注目されなかったレンズのようで、販売本数は非常に少ないレンズと言われています。

当時のトキナー製レンズ高級品の売れ筋は、AT-X 35-70mm F2.8(AT-X357) と AT-X 80-200/2.8 F2.8(AT-X828)。この2.8シリーズで2本揃えれば、次に買うのは広角系ズームの AT-X 24-40 F2.8(AT-X240)、その狭間に位置するこの AT-X  60-120mm F2.8をあえて買う理由をなかなか見つけることが出来なかったというころでしょうか。

ただ、写りは最高で、ぼけ味の良さは秀逸、「知る人ぞ知る最高のポートレンズ」として愛好者の中で高い評価を得た、また現在も得ているレンズです。

ただ、ちゃんとした商品というのもなんなんですが、なかなか「まとものな個体」が無い......、2~3年に一度、実用に耐えうる個体に出会うという感じで、個人的には「バル切れ」した個体が多いような気がします。

この「バル切れ」、以前にもお話ししたかと思いますが、再おさらい。

レンズは1枚より2枚、2枚より3枚、多くのレンズを使用することで「色々な収差が補正」されるのですが、同時に使用枚数が増えると、空気とレンズ面での乱反射が起こる箇所が増える、つまりフレアやゴーストが沢山出てくることになります。

今の時代は、それを防止するコーティングの技術が進化したので、レンズ面での無用な光の乱反射を極力抑えることはできるのですが、その昔のコーティングのない時代は非常に難儀な問題でありました。

そこで考え出され技術の一つ(レンズ設計方法)が、2枚のガラスをぴったりと貼り合わせてしまう方法で、2枚の貼り合わせ面では光の乱反射が起きない、つまり1か所でも「無用な乱反射」が起こる箇所を減らす手法が考え出されました。

その2枚のレンズ面の接着に使われた材料が「カナダバルサム」(マツヤニに似ている)なのですが、その天然樹脂(接着剤)が劣化することでおこる問題を「バル切れ」と呼んでいます。

強い光を通してレンズを覗くと、貼り合わせ部分のレンズ周辺部の一部が剥離しているとか、あるいは全体が黄色く変色、あるいは「雪印マーク」が中心部に出たりとか、なんだかんだとトラブルの原因となっています。その根本原因は、バルサムという素材の耐候性の弱さに起因するのですが、温度や湿度の変化と経年による素材そのものの劣化によるものです。

ただ、熱するとバルサムが柔らかくなって2枚のレンズが剥がれたので、腕のある修理屋さんは「芯出し」を行って再接着という「神業」でレンズを再生されていました。
(今、何人の人がそんな修理ができるのでしょうかね...)

そんなかんだで、工業化の進展とともに、その接着剤が天然樹脂から取り扱いが楽な(安定した)合成樹脂に変わって行くのですが、残念ながら「バル切れ」という問題が無くなることはありませんでした。やっぱり、貼り合わせた面の内部で色々と問題が発生しています。

ただ、症状の出方は変わり、今でも「バル切れ」とは言っていますが、状況としては「バルくもり」という症状のほうが多いかもしれません。

  • バル切れ : レンズの周辺部から中心に「虹色」系のうすい剥離が見える
  • バルくもり : 青白系の均一なくもりの大部分がバル系くもり・また、斑点系もある

こうなったレンズは、残念ながら修理不能。合成樹脂で固着されたレンズ群は基本的には再剥離は不可で、特殊な分解修理をされてもコーティングの劣化までは修復できず、しゃきっとした状態まで復元することはできません。

ということで、
このレンズは11群14枚で構成されているのですが、この群と枚の差が「バル切れ」する可能性がある部分で(余計に意味不明かな)、つまり、3か所の貼り合わせレンズがあるということなのですが、記憶では、周辺部から剥離する「バル切れ」が中玉で発生しやすかったような気がします。

だからと言って、トキナーレンズが悪いというわけではないですよ。
うちの修理屋さんは、メチャメチャ褒めてます。

(修理屋さん談)
トキナーレンズの素晴らしさは、レンズを1枚1枚ちゃんと固定しているということ。
どこの会社かは言いませんが前群全てをてモールド化して分解できないような構造にしたり、あるいは、前枠を外すと複数枚のレンズがバラバラになる手抜き構造でもないそうで、物づくりの姿勢は大いに評価されるべきと語っておられます。

ではでは、次ページでもっとも大切な「その写り」をご紹介。
確かに、いいレンズだと思いますよ、是非ご覧下さい。





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何かと騒がしい外交。笑顔で握手しながら、脚で蹴るといいましょうか、交渉テーブルの上ではニコニコ、見えないテーブルの下では、脚で小突き合い。微妙なバランスの中で、せめぎ合っている世の中なんですが、我が写真業界においても、なんとも言えない競業、いや協業というのもあるようで、開けてびっくり玉手箱!

CANONのカメラからSONYが出てきて、ジャジャジャジャーン!

今のデジタル機器はいろんな物の寄せ集め。
いろんな国のいろんな会社で作られた最も安くていい部品をかき集め、そんでもって組み立てたら完成って言われていますが、何から何まで自分で作っていたら非効率、基幹部品は己でやって、それ以外はその道の専門家にお任せという時代です。

最近、オリンパスの新社長が「OM-D」のセンサーはSONY製と認めちゃったという、珍しいネタばれ事件?がありましたが、普通はどこのお会社でも、あんまし積極的に部品の製造元を明かさない傾向?風潮がありますね。が反対に、ここぞという部品に関しては、特に自社にて開発から製造まで一貫して行っているということをやたらと強調している時代でもあります。

と、前置きが長くなりましたが、
たまたま「EOS DIGITAL REBEL XTi 」日本名「EOS KISS DIGITAL X 」の水没品がありましたので、デジカメの内部ってどんなん?見たことない!、夏休みの自由研究ではありませんが、他のスタッフとちょっとバラして内部をみてみて、びっくり。

ほんま、世の中というものは「不思議な関係で成り立っているんだな」と思い知らされたというわけです。

今回、まな板にのったは、この北米向けEOS。
外観から見てすぐに水没品とわかる状態でしたので、さすがにジャンク品として販売するわけにもいかず、同じ廃棄なら、バラしてからほろうということになって、プラスドライバー1本で分解開始。

eoskissdigitalx-001.jpgまずは、後パネルから。
eoskissdigitalx-002.jpg実は、これがいとも簡単にばらせるんですね。
もう、びっくりといいましょうか、今回は最後の最後まで徹底的にばらしたのですが、なんと最後まで「ドライバー1本」で分解出来ちゃうという、おそろしくシンプルな構造。

正確には、放熱系のパネルをきれいに分解しようとすれば、半田ごてが必要ですが、基本的には「ドライバー1本」で組み立てられるという、なんともすごい時代です。

で、これをひっくり返すと、こう。

eoskissdigitalx-003.jpgさらに、液晶部を固定しているネジを数本を外していきます。
(この写真は、あと2本という状態です)


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Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 カール・ツァイス 初期型 その2 が入荷しましたが、残念ながらまたまた即売れ。今回も、試写がお蔵入りってな感じです。

前回より後の製造番号の個体だったのですが、なんか写りそうな予感がしたので早速夕方に「試写」。なかなかいい感じかと思いつつ、WEB担当者に、

「ECサイトにアップしといてね。ブログは、家に帰ってから晩にアップしておくわ!」

という段取りだったのですが......。
あー!っと言いましょうか、ほんと秒殺。あっと言う間に販売済となってしまいました。

今度の個体は、「274g」
planar_50mm_1.4-006.jpg前回も申し上げましたが、どうでもいい方にとっては「全くどうでもいい」話でありまして、

「量り」で写真を撮るんとちゃうぞ!わかてんのか!

と、怒らないで下さいね。

ただ、一つ言えることは、約40年前のものづくりにおいては「多少のばらつき」が少々生じていたことだけは確か!ということかと思います。

今の時代と違って、部品のばらつき・組み立てのばらつき・測定器そのもののばらつき・出荷基準のばらつき、などなど製品を取り巻く製造環境は、広い心でもって見てやる状況下にあったのでしょう。と同時に、日々物づくりが進化していくという側面もあり、ロット毎に改良が重ねられ、組み立て材料はどんどん変化していたものと思われます。

そのような要因がこのような神話を生んだ背景かもしれませんし、また神話は自分で確かめたいという人の欲求の賜物なのかもしれません。

当のこの私も、今回は「グっら~」ときた????かもしれません。
なんか、ファインダー覗いた瞬間に、

「おっと、もしかしてこの個体は~......、なんかピントのピークが......違うぞ?」

と思ってしまったわけですから(笑)


では、もう少し次ページでご紹介。

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Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 カール・ツァイス 初期型 が入荷しましたが、残念ながら即売れ?しちゃいました。

簡単に言えば、ブログが遅れたわけなのですが、それでもご紹介。

実は、このレンズをブログで取り上げるの2回目。
欲しいという方は、なんとしてもいい個体を手に入れたいというレンズ。

ご興味のない方、価値を感じない方など、多々考え方・受け止め方もあろうかと思いますし、まあこんな世界もあろうかなと軽く流されても、それはそれ。

是非、「なんでそんなことで値段が高いんじゃ!」と怒らないで下さい。

できましたら、
「ふ~ん、そんな世界もあるんだね。まあ、俺には全然関係ないね~」でお願いします。
planar_50mm_1.4-001.jpg582番台の初期型プラナー(Planr) 50mm F1.4 AE が入荷したとなりますと、必ずある質問が飛びこんできます。

「すいません、重さ何グラムですか。できれば量ってもらえますか」

こうなりますと、嫁さんの出番。
「ちょっと重さを量りたいんで、量り貸して......」と頼むと、「何を量るの?」

「レンズ!なんですが...」
「はあ?」

というわけで、台所の「量り」を会社に持ってくるわけです。その結果が上の写真。

「276g」


この重さの意味するところはまあその世界の話で、私がどうこういう所ではないのですが、事実は事実。

じゃあ、後の時代に製造された同じAEタイプの場合は?
在庫としてあったのが、最後のほうの製造番号だったのですが、その個体を量ってみると、

planar_50mm_1.4-002.jpg「272g」

というわけです。
この4gの差。
聞くところによると、初期のプラナー (Planr) 50mm F1.4 の一部に非常に写りのよい個体があるということのようで、その系の方(マニアの方?)が探されているレンズと言われています。

販売価格(取引価格)は、4万円代ということが多く、通常のAEタイプの約2~3倍という場合が多かったように思います。

ただ、最近値動きをみておりますと、やや変化が。
今まで2万円代前半で販売していた普通のAE型が上昇中。つられ高でMM型も。
なんでか?ですが、それでも外国人(中国系)の方々の「爆買」の影響を多々感じる今日この頃です。

基本的に、ややコンタックス用 Zeiss レンズは品薄傾向。
もう生産されていない上に、海外流失が続いた結果でしょうか。
ちょっとおもしろくないと言いましょうか、「う~ん、このままでええんかな?」という気分です。

では、次ページでもう少しご紹介。
ただ、テスト撮影画像は無しということで。
理由は、すでに販売済み。

その写りはご購入者様の最大の楽しみですから。


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こんなの、今まで見たことないかも?
マミヤC用 ハードレンズリアキャップ のご紹介です!


mamiya-c-rearcap-001.jpgここ最近、新製品デジカメ・レンズ紹介ブログと化しておりましたので、久しぶりの本業「中古カメラ」ネタです。

上の写真のパーツ、みなさんお持ちですか?
なんか今までに取り扱ったことが無かったような気がするので、チョコとご紹介させて頂きます。

普通、マミヤC用のレンズリアキャップと言えば、通常は右側のビニールキャップ。
mamiya-c-rearcap-002.jpgあるいは、一つ一つの後玉に付ける丸型のビニール製キャップや、後玉の直径が小さいタイプ用に上の写真よりもう少し小さめのタイプなどがあります。

が、今回、こんなのあったの?というタイプが入荷しました。
特にマミヤなどの刻印がないので、間違いなく純正品といえる品物ではないのですが、造りはいたってゴージャス。こんなリアキャップ「着脱固定ピン」が付いている代物です。

mamiya-c-rearcap-003.jpg

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ペンタックス・スポット露出計 いわゆる「I型」 PENTAX SPOT EXPOSURE METER 最初期型 が入荷しました。

PENTAX-SPOTMETER-001.jpgペンタックスのスポットメーターの最初期型。

いわゆる後付けで「I型」と呼ばれている最初期型で、正式名称は日本語で「ペンタックス・スポット露出計」、英語で「PENTAX SPOT EXPOSURE METER」として販売されていました。

多くの「I型」と呼ばれている商品は、後継機の「II型」が発売された後、便宜的に「I型」と世間が呼ぶようになった物がほとんどで、はじめから「I型」として世に登場した製品はほとんどありませんね。

と偉そうなことを書きながら、ふと疑問が?
えっ?そういえば、「III型」と「V型」って取り扱った記憶があるのですが、「II型」や「IV型」って見たことがあたんだろうか?

「V型」は、これなんですが、
PENTAX-SPOTMETER-001.jpgトップカバーに「ASASHI PENTAX SPOTMETER V」のプレートが貼ってあって、色はライトグレー。電池は1個だけで動く、というのが一般的見分け方。

もう一方の「III型」は、色が濃い茶色。特にIII型と表示されているわけでなく、「ASAHI SPOT METER PENTAX」のプレートがあって、006Pと水銀電池の二種類の電池を使うので、今、積極的に使うには.........、という感じなんです。

ということで、この辺の歴史にはついては、また後日調べておきたいかなと思います。

PENTAX-SPOTMETER-002.jpgでは、本題の初期型のスポットメーターを見ていきましょう。

姿は上の写真通りなんですが、ファインダー部分がグリップかと勘違いしそうな感じ。写真を180度ひっくり返しますと、自然な姿かと思わせるフォルムがなんといっても特徴。

なんとも不思議な構造物なのですが、そこがいいところ。個人的には、こういうクラシカルといいましょうか、古い工場の中央制御室みたいな物品が大好き。

ブリキのおもちゃとは言いませんが、(言ってます)これが、正確な露出を測ることができる装置とは到底思えないところがグーで、「へ~、こんな物があったんだ」という産業の歴史博物館的価値を感じるところです。

もちろん性能は最新式で、当時のカタログには「世界最初の高精度の高級露出計」と謳われており、従来の写真用途のみならず「映画界・テレビ界」に向けて開発された露出計と紹介されています。




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Rollei35 ローライ35 用のフラッシュブラケットが入荷しました。

究極の小型カメラと言えば、Rollei35 ローライ35。
距離計がなく、ピント合わせは目測式となるのですが、そこを経験という勘で乗り切るのが「粋」。

ビビッときた時の写りはほんま最高です。
被写界深度と撮影距離を「よ~く考えて」、写しましょう!

そんな Rollei35 なのですが、たまたま当時のカタログ(総輸入代理店:本庄)が手に入ったので眺めていますと、「センスの小型精密カメラ」というキャッチコピーで売り出されていたようです。
(やや意味不明な日本語コピー、たぶん直訳的翻訳の結果なのでしょうかね?)

当時の時代の要請は「小型化」
ローライは自社の設計部門に次のように指示して、このカメラを開発したそうです。

  1. "ローライ35"は精密カメラである
  2. "ローライ35"本当にコンパクトカメラである
  3. "ローライ35"は信頼されるハンディカメラである
  4. "ローライ35"は最高の解像力レンズを使用し、複雑化をできるだけ避ける
  5. "ローライ35"は距離計を必要としない単焦点レンズを使用する
  6. "ローライ35"は沈鏡胴可能な新型シャッターを採用する
  7. "ローライ35"は新型コンパクト露光計を内蔵する

そうして生まれたカメラが「Rollei35」だそうです。

さらに、カタログには、"ローライ35"はカメラの性能が、センスをあらわします と記載されています。

そしてそのセンスは、アクセサリーにも波及しているそうで、
「センスあるアクセサリー」として、ソフト黒レザーケース・フィルター・レンズフード・レンズキャップなどが紹介されいています。


今日ご紹介するアクセサリーもその一つということでしょう。ローライ35において、最も違和感を感じる部分を解消してくれる逸品です。

rollei35-bracket-001.jpgその違和感とは、下の写真の状態のこと。
説明書に、ストロボ撮影時は「上下」逆さまにして使用して下さいと書いてあるところがすごいところで、これだけ「おしゃれな」カメラなのに、なんで~というところです。

rollei35-011.jpgということで、次ページでこの「ブラケット」を詳しくご紹介しましょう。

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ハッセルブラッド の製造番号のお話し 兼 こんな偶然ってあるんですね!
びっくり!店の在庫品の中で連番じゃん!【 A16 フイルムマガジン 】の巻


店頭で接客しておりますと、時折、ハッセルのカメラをご覧になっているお客様から「この個体は何年製ですか?」ってなご質問を頂戴するときがあるのですが、そんな時は下の写真の製造番号から製造年を読み解きます。

hassel-a16-001.jpgこの個体の場合は、1971年製ということになるのですが、まあそんな難しい暗号判読というわけではなく、いたって簡単な文字列の組み合わせで表現されています。

「VHPICTURES」 = 「1234567890」


「V=1」・「H=2」・「P=3」・「I=4」・「C=5」・「T=6」・「U=7」・「R=8」・「E=9」・「S=0」
という風に文字に数字が割り当てられてるわけです。

だから、この場合は「UI」なので「71」、そんなことで1971年製という具合です。

そんじゃこの「VHPICTURES」って?となりますと、「Viktor Hasselblad Pictures」、創業者のお名前に由来しているわけですね。

そんなかんだで、ちょこっと当社が取り扱った個体の記号を調べてみますと、い~や色々とあるもんです。


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「MINOLTA ミノルタ AF 85mm F1.4G の後玉がガタガタするのですが?」
というお問い合わせを頂戴しましたので、早速、調べてみました。


まず、当店でご購入頂いた中古商品には保証をお付けしておりますので、万が一不具合が発生した場合、中古カメラ保証規定に基づき「無償修理」でご対応させ ていただいております。ただ、大変申し訳けない話なのですが、修理に際しましては、どうしても「お時間」を頂戴せねばならず、その点はご容赦くださ い。

ご参照 中古カメラ保証規定 http://www.yaotomi.co.jp/blog/used/post-1.html

MINOLTA-AF85MMF1.4G-001.jpgまずは、ご販売した商品を確認します。
上の写真の「緑色のレンズ」の部分なのですが、後玉をクロスで拭きますと、確かに「ガタガタ」します。う~ん、ガタガタするというより、拭く力でレンズが波打つという感じです。

下の写真は、UNというメーカーからでている「レンズサッカー」というメンテナンス用品なのですが、この吸盤でレンズを引っ張ると、お客様のご指摘通り「レンズが緩んでいる」という感じで、0.5mm位前後します。

UN-001.jpgただ、前後には動くのですが、左右には回転しません。
おそらく、後玉の固定枠が緩んでいるというわけではなさそうです。

次は、同一他品との比較。
具合よく、他に2本同じものがありましたので、同じようにレンズサッカーで引っ張りますと、ほぼ同じような上下動があります。

これは仕様かな?ということで、現在「旧ミノルタ製品」のアフターサービスを担当されているケンコーさんに問い合わせてみますと、

「なぜ、上下動するかの答えにはなりませんが、一番最初の85mm から 1.4G(D) に至るまですべてそうなっていますので、異常ではありません」

とのことです。
過去たくさんの問い合わせがあった事項なのでしょう。さっと、お答えになられました。(笑)

お持ちのユーザー様で「?」と思っておられた方、そういうことなんでご安心ください。

多分、後玉のユニットがピントリングの動きと連動して回転する「フローティング機構(近接補正)」のためのヘリコイドの遊びなのでしょう。そこがガチガチの組み合わせになっていると、副作用としてピント合わせのスピードが遅くなりますから、一定のユルユル感のせめぎ合いの結果と思われます。


+++中古カメラ担当係+++ 

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コダック製じゃないですよ! フジフイルムも作っていたんですね! FUJI DISC CAMERA 50 フジ ディスク カメラ 50 が入荷しました。



fujidiskcamera50-001.jpg

すごく違和感の漂う姿。
「DISC]のロゴと「FUJI」のロゴが共存しております。

DISC CAMERA といえば「KODAK」、コダックとミノルタ以外は製造していなかったと思い込んでいたので、全くもってフジフィルムがハードやフィルムを製造していたとは知りませんでした。

いやはやカメラの世界は奥が深い。
といいますか、原因は「輸出専用・国内未発売」であったからで、調べてみますと「コニカ」も海外では参入していたようです。


※2015/05/04 追記

実は、MIRAX DISC 70F というカメラが入荷しました。輸入元は ARGUS(F.E.) LTD,. 極東アーガス。ということで、ミラックスも国内市場に存在していたようです。加筆訂正させて頂きます。

DSC_0282.JPG

ここで、ちょこっとディスクカメラの歴史を振り返ってみましょう。


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【ディスクカメラ・Disc Cameraの概要】
 

ディスクカメラ(Disc Camera)とは、1982年にコダックが発表したディスク状(円板状)のフィルムの新規格であるディスクフィルムを使用するコンパクトカメラのことです。このカメラで使用するディスクフィルムとは、8.2×10.6mmのサイズのコマをディスクの縁に配置したもので、1枚撮影するごとにディスクが角度を変えていき、1枚のディスクは15枚撮りで、パソコン用のフロッピーディスクのようなケースに収納されていました。

中身は、通常のフィルムと同じネガフィルムで、もちろん現像というプロセスが必要。後年発売されたフロッピーディスクなどの磁気媒体を使用するデジタルカメラの「ディスクカメラ」とは異なります。

ただ、あまりにも一コマの面積が小さかったので画質が悪かった。あるいは、現像料やプリント料金が高かった。フィルムが観光地などで簡単に入手ができなかった。電池が内蔵式で、交換が簡単にできなかった。フィルムが15枚撮りしかなかった。などなど、売れない要因がたくさんあったため、わずか数年で市場から消え失せ、現在では現像設備もなくなり、昔の現像済みのネガすらプリントできない状況です。

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もう完全に過去の製品なのですが、カメラの買取をしておりますと、結構な頻度で出くわします。さすがに、単独で売りに来られることはまずないのですが、ガサッーっといっぱい売りに来られたら、結構な頻度で中に含まれていますね。

もちろん、そのほぼ100%がコダック製、時々こんなミノルタ製のクレージュモデルを見かける、そんな状況です。


fujidiskcamera50-001.jpg

たまに、電池が生き残っている個体に出くわして、「お~、これ生きてるで~!」ってな会話をスタッフ同士でするのですが、まあそれで終わり。そのまま、ジャンク扱いでの販売となります。

そんな扱いが通常なのですが、ごくごく稀にミノルタのクレージュ版でない通常のディスクカメラが入荷すると、「お~、珍しいやん」程度にやや驚くのですが、まさかフジフィルムまで製造していたとは!そりゃ、輸出モデルなんで仕方がないのですが、ほんまに売れなかったんだろうなと思う次第です。なんせ、コダック本家のアメリカで勝負を挑んでも、そりゃ結果が見えてます。

脱線ですが、そう「チャプター11」ということでコダックが逝っちゃいましたね。
今後のフィルムや印画紙生産にどんな影響が及ぶか予想もすきませんが、「変身」「撤退」とのリストラを断行した日本の2社と、いつまでも看板にこだわり、いつまでも看板を掛け替えられなかった会社との差がでちゃいましたね。いずれにせよ、なんとか事業継続に早く目途をつけていただきたいものです。

ということで、財産的価値があるカメラでは全くありませんが.、珍し料といったところでしょうか、まあKODAKの倒産話もあったのでお許しください。

ついでの脱線ですが、先日TBSのサンデーモーニングを見ていましたら、この倒産話を取り上げていたのですが、その中で、「KODAK」の社名の由来が紹介されていました。


コダックという社名は、力強くシャープな感じがすると同時に、創業者のお気に入りでもあった「K」をはさんだ単語を幾通りも考えた結果として生まれたものであって、単語そのものに特別な意味はない。


ということらしいですね。(へー、知りませんでした)

では、次ページでもう少しご紹介。
 

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㊥カメラ担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。
今年最後の個別商品のご紹介になります。

CANON FL 19mm F3.5 R キヤノン 19mm F/3.5 レトロフォーカス が入荷しました


FL19mm3.5-001.jpg

レンズ諸元

発売年月 : 昭和40年(1965年)11月
マウント : 外3爪バヨネット式(FLマウント)
構成枚数 : 9群11枚
絞り羽根枚数 : 6枚
最小絞り :16
最短撮影距離 : 0.5m
最大撮影倍率(倍) : 0.048
フィルター径 シリーズIX(Ⅸ)
最大径x長さ : 82mm X 68mm
質量 : 500g
発売時価格 : 45,000円(ケース付)


このレンズの特徴は、「19mm」という飛びぬけた画角。

このレンズが発売される昭和30年台の最も広いレンズは「ライカマウント」の「25mm」。そこから先の超広角レンズはなかなか発売されなかったのですが、昭和39年8月にようやく「19mm」が登場し新たな世界が広がりました。

もちろんレンジファインダー機に取り付けるレンズですから、別に取り付けたビューファインダーを介して撮影範囲を確認する方式。今の時代では逆説的に人気を博している方式なのですが、パララックスの関係で、実用上は決して便利とはいえない方式でした。

そんなレンズを、当時市場が拡大しつつあるクイックリターン方式の一眼レフカメラ用にも供給。
常に実像を確認しながら撮影するという画期的な方式のカメラに、ミラーを跳ね上げて「ミラーボックス」内に後群ユニットを突っ込むという形で使用するという強行策?で市場投入。もう、なんで一眼レフカメラなのに外部ファインダーなんだというわけで、即刻翌年にこの「R」タイプのレンズが投入されたという話です。

ただ、ユーザーの中には距離計連動式カメラと一眼レフを併用するという方もおられたわけで、ライカマウント用の19mmを購入され、マウントアダプターで一眼レフに使用するというユーザーフレンドリーな一面があったことは評価しておかないといけません。

話を整理しますと、

  1. ライカマウント規格 19mm F3.5  ※マウントアダプターでFXに取付可能
  2. FLマウント規格 19mm F3.5 ※ライカマウントレンズと同じレンズ構成でマウント違い
  3. FLマウント規格 19mm F3.5R ※新設計レンズ

それぞれの発売年月

  1. 昭和39年(1964年)8月
  2. 昭和39年(1964年)8月
  3. 昭和40年(1965年)11月

ということで、撮影時ファインダーでの確認が不可能な超広角レンズと、確認が可能な超広角レンズがほぼ同時期にキヤノンさから発売されたというわけです。

これを可能にした技術が、「R」=「Retrofocus」(レトロフォーカス)というレンズ設計で、日本語で言えば逆望遠型光学系。この設計を採用したことによりミラーの干渉の起きないバックフォーカス量を確保でき、ミラーアップしないで通常使用できる超広角レンズとして世に供給されたのです。

今の時代からすれば、19mm位ならまあ普通の超広角レンズというレベルなのですが、なにせこのレンズが発売されていたのが昭和40年。現代基準でいうなら「12mm」の超広角レンズを入手するという感じ、いったいどんな写真が撮れるのか、わくわくする気持ちで購入されたのではではないでしょうか。

そして、この「R」=「Retrofocus」(レトロフォーカス)という単語、もともとはフランスのアンジェニューによって昭和25年(1950年)に市販化されたレンズ形式なのです。(正確には映画カメラマンが1932年に特許取得)
下の写真を見てもらいますと、銘板に「RETROFOCUS」と刻印されているでしょ。元来はひとつの商標だったのですが、現在では同様 のレンズ形式の一般名詞のように用いられています。

RETROFOCUS-001.jpgアンジェニューなら RETROFOCUS 、西ドイツのCarl Zeiss では Distagon(ディスタゴン)、東ドイツの Carl Zeiss はFlectogon(フレクトゴン)と銘銘され、またシュナイダー・クロイツナッハではレトロフォーカスのレンズをCurtagon(クルタゴン)、後にレトロフォーカス以外のレンズと同じAngulon(アンギュロン)と呼ばれていました。

ただ、日本メーカーでは設計形式でレンズの名称を変えるということはなく、通常の名称の中で位置づけられており、初期の有名なレンズでは、
  • Auto Takumar 35mm F3.2
  • Auto NIKKOR 28mm F3.5
  • Atuo NIKKOR 24mm F2.8

などがこの部類のレンズに該当します。


前置きが長くなりましたが、このレンズ、最近中古市場ではあまり見かけなくなりつつあります。10年ぐらい前ならそこそこ入荷したような記憶があるのですが、ここ最近はご無沙汰。収まるところに収まって、なかなか流通しないというところでしょうか。

そんな中、今回、珍しいフィルターホルダー付での入荷です。


カメラの買取、下取のことなら「大阪・梅田の八百富写真機店」まで TEL 06-6341-7005


カメラ買取・レンズ買取

㊥カメラ担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。


「カメラ買取の山本山」 で困っちゃいました????って????


と、ふざけたタイトルではじめさせて頂きます。

以前にもお話ししたと思いますが、私どもカメラ店(古物商)はお客様からカメラを買取させていただきますと、法律の定めに従い「古物台帳」に「いつ・誰から・何を買ったか」記録しなければなりません。

これは古物営業法という法律の規制に基づく業務なのですが、最近この「古物営業法」違反で営業停止というニュースを新聞などで目にされた方も多いのではないかと思います。事件の概略は、万引きされたかもしれない品物を買い取ってしまったにもかかわらず、その通報を怠ったということなのですが、一般の方には「なんでかもしれないことで営業停止なの?」とややわかりにくい事案かと思います。

「盗品と知って買ってはならない」。

まあこれは当然の当然で、それが古物営業法違反になることは誰でもわかるのですが、今回のように「盗品かもしれない」という場合でも、我々古物を取り扱う業者は警察への通報義務を背負っているのです。(目的は犯罪の防止のため)

じゃ、どうやって古物商は「かもしれない」を判断すればよいのでしょうか?

その昔、大阪府警の方と喧々諤々議論?、最後にこう教えていただいたことがあります。

あんたがそうかもしれない」と思って買い取ったなら「通報」せないかん!

ただそれだけなのです。


警察の方いわく、
何も警察は「古物商」に窃盗犯を捕まえろと要請しているわけでない。そんなことをして「けが」でもしたら大変、とにかく「怪しい」ものを買わんといてくれたらええんや。怪しいと思うなら「買取せんこっちゃ!」。

さらに続けて、
そりゃ「お客さんに面と向かって、これ盗品かもしれないので買取できまんせん」なんて言えないことぐらい警察もようわかっている。そんな時は、めちゃめちゃ安い値段を提示して帰ってもらうのが一番。そうすると、窃盗犯ももしかしてら「俺、怪しまれた?」と思うわけで、それだけで犯罪防止につながるんよ。ようは、窃盗犯に盗品は簡単に売れるものではなないということを示してくれることが重要なんや!

ただ、万が一「かもしれんな」と思いながら買い取ってしもうたら通報してや。通報せいへんかったら違反やで、必ず覚えておいてや!あと、怪しいと思わんかったという言い訳はわしらには通用せんで。

たとえば、「ある新製品の発売日に、若い者が未開封品を売りにきよったら」、そりゃ明らかに怪しいわや!必ず、万引きや窃盗と思われるものは通報せなあかんぞ。


と教えられていましたので、今回のニュースを聞いて、「あ~あ、やっちゃったな」というところです。

一部の報道では「また持ってきてね」ってなトークがあった否や、なんては話もありましたが、もうそうなりますと「古物営業法違反」と「刑法犯の窃盗教唆」なんてなことになってしまうので、超大変。今回のケースはそこまでは至っていないようですが、おそらく、今回の摘発は警察から全古物商に対する警告的な意味合いも含んでいるのではないでしょうか。

いずれにせよ、この古物営業法は「盗品等の売買の防止」「速やかな発見を図るため」に作られた法律で、窃盗その他の犯罪の防止とその被害の迅速な回復が目的として制定された法律であることを、我々「古物商」は肝に銘じなければなりません。

そこで、ちょこっと下の写真をご覧ください。

werra-1001.jpg

さあ、皆さんなら、古物台帳にどう記載します?


「98699」ですか、それとも「66986」ですか?


あ~あ、つまらん「オチ」...... 「カメラの山本山」 失礼しました。

(追記)
一応、答えは次ページにお付き合いいただける方はどうぞ!(笑)

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㊥カメラ担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。

【前回とは別品】 KONICA Hexanon 60mm F 1.2 コニカ ヘキサノン 二本目 
が入荷しました。

以前、2010年11月18日 に「かなりのど珍品!」ということで、

「カメラの八百富|KONICA Hexanon 60mm F 1.2 コニカ ヘキサノン」

をご紹介しましたが、今回、新たな製造番号の別物が入荷しました。

総生産本数が200本程度としかないといわれる珍品なので、もうしばらくは出会うこともないだろうと思っておりましたが、またまた取り扱えるとは。
こんな偶然、ある時はあるのですね。

では、さっそく「商品状態」を詳しくご紹介していきましょう。

hexanon-60mm-1.2-001.jpg今回は「茶色」のキットケース付での入荷。
下部に「KONISHIROKU」と刻印されている専用のキットバックです。

さあ、開けてみましょう。
hexanon-60mm-1.2-002.jpg
内部には「6点」が収容されています。
レンズ本体。フロントキャップ。専用ファインダー。純正フィルター3枚(UV・Y1・R1)。
以上、6点のセットとなっております。

hexanon-60mm-1.2-003.jpg


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富岡光学 TOMIOKA JAPAN AUTO CHINON 55mm F1.4 が入荷しました

AUTO-CHINON-55MM-001.jpg富岡光学といえば「CONTAX一眼レフ の ZEISSレンズ を作っていた会社」というのは有名な話で、メジャーブランドの精密機器メーカーの影に隠れてはいるのですが、まちがいなく戦前・戦中・戦後にわたってこの写真業界の発展に貢献した企業の一つです。

というと、もう存在しない会社のように聞こえちゃいますが、いえいえ、現在もしっかりと「京セラオプテック」という社名で事業を継続されておられます。

簡単に沿革をご説明しますと、日本光学工業(現ニコン)のレンズ設計者であった富岡正重が1924年(昭和7年)に同社を退社後、旧東京市大森区に設立した光学機器メーカーです。設立当初は、民生用のレンズを製作・販売していたのですが、戦争の拡大とともに、次第に光学兵器の生産に重きがおかれるようになっていました。しかし、1945年5月の空襲によって工場が焼失し、事業が停止していたのですが、終戦後の1949年に青梅市(奥さんの実家)に疎開させておいた設備の一部を用いて事業を再開させたそうです。

そして、1960年(昭和35年)には、35mm一眼レフ用レンズ、複写機用レンズを量産化を開始。その後はレンズの供給先だったヤシカの傘下に入り、カメラ用レンズや複写機用レンズ などを製造していました。そして、1974年(昭和49年)からはコンタックス用カールツァイスレンズの製造を開始、MADE IN JAPANは富岡製ということになったわけです。だからといって全てがZEISS一辺倒ではなく、早い段階から積極的にOEMの手法でグループ外への製品供給が行われ、今回入荷したこのレンズもその一つです。

では、次ページで商品詳細とテスト撮影のご紹介です。


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コンパクトさが魅力の広角レンズ ASAHI PENTAX 【AUTO TAKUMAR 35mm F3.5】 アサヒ ペンタックス が入荷しました。


PENTAX Q がらみネタで、本来業務であるはずの中古カメラ関連が超おろそかとなっておりましたが、そろそろ通常モードに戻らないと、ということで久方ぶりの中古カメラネタです。

今日ご紹介するレンズは、この写真のレンズ。非常にコンパクトに作られた広角レンズで、その大きさからでしょうか、いつも早く店頭から旅立っていきます。auto-takumar-35mmf3.5-001.jpg写りは、クラシックレンズのわりにはデジタルとの相性もよいようで、「お写ん歩」で過去に取り上げられたことがありますので、是非合せてご覧下さい。

http://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/2010/04/auto-takumar-35mm-f35.html

こういう古いレンズに共通して言えることですが、やはりコーティングの技術がまだまだの時代ですから、逆光に弱く、どうしてもコントラストが落ちやすいです。そこは、是非「レンズフード」で補ってやって下さい。そうしますと見違えるような結果となる場合が多いので、汎用のラバーフードでもOKですから、取り付け下さいね。

とは言え、基本的には「このレンズは、こういう撮り方をすると、こんな感じ!いいでしょ」ってな具合の、よりよい光線状態を探しながら、そのレンズの長所を生かす写し方を楽しむレンズではないでしょうか。短所は「仕方がないさ」と大きな心で、さらりと流して下さい。

その中から1枚引用。

auto-takumar-35mmf3.5-001.jpgまずまずでしょ。

この一色足らないと言いましょうか、なんとも言えない色合いが「クラシックレンズ」の楽しみです。
完全無血の最高のレンズを目指す現代レンズもいいのですが、こういう息抜きができるレンズもまた魅力だと思います。

Auto Takumar 35mm F/3.5
レンズ諸元

レンズ構成 4群5枚
画角 63度
最短撮影距離 0.45m
最小絞り 22
絞り形式 半自動(開放セットは手動・絞り込みは自動)
フィルター径 46mm
大きさ 53mm(最大径)x33mm(全長)
重さ 135g
定価 11,500円


では、次ページでもう少し商品をご紹介させていただきます。



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「PENTAX と RICOH の赤い糸」、三十年前ぐらいの青春ドラマっぽいタイトルで失礼します。まあ、この話をセールスさんから聞いた時は半信半疑だったのですが、どうもほんとの話しのようで、ネットをあちこち調べると、この話の元ブログにたどり着きました。


先日、P社の担当セールス「M」君が来訪。

  • 「M」君 ... "S"さん、もともとRICOHが「旭光学」って名乗っていた話、知ってました?
  • 「S」 ... また~、そんな話しらないよ。
  • 「M」君 ... 実は、日本カメラの8月号の記事にこんな話が載ってるんですよ。
そこには、こう書いてあるではないですか!

あまり知られていないが、リコーは1937年にカメラメーカーとしてスタートを切ったとき、ペンタックスの旧社名である旭光学工業を名乗っていた。また、77年に自社の一眼レフにペンタックスが開発したKマウントを採用。もしかしたら両社は赤い糸で結ばれていたのかも......。

  • 「S」 ... へー、そうなんだ。知らんかったわ。

さらに、「M」君が、カバンの中から1枚の資料を取り出します。

  • 「M」君 ... "S"さん、この資料を見て。クラシックカメラ専科の14号にも書いてあるそうです。
  • 「S」 ... ん、クラカメ専科「14号」。俺、それ持ってるよ。これこれ。
ricoh-pentax-001.jpg


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幻のレンズと言ってもよいでしょうね! MAMIYA マミヤ 645用 A 500mm F4.5 APO が入荷しました。



Mamiya-A500-001.jpg1994年に発売され、最後は「受注生産」という位置付けでカタログに載っていたレンズなんですが、定価は130万円(税別)、いったい何本生産されたレンズなでしょうか。

上の写真をご覧頂きますと、製造番号が「100012」ということで、とりあえずこのレンズは12本目。数少ないマミヤ645用の白レンズの中でも、超珍しい商品かと思います。

レンズ諸元


レンズ構成 9群11枚
最短撮影距離 5m
最大径×長さ 162x377.5 mm
重量 5410 g
付属品 延長フード・アルミトランク・差し込みフィルター(6枚)
定価 1,300,000円(税込)

マウントは、645用なので、M645、M645-1000S、645SUPER、645PRO、645PRO-TL、645AF、そして最新版の645AFⅢまで装着可能です。

では、次ページで商品状態のご紹介です。



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NIKON ニコン AUTO NIKKOR 5cm F2 用 レンズフード
が入荷しました。

古ぼけた箱に入っていますが、㊥カメラ担当係 "S" 「一押し」のレンズフード。
640「ニコンF」のお持ちの方にお勧めの最初期型の5cm F2 用です。
5cmf2-001.jpg当然、最初期型ですから、特大「F」の刻印と、「おにぎりマーク」が刻印されています。


5cmf2-002.jpg「F」 f=5cm 1:2 「おにぎりマーク」 NIPPON KOUGAKU JAPAN  U.S. PAT. J. PAT. PEND. と刻印されており、パテントが刻印されているいわゆる「タイプ1」、一番最初のモデルです。

一応、この 5cm F2 用のレンズフードには、4種類あり、この写真のモデル、このモデルからパテントを省いたモデル、小さな文字のタイプ、そしてその小さな文字のタイプでパテントがない分、に分類されます。

また、その後は、「HS-2」という商品名などで販売されていました。

いずれにせよ、このニコンのレンズフードの特徴は、逆さま付けが出来ること。
フード本来の遮光という機能だけではなく、収納の兼ね合いからその形状や大きさが設計されているところがニコンたる所以でしょうか。

蛇足ですが、この「HS-2」を翻訳すると、スプリング式のレンズフードの2型ということで、Sはスプリング(SpringのS)、はたまた、HKは「かぶせのK」、HNは「ねじ込みのN」、HBは「バヨネットのB」という具合で、英語・ローマ字・日本語のイニシャルから名づけられています。

また、基本的に、HSとHBのレンズフードは逆さま付けが出来るように設計されています。

とにかく種類がたくさんあるのがニコンのレンズフード、当然、その種類の多さからコレクションの対象とされている方も多くおられ、刻印の有無や種類、元箱の種類、フードの包み紙の有無、美しさ、未使用、未開封、などなど追及しだすと収拾がつかなくなる厄介なアイテムかもしれません。

個人的には、中サイズの「F」マークの刻印入りが特にお気に入り。
Auto Nikkor との組み合わせが「ぐ~」ですね。

では、次ページでもう少し詳しくご紹介しましょう。





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「重箱の隅つつき:第4弾!」 
タムロン(TAMRON)さんだって間違える!けど、はずかしいぞ!


何回「重箱の隅をつつくんだ」ってな感じで恐縮ですが、第4弾!
一応、おさらいということで、第1弾から第3弾までのリンクを貼っておきますね。

【第1弾】
カメラの八百富|CANON FL 20mm F3.5 って、こんなにでかかった?

【第2弾】
カメラの八百富|2日連続の「重箱の隅つつき」!同じ間違えでもこれはいかんぞー! でも珍しいから許す編

【第3弾】
カメラの八百富|(重箱の隅つつき第3弾) NIKON S時代 3.5cm F2.8 用 レンズフード


それでは!
というところなんですが、今回は一発芸!
あまりの「超すごネタ」でなので、もったいぶらさせて下さい。

ということで、次ページをクリックして下さい。

(ご注意)
たった1枚の写真があるだけです。
つまらん「ネタ」なんで、決して「あほらしい!」と怒らないで下さい。(笑)




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ニコン フォトミック T 専用取扱説明書 【NIKON PHOTOMIC T
】 が入荷しました。

単なる取扱説明書の話で恐縮なのですが、おそらく「ニコンFの取扱説明書の中で最も見ない」タイプだと思いますので、ご紹介させて頂きます。

「元箱付でフォトミックTを持っているのだが、説明書が無くて......」と、お困りのニコンFコレクターの方がおられましたら、ご検討下さい。

nikon-f-t-001.jpg何が珍しいかといいますと、金色の表紙にちゃんと「Photomic T」と印刷されているタイプだからです。一番の上の「青色の使い方別冊」と普通タイプの「金色」取説との組み合わせはよく見かけるのですが、この「フォトミックT専用」はほんとあまり見かけません。

その昔、当店をよくご利用いただいていた著名なニコンFコレクターの方からの依頼で、数年かけて色々と探してお売りしたことを思い出しますが、それ以来の入荷かなと思います。

nikon-f-t-002.jpg今回の入荷品は、背表紙(裏表紙)には、(66.6.E)B との印刷がありますので、1966年6月版ということです。もし、お持ちの説明書がありましたら、一度見てみて下さい。色々な番号が記載されているかと思います。

「神の領域」のNIKON-Fコレクターの方々の世界では、カメラ本体と説明書の整合性を、この管理番号に基づきチェックされますし、元箱のデザイン、外箱の有無、付属品の有無などなど「オリジナルの組み合わせであるか否か」をしっかり確認されますので、㊥カメラ担当係 "S"の知識ではとうてい追い着きません。

それでもそのような方々にかなり鍛えて頂きましたので、なんとか「神の領域」のお客様と少しはやり取りできるようになったでしょうか。といっても、まだまだ修行の身。その道の専門家の皆様から、日々勉強させていただいているというのが現状です。

と、この裏表紙を眺めていると、「あ~、そうだったね
」という記述が。

nikon-f-t-003.jpg大阪営業所 大阪市南区安堂寺橋通り2-26 大阪写真会館3階

そう、大阪の「中古カメラの聖地」なんて呼ばれている、あの「大阪写真会館」に営業拠点を持たれていたのです。

この「大阪写真会館」はその名前の通り、昔はニコンさん以外にも多くの写真関連の会社が入られていたようで、いわば「新品カメラの聖地」であったそうです。しかし、各入居テナントの事業が大きくなるにつれて、徐々にその地を離れていかれたそうで、現在は多くの中古カメラ屋さんが入居されています。

そんなんで、実は私もよく出入りしています。
(時々、会館内のお店でお客様と出くわし、お互い気恥ずかしい雰囲気になりますが 笑)
テナントの中古カメラ屋さんとのビジネスとしてのお付き合いや、業界のオークションがありますので、月に数回お伺いしています。

(余談の余談)
現在は、大阪市中央区南船場2-7-14 という地名に変わっているのですが、昔の方はいまだに「安堂寺橋通り」と表現されますね。(といっても、うちの会長ことなんですが...笑)

では、次ページで内部のご紹介です。


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