カメラの八百富|シグマ SIGMA AF 1.6X AI-MA MULTI CONVERTER

| コメント(0) | トラックバック(0)
今日、ご紹介する商品は、
SIGMA AF 1.6X AI-MA MULTI CONVERTER です。

お恥ずかしながら、こんな商品があるのを今日はじめて知りました。

シグマ001.jpg

いったいどんな商品か、概要をご説明します。

ボディー側マウント : ミノルタαマウント
レンズ側マウント  : ニコンFマウント(マニュアルフォーカス)

つまり、
ミノルタのαのボディーにニコンFマウントのマニュアルフォーカスレンズを付けるレンズアダプター。
但し、
焦点距離が1.6倍になるテレコン形式、けれども無限遠撮影とオートフォーカスは可能。
という、代物です。

ちょうど、ニコン TC-16A みたいなものです。


私、結構こういうゲテモノが大好きかもしれません。(ゲテモノ扱いで失礼ですが。)
世の中にこんなとんでもないものを商品化しようと考える人はいるとは思うのですが、それを実現する、実際に商品化し販売を決断する会社、そして「決裁印」を押した責任者の方に率直に感動するのです。
 ・・・・・ほんと、馬鹿にしているわけではないですよ。

その当時、会社としていったいどれだけの人が「α」にニコンFマウントを付けたいと試算して商品化されたのか興味津々です。時代背景としてα-7000の大ヒットがあり、多くのニコンユーザーが「α」に乗り換えた事実は当然あったと思います。いまやその「α」造った会社は自ら撤退し、レンズ資産をSONYに譲渡したのですから、なんとも言えません。
今の価値観やシェアからは想像できないマーケティングです。
α-7000、偉大なりです。

また、他のボディーとレンズの組み合わせのコンバーターは合ったのでしょうか?今後、またゆっくりと調べたいです。(わかったら、またご報告させて頂きます。)

たぶん商売ベースではあきらに失敗事例でしょうね。
商売としては、損されたのではと推測します。
だって、今まで全く見たことも、聞いたこともないですし、カタログで見たことすらないのですから。
はたして、国内で販売していたのでしょうか?
ほんと、全く知りませんでした。

もう少し詳しく見ていきますと、面白いレバーがあります。
シグマ003.jpg

開放値セットレバーです。マスターレンズの開放値をセットして、カメラに絞り情報を認識させ露出モード(P・A・S・M)を機能させるためのものだと思います。
どうして、1.2や1.4はなく、1.8からなんでしょうか?
開放値を1.6倍した換算値をセットするのではなく、マスターレンズそのものF値をさしていると思うので、1.8からという理由が想像できません。1.2はミノルタになくても1.4はあるし、焦点深度の関係で精度の限界値が1.8ということなのでしょうか?まったく、わかりません?
最高が3.5というのは、AF作動の限界F値からだと想像できるのですが。

そのあたり、ちょっと説明書を読んでみたい気分です。ご存知の方お教えください。


続いて、レンズを付けて作動確認をしようとしましたら、問題発生。α-807sIで作動しません
シグマ004.jpg
この写真でお分かりの通り、信号用電気接点がα-7000時代の仕様のようです。
シグマさんのαマウントは、いわゆるミノルタの正式ライセンスに基づくαマウントではないシグマ独自のαマウントのようです。EOSマウントでもよくあるのですが、新製品がでたら旧レンズは使えないという、カメラメーカーのレンズメーカーいじめ(ちょっといいすぎですね)、正確にはレンズメーカー泣かせというか、ちょっとしたトラップを仕掛けるようです。

ある方から聞いたのですが、レンズメーカーの簡便法的な回路設計に対して、簡便法では対処できない経路で信号をやり取りする方法に規格内で変えるというようなものらしいです。αマウントに限って言えば、α-7000からα-7700iの時のハイスピード対応、α-7の時のSSM対応でROMが一致しなかったとはずです。故に、シグマさんのα用ROMは三種類あると思います。新機種に変えて、シグマのレンズが使えない、動かないという経験をされた方はこれによるものだと思います。

但し、シグマさんは旧ROM対応に関し部品がある間は「無償」で新ROM に交換してくれたはずです。そこは立派な対応をされています。ご安心を。
(タムロンさんにはこの種の問題は発生しません。ということは、メーカーとライセンス契約があるということなのでしょう) ・・・・・

従って、今日ご紹介したコンバーターを使用できる機種はα-5000/7000/9000ということになってしまいます。実際、α-7000では作動しました。動いた時は、ほんと感動ものでした。ファインダーの絞り値もちゃんと換算値が表示されているようですし、結構すごい。

附属品はケースと、上下レンズキャップとなります。商品の状態は美品ですが、上述のように使用制限がありますのでご注意ください。
シグマ002.jpg

展示店は大阪駅中央店となります。お値段は(税別)5,000円、(税込)5,250円となっております。お問い合わせは、電話06-6341-7005、またはメールにてお願いします。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.yaotomi.co.jp/mt/mt-tb.cgi/20

コメントする

このブログ記事について

このページは、㊥カメラ 担当係が2009年7月 2日 01:13に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「カメラの八百富|ミノルタ MINOLTA AW-90 ワインダー α-9000用」です。

次のブログ記事は「カメラの八百富| PENTAX AUTO TAKUMAR 35mm F2.3 オートタクマー ペンタックス」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ